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女性が年上の「年の差恋愛」ってどうなの?
女性が年上の「年の差恋愛」は、結婚すれば“姉さん女房”と呼ばれる関係です。多少の年の差ではなく、10歳や15歳などの大きな年の差がある場合には、付き合っていくうちにジェネレーションギャップが気になる場合もあります。
しかし一般的には、女性が年上で年の差があるケースだと、男性にとってメリットの多い関係になりやすいようです。
女性が年上の「歳の差恋愛」メリット6つ
うんと年下の男性と付き合うことに抵抗がある女性もいるかもしれませんが、女性が年上の年の差恋愛では、男性にとってのメリットが多いものの、女性側にもメリットがあります。
◆女性に包容力がある
彼女側の経験や知識が彼に比べて多いため、彼の気持ちや悩みを理解しやすく女性側に包容力のある関係性が築けます。
また、女性側が恋愛に対して余裕もあるために自分のペースや価値観を押し付けることが少なく、彼の個性や自由を尊重しようとする傾向も。男性側は彼女の包容力を感じると、安心感や信頼を感じやすくなります。
◆男性が弱い部分を見せられる
そもそも年の差があることで男性側は「彼女のほうが、自分よりも経験値が上」と思っている前提があるため、意地のようなプライドを維持する必要が少なく、付き合い始めた当初から彼女に対して弱い部分をみせやすい関係に。
女性側も年齢なりの恋愛経験値があるだけに、彼の弱い部分や甘えたい部分を受け入れやすく、お互いが意地を張らないで自然体の関係が築きやすいでしょう。
◆話題が豊富で会話が楽しい
年の差が大きいほど、年上側が年下側と比較して多くのことを知っていて、話題が豊富です。女性が年上だと、彼は彼女から聞く話の多くが新鮮で学びがあると感じて、普段の会話を楽しく感じやすい傾向に。
会話が盛り上がることで、一緒にいる時間が充実したものになりやすいでしょう。
◆仕事への理解がある
年上の女性は、自分も仕事をしているか仕事をしていた経験のある人が多いために、彼の仕事への情熱や苦労を理解します。また、彼が仕事で困っているときには的確なアドバイスをしやすい傾向もあります。
男性は彼女から仕事の面でも支えられている実感を得やすく、ふたりのあいだに深い信頼関係が生まれやすいのです。
◆自立している年上女性が多い
年上の女性は精神的にも経済的にも自立している人が多く、生活や人間関係を自分で管理できる人が多い傾向にあります。
パートナーに依存することのない彼女の姿を見て、男性は彼女から束縛されずに自由に過ごすことができるだけでなく、ふたりの関係に大きな安心感を得やすいでしょう。
◆過去の恋愛経験を教訓に彼を男として成長させられる
年上の女性は、過去の恋愛経験から学んできていることが多いので、彼に対して無理な要求や干渉をせずに、男性を成長をさせやすい関係です。
自分が「男として育ててもらっている」と感じた男性は、彼女に対して感謝や尊敬の気持ちを抱きやすく、ふたりの間に信頼関係が育ちやすくなります。
女性が年上の「年の差恋愛」デメリット5つ
一方、女性が年上の年の差恋愛にはデメリットもあります。
◆上から目線になりやすい
女性は自分の経験や知識が豊富であるほど、彼を助けたり導いたりしたくなりがちに。そんな気持ちが「上から目線」としてあらわれてしまい、彼に教えるような態度や口調になってしまうこともあるでしょう。
こうなると男性は自尊心を傷つけられたように感じ、彼女に対して反発をする可能性が高くなります。
◆彼が幼稚に見える
年齢差があるほど、女性は彼の成熟していない部分が気になってしまうことも。彼の言動や考え方を子どもっぽく感じてしまい、彼に対して恋愛感情が薄まるきっかけにもなりかねません。
また、幼稚な年下男性とお付き合いを続けると、恋愛感情よりも母性本能で交際が続いていくパターンもありがちです。
◆自分より若い女性との浮気が心配
彼女が自分よりもかなり年上な男性は、魔がさしたときに、彼女よりも若くて魅力的な女性に目移りしてしまう場合があります。ふたりの仲が倦怠期にさしかかっていたり周囲から交際を反対されたりしているときには、男性が年齢差に不満を抱きやすく、特にこの傾向が高まります。
また女性側は「男性は若い女性が好き」という思い込みから、彼を心から信頼することができず、常に不安や嫉妬を抱えた交際になってしまう場合も…。
◆彼が親や友達に紹介するのを渋ることがある
年齢差が大きいほど、男性は周囲から反対されたり否定的な意見を言われたりするのを避けるために、親や友達に彼女を紹介するのを渋る場合があります。
彼がなかなか周囲に自分を紹介しないまま時間が過ぎていくと、彼女は彼に対して不満や不信感を抱く流れにもなりやすいでしょう。
◆周囲から結婚を反対されやすい
年の差があるカップルほど、周囲から結婚を反対されやすい面は否めません。特に女性の年齢がかなり上のパターンでは、妊娠や出産の問題や、将来的な介護の問題などを理由に周囲が結婚を認めない場合も…。
ふたりに確固たる信頼があれば乗り越えることもできますが、周囲の意見を優先して結婚を諦めるケースも決して少なくありません。
女性が年上な歳の差恋愛で上手に付き合うコツ
女性が年上の年の差恋愛で上手に関係を続けていくには、価値観の違いやコミュニケーションの問題をクリアにするのがポイントに。具体的には、次のような部分に気をつけてみてください。
◆男性を子ども扱いしない
女性が彼に対して、自分の経験則や知識を彼に対して披露し、導いたり助けたりしようとしすぎない心掛けはとても大切。こういった言動は彼を子ども扱いしている態度になりやすく、男性からの無用な反発を招きがちです。
彼の意見や感情に寄り添い、常に尊重する気持ちを忘れないことが、彼の個性や考え方を受け入れ、子ども扱いではなく対等な関係であることのサインになるでしょう。
◆女性も強さだけでなく弱さを見せる
女性が年上の年の差カップルでは、彼女が彼に対して常に強い自分を見せる関係になりがちです。しかしいつも「強い女」のままでは彼も疲れてしまうので、たまには弱さも見せて、自然体かつ素直な関係でい続ける努力も必要でしょう。
彼に対して不安や悩みを打ち明け、彼の意見を聞きながら彼女も彼に支えてもらうようにできれば、お互いが対等でいられる関係がキープしやすくなります。
◆年の差を必要以上に意識しない
年齢差があるカップルは、常に年の差が気になりがちです。しかし楽しい関係を続けていくなら、本人たちが年の差を必要以上に意識しない心がけが重要です。
お互いが自分に自信をもち、年齢差に対して不安やプレッシャーを感じないような関係を築けるよう意識していくことで、自然体で付き合える関係が続きます。
幸せな恋愛に年の差は関係ない♡
年齢差が大きいほど、周囲からの目やジェネレーションギャップが気になってしまうものですが、本来は幸せな恋愛に年齢の差は関係ありません♡
ふたりの関係が末長く続いていくよう、お互いが自然体で向き合える関係を育てていきましょう!
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並木まき
ライター・時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。