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LOVE

2025.12.27

これって倦怠期かも…? 感じたきっかけや恋人と上手に乗り越える方法も伝授

付き合いが長くなると、多くの人が経験する「倦怠期」。ドキドキが減り、一緒にいても楽しくない…そんな状態に陥ったことはありませんか?倦怠期は誰にでも訪れるものですが、乗り越える方法を知ることが大切です。今回は女性たちの実体験をもとに、倦怠期の兆候や特徴、そしてうまく乗り越えるための対処法をご紹介します。

浦野紗希

これって倦怠期かも…? 感じたきっかけや恋人と上手に乗り越える方法も伝授
(c)Adobe Stock

▼この記事の要点

  • 倦怠期とは、関係が安定する中で“新鮮さが薄れる時期”のこと。ときめきの減少・会いたい気持ちの低下など、日常の小さな違和感がサインとして現れやすく、慣れや安心感が背景にあるケースが多いよう
  • 倦怠期は、イベントを一通り経験し相手の行動が読めるようになった頃に生まれやすい。体験談からは、“気持ちの変化に気づく瞬間”の多くが日常の中にあることがわかります。
  • 倦怠期を乗り越えるには、少し距離を置く、コミュニケーションを見直すなど。新しい体験やふたりで過ごす時間が、嫌な空気を整え直すきっかけに。倦怠期は関係を深めるチャンスと前向きに捉えたい。

「倦怠期」とは?

倦怠期の意味

倦怠期とは、付き合いたてのころのようにドキドキするようなときめきや、新鮮さを感じにくくなる時期のことを指します。いることが当たり前の存在となり関係が安定してきたことによりマンネリ化してしまうことも。

また長く続いている関係ほど、些細なペースの違いや生活習慣のズレが気になるようになり、イライラしやすいなどネガティブな感情が生まれやすくなります。

相手への気持ちが冷めたサインとも混同しやすいため、まずは倦怠期の特徴を理解することが大切。

倦怠期はいつ訪れる?

倦怠期が訪れるタイミングはカップルによってさまざまですが、一般的には“関係が安定し始めるころ”に違和感として現れます。

季節ごとのイベントや記念日などの行事をいくつか一緒に経験する中で、相手の行動パターンが見えてくると、関心や好奇心が薄れていきがち。そんな慣れが生まれ始めた時期に訪れやすいもの。

ただし、倦怠期=終わりではないため、これからの向き合い方が大切になっていきます。

【女性100人に聞いた】恋人との倦怠期を経験したことがある?

倦怠期を経験した人の割合

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

まずは倦怠期はどれくらい現れやすいのかを知るために、100人の女性に「付き合っている相手と「倦怠期」だなと思った経験がありますか?」という質問をしました。

結果は、「ある」…57.7%「ない」…42.3%となり、半数以上の女性が恋人との関係にマイナスの変化を覚えた経験を持っていることがわかりました。倦怠期は、異常なことではなく、恋愛の過程で自然に訪れる節目のようなものと言えそう。

一方で「ない」と答えた人も多く、それぞれの関係性やコミュニケーションの取り方が影響していると考えられます。

【女性に聞いた】恋人との倦怠期を迎えたのは付き合ってどのくらい?

倦怠期だと思った時期

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

「あなたが 『倦怠期』だと思ったのは、付き合ってからどのくらいの時期でしたか?」と質問。結果は下記のようになりました。

「1ヶ月」…0.8%、「2〜3ヶ月」…8.2%、「半年程度」…16.3%、「1年程度」…17.3%、「2年程度」…11.2%、「3年程度」…7.1%、「それ以上」…2.5%

倦怠期を感じたタイミングは「1年程度」が最も多く、次いで「半年」、「2年程度」と続きました。これは年単位でのサイクルを通して、相手の性格や行動がほぼ理解できる時期とも言え、ドキドキが落ち着くと同時に日常の安定感が増すタイミングと一致します。

逆に「2〜3ヶ月」と早めの回答も一定数見られ、付き合いたての熱量が高いほど、落ち着いたときとの差を倦怠期として捉えやすいのかもしれません。

時間の長さというよりも、お互いの距離感やコミュニケーションの取り方によって倦怠期の感じ方は変化すると言えそうです。

【女性に聞いた】倦怠期だなと思った理由とは

【女性に聞いた】倦怠期だなと思った理由とは
(c)Adobe Stock

どんな状態を倦怠期というのかは気になるところ。どんなときに倦怠期だと感じたのか、具体的な理由を教えてもらいました。

変化がない

「マンネリ化してしまう」(30代・広島県)
「マンネリ的に感じた。つまらない。ドキドキしない」(30代・兵庫県)
「飽き始めてきたなと思ったくらいのタイミング」(30代・北海道)
「行く場所がマンネリ化していた」(30代・兵庫県)
「発展しないから」(20代・千葉県)

倦怠期を感じる最大の理由が、マンネリ化。毎回同じようなデートコース、同じパターンの過ごし方の繰り返しに物足りなさを感じるようになります。ふたりの時間が日常となっていくことで、目新しさが少なくなってしまうもの。

大きな心の波や変化がないことは安心でもありますが、その穏やかさが飽きと捉えられてしまうこともあります。

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一緒にいて楽しくない

「ダラダラして一緒にいても楽しいことをしない」(30代・岡山県)
「一緒にいても楽しくない」(30代・兵庫県)
「つまらなくなった」(20代・兵庫県)

付き合い始めのころはただ一緒にいるだけで幸せだったのに、会っても何をするわけでもなく、ダラダラと時間を過ごすことにつまらなさを感じるのが倦怠期。恋人と一緒に過ごす時間に対して、「前より笑えていない気がする」、「会話が弾まなくなった」という気づきは、関係性が変化してきたサインです。

特別なことをしなくても満たされていたころとのギャップが生まれると、自ずと倦怠期として感じられてしまいます。

ときめきがない

「ある程度のイベントをともに過ごして、新鮮味を感じなくなったから」(30代・東京都)
「ときめきがない」(30代・埼玉県)

新しいことをするときには、相手の行動や言葉への好奇心からドキドキ感を覚えるものですが、価値観などがよくわかってくると、“想定の範囲内”ということが増え、気持ちの揺れが減るのは当然の成り行き。

その結果、イベントや季節の行事を繰り返すごとに「刺激がない」、「ときめきがない」と退屈さを抱えてしまうことになるんですね。まさに倦怠期あるあると言えます。

会いたくならない

「会いたいとお互いに言わなくなった」(30代・東京都)
「会いたいと言われなくなったり、会う頻度が減ったり、会っても楽しくないと思った」(30代・新潟県)

付き合い始めたころは、「今、会いたい」、「すぐ会いたい」という気持ちが常にありますよね。でも関係が落ち着いてくるにしたがって、会う約束をしても何となく気が進まない、相手も同じなのか、デートの誘いが減ってくるなんてことも。

お互いに仕事や他のことが忙しい中、ふたりで会うことへの優先順位が下がり、会っても楽しくない、気もそぞろなんてことになると、ますます会いたい気持ちが減ってしまいます

連絡の頻度が減る

「彼からのLINEが素っ気なくなったから」(30代・東京都)
「一年ぐらい経過して私からしかおはようとかおやすみとか連絡をしなくなりそこから必要ないんかなと感じたので別れ話をした」(30代・東京都)

毎日必ず「おはよう」、「おやすみ」のLINEをしていたのに気づいたら連絡が減っている、LINEの返事が前より短く素っ気ないと感じられるのは倦怠期にありがち。

やり取りが減ることで、心の距離もますます広がってしまいます。連絡の頻度は、お互いへの関心度を示すバロメーターとも言えます。こうした変化が倦怠期のサインとして受け取られているようです。

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会話が減る

「会話が減る、何してもイライラする」(30代・大阪府)
「話が続かない、沈黙が続く」(20代・静岡県)

話していても沈黙の時間が増え、会話が続かなくなったと感じるのも倦怠期の特徴です。デートでも共通の話題が浮かばずお互いにスマホをいじっているだけになればデートの楽しさも減って当然。

相手に対する理解が深まっているので、以前ほど言葉を交わさなくても心地よいという側面もありますが、会話の量が変化したことで気持ちの微妙なズレに気づき、倦怠期と認識する人が多いようです。

スキンシップが少ない

「スキンシップが少ない」(20代・東京都)
「性的接触をしたくなくなったので」(20代・東京都)

手をつなぐ回数が減ったり、ハグするなど触れ合うタイミングが少なくなるのも倦怠期の典型。ふたりの心の距離にも揺らぎを感じることがあります。肌を合わせることで得られる安心感や幸福感が失われると、感情的な一体感も薄れてしまうもの。

スキンシップはお互いの恋愛感情を盛り上げる効果もあるので、減ってしまうと関係がますます冷え込んでしまいます。

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相手への興味

「相手の興味が失われていることに気がついた」(30代・東京都)
「向こうが露骨に興味失ってる」(30代・茨城県)

かつては相手の行動や言葉に対して一喜一憂していたのに、時間の経過とともに関心が薄れてしまうことも。関係が安定すると新しい発見が減り、相手の⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ことをもっと知りたいという欲求も薄れるのは自然な流れでもあります。

それでもお互いに同じような状況になると“興味の温度差”は倦怠期として認識されやすいもの。

倦怠期を乗り越える方法は?

倦怠期を乗り越える方法は?
(c)Adobe Stock

経験する人も多い倦怠期。アンケートで寄せられた体験談を見てきましたが、そのまま放置しておくとそのまま気持ちまで冷めてしまったり、自然消滅してしまうこともありそう。そんな倦怠期を乗り越えるための方法を聞きました。

普段とは違う過ごし方をする

「いつも行かないような場所に行ったり体験をしたり新鮮な気持ちを共有する」(30代・兵庫県)
「行ったことない場所、ことをやる」(20代・東京都)
「今までしたことがないデートをする」(30代・東京都)
「マンネリ化を防ぐ」(20代・滋賀県)

倦怠期を抜け出すには、「変化」が鍵になります。いつもと違うルートで、知らない場所へと、初経験のことを共有することで、ときめく気持ちが戻ってきます。一緒に新しいことにチャレンジする過程で、相手の意外な一面に触れられることも。

大きく変えようとしなくて大丈夫。ちょっとした“いつもと違う”が積み重なることで、お互いの気持ちに明るさをもたらしてくれるはず。

距離を置く

「距離をおく」(20代・千葉県)
「少し距離を置く」(30代・兵庫県)
「無理に距離を詰めようとせずに距離取る期間も必要と思う」(30代・大阪府)
「少し距離を置いて冷静になる。」(30代・愛知県)

関係が平坦に感じられる時期には、無理に盛り上げようとするより、少しだけ距離を置くほうが心が整いやすいことも。無理に会おうとすると、気づかないうちにストレスが溜まってしまいかねません。

一度離れて俯瞰することで、自分の気持ちをゆっくり見つめられたり、改めて相手の大切さを感じられたりすることも。距離を置くことはネガティブな対処ではなく、心を回復させる時間なので有意義に過ごしましょう。

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話し合う

「とにかく話し合う」(20代・愛知県)
「納得いくまで話し合って価値観を見直す」(30代・東京都)
「相手に伝える」(30代・千葉県)

倦怠期を乗り越えるには、何より重要なのが対話です。「最近つまらないと感じる」、「変わりたい」など、静かに気持ちを伝えれば、相手も素直に想いを返してくれるはず。思い込みだけで判断するのではなく、話し合いを通じてお互いの価値観を見直す時間は重要。

完璧な答えが出なくても、「話してみよう」という姿勢そのものが関係を支えるエネルギーになり、より強固な関係になっていきます。

普段のコミュニケーションを増やす

「会話などコミュニケーションをとる」(20代・福岡県)
「コミュニケーションをとる」(20代・東京都)
「感謝の言葉を日々口にすること」(20代・兵庫県)

減ってしまったコミュニケーションを意識的に増やすことも大切。ちょっとした会話を心がけ、「ありがとう」など感謝の言葉を日々口にする。忘れかけていた小さな気遣いを積み重ねることで、相手への関心を取り戻すことができます。

気持ちを伝えるささやかな言葉が、倦怠期を乗り越える力になり、ふたりの関係に温かさを取り戻してくれるのです。

ふたりの特別な時間をもつ

「共通の趣味をみつける」(30代・北海道)
「会う頻度を増やす」(20代・沖縄県)
「旅行」(30代・岡山県)

ふたりの時間をまた特別なものにするためには、共通の趣味を見つけ楽しむことなど時間の質を高めること。また、小さな旅行を計画して、やりたいことのプラン立てからカフェで一緒に考えることも非日常的な特別時間にするコツ。

一緒に過ごす時間を大切に考え、デートの厚みを持たせたり、今日は疲れるからちょっと軽くお茶だけなど変化をつけることで関係が活性化されるのです。

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最後に

倦怠期は、恋人同士が長く一緒に過ごしてきたからこそ訪れる節目のようなもの。最初の頃のドキドキが落ち着き、安心感や慣れがふたりを包むにつれて、以前とは違う“気持ちのズレ”に気づくことがあります。

でも、それは決して“終わりのサイン”ではなく、関係が次のステージに向かうための静かな準備期間とも言えそう。どう捉えるかによって、その後のふたりの関係が変わっていくことも見えてきました。

倦怠期は関係を深めるための通過点。気づきたくない違和感に素直に目を向け、少しだけ行動や言葉を工夫したり、自分の気持ちを整える時間をつくることで、乗り越えることができます。大切なのは、無理に完璧に戻そうとせず、今の気持ちをそのまま受け止めてあげること。そうすればふたりがより心地よくいられる安定した愛情を育てていけるはず。

恋人との倦怠期を前向きに乗り越えるヒントを知ることで、これからの恋愛関係がもっとしなやかになり、自分らしく進んでいけます。もし今、倦怠期だと感じているなら、相手と一緒に改善策を考え、新しい段階へ進むチャンスと捉えてみてください!

TOP画像/(c)Adobe Stock

浦野紗希

20年近く中堅出版社にてアラサー女性向けのファッション誌、ウェディング誌に携わった後、独立。高校、大学と女子校で育ったため、出会いは専ら合コン。就職後はハイスペック男子を求める合コン三昧を経て結婚。現在は一児の母をしながら、WEBメディアにて恋愛相談記事を発信中。幸せをつかみたいみんなに全力で寄り添います!

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