目次Contents
▼この記事の要点
・年上彼女との交際経験がある男性は約4割
・包容力や安心感があり、ときには甘えることができる年上の女性を、魅力的かつ恋愛対象だと思う男性は多い
・年上彼女×年下彼氏のカップルは、年齢を気にしすぎずにお互いを尊重し、対等な立場で向き合うと◎
【男性100人に聞いた】年上の女性と付き合ったことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
全国の男性100人に「年上の女性と付き合ったことはありますか?」と質問したところ、37.5%の人が「はい」、62.5%の人が「いいえ」と回答しました。およそ4割の男性には、年上女性との恋愛経験があるという結果に。
◆年上彼女×年下男性の組み合わせも増えていく?
2022年に法改正されるまでは、民法上女性は16歳以上、男性は18歳以上から結婚できる時代が続いていました。女性のほうが結婚できる年齢が早いので、それがそのまま恋愛観にも反映され、年下の若い女性をパートナーに希望する男性も少なくなかったでしょう。
しかし現在は、男女ともに18歳以上で結婚できると法律で定められています。婚姻可能な年齢に男女の差がなくなったぶん、結婚や恋愛に関する意識も徐々に変わってきたといえそうです。
社会に進出して働く女性が増えており、男女が対等な立場で恋愛をするのが当然の昨今。女性は庇護・扶養すべき対象にとどまらず、労働力としても男性を支える頼もしい伴侶、あるいは一家の主にもなりうる存在へと変化しています。その流れにのって、頼りがいのある年上の女性をパートナーに選ぶ男性がさらに増えていく可能性もありそう?
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年上彼女の魅力とは?

年上女性との交際経験がある男性たちは、彼女が年上だからこその特別な魅力を感じています。自分よりも長く生きているぶん、成熟した内面や落ち着いた思考、包容力などをすてきだと思う人が多いようです。
かわいい・きれいなだけじゃない、年上彼女ならではの魅力についてアンケート結果を一挙ご紹介します!
包容力がある
「包容力」(30代・東京都)
「包容力。経験から頼れて甘えられる」(30代・宮城県)
「包容力がある」(30代・東京都)
「包容力のあるところ」(30代・千葉県)
「包容力」(30代・神奈川県)
年上彼女の一番の強みといってもよいのは、なんといってもその包容力です。「彼氏に甘えたい」と考え恋人に包容力を求める女性が多いなか、年上彼女はむしろ反対に、彼氏をその包容力でつつみこむおおらかさをもっています。
そもそも包容力とは、
過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
のこと。甘えん坊で頼りない彼氏にたいして、「私はあなたのお母さんじゃない!」と怒った経験をもつ人もいるかもしれません。しかし年上彼女の多くは、彼氏が困っているとき、悩んでいるとき、頼りにならないとき…それを〝情けない〟とは思わずに、その溢れる包容力で〝受け止めてあげたい〟と感じる傾向にあるようです。
頼れる
「自分より大人で物知りで、頼りになる」(30代・徳島県)
「人生経験」(20代・兵庫県)
「頼れる」(30代・北海道)
「頼られるだけでなく、頼ることができる」(30代・埼玉県)
「仕事で同時並行の状況でも、上手にやりくりするコツを教えてくれたことです」(30代・愛知県)
年上彼女のかっこいい一面が垣間見える回答ですね。包容力だけでなく豊かな知見や人生経験もまた、彼女が年上だからこその魅力でしょう。困ったときに助けてくれたり、的確なアドバイスをくれたりなど、頼りがいのある一面を魅力的だと感じる男性も多いようです。一般常識やマナーに対する知識も豊富なので、男性にとって勉強になることが多いというメリットも。
男性の顔を立てながら協力して問題解決に努めてくれるので、「パートナーにしたい女性だ」と思ってもらえる場面も多いでしょう。また年上彼女側も、自分より若い年下彼氏の存在によい刺激を受けて、人生への向上心を高められるかもしれません。いつまでもきれいでいたいという気持ちも強まって、美容にも気合いが入りそう。
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安心感がある
「余裕がある」(30代・福岡県)
「安心感があるところ」(30代・愛知県)
「安定感」(30代・群馬県)
「しっかりしている」(20代・東京都)
「落ち着いている。頼りになる」(20代・宮城県)
「落ち着きがある」(30代・埼玉県)
「自立してる可能性が高い」(30代・千葉県)
精神的にも金銭的にも、安定感のある人というのは魅力的です。年上彼女の場合は、その両方が満たされているケースも多いでしょう。男性がなにもかもエスコートして女性を守るのではなく、お互いが自分の人生を大切にしながら、安定感のあるお付き合いができる彼女がほしい…という男性も少なくないはず。
彼女が精神的に不安定だったり、経済的に自立していなかったりすると、そのぶん彼氏も将来への不安やストレスを抱えてしまうかもしれません。自分がなんとかしなければというプレッシャーから疲労をかさね、交際を辛く思ってしまう人もいそうです。
反対に彼女にたいして、「落ち着いていて安心」「しっかりした女性だ」と感じられれば、よけいな心配をすることなく、ゆったりとした大人のお付き合いがしやすいはず。生涯のパートナーとして考えたときにも、しっかりした年上彼女は家族にも紹介しやすく、たいへん魅力的な存在にうつるでしょう。
甘えられる
「甘えられる」(20代・東京都)
「わがままを許してくれる」(30代・広島県)
「変に弱みを隠さないですむところ」(30代・埼玉県)
大好きな恋人に甘えたくなるのは、女性だけではないということ。男性だって、彼女に思う存分甘えてみたいと感じていることがあるようです。
しかし彼女が年下や同年代だった場合には、男性としてのプライドやイメージを守りたいという気持ちが邪魔をして、素直に甘えられない人もいるようです。その点相手が年上彼女ならば、「かっこいいところを見せなければ」というプレッシャーも比較的少なく、弱みを見せることができるかも。
リードしてくれる
「色々な面でリードしてくれる」(30代・神奈川県)
「リードしてくれる」(30代・大阪府)
「自分が引っ張っていくタイプではないので、安心感がある」(20代・茨城県)
「リードしてくれる」(30代・大阪府)
彼女の前では、〝男としての頼れる一面〟を見せたいと思う男性も多いでしょう。むしろ〝頼れる彼氏であらねばならない〟という責任感のようなものを感じている、という人もいるかもしれません。
しかし年上彼女が相手の場合は、そんな心配が不要なこともあります。なぜなら自分が年上であるという自覚をもち、年下彼氏をリードする気概をもった女性もいるからです。デートプランの組み立てやお店の予約、ときには車の運転など、〝男がやるもの〟だと感じる女性がいる事柄にたいしても、必要であれば積極的に取りくんでリードしてくれるかも。
年上彼女にとって、年下彼氏はかっこいいだけの存在ではありません。かわいらしく、守ってあげたい対象に思えている部分もあるでしょう。自分の理想や既存の〝いい彼氏〟像を彼に押しつけずにいられる年上彼女の余裕は、恋愛経験の少ない男性にとってはとくにうれしいポイントではないでしょうか。
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女性としての魅力がある
「かわいい」(30代・東京都)
「自由」(30代・広島県)
「魅力的だから」(30代・神奈川県)
相手に恋をしてお付き合いがはじまり、恋人同士になったそのあとは、もはや年齢に関係のない魅力を感じる男性も多いようです。たとえ自分のほうが年上であろうとも、彼氏に〝かわいい〟と言われて嫌な気持ちになる人はそうそういないはず。
何歳になっても、自分より年上でも、彼氏にとって彼女はとびきり魅力的な存在なのです。自分が年上だからと臆している女性は、どうか自信をもって! 年下彼氏は、あなたが年上だからこそのチャーミングな一面をだれよりもよく知っているはず。自分の年齢を負い目に感じることはありません。
年上彼女がかわいいと思う瞬間は?

引き続き男性100人に、どんなときに年上彼女を「かわいい」と思うものなのかを聞いてみました。彼女が年上だからこそのものもあれば、年齢が関係ないものも多数寄せられています。
甘えてくれたとき
「たまに甘えてくるとき」(20代・茨城県)
「甘えてきたとき」(20代・東京都)
「甘えてくるとき」(30代・神奈川県)
「年上だけど甘えてくれたとき」(30代・埼玉県)
〝頼れるお姉さん〟なイメージのある年上彼女も、彼氏の前では屈託のない甘え顔を見せるようです。そしてそんな瞬間を、年下彼氏は心からかわいいと感じています。彼の愛情や、お互いの深い信頼関係を感じられる回答ですね。
彼がそれをかわいいと思っている以上、自分が年上彼女だからと無理をして強くふるまったり、弱みを見せないように気を張ったりする必要はありません。年齢のことは忘れて、ときには素直に思いっきり甘えてみましょう。ふだん頑張っているあなたの甘えた姿を、彼氏はさらに愛おしく思ってくれるかも。
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あどけない一面を見せてくれたとき
「ふとしたときのあどけなさ」(30代・埼玉県)
「お茶目な瞬間がみられるとき」(20代・埼玉県)
「年に関係なく女の子みたいになる瞬間」(30代・千葉県)
「デレてくれるとき」(30代・東京都)
「おっちょこちょい」(30代・東京都)
「ドジなとき」(30代・広島県)
いつもしっかり者の年上彼女がうっかりミスしたり、普段の凛とした姿とはひと味違う、あどけない少女のような顔で笑っていたり…。自分より年上の女性に抱くイメージを覆すかのような、かわいらしく幼い行動を魅力に感じる男性も多いようです。ある意味、ギャップ萌えのような状態でしょうか。
ギャップを感じたとき
「完璧で姉御的な一面もあるけど、お酒を飲むと普段と全然違ったりしてギャップがある」(30代・宮城県)
「怖いのが苦手とか意外性を見たとき」(30代・愛知県)
「知らないことがあるとき」(30代・愛知県)
「普段かっこいいのに、疲れたときの甘える表情」(30代・神奈川県)
こちらもギャップに関する意見ですが、かわいらしさのみならず、普段とは違うさまざまな姿を魅力的に思うという声も。
物知りに思えた彼女にも知らないことがあったとき、その意外性にニヤリとしてしまったり…姉後肌の強気な年上彼女が、お酒に酔ってつぶれているとき〝仕方ないなぁ〟と愛おしく思ったり。彼女の色々な一面を知るたびにどんどん心惹かれていくのは、もはや年齢に関係なく相手に恋をしているからともいえます。いちど恋人同士になってしまえば、愛の前には年齢などただの記号にすぎないのかもしれません。
気品や色香が醸されているとき
「上品さを感じたとき」(30代・埼玉県)
「百貨店で買ったブランド物を持っている瞬間です」(30代・愛知県)
「ふとため息をついた瞬間」(30代・東京都)
「うなじの部分」(30代・大阪府)
自分よりも大人の女性が纏う独特な雰囲気を、魅力的だと感じる人も多いようです。気品のある立ち居振る舞いや、若者がもつと浮いてしまうようなハイブランドアイテムさえ似合う姿など、年上彼女ならではの美しさ・かわいらしさは強みですよね。
なかには、うなじやため息をつくアンニュイな姿に色気を感じているような回答も。大人の女性であることを改めて感じさせる、上品なセクシーさもまた年上彼女ならではのもの。若い女性にはない独特な雰囲気は、刺さる人にはたまらないものになるでしょう。
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甘やかしてくれるとき
「わがままをOKしてくれたあとの笑顔」(30代・広島県)
彼氏のわがままを許してくれたとき…ではなく、その後の優しい笑顔を「かわいい」と感じる人も。彼女側も彼氏を可愛いと思いわがままをOKしているのでしょうから、お互いに「かわいい」と思い合える、仲よしカップルな印象を抱く回答です。
番外編:いつどの瞬間も彼女はかわいい!
「つねに思う」(30代・徳島県)
「魅力的だから」(30代・神奈川県)
特定の瞬間に「かわいい」と感じるのではなく、〝常に年上彼女はかわいくて魅力的〟だと思っている彼氏も。彼女側からすると、これほどうれしいことはありません。年齢のことはあまり意識しておらず、等身大の、ありのままの彼女を愛してくれているからこその回答でしょう。
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年上の女性と付き合わない理由とは?
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先述のアンケートでは、年上女性と付き合ったことがない男性のほうが多いという結果が出ていました。では、その理由はなんなのでしょうか?
男性が年上女性との交際にどのようなデメリットを感じているのかも含め、リアルな声を紹介していきます。
年上女性との出会いがなかったから
「そういう機会がなかった」(30代・福岡県)
「なぜか縁がなかった」(30代・東京都)
「年上の人と出会わないから」(30代・愛知県)
「恋愛対象ではあるが、出会いの機会がなかったから」(20代・福島県)
「魅力は感じるが機会が無かった」(30代・和歌山県)
「そのような出会いがなかっただけ」(30代・宮城県)
「機会がなかった」(30代・神奈川県)
大多数の人は、年上の女性とただいいご縁がなかっただけだと回答しています。年上の女性だからとあえて敬遠したわけではなく、そういう機会に恵まれなかっただけという声が非常に多いです。
これはたとえば、気になる男性が年下だった場合でも、自分が年上の女性だからといって最初からあきらめたり、引け目を感じたりする必要はないということでもあります。もしかすると相手の男性は、年上の女性を恋愛対象だと思っているかもしれません。年上彼女との交際経験がなく、対応に慣れていないだけということもあるでしょう。まずは相手の好みを探って、進展のチャンスがあるかどうかを見極めてみて。
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出会いはあっても、進展しなかったから
「年上の女性と話す機会はほとんどなく、恋愛までいかないから」(20代・神奈川県)
「付き合うまでの関係性になったことがない。年齢だけではなく、学校の先輩という壁が大きかった」(30代・長野県)
年上女性が恋愛対象の男性も、年下男性が恋愛対象の女性も、やはり同年代や年上相手に比べ恋のチャンスは少なくなりがちなのかも。学生時代はとくに、学年がひとつ違うだけで恋愛のハードルが一気に上がるように感じられるもの。先輩という肩書きに壁を感じて、恋心を成就させられなかったという人は男女問わずいそうです。
もしも〝脈ありかも〟と思えるような相手や、好みのタイプの相手と出会えた際には、貴重なチャンスをつかむためにも一歩を踏み出してみるとよいでしょう。せっかく素敵な人と巡り会えたのですから、チャンスを活かすためにも行動を起こしてみれば、それが運命の大恋愛に繋がるかもしれません。
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年上女性に興味がないから
「興味がない」(20代・神奈川県)
「ただただ恋愛対象にならなかっただけ」(30代・東京都)
「興味ないから」(30代・北海道)
「年下として扱われるのが嫌だから」(30代・東京都)
年上女性が恋愛対象外、という人からの声も届きました。あたりまえのことではありますが、どのような人にも好みがあります。できることならば、自分の好みの相手と恋愛したいと思う気持ちは自然なものでしょう。
とはいえ、恋愛にイレギュラーやハプニングはつきもの。好みではなかったはずの人と恋に落ちたり、そのまま結婚したりする人も少なくはありません。時の流れとともに価値観が変化していく人も多いので、固定観念も案外あてにならない部分もありそう…?
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年下や同い年のほうが好みだから
「年上女性よりも年下女性と付き合いため」(20代・大阪府)
「年下が良いから」(30代・岡山県)
「女性は若いほうが肌のハリがあって好きなので」(30代・神奈川県)
「同年齢以外親近感がわかない」(20代・神奈川県)
こちらも同様に、年上女性が好みではないという人からの声です。どちらかといえば年下の女性や、同い年の相手と恋愛したいと考える男性も多いようですね。
気になる男性の好みのタイプが、年下女性や同級生だった場合…自分のほうが年上となると、はじめから恋をあきらめてしまうこともあるでしょう。しかし見方を変えれば、このような機会は自分を磨きより魅力的な女性になるためのチャンスでもあります。
若い女性に張り合うというよりは、年齢など関係ないと思わせるような美しさを、内面・外面問わずに磨きたいもの。年齢はあくまでも生きた年数を表す記号にすぎず、その人自身の魅力や価値を決めるものではないと考えましょう。
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価値観が違うから
「価値観が違いすぎるから」(30代・広島県)
「価値観が合わなそうだから」(30代・岡山県)
「気が合わない」(20代・北海道)
年齢が違うことによる、価値観の相違を心配する声もありました。いわゆるジェネレーションギャップがあると、すれ違いや喧嘩・ストレスの原因になることはありそうです。
時代の流れとともに、流行や人の価値観はどんどん変化していきます。ときには法律や常識までもが変わり、一昔前の〝あたりまえ〟が、現代の世における〝ありえない〟行動扱いされることも。多少の年齢差ならば問題はなくとも、差が大きくなるにつれて世代間のギャップも広がる以上は、お互いがいかに、それぞれの価値観や考え方を理解できるかが重要です。
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気を使いそうだから
「好きな人といえど、年上と思って気を使ってしまうから」(20代・神奈川県)
自分より年上の女性のことを、目上の人として敬っている男性も多いでしょう。そんな敬意をはらうべき対象と恋愛をするとなると、いくら彼氏と彼女の関係になったとしても、気を使ってしまうという回答がありました。
たとえば付き合う前は上司と部下の間柄だったり、学生時代の先輩・後輩の立場だったりすると、気を使わずにいられない部分はありそうです。とはいえ、どのようなカップルも初対面のときは赤の他人だったはず。そこから時間をかけてお互いに信頼関係を築き、恋人としての向き合い方に変わったのであれば、年齢が感じさせる壁やしがらみをいつかは自然に乗り越えられるかも。
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年上彼女・年下彼氏のカップルが上手くいくためには?

年上彼女と年下彼氏のカップルがうまくいくようにするためには、何を意識したらよいのでしょうか。女性のほうが年上だからこそ気をつけるべきポイントと、カップルならみな年齢に関係なく意識すべきポイント、その両方をしっかりおさえていきましょう。
◆お互いを尊重すること
「お互いの価値観を重視する」(30代・広島県)
「お互いを尊重しあうこと」(30代・静岡県)
「相手の許容する範囲を広くすること」(20代・大阪府)
「年上彼女・年下彼氏に限った話ではないが、お互いを尊重して思いやりを持った関係を持つことが重要だと思う」(30代・滋賀県)
「自分の価値観を押し付けないこと」(30代・東京都)
「お互いを認め合うこと」(20代・神奈川県)
「頭ごなしに否定しない」(30代・愛知県)
心から気を許し愛情を感じている恋人だからといって、自分の思うままに動かそうとしたり、相手の人生を自分のもののように考える付き合い方は×。それぞれに異なる価値観があることをふまえて、おのおのの生き方を認め合う心をもちましょう。
年齢にとらわれて恋愛格差に怖気づくのではなく、「むしろ年齢など関係なしに対等でいよう」と互いがリスペクトすることで、よりよい関係性を築けるはず。それは相手が同年代であっても年下であっても、年齢差を問わず大切なことではないでしょうか。
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◆思いやりをもつこと
「お互いに思いやること」(30代・兵庫県)
「お互いの気遣い」(30代・埼玉県)
「思いやり」(30代・茨城県)
「相手を思いやる」(30代・北海道)
「ちょっとした気遣いや心配りだと思います」(20代・神奈川県)
どれだけ大切に思っていたとしても、心の中でそう感じているだけでは、なかなか相手には伝わらないことがあります。相手を大切に思うその気持ちを、思いやりのある行動や態度・発言で積極的に示していきましょう。
ときには言葉で「いつもありがとう」を伝えたり、「調子はどう?無理しないでね」と気にかけたり…疲れているときは休ませてあげたり、気の利いた贈り物を渡したり。年齢とは無関係に、相手への思いやりを大事に付きあうと、どんどん愛情が深まっていくかもしれません。
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◆年齢を意識しすぎないこと
「お互いに年齢を忘れる」(30代・埼玉県)
「差の年齢にもよるが特に考えなくてもよいのでは」(30代・宮城県)
「歳を意識せず付き合う」(30代・千葉県)
「年齢に関係なく尊敬の念をもつ」(30代・東京都)
「年齢を気にしないこと」(30代・和歌山県)
「相手の年齢ではなくて、中身を見て接していく」(30代・福岡県)
仲睦まじく寄り添う時間や、ふたりで思いっきりデートを楽しんでいる瞬間にまで、お互いの年齢のことばかり考えている人はそうそういませんよね。それよりも目の前の相手に向き合って、ともに過ごせる時間楽しもうという人のほうが多いはず。心から愛する人と本気の恋愛をしていたら、相手の年齢にかまっている時間などなくなる…といっても過言ではないでしょう。
とはいえ、将来的に結婚や出産を考えている場合には、ある程度年齢に向き合うべき場面も出てきます。お互いの人生計画をシェアしたり、目標達成のためのマイルストーンをしっかりおいたりして、悔いのない人生を歩めるようステップアップできれば理想的。焦って結婚を急かしたり、自身の願望を押しつけたりするのではなく、対話をかさね価値観の擦りあわせを行いましょう。
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◆対等な立場でいられるようにすること
「年上彼女が偉そうにしない。彼側がうまくイニシアチブを取り、飽きさせない」(20代・茨城県)
「どちらも『上から』にならないこと」(30代・東京都)
「相手と対等になる」(20代・神奈川県)
「変に見栄を張らないでお互いに素で接する」(30代・埼玉県)
「どれだけ年齢が離れていても常に平等に、同い年だと思って接する必要があると思う。世代間や年齢のギャップを感じさせることを出来るだけ避けるのが大事」(30代・長野県)
こちらも〝年齢を意識しすぎないこと〟に通ずる回答です。年齢差がそのまま上下関係に繋がってしまったり、素直な気持ちを阻む壁になったりしないように付き合いましょう。自分のほうが年上だからと彼氏にお節介をしすぎたり、彼氏側も年上の彼女に甘えすぎてしまったりなど、お互いに配慮に欠けた行動をとらないように注意してみて。
◆対話を大切にすること
「お互い話し合いで解決していく」(30代・千葉県)
「よく話すようにする」(30代・埼玉県)
「話し合いができる間柄を意識すること」(30代・岐阜県)
「言葉遣いに注意したほうがよいと思います。年上の場合、最初からため口だと先輩後輩関係がおかしくなりそうだからです。年下の場合、少しため口気味のほうがよいと思います。その方が相手から見て堅すぎず、ちょうどよい感じの関係性が生まれると感じるからです」(30代・愛知県)
カップルにとって、〝恋人が話し合いのできる相手かどうか〟は非常に大切なこと。付き合いたてのころから、何も言わなくてもお互いのことが手に取るようにわかる…なんてカップルはそうそういませんよね。お付き合いの中で自分の想いや考えを言葉でしっかり伝え、相手の話をしっかり聞き、会話のキャッチボールを重ねることで互いをより理解しあえるはず。
とくに相手と将来を見すえて交際しているような場合には、言いたいことを言える間柄になっておいたほうがよいでしょう。「大好きで大切に思っているよ」という愛の言葉も、「あなたのここはどうかと思うから直してほしい」という改善の要望も、どちらも相手に伝えてこそのものですから。
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◆年上彼女側がリードすること
「彼女がリードしていく」(30代・東京都)
「彼女にしたがう」(20代・東京都)
「彼女が許容度を上げる。彼氏は子供でいない」(30代・広島県)
「年上彼女が尽くすこと」(30代・神奈川県)
年齢を気にしすぎずに対等な関係を築くべき、という回答が多く寄せられた一方で、年上彼女側に大人の対応を求める男性の声もありました。実際、年齢を重ねているぶん年下彼氏よりも視野が広く、自分が彼をリードすることに抵抗がない女性もいるでしょう。
これはカップルの距離感や関係性にもよる部分なので、〝姉さん女房〟の立場でいたほうがやりやすいという女性は、ぜひ積極的に彼氏をリードしてみてあげてください。反対に年上だからと世話役のようにされるのが辛いときは、その気持ちをきちんと彼氏に共有して、お互いにストレスが少ない付き合い方を考えていくのがよさそうです。
◆年下彼氏側も甘えすぎないこと
「彼女に甘えすぎない」(20代・宮城県)
「自分も大人になる」(30代・徳島県)
「彼女に甘えすぎない」(30代・東京都)
年上彼女につい甘えすぎてしまうこともあるかもしれませんが、彼女の負担になりすぎないように、彼氏側もリードしたり頼れる部分をみせたりすべきという意見も。
彼女のほうが年上だからといって、まるで自分のお母さんのように甘えてくる彼氏には困ってしまう人も多いでしょう。甘やかすことが大好きで、彼氏にひたすら尽くしたいというタイプの彼女でないかぎり、彼氏側も年下ムーブはほどほどにしたほうが吉です。
◆ほどよい距離感でいること
「うまくやりとりができ、自分の領域を侵さない」(30代・島根県)
「距離感」(20代・愛媛県)
「お互いに束縛しすぎない」(20代・福島県)
「干渉しすぎず、頑固にならないこと」(30代・宮城県)
「自立する」(30代・神奈川県)
「相手に甘えすぎない」(30代・東京都)
いつどこでなにをしてても相手のことを考えていたり、そのすべてを把握しようとして過干渉していたりなど、共依存状態に陥ったカップルは関係がうまくいかなくなることがあります。恋愛一辺倒の人生になってしまうと、恋人の存在がすべての中心になり、ときには仕事や友人関係にも影響がでてしまうかもしれません。
何かに依存しすぎずに程よい距離感を保ちながら、仕事やプライベートを充実させられる大人の女性は、同性からも憧れの的に。恋人同士だからといってずぶずぶの関係になるよりは、お互いの人生を大切にして、ほどよい距離感を意識して付き合ったほうがうまくいきやすいでしょう。すてきな恋人同士になるために、年齢に関係なく意識したほうがいいポイントです。
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年齢はたんなる属性のひとつ
昨今では歳の差カップルも珍しくはありません。年上彼女×年下彼氏の、魅力的な芸能人カップルや夫婦も多いですよね。年齢にとらわれすぎることなく、相手との価値観や一緒に過ごす幸福感を大切にして、自然体で向きあえば素敵なお付き合いができるはず。もはや年齢は出身地や干支・血液型などと同じように、真実の愛を阻むほどのものではない、たんなる属性のひとつだといえそうです。
女性側は年上だからと自身をおばさん扱いするのではなく、自分らしさを大切に、年上だからこその包容力や安心感を彼のために活かすのがよさそう。そんなあなたを年齢に関係なく大切にしてくれ、お互いを尊重しあえるような彼と恋愛ができれば素敵なことですよね。
もしもその先でお互いが「ずっと一緒にいたい」「将来的に添い遂げたい」と思えたなら、おのおのの年齢を踏まえたうえで、未来のために対話を重ねステップアップしていきましょう。自分の大切な可愛い年上彼女との未来を、彼氏もきっと大切に考えてくれるはずです。
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