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心が「疲れてしんどい」時はどうしたらいいの?
日々、仕事に勉強にプライベートに一生懸命頑張っていると、ふと、体だけなく心が「疲れたな」、「何も考えたくない」としんどくなることはありませんか? 忙しい現代人は、仕事や勉強、またプライベートにおいて、様々なストレスを無意識に感じています。
本記事では、そんな「疲れてしんどい」と感じた時の原因や対処法について徹底解説。ぜひ、少しひとやすみしたいと思っている方は参考にしてみてくださいね。
心が「疲れてしんどい」時にあらわれるサインとは?
体の疲れは自覚しやすいですが、心の疲れは気づいていないことがあります。しかし、必ず何かしらのサインが出ているのです。これは心があなたに訴えかけているモノ。できるだけ早くサインに気づいてあげてくださいね。では、当てはまるものがないか、チェックしていきましょう。
1:やる気が出ない
体調は特に問題がないのに、何をやるにしてもなかなか気力が出ない、外出するのが億劫、人と会いたくない、といった状態は心が疲れているサインです。何か大きなストレスを抱えていたり、追い詰められていたりすると、人は殻にこもりがちで無気力となってしまいます。やる気が出ないと同時に、集中力が続かなくなり普段しないミスなどが続いてしまうなど、仕事にも影響が出てしまう可能性も…。
2:イライラしやすい
心の疲れは、気持ちの余裕を奪ってしまいます。簡単にストレスを受けやすくなり、少しのことでイライラしたり怒ることが増えるでしょう。誰かに当たってしまい、人間関係に悪影響を及ぼしたり、ストレスを解消するために暴飲暴食をしたりと、普段の生活を変えてしまう恐れがあります。
3:寝つきが悪い
心に余裕がないと、些細なことで心配したり不安に襲われたりする心理状態になります。寝る前に不安や心配事をついつい考えすぎてしまうようになり、寝つきが悪くなるという人も多いです。寝つきが悪いと体の疲れも取れず、日中、注意力も散漫になり日常生活にも影響を及ぼしてしまいます。
心が「疲れてしんどい」原因って何?
では、心が「疲れてしんどい」原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。悩みは人それぞれですが、大きくは次のようなことが挙げられます。原因を把握することで、どのような対処法が適切かを考えられるため、心が「疲れてしんどい」時には、原因をチェックすることが大切です。
1:身体が疲れている
心と体は一心同体です。心が疲れていれば、寝つきが悪かったりと体の疲れも溜まりますが、体が疲れていてもストレスが溜まりやすく、心はだんだんと疲れていきます。仕事が忙しすぎる人は注意が必要です。
2:仕事でのストレス
仕事のストレスやプレッシャーは、心の疲れにダイレクトに影響します。上司や部下からの期待や大きなプロジェクトやノルマを抱えている場合、心にも負荷がかかっている可能性が高いでしょう。
逆にモチベーションに繋がると感じる人もいますが、失敗したらどうしようと不安が大きい場合は心の疲れに繋がっていきます。また、職場の人間関係に悩んでいる人は、だんだんと出社するのが辛い、怖いと感じるようになり、働けない状態になってしまう人もいるため、早め早めにサインに気づくことが重要となります。
3:人間関係でのストレス
人間関係でのストレスも、心の疲れに大きな影響を及ぼします。職場の上司と上手に付き合えなかったり、友人や恋人、家族との関係に亀裂が入ってしまったりすると、なかなか簡単に解決できないからこそ、長期的にストレスが溜まっていき、大きな疲れに繋がるのです。
断りたいけど気が弱く断れない方や、神経質で細かな性格の方などは、人間関係でストレスを感じやすいため注意が必要でしょう。
心が「疲れてしんどい」時の対処法とは?
心が「疲れてしんどい」時のサインは、放っておいてはいけません。早めに対処しないとどんどん悪化する可能性があるため、早めに対処してあげましょう。
1:体を動かす
心が疲れていると感じている人にぜひやっていただきたい対処法は、体を動かすことです。体が疲れている時に無理して運動する必要はありませんが、体を動かすことで気持ちもリフレッシュできます。運動が得意な方であれば、自分の好きなスポーツをやってみるのがいいですが、運動は苦手と思う方は、ウォーキングやストレッチなど、簡単なものからやってみるのをオススメします。
運動はメンタル面の安定につながるため、忙しい中でもできれば定期的に行うのがオススメ。続けられるものから始めてみましょう。体が疲れていて動けないという時は、マッサージやエステなどのリラクゼーションに行くのもいいですね。
2:睡眠をしっかりとる
心も体も疲れていて動きたくない、何もできないという時は、睡眠をとるのが一番効果的です。理想の睡眠環境を作るために、ゆっくりと温かい湯船につかり、寝る2~3時間前には、部屋を薄暗くしてテレビもスマホも触らないようにするとよいでしょう。また、温かいハーブティーを飲んだりアロマオイルを炊いたりすると、安眠しやすくなります。
3:バランスのとれた食事
運動、睡眠の次は、バランスととれた食事です。心の疲れには、健康的な食事も効果があります。心が「疲れてしんどい」時は、食欲がなかなかわかないという方もいますが、栄誉不足は心の疲れを悪化させてしまいます。たんぱく質、ミネラル、ビタミン、脂質、炭水化物を、意識してそれぞれバランス良く摂ってください。
特に疲労に効果的な栄養素は、豚肉などに多く含まれるビタミンB1と言われています。なるべく脂質の少ないヒレやモモなどがオススメです。
4:趣味に存分に楽しむ
仕事に追われていると、なかなか自分の趣味などに時間を費やせずストレスが溜まりやすいです。趣味などの時間は、心のリフレッシュに大きな効果がありますので、プライベートの時間を作るようにして、趣味などに没頭することも大事です。趣味に没頭できると、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスなどから頭を切り離せるため、心の疲れを癒やすことができます。
最後に
心が「疲れてしんどい」時のサインや原因、対処法について解説してきましたが、当てはまるものはありましたでしょうか? 心の疲れは、自覚症状ないままどんどん溜まっていき、悪化してしまう可能性があるため、早めに気づいて対処するのが重要なポイントです。
心から出る何かしらのサインに早く気づき、自分を労わってあげてください。心と体は繋がっていて、疲れる原因は必ずあります。ぜひ本記事を参考に、自分の心身を大切に過ごしましょう!
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