【目次】
・こじらせ女子とは?
・こじらせ女子にありがちな特徴
・こじらせ女子の治し方
こじらせ女子とは?
自分に自信がない女
こじらせとは「物事をもつれさせる」、「解決を難しくする」という意味があります。こじらせ女子とは物事をもつれさせる女子、言わば「面倒くさい女」です。
なぜ物事をこじらせるのか? そこにはこじらせ女子の自信のなさが隠れています。
自信がないからネガティブに捉えてしまう、自信がないから相手のポジティブな言葉を信用できないなど、相手の好意でも素直に受け取ることができません。人付き合いや恋愛など、とにかく生きづらさを感じています。
こじらせ女子にありがちな特徴
女性らしいものが苦手
こじらせ女子は、なんとなく色気づいたような、媚びた印象を周囲に与えてしまうような気がして、女を感じさせるものを避ける傾向にあります。
例えばロングヘアよりショートヘア、ピンクより青、など自ら女性らしい印象のあるものから距離を置いてしまうことが多いのです。
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思考が偏っている
偏っている思考を持っている、例えば物事をすべて白か黒か、ゼロか100かで考えたり、○○だから○○すべき! と特定の考え方を絶対的に正しいと信じ込んだり、ほんの小さな事実を根拠に、結果を同一化し結論付けてしまったり、こじらせ女子は思考が極端です。
また根拠のない決めつけも得意。挨拶を無視されたから、私のことが嫌いに決まっている… など明確な根拠がないのに結論を急いで、勝手に導き出したネガティブな結果を信じ込んでしまうことも。
褒められるのが苦手
こじらせ女子は褒められることが苦手です。相手からの称賛を素直に受け入れることができないので、褒められても「何か裏があるに違いない…」と疑ってしまいがち。
感情に基づく理由付け
こじらせ女子は事実で判断するのが苦手。「こんなに不安なんだから自分には無理だ」なんて、事実ではなくそのときの自分の感情に振り回されて結果を導くクセがあります。
また、よくないことが起こったときに、自分へ関連付けて考えてしまうのも悪いクセ。一緒にいる人が不機嫌そうなのを見て、私のことが気に入らないんだな… などと、自分に関係ないことで勝手に責任を感じてしまいがちです。
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愛されたい願望が強い
外には見せなくても、本当は愛されたい願望が強いのもこじらせ女子の特徴。愛されたいけど積極的に自分から踏み出せない、愛されたいのに姉御肌になってしまう、など願望は人一倍。
その分妄想や情報取集には長けていますが、経験は乏しくダメンズにコロッといってしまうことも…。
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自虐キャラを演じてしまいがち
いじられるとつい面白キャラを演じてしまう… これもこじらせの特徴。自分を下げてばかりの自虐は、モテとは対象的です。演じることが当たり前になるにつれ、恋愛からも遠ざかっていってしまいます。
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自己肯定感が低い
「だから(D)私は(W)ダメ(D)なんだ」、この思考が当たり前になってしまうと、ありのままの自分を肯定することができなくなります。
ネガティブな考えがクセになっていたり、自分に自信が持てなかったり、こじらせ女子は自分の価値に気づけない人が多いのです。
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こじらせ女子の治し方
ピンク色のものを持ってみる
ピンクのペンやピンクの歯ブラシなど、比較的持ちやすい小物からピンクを取り入れてみるのがおすすめ。
ピンクは色彩心理学的にいえば、女性ホルモンの分泌を促す色とされています。筋肉の緊張をほぐして癒しの効果もあるとされているのです。
ピンクを持ったり身につけたりするだけで、表情が穏やかになり、女性らしい言動や行動も優しい視点で捉えられるようになるはず。
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思考パターンを自覚する
ついついこじらせた考えをしてしまう面倒くさい女子は、まずややこしい思考パターンを自覚することが、脱却するための大きな一歩です。
何か起こるたび、「あ、今のは極端な判断だな」など気づくことで、次第にこのループを断ち切ることができるはず。自覚なしでは解決なし! まずは、こじらせ思考に陥っていることに気づく練習をしましょう!
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他人の評価に縛られない
こじらせ女子は、他人の価値観やルール、評価の縛りから解放される必要があります。そのためには自分の欠点や欠損を認めてくれる信頼できる人の存在が重要。
「自己肯定感を持つこと」は「自己評価が上がること」ではありません。「自分は自分であって大丈夫」という、自分自身への信頼感を抱くことです。
人生ほどほどにポンコツに、良いとされているコースから外れても大丈夫。心地よくないものや楽しくないと感じたものは、捨ててもいいのです。
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