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同い年での結婚は幸せになりやすい? それとも後悔する?
同い年のパートナーとの結婚は「幸せになりやすい」という話もあれば「後悔する」といった声もあり、両極端な意見がありますよね。
現実的な話としては、どんな年齢の相手と結婚するにしても、メリットもあればデメリットもあります。では同い年婚の特徴とは…?
メリットやデメリット、年の差婚との違いを知っておくと、円満な同い年婚を続けやすくなるのではないでしょうか♡
同い年で結婚するメリット3つ
同い年のパートナーとの結婚には、世代が異なる人との結婚では得られないメリットも♡
代表的なものを3つ見ていきましょう。
◆会話が合いやすい
同い年のカップルは、共通の歴史や経験を共有することが多いため、会話が合いやすいというメリットがあります。
学生時代の話や時代背景について話すときに共通項が多いほど、コミュニケーションを深め、相手への理解を助けるきっかけともなりますよね。また、似たような年齢による共感や共感覚も多くなるので、ふたりの会話が豊かになりやすく、感情的な絆を築くのに役立ちます。
◆体力格差が起きにくい
同い年のカップルは、一般的に体力格差が起きにくいというメリットは大きいでしょう。
年齢による健康状態や体力差が少なくなるので、旅先や余暇において、夫婦で共同の趣味やアクティビティを楽しみやすい傾向にあります。
また将来的に高齢になった際のケアやサポートについても、夫婦が同じくらいの年齢であることから、一方に不公平感が出ずにサポートし合いやすい点も挙げられます。
◆対等な関係が続きやすい
同い年ならば年齢による権力や経済的な差が少ないため、夫婦が対等な関係を築きやすいのもメリットです。
将来的なキャリアや家庭の役割分担においても、お互いに同等の貢献を期待しやすく、夫婦の信頼関係や協力関係を育みやすい環境になるでしょう。よって、結婚生活が安定して長続きしやすい傾向もあります。
同い年で結婚するデメリット3つ
一方、同い年のパートナーとの結婚にはデメリットも存在します。
よく言われているものから、典型的な3つをご紹介します。
◆パートナーと張り合ってしまう
同い年のカップルだと、一緒に生活をしていくなかでパートナーが最も身近なライバルになってしまって、だんだんと競争心が芽生えてしまうことがあります。
年齢が近いためにキャリアや社会的成功、経済的安定などでパートナーと張り合う場面も起こりやすく、この競争心がふたりの関係にストレスをもたらしてしまう場合も…。お互いを敬う感情よりも、競争心が強くなると夫婦関係は冷めやすくなってしまいます。
◆年上の人と結婚した友達の結婚生活と比べて落ち込む
身近な友達が年上のパートナーと結婚していると、その友人との比較において、自分の結婚生活への自己評価が低下することも起こりやすいのも確かです。
友人の結婚生活が穏やかかつ安定していて、自分たち夫婦よりも経済的に恵まれているように見えると、自分たちの生活に対して不安や落ち込みを感じやすくなります。
「人と比べても仕方ない」とわかっていても、現実的に格差に直面すると落ち込んでしまう人が多いのも事実です。
◆パートナーの包容力が足りないと感じやすい
同い年のパートナーと結婚する場合には、両者ともにまだ経験が浅いことが多いために、パートナーが困難な状況に対処する際に「うちのパートナーは、包容力が足りない」と感じることが多々あります。妻のほうが精神的な経験値が高い場合には、なおのこと夫に対して包容力のなさにガッカリすることも…。
結婚生活においては、ふたりの価値観の調整や妥協が不可欠。ですが同い年のカップルだと、こういったスキルを磨き上げる途中の段階で、相手に落胆する場面も多い傾向にあります。
年の差婚と同い年婚の大きな違い3つ
年齢に関する違いは、結婚生活に大きな影響を与える要因のひとつ。年の差婚と同い年婚の違いに焦点を当てて、それぞれ解説します。
◆世代のギャップを感じるor感じない
年の差婚と同い年婚の大きな違いのひとつは、パートナーに対して世代のギャップを感じるかどうかです。
年の差婚では、どちらが年上であるにしてもパートナーが異なる世代に属しているため、価値観や文化的な違いが日常生活のちょっとした場面でも顕著に現れることがあります。一方、同い年婚では世代のギャップが少ないために、共通の経験や文化を共有しやすいでしょう。
◆対等な関係or年齢による上下関係
年の差婚と同い年婚では、年齢によるパートナー間の力関係が異なるのが現実です。
年の差婚では、自然と年齢による上下関係が発生しやすいのは否めません。対して、同い年婚であれば年齢差がないため、ふたりの意識として、より対等な関係を築きやすいと言えます。
◆経済力があるorない
結婚生活は綺麗事だけでは続かないので、経済力は結婚生活において重要な要素。
年の差婚の場合は、年上のパートナーの年齢によるキャリアが関係して経済的に恵まれやすい一方で、同い年婚の場合には、年代相応の収入であることからどうしても年の差婚夫婦よりも経済的には厳しくなる傾向にあります。
ただし一部には若いカップルでも、パワーカップルのように夫婦ともに高年収というケースもあり、個々のカップルによって異なる経済状況があるために、例外もあるでしょう。
同い年の結婚は長続きしやすい!?
同い年のパートナーとの結婚には、メリットもあればデメリットもあるもの。
しかし育ってきた時代的な背景が一致する世代のパートナーとの生活は、カップル間のコミュニケーションがとりやすいことは大きなメリット。結果として、年の差結婚よりも長続きしやすい傾向もあります。
年齢が5歳以上離れると離婚率が上がる一方で、同い年のパートナーとの結婚は離婚率が低いというデータもあります(出典:離婚経験者200名によるアンケート調査/アシロ)。同い年の結婚は、比較的長続きしやすいと言っても過言ではありません♡
ふたりが同じように年齢を重ねていけるのは、同い年婚ならではでもありますよね!
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