目次Contents
▼この記事の要点
- 「周囲にモテる人がいる」人も、「自分がモテた経験がある」人も、全体のおよそ2割弱
- モテる人は容姿が目を引くだけでなく、人に優しく明るい態度で接したり、気使い上手だったりと、内面の魅力にもあふれていることが特徴
- モテる人になるためには、身だしなみに気を使いつつも、コミュニケーション力を磨くのが◎。人としての誠実さや快活さが伝われば、自然と内面が魅力的な人に思われる
【女性にアンケート】あなたの周りにモテる女性はいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「あなたの周りに『モテる人』はいますか?」と質問したところ、16.7%の人が「いる」、83.3%の人が「いない」と回答。
「モテたことが何度かある」というよりは、傍から見て「この人はモテるなあ」と思わず唸ってしまうようなレベルの人となると、そう多くはありませんよね。
特定の相手に好かれて大切にされている人…という意味合いだけでなく、さまざまな異性を魅了し、その気がなくとも虜にしてしまうような、いわゆる〝万年モテ期状態〟の人が「モテる人」扱いされるようです。
モテる人の特徴とは

モテる人によくある共通点や、特徴についてまとめました。もっとモテたい人も、モテる人を好きになったという人も要チェックです。
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モテる人の特徴
容姿や表情が魅力的で目を引く
「かわいい」(30代・山形県)
「かわいい。色気がある」(30代・埼玉県)
「顔がかわいい。いつも笑顔で明るい。はっきりものを言う。ギャップがある。表情が豊か」(20代・大阪府)
「顔とスタイルがよく、性格もよい」(30代・愛知県)
視覚から得られる情報は、相手の印象を大きく左右します。表情や雰囲気、髪型、服装、スタイルや姿勢など、相手にビジュアルとして伝わる要素が好印象だと、〝モテる人〟と思われるようです。
もちろんこれは、モテる人は必ず美人やイケメンでスタイルがいい、という話ではありません。愛嬌があったり、パッと目を引く色気やかわいらしさがあれば、顔の造形やスタイルなど関係なくモテるという人も多いはず。
「メラビアンの法則」によれば、人の印象が決まる要素としては、言語情報(会話の内容)や聴覚情報(声の大きさやスピードなど)に比べ、視覚情報(表情、視線、見た目、仕草など)が与える影響がもっとも大きいのだそう。どれだけ聞き取りやすく面白い話をしたところで、暗い表情で目を合わせることなく話していたら、あまり意味がないのかも。
裏を返せばこれは、たとえ自分の容姿に自信がない人であっても、明るい表情を浮かべかわいらしい雰囲気をつくれば、それがモテへの第一歩になるということです。さらには自分の魅力を引き出すファッションを意識して、チャームポイントを「かわいいな」と思ってくれる人が増えれば、そのぶんモテる人にもなりやすいでしょう。
明るく話しやすい
「明るくよく笑い、コミュニケーション能力が高い」(30代・愛媛県)
「明るい、気さく、自由」(30代・兵庫県)
「裏表がなく天真爛漫な感じ。その反面、久々に会う人の名前やその人のことをよく覚えているマメさがある」(30代・埼玉県)
「コミュニケーションが高いのと、人を褒めるのが得意」(20代・岡山県)
「話が上手い」(30代・神奈川県)
「話しやすい」(30代・東京都)
やはり、明るさはモテるために必須の要素といえそうですね。いつも明るく元気で、そこにいてくれるだけで場が和やかになるような人には、自然と好感を抱くもの。周囲の人を気使い気さくに話しかける、コミュニケーション能力の高さも大事なポイントです。
一度しか会ったことのない人の名前をさらりと呼んだり、「前に、〇〇が好きだって言ってたよね!」と、何気なく口にしたエピソードをしっかり覚えていたりすると好印象。
優しい
「誰に対しても優しい。清潔感がある」(20代・大阪府)
「優しい」(30代・滋賀県)
誰だって、意地悪な人よりも優しい人とのほうが関わりやすいですよね。相手によって態度を変えることなく、誰にでも平等に優しくできる人はモテるでしょう。
実際、優しくされたことをきっかけに恋におちる人は多く、それが自分だけに向けられた特別な優しさだと感じることもあるようです。一緒にいて居心地のよさを感じられるような包容力や優しさは、男女問わず、異性としての魅力を感じるきっかけに。
愛嬌がある
「なぜか憎めない」(20代・埼玉県)
「愛嬌がある、ポジティブ」(20代・東京都)
愛嬌という言葉を辞書で引くと、
1 にこやかで、かわいらしいこと
2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ
3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞い(小学館刊行・デジタル大辞泉より一部引用)
とでてきます。
ちょっとしたジョークでその場のアイスブレイカーになってくれたり、言われた人が思わず喜んでしまうようなリップサービスが得意だったり。外見の雰囲気のみならず、内面から溢れ出る〝親しみやすさ〟が愛嬌ととらえられるようですね。
愛嬌のある人は上司など目上の人にかわいがられることも多く、老若男女問わず、人に好かれやすいタイプといえそうです。
気が利く
「気配りができて、誰にでも優しくて差別をしない人」(20代・静岡県)
「周りにいないけど、周りをよく見れる人はモテると思う」(30代・栃木県)
さりげない気使いや配慮ができる、視野の広い人もモテますよね。自分が困っているときに、そっと助け舟を出してくれたら恋におちてしまいそう。
冷静に、かつ客観的に周りを見ることに長けているので、自然と仕事の能力も高そうな〝デキる人〟という印象に。周りに気を使うことができない人に比べると、ずっと魅力的に思われるでしょう。
モテる人のエピソードをまとめました

モテる人ならではの驚きエピソードから、ちょっぴり軽い印象を受けるこぼれ話まで、〝モテる人〟についてのさまざまな回答が集まりました。
つねに恋人がいる
「交際相手が絶えない」(30代・千葉県)
「常に異性と付き合っている。別れても短期間で新しい異性と付き合っている」(20代・大阪府)
たとえ交際相手と別れたとしても、翌週にはもう新しい恋人が隣を歩いている…なんてことも、モテる人ならそう珍しいことではありません。魅力的な異性は競争率が高いぶん、〝現恋人との別れ待ち〟状態でチャンスを狙っているライバルも多そうです。
自分の手柄をアピールしない
「人に完璧を求めず、できていないことは後からこっそり直している」(30代・静岡県)
本当にモテる人は気使い上手で優しく、成熟した人間性の持ち主であることも多いです。周囲のための行動を自らアピールしたり、それで褒められようとしたりはせず、まるで「縁の下の力持ち」のように陰からサポートしてくれることも。
多くの人に愛され注目されているにも関わらず、それを鼻にかけるようなこともなく、逆に人を立てることができるなんて素敵ですね。気になる人のそんな一面を目にしたら、ますます惚れこんでしまいそう。
笑顔が多く感じがいい
「誰にでも笑顔」(30代・岡山県)
ブスっとした顔で不機嫌そうに話す人より、明るい笑顔で楽しそうに話してくれる人のほうがモテますよね。
明るい笑顔で感じよく接することで、相手側に「あんなに笑顔でいてくれるなんて、もしかして気があるんじゃないか」と意識されることも多々ありそうです。結果的に、一度や二度しか話したことのない人にもモテやすくなるのかも。
恋人が欲しい、モテたいと感じている人はまず、魅力的な笑顔を意識してみるのもひとつの手です。
万人受けがよく、いつもアプローチをうけている
「既婚者にも関わらず、年下の男性から告白される」(30代・埼玉県)
「その子のことを紹介してほしいとよく頼まれる。 複数人から同時にアプローチされる」(20代・大阪府)
たとえ彼氏や夫がいようとも、本人に恋愛意欲や興味がなかろうとも、モテる人のことは周囲がほうっておかないようです。友人がモテる人場合、定期的に異性から「あの子を紹介してほしい!」なんて頼まれてもううんざり…なんてこともあるでしょうか。
モテる人にはモテるだけの理由があるので、いきなりモテなくなったり、とつぜん人気がなくなったり…ということもそうそうなさそうです。「自分が二番手になったとしてもどうにかして付き合いたい」「パートナーがいるとわかってはいるけれど、この想いを伝えずにはいられない」とまで思われ告白されているのは、まごうことなき〝モテる人〟ですよね。
自分が「モテている」と思った経験はある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
今度は20~30代の女性100人に、「あなたは自分が『モテている』と思った経験がありますか?」と質問。すると18.3%の人が「ある」、81.7%の人が「ない」と回答し、モテた自覚のある人はわずか2割にとどまる結果に。
自分から「私ってほんとモテるんだよね」「俺っていつもモテててさ…」なんて言い出す人に対しては、思わず〝本当に?〟と言いたくなるような痛々しさを感じてしまうこともありますよね。自ら主張するには憚られる内容だからでしょうか、自らモテている経験があると回答した人は少数派です。
自分が「モテている」と思ったときのエピソードをご紹介

「ある」と回答した2割の人たちに、そう感じたきっかけとなる体験談を聞いてみました。
よく告白されていた
「1日にたくさんの人に告白されたとき」(30代・愛媛県)
「1ヶ月で7人に告白された」(30代・広島県)
「男子にたくさん告られる」(20代・北海道)
明確に愛を告白されるということは、遊びやその場かぎりの浮ついた気持ちではなく、本気で好かれている可能性が高いでしょう。そんな告白行為を短期間で何度もされている人は、疑いようもなくモテているといえそうです。
1ヶ月で7人に告白されるとなると、毎週のように誰かしらから「付き合ってください」と言われていることになります。ただモテる人というだけでなく、まるでアイドルや芸能人のように、特別に魅力的な人として注目されているのかも。
誰かにアプローチされることが多かった
「よく声をかけられた」(30代・大阪府)
「同じ時期に何人かからアプローチされていたこと」(30代・埼玉県)
「まわりに誰かしらが常にいた」(30代・神奈川県)
「年上年下関係なく、絶えず周りに異性がいて、プレゼントをもらったり、食事、デートに頻繁に行っていた」(30代・静岡県)
「お誘いが増えた」(30代・東京都)
「男性から立て続けに食事に誘われたとき」(20代・静岡県)
モテる人のことは周囲がほうっておかない…と先述しましたが、やはり多くの人から声をかけられアプローチを受けると、「もしかして、モテてる?」と実感するきっかけに。告白まではいかなくとも、デートのお誘いや気のあるそぶりをされることが多いと、異性に好かれているという実感につながります。
〝人生にはモテ期が3回ある〟なんて言葉もあるようですが、とくに入学や入社、転勤・転校、進級など、新生活をきっかけに環境が変わると、新たな出会いを得てモテ期に突入しやすくなります。いわゆる〝大学デビュー〟のように自らイメチェンして、心機一転・モテへの一歩を踏み出したという人もいるでしょう。
ときには一度のモテが相乗効果を生みだして、「モテスパイラル」に突入するなんてことも…!?
周りから言われて気がついた
自分ではモテているという自覚がなかったものの、友人に「モテすぎ!」「〇〇くんが好きらしいよ」などと言われることで気がつくパターンも。まるで少女漫画の主人公のようで、本当にモテていそうなエピソードですよね。
モテる人は異性ウケや好感度を気にせずとも、天然でモテる振る舞いをしがちです。ゆえに「まさかあの行動で好かれたの?」「あれは特別な態度ではないんだけど…」と、後から〝惚れられた理由〟を知り驚かされることもあるでしょう。
これからモテたい! と感じている人は、あえてモテようとせず、異性ウケにかぎらない〝人として魅力的な言動や態度〟を意識してみるとよさそうです。モテは目指すものではなく、後からついてくる結果に過ぎないのかもしれません。
「モテる人」と「モテない人」の違いって?!気になる人に好かれるためのテクニックQ&A

ここまでモテる人の特徴やエピソードについて見てきましたが、「それでも結局、モテる人って美人でしょ?」「今までモテなかった人が急にモテることなんてあるの?」と、疑問に思う人もいるかもしれませんね。
そんな人のために「モテる人」と「モテない人」の違いにフォーカスし、気になる人にモテるためのテクニックをQ&A形式でまとめました!
A.「モテる人=彼氏ができる人」ではありません。自分の理想が高すぎる場合は、モテたところで彼氏になるとはかぎらず、いつまでもフリーの状態が続くことも。〝愛され上手〟は〝愛し上手〟なのです
たとえどれだけたくさんの人にモテたとしても、そのなかに自分の好みの相手が一人もいなかったとしたら、なかなか恋人はできませんよね。
たまたま好みの人に告白されたとしたら、それはとても理想的な展開だといえるでしょう。しかし、いつだってそう都合よくいくとはかぎらないもの。彼氏が絶えないような人は、自分を好きになってくれた人のいいところを見つけられる〝愛し上手〟なのかもしれませんよ。
とあるアンケートによれば、まずは付き合ってみたそのあとで、後から相手のことを好きになる…というパターンの恋愛をする人も多いようです。彼氏が欲しくて悩んでいるのであれば、自分がフリーのときに勇気を出して告白してきてくれた人と、一度恋人同士になってみるのもひとつの手。
たとえ理想の相手でなかったとしても、一緒に過ごす時間が増えるうちに、相手の意外な一面や新たな魅力を発見できるかも。出会った瞬間に即恋におち、運命を感じるような出会いだけがすべてではないのです。
Q.ありがたくも…好きな人には告白されて付き合うことが多いのですが、なぜかすぐに振られることが多いです。モテた結果すぐ捨てられる、もはやモテない人になっています。原因はなんでしょうか?
A.実際に付き合うことで見えてくる、価値観の違いや外見と内面とのギャップが原因かも。恋人に冷める一般的な原因やきっかけをしっかりチェックし、同じことが起きないように対策を
気になる相手に告白されて付き合えるということは、それだけ容姿が相手にとっての好みであり、魅力的な装いができている人なのだと思います。ぜひ恋人になってほしいと思われるような、異性としての魅力にあふれていることは素晴らしいですね。
しかし、いざ恋人同士になったとたん振られてしまうということは、その理由は外見ではなく、内面にあるのかもしれません。自分から告白してまで恋人同士になった相手を振るということは、相手にとって許しがたい価値観の違いや、どうしても受け入れられない癖や考え方などがある可能性も。
恋人に冷めるきっかけについて100人にアンケートをとったところ、もっとも多かった回答は「価値観のずれ」でした。結婚観や金銭感覚にズレがあると、〝この人とは長く続かなそうだ〟と判断されやすいようです。
また、「食事の仕方が汚い」「ゴミをポイ捨てした」「店員に横柄な態度をとった」など、倫理的・道徳的に問題だと捉えられる行為も気持ちが冷める原因に。
気持ちが冷めたらそのまま別れを決意する…と回答した人も6割以上にのぼるので、まずは自分の行動や発言を振り返り、アウトなものがなかったかどうかを確認しておきましょう。詳しくはこちらの記事でもまとめていますので、心当たりがある人は要チェック。
最後に
モテる人にはたくさんの魅力があることがわかりましたが、それと同時に、〝容姿や外見が整っていなければモテないというわけではない〟こともよくわかりましたね。人としての魅力をより深いものにするのは、美しい外見やファッションだけではなく、内面の誠実さや優しさ、気使いの有無などの、コミュニケーション力なのです。
もちろんそれは、外見の魅力をおざなりにしていいということではありません。男女問わず、相手に不快感を与えないための清潔感や、より魅力を引き出すためのメイクや髪型、服装を意識することは大事です。〝自分の身だしなみに気を使うことができる〟という一面もまた、魅力的な内面のあらわれだといえますからね。
モテる人になりたいと感じているのなら、まずは人に優しく誠実に、笑顔で明るく接することを心がけてみて。そのうえで、あなたの笑顔をより魅力的にみせるためのファッションを研究し、自分磨きにまい進するのが◎。そんなあなたの努力に魅力を感じ、好きになってくれる人はきっといるはずです。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。