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【アンケート】告白されたときに「考えさせて」と伝えた経験がある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に告白されたときに「考えさせて」と伝えた経験がある? と質問したところ、はい… 28.1%、いいえ… 71.9%との結果でした。
「はい」と回答したのは全体の3割弱。そこまで多いようには感じませんが、実際に経験者がいることは確認できました。
なぜYESでのNOでもなく「考えさせて」と答えたのか、その真相に迫ってみましょう。
告白されたときに「考えさせて」と伝える理由
相手に返事を待たせてしまうことに罪悪感はありつつも、「考えさせて」と答えた方が良い場合もあるはずです。では、実際に保留の返事を出した女性は一体どんな心境だったのか、チェックしてみましょう。
【1】気持ちを整理させたい
大切な存在だからこそ、先々のことをしっかり考えて答えを出したい場合に保留という選択を選ぶ場合もあります。
まずは、自分と向き合う時間を作り、気持ちに整理を付けてから答えを出したいですよね。この心理状態の場合は、他の理由のときよりもOKを出す確率も高そう。
「しっかり考えて返答したいと思った」(20代・愛知県)
「少し考えたかったからです」(30代・栃木県)
「悩んでる」(30代・茨城県)
「考える時間が欲しいから」(30代・徳島県)
「考えさせてほしかった」(20代・福岡県)
【2】タイミングが悪い
告白したタイミングが自分の中で一番大切な時期だったという可能性も。毎日残業で忙しい、資格取得のために毎晩遅くまで勉強をしている、今夢中になっている趣味があるなど、内容はさまざまです。
「落ち着くまで待っていて欲しい」というのが本音なのでしょうね。
「急すぎた」(30代・宮城県)
「日常生活が忙しいから、待っていて欲しい」(30代・埼玉県)
「タイミング」(30代・佐賀県)
【3】他に気になる男性がいる
他に好きな人がいるなどの理由により、一度保留の答えを出すこともあるようです。
もしくは現在進行形でキープしている相手がいるため、相手の様子を見ながら考えたいという可能性も。
「キープしている人がいた」(30代・奈良県)
「何人かの男性にアピールされていて誰にするか迷っていた」(30代・東京都)
【4】断ることに躊躇
付き合う気持ちはないけれど、断る理由として最適なものが浮かばずに、一時的に保留にしようと考えている女性も。
その優しさが相手を期待させてしまう可能性もあるので、最初からその気がないのならば断わった方がいいかもしれませんね。
「すぐに断るのが出来なかっただけだと思う」(30代・神奈川県)
「すぐに返事したら傷つくと気を遣われたから」(30代・奈良県)
「タイプじゃなかったから」(30代・茨城県)
【5】恋愛対象として悩んでいるから
今までずっと友人関係や、上司と部下のような仕事上での関係を築いてきたため、恋愛対象として相手を見られるものかを見極めているケースも。
まったく興味がないのならすぐにでも断ってしまいますが、今までの付き合いや今後の付き合い方も関わってくるので、すぐに結果が出せないというのが正直なところ。
「友達だった」(20代・東京都)
「ずっと友達付き合いをしていたから」(30代・福岡県)
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告白の答えを「考えさせて」と伝えたその先は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
続けて、告白の答えを「考えさせて」と伝えたそのあとは? と質問したところ、付き合った… 38.1%、付き合わなかった… 61.9%との結果となりました。
「付き合わなかった」の回答が6割以上。「考えさせて」から後の脈あり度は、そこまで高くないような気がします。
【考えさせての後】相手を傷つけずに告白を断る方法は?
告白は勇気のいることなので、断る側としても言葉を選んでしまうことが多いはず。ここでは「考えさせて」と保留にした後、相手を傷つけずに告白を断る方法について紹介します。
【1】感謝を伝える
まずは、好きになってくれたことや気持ちを伝えてくれたことに対して感謝しましょう。
相手の気持ちをありがたく受け取った上でお断りの言葉を伝えると、誠実さが伝わるのではないでしょうか。
「100%傷つけずに断ることは難しいと思う。好意を持ってくれたことに感謝し、その後も普通に接していきたい」(20代・東京都)
「しっかりお礼を伝えること」(30代・神奈川県)
「好意を持ってくれたことに感謝をする」(30代・神奈川県)
「気持ちは嬉しいと必ず伝える」(20代・茨城県)
「告白してくれたこと、好きになってくれたことに感謝の気持ちを伝える。でも自分の気持ちもはっきり伝える」(20代・大阪府)
「断る時でもまずはお礼を言う」(20代・広島県)
【2】相手のせいではないことを説明する
断るという結果になってしまったのならば、断った理由は自分の方にあると伝える方もいるようです。
相手を否定したりせずに、友だちとして付き合っていたいなど、相手に配慮ある言葉をかけてあげましょう。
「あくまでも自分の理由で断っていると強調する」(20代・神奈川県)
「相手の悪い所は言わない」(20代・静岡県)
「人間性は好きだから友達のままでいたい」(30代・神奈川県)
「相手のことが嫌いなわけではなく、いいところをきちんと伝える」(20代・鳥取県)
「相手の気持ちや人間性を否定しない」(20代・京都府)
【3】伝え方を考える
『物は言いよう』という言葉もあるように、相手にどのような言葉を伝えるかも重要なのです。
人前で断るようなことはしない、オブラートに包んで伝えるなど、伝え方を意識しているという意見も多数ありました。
「断る時に相手の立場になって考えて、どのような言葉なら傷つかないか考える」(20代・兵庫県)
「相手のよいところを伝えてやんわり伝える」(30代・香川県)
「今後の関係性が断たれない断り方をする」(20代・東京都)
「オブラートに包んで返す」(20代・東京都)
「周りに人がいるときには断らない」(30代・神奈川県)
【4】顔に出さない
表情からネガティブな気持ちが伝わらないようにするのも、礼儀のひとつではないでしょうか。
せっかく丁寧に断ることができても、表情からマイナスな印象を与えてしまうと台無しになってしまいます。
「嫌そうな顔をしない」(30代・岡山県)
「断る際の言葉の内容よりも、声のトーンや表情を出来るだけ柔らかくするようにしている」(20代・埼玉県)
「嫌な顔をしない」(30代・千葉県)
【5】友達としての関係を継続
それなりに仲のいい関係なら、告白を断ったことがきっかけで気まずくなってしまうのは寂しいですよね。
少しズルい回答かもしれませんが、これからも友達として仲良くしていきたい旨を伝えてみるのも◎!
「断った後も仲良くしていけるように、友達として仲良くしていきたいと伝える」(30代・千葉県)
「友達として仲良くしていきたいと説明する」(20代・福井県)
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最後に
告白されたあと、すぐに答えが出せればよいのですが、曖昧なまま返事をしたくないと思う人もいるでしょう。そういった場合は「考えさせて」と伝えて、保留という形をとるのも選択のひとつ。
その際は、相手の気持ちにも配慮して告白の返事を待たせすぎないことも大切です。
また、学校や会社が同じ場合は今後の付き合いも続いていくので、気まずくならないような返事の仕方を意識してみましょう。
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