「元気になる方法」とは?
仕事で失敗をしてしまったとき、恋人や友人など大切な人と言い争ってしまったときなど、生きていれば様々な困難にぶつかります。常に、モチベーションを高く維持することは難しいものです。
そんなとき、皆さんはどうしますか? 今回は、気持ちが沈んだときに「元気になる方法」を一緒に考えてみましょう!
「元気が出ない」その原因とは?
仕事や人間関係などが原因で気持ちが沈んでいるときもあれば、「なんだかよく分からないけれど元気が出ない」「理由が分からないけどネガティブになる」というときもあるでしょう。では、「元気が出ない」ときには、どのような原因が考えられるのでしょうか。
1:肉体的な疲労
まず一つ目に考えられるのが、肉体的な疲労です。睡眠が足りていなかったり、栄養バランスの偏った食事を続けていると、身体が疲れやすくなります。また、免疫力も低下してしまうことから、風邪をひきやすくなることも。
2:スマートフォンなどの画面の見過ぎ
インターネットが普及した現代では、スマートフォンやPC、テレビが日常生活に欠かせない存在となりました。いつでもどこでも調べ物ができたり、娯楽の動画や漫画を楽しむことができます。
しかし、その一方で問題視されているのが、スマートフォンやPC画面の見過ぎです。これらの画面から発せられるブルーライトや膨大な情報は、脳に大きな負担をかけるうえに、目にとっても刺激となります。
つまり、長時間刺激にさらされることで、気がつかないうちに疲労がたまってしまうのです。
3:運動不足
実は、「元気が出ない」原因の一つとして、運動不足が考えられます。「運動をしたら、かえって疲れてしまうのではないか?」と思う人もいるかもしれませんね。
疲労状態にある体は、体内のあらゆる循環が悪くなっています。運動が足りていない身体は、筋肉が固まりがち。筋肉が固まると、血行が悪くなって栄養を運んだり体内の老廃物を体外に出そうとする働きも鈍ってしまうのです。
こういった悪循環によって、体の中でエネルギーがつくられにくくなることで、何となく「元気が出ない」状態になってしまいます。
4:目標がない
今、ぱっと思いつく目標を持っていますか? 「原因は分からないけれど元気が出ない」という人は、もしかしたらモチベーション不足かもしれません。目標や目指すべきゴールがあって、それに向かって日々努力をしている人はイキイキとして見えませんか?
目標がなく、せっかくの休日もだらだらしてしまう人は、「今日も何もしなかった…」と罪悪感を覚える人が多いようです。結果として、「何もしなかった」ということが、自己肯定感の低下を引き起こし、「元気が出ない」原因となることも。
5:環境が急激に変化した
引っ越しをして、居住環境が変わったり新しい職場になったりと、環境が急激に変化したことで身体がついて行かずに「元気が出ない」状態になることがあります。慣れない環境では、知らないことも多く、気がつかないうちに気を張ってしまうものです。
また、新しい環境でたくさんの刺激やストレスを感じると脳が興奮し、質の良い睡眠ができなかったり、なかなか眠りにつけなくなってしまいます。
「元気になる」食べ物は何がある?
「元気が出ない」原因として、思い当たるものはありましたか? 「元気が出ない」ときは、体と心をリラックスさせる必要があります。そして、リラックスさせる方法として、睡眠や食事の質はかなり大切です。
そこで、続いては「元気になる」食べ物について、紹介します。
1:海藻類
「元気が出ない」ときは、体内の血液や栄養、老廃物のめぐりが悪くなっている可能性があると先述しました。この問題を解決するためのポイントは「腸」。「腸」は神経細胞が集中しており、「腸」の環境を整えることで体内のめぐりを良くし、すっきりさせることができます。
そのためにおすすめな食材が、海藻類などの食物繊維。海藻類は分解されずに「腸」まで届いて、善玉菌を増やしてくれます。
2:ナッツ類
ナッツ類は油分が多く、高カロリーなイメージがあるかもしれません。確かに、ナッツ類はカロリーが高めだといえるでしょう。しかし、ナッツにはカルシウムやマグネシウム、脂肪酸など、身体に必要な栄養をたっぷり含んでいます。
加えて、集中力を高める効果もあるとされていたり、チョコレートなどの甘いものが食べたいというときの代わりに食べると気持ちが落ち着いたりするため、ダイエット中にもおすすめです。
3:豚肉
疲労回復に効果があるとされている栄養素に「ビタミンB1」があります。豚肉には、この「ビタミンB1」が豊富に含まれており、疲れを感じさせる「乳酸」をエネルギーに変換してくれるのだとか。
「元気になる方法」とは?
これまで、特に食べ物に焦点を当てて「元気になる方法」を紹介してきました。最後に、食べ物以外で「元気になる方法」にも目を向けてみましょう。今からでも実践できる方法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
1:ウォーキング
「元気がでない」原因のひとつが運動不足です。運動不足を解消するために、ぜひウォーキングを取り入れてみてください。ウォーキングは有酸素運動のひとつで、呼吸循環器系を活性化させます。体内で酸素と二酸化炭素を良く循環させることができるため、血行が良くなり、すっきりできますよ。
2:マッサージ
血行やリンパの流れを良くするために、マッサージも有効です。加えて、固まった筋肉を解しむくみも改善されるため、足やせをしたいという人にもおすすめ。
3:スマートフォンやテレビは就寝1時間前にストップ
寝る直前までブルーライトを浴びると、脳が刺激され興奮状態になります。すると、質の良い睡眠の妨げになるため、就寝1時間前には見ることを控えて読書をしたり、マッサージ、ストレッチなどをするように心がけてみましょう。
読書にはリラックス効果がありますし、マッサージやストレッチをゆっくり行うことで、自分の心と向き合う時間ができ、心を落ち着かせることができますよ。
最後に
自分なりの「元気になる方法」を見つけることで、日々の生活をより豊かにすることができるのではないでしょうか。周りの環境に振り回されないように、自分の心や体調としっかり向き合うことが大切です。
TOP画像/(c)Shutterstock.com