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【男性100人に聞いた】酔った勢いでキスをしたことはありますか?

※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは、男性100人に「酔っぱらった勢いで異性にキスをしたことはありますか?」とリサーチ。
結果は、「ある」… 20.2%、「ない」… 79.8%となり、5人に1人が酔った流れでキスをしたことがあるという結果に。お酒の力が背中を押し、普段より大胆になりやすい男性が一定数いることがわかります。
一方で「ない」が約8割という数字は、酔っても節度をもっている人が多いという見方もできます。飲み会やデートで距離が縮まるきっかけにはなり得るものの、多くの男性は慎重に行動していると言えそう。
【女性100人に聞いた】酔った勢いでキスをしたことはありますか?

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数118名(未回答含む)。
次に女性100人に対しても、同様に「酔っぱらった勢いで異性にキスをしたことはありますか?」と質問しました。
結果は「ある」…10.2%、「ない」…89.8%なり、女性の場合は「ある」と答えた人は1割と男性より少ない結果に。約9割が「ない」と回答しており、酔いに任せたキスは、あくまでアクシデント的な出来事と捉えられそうです。
酔った勢いでキスをしてしまう男性心理とは

まずは、お酒に酔った勢いで女性にキスをする男性には、どのような心理があるのかリサーチしました。
性欲が高まる
「ムラムラする」(30代・大分県)
「人肌が恋しいから」(30代・長野県)
お酒を飲むと理性が緩み、相手との距離が一気に近づくことがあります。なかでも、身体的な欲求が高まると、キスという形で示してしまう男性もいるよう。人肌が恋しいとか気分が高揚するような率直な声からは、酔いによる衝動に身を任せてしまうケースがうかがえます。ただ、そこにある親密さは相手を大切に思っているとは限らず、尊重する気持ちが伴っていない可能性も。
気分が浮つく
「気持ちが軽くなっているから」(30代・東京都)
「女の人なら誰でもしたくなってしまうから」(20代・愛知県)
「状況と雰囲気が偶然一致した」(20代・神奈川県)
酔いは衝動性を上げるので、普段ならしない一歩を踏み出させるきっかけにもなりやすく、雰囲気やノリで行動してしまう男性もいるようです。「気分が軽くなる」「雰囲気が」という声には、その瞬間のリアルな心境があらわれています。場のムードが合えば、深く考えずに行動してしまう人は、本来の気持ちとは一致しないパターンも多そう。
好意がある
「好意があったから」(30代・神奈川県)
以前から好意をもっていたものの、勇気が出なくて告白できずにいた男性がお酒の勢いで行動に移すパターンも。「好きだったから」という声にあるように、気持ちの延長にキスがあると言えます。きちんとシラフのときに話ができれば、恋に進展する可能性も。
【女性に聞いた】酔った勢いでキスをしたときのエピソードをご紹介

流れで
「自分と同じくらい酔っていた男の子を介抱しようとしたつもりが、気づいたらキスしていた」(30代・埼玉県)
「女友達とその男友達3人で飲みに行って、自分は彼氏いたけど別れたくて、飲んだノリで別れの電話をして、酔ったままカラオケに行って、そのノリで男友達とキスした」(20代・兵庫県)
「元彼と飲みに行ってそのまま雰囲気で」(30代・静岡県)
飲んだ帰り道やカラオケなど、お酒の勢いとその場のムードに流されてキスしてしまったという声は多く集まりました。これというきっかけがなくても起こり得るのは酔った場ならでは。なかには、自分の恋愛関係で心の整理がつかないままに、気持ちが揺らいでしまうこともあるよう。
気を許した
「酔っ払っていてらどうでもよくなった」(30代・神奈川県)
酔いが回ると心のガードが下がり、「キスくらいなら」と気を抜いてしまうこともあるよう。お酒に飲まれた状態では判断力も低下してしまうもの。その場はよくても、酔いが覚めたときに「やっちゃった…」と後悔してしまうこともあるのが怖いところです。
相手から
「職場の同僚と、ふたりで飲みに行きました。付き合っていたわけではないです。初めは向かい合って座っていましたが、お互い酔いがまわってきた頃に隣に来るよう言われてなんとなく」(30代・千葉県)
自分の意思というより、相手に近寄られて気づいたら…なんていうパターンも。酔うと距離が縮まり、ふいにいつもとは雰囲気が変わることも。自分の感情と関係なく起こったキスには戸惑いが残りやすいもの。その後の関係性が変わってしまうこともあるので要注意です。
【男性に聞いた】酔った勢いでキスをしてしまった後のエピソード

勢いでキスをしてしまったことに対して気になるのは、その後どんな関係になったのかですよね。男性に、実際のエピソードを教えてもらいました。
付き合った
「付き合った」(30代・埼玉県)
「その後に発展した」(30代・東京都)
お酒の勢いでのキスがきっかけで交際関係に発展したというポジティブな展開も。元々好意をもっていたところに、アルコールの力を借りることで素直な気持ちが伝わったと言えますよね。また、お互いに相手を異性として意識するようになると新たな恋もスタートしやすそう。
気まずくなった
「気まずくなり、その彼女は転職した」(30代・埼玉県)
想像通りとも言えそうですが「気まずくなった」という声も挙がり、お互いに覚えていない場合は特に対応に困るよう。あとから「どう思われたかな?」と不安になっても、なかなか本心を聞くことはできないですよね。微妙な距離ができてフェードアウトしてしまうなんてことも。
親しくなれた
「仲良くなった」(30代・大分県)
自然と親密な関係になれたというケースもあり、酔った勢いのキスがコミュニケーションのきっかけになったことがうかがえます。強く意識していなかったとしても、お互いの気持ちが同じ方向を向いていた場合には、スペシャルな体験を共有できたと感じられるのでしょう。
変わらない
「友達なので何も変わらず」(20代・神奈川県)
サバサバとした関係で、「酔っていたから仕方ないよね」と割り切れる仲なら、特に雰囲気が変わることはないよう。相手の女性も同じ感覚であれば、ふたりの気持ち次第でなんとなくスルーできるのかもしれませんね。後日、ちょっとしたやりとりだけでいつも通りに接することができるかが左右するとも言えそうです。
【女性に聞いた】酔った勢いでキスをしてしまった後のエピソード

今度は酔った勢いでキスをしてしまったことがある女性にもその後の経験談を聞きました。男性側のエピソードとは違いがあるよう。
なかったことにした
「特に何もなかった」(30代・埼玉県)
「なかったことにした」(30代・兵庫県)
「その日は私が職場を辞めるお別れ会だったので、それ以来一度も会っていません。でも7年経った今も毎年お正月にはLINEで新年の挨拶をします」(30代・千葉県)
「それはそれ」(30代・宮城県)
圧倒的に多かったのは「なかったこと」にするパターン。話し合って他言しないと口止めをしたりと、お互いが“大人”であればあるほど、水に流すような対応で変わらない距離感を維持できると言えそう。特に女性の側が深追いすることがなければ、盛り上がったのは一瞬の出来事で、関係値が変わることはなさそうですね。
ホテルに行った
酔ってキスをした勢いで気持ちが盛り上がり、そのままホテルへ…という声も寄せられました。距離は一気に縮まる展開ですが、それでも恋のきっかけにはなりにくいよう。ことの大きさから「なかったことに」ともできにくく、気まずい思いが勝ってしまったり、後悔することも多そうです。
ネタにした
「起きてしまったことは仕方がない」とネタにしたという人も。お酒の席ならではのハプニングとして笑い話にしてしまった方が、ひとりで悶々と抱え込んでしまうこともなくあっさりと自分の中で消化できるのかも。特に相手との関係性が不安定な場合にも一線を引きやすくなりそうです。
キスした後の対応をしっかり見極めて
お酒に酔ってしまい、その場の雰囲気に流されて、思わずキスしてしまう…そんな経験は誰の身にも起こり得るもの。
男性の心理からは、元々の好意がきっかけの場合もありますが、多くは「気分が浮ついた」「身体的な欲求の高まりから」だということが見えてきました。それに対して女性は、「その場の雰囲気に流された」人が圧倒的に多く、「気を許してしまった」という回答も。
キスした後のエピソードからも、「なかったことに」してしまうパターンがほとんどで、酔った勢いのキスは自分の意思ではないことうかがえます。 一瞬の出来事から恋が生まれたり、関係が進展することもありますが、相手がその後にどんな対応をしてくるかが重要。誠実に寄り添ってくれるのか、なあなあにされてしまうのか…その後のつながりをどう考えているかはきちんと見極めたいもの。
また、一番大切なのは自分の心にしっかり問いかけること。楽しかった、うれしかったと思えるなら経験値が上がったと前向きに受け止めるのもアリ。でも本音では後悔が大きいのなら、次からはNOと言える勇気をもつことや距離を保つ判断も必要です。起きてしまったことは仕方がありません。信頼できる友人に話すなど、ひとりで抱え込まないようにしましょう。
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