人を信用できない人の心理や特徴って?
裏切られた経験から、関係性を深めるのが得意でないからetc.、どうしても他人を全面的に信用できなかった、つい疑いから入ってしまった、という思い出はありませんか? 一時的なものではなく、それが長く続いている、という人はこういう心理状態や特徴があるのかも。
自分に自信がない
人を信用できない人の心理には、「自信のなさ」が隠れています。
自分に自信がないから物事をネガティブに捉えてしまい、相手のポジティブな言葉や好意を素直に受け取ることができない人が多いよう。
「何か裏があるに違いない…」などと疑ってしまいがちです。
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警戒心が強い
警戒心が強く慎重な人ほど、なかなか心を開こうとせず、簡単に人を信用しません。心配性であるために、裏切られるリスクを回避しようと、人を信用できなくなる人も多いようです。
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思い込みが激しい
人を信用できない人は、先入観が強く思い込みが激しい傾向にあります。自分が考えることは正しいと信じているので他人の言葉は信用できず、意見やアドバイスを聞こうという気がない人が多いようです。
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過去にトラウマがある
例えば過去に裏切られた経験がある人は、ふとした瞬間にトラウマのように蘇って、相手を信用できなくなることがあるよう。
浮気をされたり騙されたり、人間不信になってしまうような経験は、その後「人を簡単に信用してはいけない」という自分を守るための防衛本能となって現れるのかもしれません。
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人を信用できるようになるにはどうする?
続いては、他人を少しずつ信用するためにすべき行動例をご紹介します。「そんなこと言われなくてもわかってる」「それが難しいから信用していない」という突っ込みはごもっともですが、改めて確認してみてください。
他人に期待しない
臨床心理士の杉山崇先生によると、人間はみな、脳の深いところ、本能レベルで“裏切者モジュール”というものを持っているのだそう。これは、人が他人に対して過大な期待をすることで発動されるのだとか。
勝手に期待し、それが叶わないと「裏切り者!」と感じてしまうのだそう。
勝手な期待・過度な期待をして、そこに責任を求めるのは間違い。
そういった思考をうまくコントロールできれば、「期待を裏切られた」「やっぱりこの人は信用できない」などという思いも少なくなってくるのではないでしょうか。
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信じる気持ちを持ってみる
ライターの吉田奈美さんによれば、言霊や想念の概念というのは、誤作動を起こす可能性があるそうで、「こうなってほしくない」という想念が頭を占めると、脳はいつしかそれを「願い事」だと勘違いし、恐れていたことが現実にかなってしまうのだとか。
例えば自分の彼を信用できないからと言って、疑いや嫉妬を向ける行為は逆効果なのだそう。
人はもともと「人の期待に応えたい」と思う生き物。相手をすぐに心から信用できなくても、まずは自分から信用しようとする姿勢を見せることで、相手はそれに応えようと実際に信用できる人に変化していくかもしれません。
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