【目次】
・自由研究で工作・小学生におすすめな簡単なもの
・自由研究で工作・小学生でも作れるすごいもの
・自由研究で工作・100均の材料や身近な材料でできるもの
・最後に
自由研究で工作・小学生におすすめな簡単なもの
夏休みの宿題で、毎年恒例の課題となる工作。簡単な物でも親と一緒に仕上げたい子どもや、工作が得意で熱中して作りたい子どももいます。材料を集めたり、買いに行くことが、楽しみの子どももいるでしょう。
まずは工作が苦手な子どもでも簡単に作ることができて、長く楽しめるようなものをご紹介していきます。
1:マラカス
用意するもの:小型の乳酸菌飲料などの空き容器(同じ物)2個、ビニールテープ、中に入れる粒状の物(ビーズ、あずき、小さな石など)
小型の乳酸菌飲料などの空き容器1個に、粒状の物(あずきやビーズなど)を3分の1程度入れます。中に入れるものは1種類にしましょう。粒状の物を入れた容器の口と、もう1個の空き容器の口を合わせて、ビニールテープで止めて完成。できたマラカスを振って遊んでみましょう。中に入れる物を変えて作ってみると、音の違いを楽しむことができますよ。
2:ギター
用意するもの:ラップの芯1個、ティッシュペーパーの空箱1個、輪ゴム3本、ビニールテープ(ない場合はガムテープでもOK)
ティッシュペーパーの空箱の取り出し口についているビニールを取り除きます。空箱の短辺側の側面に穴を開けて、ラップの芯を差し込み、ビニールテープで固定しましょう。空箱の長辺に輪ゴムを3本かけて完成。
輪ゴムは、空箱のティッシュペーパー取り出し口にかかるように注意してかけましょう。折り紙やマジックでデコレーションをして子ども好みのギターにしてみてくださいね。
3:オリジナルうちわ
用意するもの:うちわ、白い紙、折り紙、色紙、マジック、テープ、のり
うちわに白い紙をのりで貼ります。マジックで絵を描いたり、折り紙や色紙を貼って色鮮やかにしたら完成!
4:パラパラ漫画
用意するもの:紙、鉛筆、ホッチキス
紙を何枚か重ねて、ホッチキスで端をとめて、小さなノートを作ります。パラパラ漫画が1秒に必要な紙の枚数は、およそ6枚。紙の枚数を増やせば、長いパラパラ漫画を作ることができますよ。
人が動いていく様子やボールが跳ねる様子など、1枚ずつ微妙に差をつけながら、動きを書いていきましょう。ノートをパラパラとめくると動いているように見えて楽しいですね。
最近は、パソコンやスマートフォンでも作成できるツールがあるので、夏休みに様々なアプリに触れてみるのも面白いですよ。
5:傘ぶくろ飛行機
用意するもの:傘ぶくろ、厚紙、ゼムクリップ2個、セロハンテープ
雨の日にスーパーなどでもらえる傘ぶくろを利用して、飛行機を作ります。乾かした傘ぶくろに空気を入れて口をしっかり結びましょう。
結んだ側に、ゼムクリップ2個をセロハンテープでとめます。傘ぶくろを指の先に乗せて、つり合いのとれる場所に厚紙で作った羽を付けて完成。外で飛ばして遊んでみましょう。
自由研究で工作・小学生でも作れるすごいもの
続いて、お友だちをあっと驚かせるような工作を紹介していきます。工作が好きな子は熱中して作ると思いますよ。
1:漫画
用意するもの:自由帳など用紙、鉛筆、消しゴム、ペン、定規
絵を描くことが好きな子どもにおすすめです。まずは登場人物を決め、絵柄とともに性格などを決めます。その次に、起承転結を意識したあらすじを考えましょう。
お話の柱が決まったら、肉付けをしながら細かい描写を練り上げていくといいですよ。デジタルの漫画作りに挑戦するのもいいですね。
2:盆栽アート
用意するもの:苔玉、動物やキャラクターのフィギュアなど、ビーズ、スパンコール、針金
苔玉にフィギアや飾りをのせて、ジオラマを作りましょう。動物やキャラクターなどの飾りに針金をつけて、苔玉に差し込んでいきます。
きらきら感が欲しいときは、細かいビーズやスパンコールを散らしてもかわいいですね。時間があれば、苔玉から作ってみるのも面白いですよ。苔玉には適度にお水をあげて、提出前に枯らさないよう、気をつけてくださいね。
3:レジンアクセサリー(ペンダントトップ)
用意するもの:ドームトップセット(ガラスドームと金具)、速乾UVレジン液4g2色(イエロー・ピンク)、ネイルパーツ・クラッシュホログラム、ピンセット、つまようじ、ゴム手袋、クリアファイル、透明容器、両面テープ
今流行のレジンでアクセサリーペンダントトップを作ります。まず、ガラスドームにレジン液を入れます。クリアファイルに両面テープを貼り、ガラスドームが斜めになるように固定すると、作業がしやすいですよ。
ガラスドームに好きな色のレジン液を2分の1と、クラッシュホログラムを4分の1入れます。ガラスドームの中に入っているクラッシュホログラムを、つまようじでドーム全体に広げ、見栄えをよくします。
ほこりが入らないように、透明容器などに入れて、直射日光に1時間程度当てましょう。この作業を4回繰り返したら完成。紐かチェーンに通せば、夏らしい涼やかなペンダントになりますよ。
4:段ボールキッチン
用意するもの:段ボール(厚みのある大きめの段ボール、大きさとしてはみかん箱位がちょうどいいでしょう)、かご、ボウル(台所用)、はさみ、カッターナイフ、色紙、絵の具
段ボールでキッチンを作ります。まず、台を作りましょう。片側の蓋は全てカッターナイフで切り取ってください。また、4箇所の側面は中央部分をカッターナイフで切り取ります。脚として使いますので、ある程度の幅を残して切りましょう。
そのことによって、強度が保てます。また、一番上の蓋はガムテープでとめます。そこまでの作業を完了したときに、脚の4つあるテーブルのような形になることを確認してください。
続いて、コンロとシンクを上記で作った段ボールの台の上に作ります。あらかじめ用意した、かごとボウルを台にはめ込むために、穴をあけましょう。穴のサイズ取りをするために、それぞれの型を取ります。型に沿って、カッターナイフを使って切り取りましょう。
手を切らないように充分に気をつけてくださいね。切り取った穴にかごとボウルを嵌め込んだら、キッチンの完成です。色紙を貼ったり、色を塗ったり、絵を描いたりして、彩のあるかわいらしいキッチンに仕上げてみてくださいね。
5:入れたお金が消える貯金箱
用意するもの:1Lの牛乳パック1個、ミラーシート、クリヤープラ板、折り紙、カッターナイフ、はさみ、のり
牛乳パックの底から、11.5cmのところで切り、底側の部分のみを使います。上から4.5cmのところまで四隅をカッターナイフまたははさみで切り込みを入れましょう(A)。
次に、貯金箱の中が見えるように窓枠をつくります。一側面に、底から四隅1cmを残して正方形に切り取りましょう。さらに、箱の中に折り紙を貼って装飾します。7cm×7cmを4枚用意し、1枚は窓枠用になるため、1cm幅の枠を残して中を切り取り、すべてを牛乳パックの中に貼りましょう。
窓枠の反対側にも切り込みを入れて、お金の取り出し口を作ります。縦横4cmの切り込みをカッターナイフで入れましょう。このとき、底の部分は切り取らないようにしてください。
お金が消える仕掛けとなるミラーシートを作成しましょう。ミラーシートは、横7cm、縦8cmの大きさに切り取り、取り出し口から2cmほどあけた位置から、窓枠に向かって斜めに入れて、セロハンテープなどで固定しましょう。角度でいうと60度くらいの傾斜ができます。
(A)の上部四隅に切り込みを入れた部分を重ねて折り、ふたをします。その中心にコインの投入口を作りましょう。
牛乳パックの外側に、折り紙やシールなどで装飾をして、おしゃれにデコレーション! クリヤープラ板を7cm角に切り、牛乳パックの外側から窓枠に貼りつけて完成。
自由研究で工作・100均の材料や身近な材料でできるもの
100円均一で材料を揃えることができると、準備も簡単で助かりますよね。最近では、工作キットも売っていて、いざ作成中に何かが足りないということにもならなくて便利です。
ただし、お友だちと被ってしまうことがあるので、出来上がったものにひと工夫しておくと差別化できますよ。
1:PPバンドでかごを作るキット
用意するもの:PPバンドキット、はさみ、定規、鉛筆
PPバンドを組み上げてかごを作ることができます。PPバンドを、キットの説明書の規定の長さに、はさみで切り分けましょう。
定規で長さをはかり、鉛筆で印をつけてから、まとめて切ると効率が良いですね。縦と横にPPバンドを交互に編むという同じ作業を繰り返したら、2時間程度で完成。
PPバンドは水にも強く、完成したかごは場所を選ばずに使えます。整理整頓にもなり、便利ですよ。
2:スーパーボール作成キット
用意するもの:スーパーボール作成キット、コップ、水、新聞紙、タイマー
スーパーボールの型を作成します。好きな色の粉を8分目くらいまで入れましょう。粉が散らばってもいいように新聞紙を敷いて作業をすれば、後片付けが楽です。単色でも、いろいろ混ぜても面白いですね。
続いて、コップに水を入れます。そのコップに粉の入った型を入れて、水に沈めておさえ、浮いてこなくなったら、手を離して放置。
タイマーで3分はかったら、水から取り出して、さらに1分待ちます。型から取り出して乾燥させたら完成。出来上がったスーパーボールの跳ね具合を調べて遊びましょう。
3:万華鏡作成キット
用意するもの:万華鏡作成キット、のり、ビーズ、テープ
蓋の中に、付属のビーズや石を置きます。物足りない場合は、ビーズを追加して入れると華やかになって良いですよ。次に、付属のメッキシートを三角にして、両端をテープで止めます。三角に組んだメッキシートを、筒の中に入れましょう。
筒の外側に飾り紙をしっかり巻いて、のりで貼ります。筒ができたら、ビーズや石を入れた蓋をします。反対側に丸い穴が開いた蓋をつけて完成。丸い穴からきれいな万華鏡の世界を覗いてみてくださいね。
4:貝殻の写真立て
用意するもの:写真立て、貝殻、グルーガン、ビーズ
全て100円均一で購入することができます。フレームのみの飾りのない写真立てに、貝殻を置いていきましょう。貝殻の位置が決まったら、グルーガンで貼りつけて、乾燥させたら完成。
ビーズでキラキラ感を出したり、マジックで色を塗って明るく華やかにするのもいいですね。
5:折り紙ちぎり絵アート
用意するもの:折り紙、画用紙、額
絵が好きで、コツコツ作業をするお子さんにおすすめです。画用紙に絵を描いて、折り紙を小さくちぎってのりで貼っていき、絵を完成させましょう。
仕上がったら、しっかり乾燥させてくださいね。出来上がった絵を額に入れて飾れば、より見栄えが良くなり、子どもの満足度も上がりますよ。
最後に
工作は、材料をそろえるだけでも大変です。家にある材料を使おうとして、ラップの芯などが使い終わるのを待っていたら、子どものやる気がなくなってしまっていたなんてこともあるでしょう。
最近は、いろいろな材料やキットが売られているので、上手に活用して、やる気のあるうちに工作を完成させたいですね。