「同い年」の言い換え表現とは?
まずは「同い年」の言い換え表現について見ていきましょう。「同い年」に1番近い表現として使われているのはタメです。特に、若者の間でよく使われる言葉かもしれません。年齢が同じだったり、相手との立場が同等である状態のことを指します。
「私達タメだよね?」と言うことで、「私達同い年だよね?」という意味で使うことができるでしょう。皆さんもよく知っているタメ口、タメ語という言葉は、主に「同い年」の間で使われる話し口調のことを表しています。
また、「同い年」と似た意味で同輩、同級生という言葉が使われることもあるかもしれません。しかしこれらは「同い年」とは少し異なります。同輩の正確な意味は、地位や経歴、年齢が同じ人たちのことですが、一般的に年齢より経歴の方を重視して使われることが多いようです。会社へ同じ時期に入社した人、というような同期に近い表現で使われますね。
同級生も「同い年」と同じ意味で使われがちですが、実は違いがあります。同級生は同じ学級の生徒、つまりクラスメイトのことを指しています。そのため、「同い年」の中でも、特にクラスが同じ生徒同士のことを同級生と呼んでいるのです。
「同い年」の英語・韓国語表現
次は「同い年」の外国語表現について解説していきます。英語と韓国語での表現を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
英語表現
「同い年」の英語表現は「~of the same age」です。sameを使う場合は、その前にtheをつける必要があります。「私と同い年の女性」というように表したいのであれば、「A woman of my own age」とすると良いでしょう。この場合、ofやownは省略可能です。
韓国語表現
韓国語で「同い年」と表現するのであれば、「동갑」を使うと良いでしょう。読み方は「トンガプ」で、最後のプの音はほとんど発音せず、Pの音の余韻だけを残して口を閉じるイメージです。「동갑이네요(同い年ですね)」というように表現できます。
「同い年」カップルのメリットとデメリット
さて、ここからは「同い年」同士の恋愛について考えていきましょう。恋人にするなら年上や年下がいい、という人もいれば、同い年じゃないと嫌だ! という人もいるかと思います。そこで、今回は「同い年」カップルのメリットとデメリットを挙げてみました。
メリット
1:価値観が合いやすい
やはり生まれ育った時期が同じであれば、その世代に流行ったものを共有できたり、話がよく合ったりすることがメリットと言えるでしょう。お互いの価値観に大きなギャップがあれば、居心地の良い関係を築くのが難しい場合もあります。金銭感覚が同じかどうかも、今後長く付き合っていく上で大切なポイントになるでしょう。
2:対等な関係でいられる
年齢に差があると、どうしても年齢によって上下関係ができてしまうことがあります。言いたいことがあっても、言うのをためらってしまい、どちらかにストレスが溜まってしまうなんてことも…。なんでも言い合えてどちらも我慢しなくて良いような、気楽な関係を築くのであれば、「同い年」カップルはとてもおすすめです。
3:お互いの気持ちを理解しやすい
年の差カップルに比べて「同い年」のカップルは、相手の立場にたって考えることがより簡単にできるでしょう。年齢が違うと、やはり相手の考えていることを想像しにくいですよね。「同い年」であれば、ある程度お互いの考え方や気持ちを予測することができるはずです。
デメリット
1:喧嘩になりやすい
なんでも言える対等な関係が、逆にデメリットになってしまうこともあります。相手への遠慮が欠ける分、言い合いになって喧嘩に繋がることも。年齢が同じであろうと、相手を尊重する気持ちを忘れてはいけません。
2:刺激がない
年齢が違う人と付き合うと、自分とは違う考え方を持っていたりするため、新鮮さがありますよね。「こんな考え方があるんだ」とか「こんなデートの仕方があるのか」など、新しい発見がたくさんあるかもしれません。一方で、「同い年」は新鮮さがなく、退屈に思えてしまうという人もいるでしょう。
3:頼りないと感じてしまう
やはり女性は、年上の男性に惹かれることが多いですよね。その理由として挙げられるのは、おそらくリードしてくれる男らしさでしょう。年上ならではの余裕やスマートさに惹かれる女性は多いはず。そんな女性にとって「同い年」の男性は、少し頼りなく感じてしまうこともあるようです。
「同い年」での結婚は難しい?
「同い年」同士の恋愛ではデメリットもありましたが、結婚となるとどうなのでしょうか。また、「同い年」婚が上手くいく方法もあわせて紹介していきます。
「同い年」婚が特に難しいというわけではない
「同い年」で結婚しても、年の差で結婚しても、それぞれにメリット、デメリットはあります。「同い年」婚であれば、一緒に年をとっていけるため、老後の心配が少ないというメリットがありますね。反対に、相手の精神年齢が低いと感じてしまうデメリットもあります。
一方、年の差婚であれば、相手の経済力や包容力に安心できるというメリットと、介護などの将来が心配であるというデメリットが存在するでしょう。一概に「同い年」婚か年の差婚のどちらかに善し悪しをつけるというのは難しいものです。
「同い年」婚で上手くいくためには?
1:お互いを尊重する気持ちを忘れない
年齢が同じであっても、相手を敬ったり尊重する気持ちは必要です。男性を立てるという行動も、時には大切でしょう。何でも言える関係であっても、相手のプライドを傷つけてしまわないように気をつけたいですね。
2:伝え方を意識する
「同い年」であれば、つい言い過ぎてしまったり、言い合いになって喧嘩になってしまったりすることがよくあります。何でも口にしてしまう前に、その発言が相手に不快な思いをさせないかどうか、考えてみましょう。言い方を少し変えるだけで、相手の捉え方も変わるはずです。
3:相手に期待しすぎない
これは「同い年」婚と年の差婚のどちらにも言えることです。過度な期待は相手へのプレッシャーにもなりますし、自分が失望してしまう原因にもなります。相手に理想を押しつけてしまうのではなく、2人で一緒に乗り越えるという考え方にしてみると良いかもしれませんね。
最後に
結局は「同い年」であろうと年の差であろうと、上手くいくかいかないかはあなた次第です。人にはそれぞれ自分に合った恋愛観があるはず。まずは、自分にどの恋愛スタイルが合うかどうかを知ることが大切なのではないでしょうか。
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