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2024.09.11

「年の差カップル」が付き合ったきっかけとは【女性100人に聞いた】長続きするために心掛けるポイント

あなたは、年の離れた相手と交際した経験はありますか? たまたま好きになった人と年齢が離れていて「年の差カップル」になったという人も少なくはないようです。本記事では女性100人にアンケートを実施し「年の差カップル」が付き合ったきっかけについて調査! また、その際のメリット・デメリット&長続きするために心掛けるべき4つの意識を紹介していきます。

「年の差カップル」が付き合ったきっかけとは?

仕事をする男女
(c)Adobe Stock

1~3歳程度の年の差ならば出会いのきっかけは多いかもしれませんが、年齢差が開けば開くほど交際することへのハードルが高くなることも。ここでは「年の差カップル」が出会った場所・馴れ初めなど、交際のきっかけについて紹介していきます。

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

職場

「年の差カップル」が生まれやすい場としてよくあげられるのが、職場。職場は一日の多くの時間を共に過ごす場所でもあるので、毎日一緒に過ごすとなると相手のいろんな一面が見ることができて、進展しやすいのかも。仕事中の真剣な顔つきや、一生懸命真っすぐに取り組む姿にグッとくるのかもしれませんね。

「バイト先で5歳差カップルがいた」(30代・神奈川県)
「職場が同じで、事務員である自分が担当している営業所の所長が相手で、仕事の連絡をとるうちに仲良くなった」(30代・栃木県)
「職場で意気投合した」(30代・大阪府)
「社内恋愛」(30代・兵庫県)
「自分自身が夫と5歳離れている。アルバイト先の社員さんで、仕事の合間に会話している間に波長が合う気がして付き合い始めた」(30代・滋賀県)
「私は11歳上の男性とお付き合いし結婚に至りました。きっかけは職場恋愛です」(30代・京都府)
「同じ会社の同僚。私のことを『かわいい』と言ってくれたこと」(30代・埼玉県)

学校

先生と生徒の禁断の恋が交際のきっかけ… なんて人もいるかもしれません。ただ気になるのは周囲の目。法律的にアウトな場合や恋愛禁止ルールがある学校もあるので、距離を詰めすぎないように関わりのないフリをするテクニックを使うカップルもいます。ふたりだけの秘密ができるので、特別感もグンとアップするでしょう。

「サーフィンスクールの先生と生徒」(30代・愛知県)
「大学の研究室の博士課程の先輩と、4年生が付き合った」(30代・千葉県)
「調理学校の教師と生徒」(30代・東京都)

飲食店

仕事中でのランチや休憩でいつも行っていたり、休日の散歩中に立ち寄ったりと、カフェやレストランであれば常連になっているようなお店もあるかもしれません。同じ時間帯に何度も居合わせたりしたら、自然と話をするようになる可能性も。一緒にお茶や食事をしながら話ができるので、のんびりとお互いを知ることができるもの。

「カフェ」(20代・東京都)
「飲み屋」(30代・京都府)
「レストラン」(30代・東京都)
「バー」(20代・兵庫県)

趣味のコミュニティ

SNSの趣味を通じて知り合ったり、習い事を始めたことが出会いのきっかけだったというカップルも。同じ趣味を持っていれば、年齢差なんて関係ないという人も。他の人に比べて距離感も近くなることから、仲を深める速度も早く結ばれやすいのではないでしょうか。

「オフ会」(30代・東京都)
「趣味のマリンスポーツを通じて15歳下の女性と出会い、結婚した知り合いがいる」(30代・京都府)

ナンパ

街で突然話しかけられてそこから連絡先を交換し、友人から恋人に発展した、というケースも。出会いのきっかけは少し変わっているかもしれませんが、出会いは意外とこんなところにも転がっているものなのですね。

「ナンパされた」(20代・広島県)
「声をかけられて」(30代・大阪府)

飲み会

飲みに来た場で出会ったという意見もチラホラ。飲みの席だとお酒の力で陽気な気持ちになれるので、普段見たことのない無邪気な姿に出会うことができます。いつもの真面目な姿とのギャップに胸キュンして、恋が始まるケースも多いでしょう。

「バーで知り合って」(30代・秋田県)
「合コンで知り合った」(30代・埼玉県)

マッチングアプリ

マッチングアプリでは、普段の生活のなかで出会うことのない年齢層の異性との出会いも期待できます。人によっては、10~20歳以上年上の男性と出会って交際したという事例もあるそうです。

「マッチングアプリ」(30代・茨城県)
「アプリ。結婚相談所」(20代・大阪府)

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「年の差カップル」のメリットは?

(c)Adobe Stock

年の差婚をした芸能人のニュースを耳にすることもありますよね。では、実際に年の差カップルが誕生したとき、そう簡単に上手くいくものでしょうか? 年齢が離れているからこそ感じられる「年の差カップル」のメリットから紹介します。

価値観を尊重し合える

同年代の結婚は、世代が近い分エゴがぶつかり合い、喧嘩になることも。一方「年の差カップル」の場合は、ジェネレーションギャップがあるがゆえに、お互いの意見に相違があったとしても、怒りよりも先に驚きや新鮮さを感じるよう。そのため、小さな喧嘩は生じにくいところがあります。

お互いの青春を知ることができる面白さや、同世代では決して話題にならないネタで会話ができるのも、また年上パートナーの魅力です。同世代が知らない知識がつけば、今後出会う幅広い世代の人たちとも会話を楽しむことができます。仕事においても、上司や先輩との関係のいい潤滑油に。

お互いに刺激を受ける

年齢が違うということは、経験値も違うということ。年上の包容力や余裕は、結婚生活を安定させてくれるでしょう。反対に、年下のハツラツとしたエネルギーやフレッシュさは、ふたりの生活を楽しく潤いのあるものにしてくれるはずです。

困難に直面しても解決策を持っている

生きていると、さまざまな問題が起こります。そんな時、苦難を乗り越えてきた人生の先輩は、問題の解決方法や俯瞰的視点を持っていることが多いでしょう。冷静にアドバイスをしてくれたり、良い方向へと導いてくれます。

喧嘩が少ない

わがままで無理難題な要求をしない限り、年上男性は結構すんなり受け入れてくれます。やはりそこは人生経験が勝つのかもしれません。

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「年の差カップル」のデメリットは?

老夫婦
(c)Adobe Stock

「年の差カップル」にはメリットがたくさん。ですが、メリットとデメリットは紙一重とも言われているので、裏目に出てしまうこともあるでしょう。つづいては、年齢が離れているがゆえに感じてしまう「年の差カップル」のデメリットを紹介します。

両親が相手との年の差について気にする

結婚をする前の話になりますが、両親は相手との年の差について気にすることもあるでしょう。相手が大きく年上だと「子どもはどうするのか」「老後はどうするのか」などの心配が尽きません。同年代同士の結婚であれば気にならないことも、不安要素として捉えられます。

結婚を決めたら、そうした親の心配や懸念を払拭できる材料を持って、結婚の挨拶に向かいたいですね。

見た目のギャップが出てくる

年を重ねると、自分と相手の見た目のギャップはどうしても出てきてしまうものです。相手がどんどん老けてしまうことを嫌がる人もいるでしょう。

反対に自分が年上の場合は、だんだんと自分の容姿にコンプレックスを抱きやすい面もあります。相手との年齢差が大きいほど外見的な不安を感じやすく、これが自己評価や自己イメージに影響を与える場合も少なくありません。

子どもを産める期間が短くなりやすい

かなり年齢差がある結婚では、子どもを授かる期間が短くなることが懸念されます。妊娠や出産には年齢による制約があり、年齢が上がるほど妊娠のしやすさや安全性に影響が出やすいのも現実。

そのため、将来的に子どもを考えている場合には、事前にその旨を話し合ったのちに結婚に向けて進めていくのがベスト。

老後のリスク

年が離れているということは、どちらかの退職や老後が早くやってくるということ。年上男性と付き合い始めた頃は経済面に余裕があったとしても、相手の退職後には収支バランスが変わり、今までの生活とは変わってしまうかもしれません。また、介護の問題が出てくる可能性もあります。

年上の妻が先に老いていくと、そんなに遠くない将来に介護の問題が生じる可能性があります。高齢出産や健康の問題が増加する中で、夫が予想以上に早期からケアラーとしての役割を果たさなくてはならない場面も想定する必要があるでしょう。

介護は夫婦双方にとって精神的・経済的な負担を生む可能性があり、年齢の差が大きいほど早期の現実になりやすいでしょう。

ジェネレーションギャップが裏目に出る

世代が違うと「感覚が合わない」と感じるのは、年齢差があるカップルのよくある話。

「自分の知らない話ばかりをされても分からないし面白くない」「会話が弾まずにコミュニケーションがとりにくい」など、ジェネレーションギャップによる話題の噛み合わなさはすれ違いの原因にもなり得ます。

周りからの見られ方が気になる

年の差婚は一般的には以前と比べて受け入れられていますが、まだまだ社会には厳しい目を向ける人もいます。

女性が年下の場合は家族からの理解に苦しんだり、パパ活のように見られることも。また、女性が年上の場合には、まわりの恋愛と比較され、冷ややかな態度や偏見に直面することもあるでしょう。結婚を考えたお付き合いならば、強い覚悟を持つ必要があるのは間違いありません。

対等になれない

同い年ならば年齢による権力や経済的な差が少ないため、夫婦が対等な関係を築きやすいのもメリットなのですが、年の差婚では自然と年齢による上下関係が発生しやすいのは否めません。将来的なキャリアや家庭の役割分担においても「対等ではない」と不満を感じるシチュエーションも多いのですれ違いがおきないように話し合っておけると◎。

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「年の差カップル」が長続きする方法とは

手を繋ぐカップル
(c)Adobe Stock

「年の差カップル」が上手く付き合っていくためには、理解やコツも必要となってきます。では具体的に長続きさせるためにどのような工夫が必要なのか、その方法を確認してみましょう。

歩み寄る

年の差があれば、価値観が違ったりジェネレーションギャップがあるのは当然のこと。ちょっとしたことで「価値観が違うから私たちは合わない」と決めつけてしまうのは避けたいところ。お互いの考えはそれぞれ違うものだと最初から心得ておけば、喧嘩にもならず円満なカップルでいられます。

「お互いが歩み寄る努力をする」(20代・岐阜県)
「お互いの価値観や考え方を尊重する」(30代・大阪府)
「どちらかが話題などに関して歩み寄る」(30代・千葉県)
「お互いの価値観を尊重すること」(30代・茨城県)
「物事を経験してきた年代は異なっても、このときお互いがどう過ごしていたか興味を持ち否定しないこと。価値観が違っても、多様な考えや見方をお互いできる人であればそれすら楽しめる。食の好みが合うとなお良し」(30代・京都府)

年の差を気にしない

年の差があることで周囲からお節介を言われたり、ときには好奇の視線が痛いときや、酷いときには「気持ち悪い」と言われてしまうこともあるかもしれません。しかし、お互に好意を持って付き合っているので、外野の声は気にする必要ありません。ふたりが幸せであることが一番です。

「歳の差があることを気にせず友達のように接するが、お互いへの尊敬の気持ちは忘れないようにする」(30代・千葉県)
「歳の差を感じない」(30代・兵庫県)
「年齢を言い訳に使わない」(30代・神奈川県)
「年の差関係なく、お互いを尊重することではないか」(30代・東京都)
「年の差関係なく対等に付き合うこと」(30代・埼玉県)
「年上ぶらないことが大切だと思う。年齢よりも付き合いやすさと居心地の良さを感じれば長続きする。逆に年齢を意識をしだすとアウト」(30代・京都府)

日常的なコミュニケーション

ふたりの関係をより良くしていくためには、常にコミュニケーションをとりながら、お互いがどう感じているのかを擦り合わせていくことが大切。納得がいかずにモヤモヤしたことはしっかり質問して、我慢を溜めることなく理解し合えることができるといいですよね。

「お互いによく話をする」(30代・大阪府)
「お互いが違うと思う部分をとことん話し合う」(30代・大阪府)
「お互いの話を聞く」(20代・千葉県)
「コミュニケーションをたくさん取ること」(20代・兵庫県)
「会話の波長が合うかどうか、会話がなくても落ち着けるかどうか」(30代・滋賀県)
「イチャイチャする」(30代・静岡県)
「甘える、可愛がられる」(30代・北海道)

距離感

会いたいときに会えなかったり、予定が合わないことも多々あるでしょう。だからといって、自分の要望だけを押し通すのは自分勝手ですよね。相手が置かれている立場や状況を理解しておくと、お互いに尊重し合いながら適切な距離感が保てます。

「互いの生活に干渉しすぎないこと」(20代・秋田県)
「束縛しないこと」(30代・大阪府)
「程よい距離感」(20代・神奈川県)
「深入りしないこと。ある程度、他人行儀でいること」(30代・埼玉県)

最後に

育ってきた環境や時代が違えば、理解しがたい価値観、ルールなどが出てくるのも仕方がありません。そのなかで大事なことは、寄り添いそして支え合うということ。自分の考えだけが正解ではないということ理解して、柔軟に考えられる頭の柔らかさや、相手の考えに興味を持つことを意識してみると上手くいくはずです。前向きに捉えて多くの困難も乗り越えられる、幸せな「年の差カップル」を目指しましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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