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年下彼氏・年上彼女カップルは身近にいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
約4割の方の周りには「年下彼氏・年上彼女のカップルがいる」という結果でした。わりと多くいると言えるのではないでしょうか。続いて、アンケートに寄せられた回答から、年下彼氏と付き合う中での実際のところについてみていきましょう。
年下彼氏・年上彼女はうまくいく?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
彼氏が年下で彼女が年上のカップルのお付き合いについてのアンケートでは、8割以上の多くの方が「上手くいっている」と回答。彼女が年上だからといって上手くいかないというわけではなく、むしろ上手くいきやすい面があるのかもしれません。
歳の差カップルのメリットとは?
次に、年下彼氏と付き合っている女性から伺った、年下彼氏のいいところについて紹介します。
年下彼氏がピュア
純粋で素直に気持ちを伝えてくれるのは年下彼氏の魅力のひとつです。
「友人から6歳年下の男子を紹介してもらい、連絡を取り始めたのですが、はじめからLINEが可愛くて! 自分に好意があるとわかるし、変な駆け引きもなくストレートに思いを伝えてくれるのも嬉しい。付き合い始めて半年経ちましたが、その間もずっと思いを伝えてくれます」(商社勤務・32歳)
甘えてきてくれる
男性にとって、年上の女性に対しては甘えやすい部分がありそうですよね。
「職場の4学年下の後輩くんと付き合っています。昨年、仕事納めでごはんに行って、彼から告白されました。今まで年下の男性とって経験ないし少々不安がありましたが、熱心に言われてお付き合いがスタート。毎日LINEをくれるんですが、朝イチLINEなら『朝から可愛いよ!』とかだし、終業時には『今日一緒に帰れそう?』『ごはんに行きたいよ!』と連絡をくれます。頼れる男子も魅力的だけど、こんな風に甘えてくれると、求められてるんだなあと感じます。なんだか学生時代のような感覚があって毎日楽しすぎます」(通信会社勤務・31歳)
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年下彼氏と付き合っている彼女の本音
素直で可愛らしさのある年下彼氏ですが、年上彼女は気がかりに感じていることはあるのでしょうか。続いて、年下彼氏と付き合う中で彼女が感じている本音についてみてみましょう。
経済面での自立
女性側の年齢にもよりますが、アラサー世代で考えるとたとえば男性が5歳下の場合、大きな差に感じるかもしれません。男性側はまだ社会人になって数年だとお給料事情が気になることも。
デート先での支払いを年下の彼ばかりに払ってもらうのは気の毒に思ってしまって、自分がどんどん多めに出しちゃうなんてことも。そのうえ、今時は若い世代ほど“割り勘”が根付いている傾向も。
「ひとまわり年下のかわいい彼氏ができて、なんでもしてあげたくなった。まさか定期預金まで崩すことになるとは思わなかった」(38歳・女性)
言動が子どもっぽい
多少のジェネレーションギャップがあっても、それはそれで楽しいもの。けれど経験値は、圧倒的に年上女性の方が上。いくつになっても子どもっぽい面がある男性はいますが、年下だからより子どもっぽさを感じることもあるかもしれませんね。
「年下君の行動力のあるところに惹かれてたけれど、今でも学生のノリが続いているようで… いろんな意味で最近ついていけていません。もう無理かな」(30歳・女性)
結婚観の違い
年ごろの女性なら気にしてしまう結婚についての意見もありました。年齢が若くても結婚願望の強い男性もいますが、大人だからこそできる楽しみをこれからたくさん経験していくと考えたら、その結婚欲も薄れていく可能性も。
「7歳年下の彼と付き合っていますが、結婚を考えている様子が全くなくて焦ってます。私は今すぐにでも結婚したいし、彼のことも大好きなんですけど。どうしたらいいんでしょう」(34歳・女性)
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年下彼氏・年上彼女が結婚するためにできること
年下彼氏と年上彼女のカップルが「結婚するためにできること」について、アンケートに寄せられた意見は…?
年齢を意識しすぎない
2、3歳の年齢差なら気にならなくても、一回り近く年の差がある場合は、年齢が気になることもありますよね。しかし、年齢差よりもお互いが自分らしく接しているかが大切。あまり年齢差は意識しすぎないほうがいいのではないでしょうか。
「彼女が年齢を言い訳に美を諦めない」(30代・奈良県)
「彼女は年上だけど、たまには甘えさせてあげる」(30代・大阪府)
「彼が年下だからと女性が頑張りすぎず、彼女が年上だからと男性が背伸びしすぎない」(30代・山口県)
「年下、年上など必要以上に年の差に拘らない」(30代・宮城県)
「年下だから年上だからという意識で過ごさないこと。嫌でも周りに年齢のことは言われるので。変な上下関係生まないために必要かなと思う」(30代・石川県)
「年齢に執着して物事を考えない」(20代・広島県)
「周りを気にしない」(20代・東京都)
「固定概念や偏見をなくす」(20代・千葉県)
尊重する
ないがしろにされたら誰でも相手にネガティブな気持ちを抱きます。お互いに相手の意見を尊重し合うことは年齢に関係なく必要なことです。
「彼氏がしっかり自立する、彼女が彼氏を立てる(20代・福岡県)
「彼のプライドを傷つけないこと、彼を立てること」(30代・兵庫県)
「お互い平等でいる」(30代・大阪府)
「許す心」(30代・千葉県)
「お互いに価値観を押し付けない」(30代・神奈川県)
「私の夫は3つ下ですが、年齢は違えど相手を見下さず、自然と対等な関係でいると年齢差は感じないし、うまくいく気がします」(30代・東京都)
「歳の差に関わらず、相手を非難するのではなくて相手と逆の意見を言って聞けるようにするべき。両者がこのスタンスでないと『自分ばかり我慢してる』とお互い思い始めると思う」(30代・群馬県)
思いやり
他人同士が良い関係でいるためには、お互いに思いやりを持ち続けて接することが必要です。
「お互いが尊敬できるところがあること」(30代・長野県)
「世代の違いを意識して相手の気持ちを考えることだと思います」(30代・青森県)
「相手の考えや思いに共感すること」(30代・広島県)
「相手に合わせる努力をする」(30代・東京都)
結婚について
お互いの結婚観については、コミュニケーションをとりながら理解していくようにしましょう。
「彼女の方が結婚願望が高そうなので、それに答えられる家庭的な彼氏が必要」(30代・東京都)
「彼氏の覚悟」(30代・埼玉県)
「彼女が結婚する意志があることをきちんと伝えてお付き合いする」(20代・愛知県)
「年が離れすぎているなら、子どもが出来ないかもしれないが、それでも構わないかどうかの意志疎通。それほど離れていないなら特に他のカップルと変わらないと思う」(30代・岩手県)
彼氏が頑張る
年上彼女につい甘えすぎてしまうこともあるかもしれませんが、彼女の負担になりすぎないように、彼氏側もリードしたり頼れる部分をみせたりすべきという意見もありました。
「年上彼女に気を使わせないこと」(30代・茨城県)
「男がヒモにならない」(20代・東京都)
「年下彼氏が引っ張っていくことが大切。時には年下だからと甘えて、あとはリードして引っ張ってほしいです」(20代・兵庫県)
「精神年齢は女性の方が上と言われているので男性もたまに男らしいたころをみせ、甘えさせてあげれる包容力をみせる」(30代・福岡県)
無理をしない
無理をしてまで頑張ってしまうと、付き合うことに疲れてしまうことがあります。結婚後も穏やかに過ごせるように、自分らしいペースや関わり方はお互いに意識したいポイントです。
「背伸びしない。自然体な気持ちで接する」(30代・千葉県)
「素直になる」(30代・千葉県)
「あまり年齢が上とか下とか考えずにありのままの自分をお互いがだして、その姿を好きになってもらうこと」(30代・東京都)
「特別なことはいらない」(30代・佐賀県)
相性
会話のテンポやお互いの好みなど、個性はそれぞれある中で相性がありますよね。一緒にいて居心地がいいと感じ合えることも重要です。
「気が合う」(30代・神奈川県)
「フィーリング」(20代・兵庫県)
両親との関わり方
恋愛関係ならふたりの中で進められても、結婚となるとお互いの家族との関わりがあるもの。結婚を視野に入れている場合は、お互いの家族への挨拶などコミュニケーションをとりましょう。
「相手や相手の家族とコミニュケーションをとること」(20代・北海道)
「家族など周りからの理解を得ること」(30代・愛知県)
お互いによく知り合う
年齢を重ねて経験を積むことで、価値観が変化していくこともあります。関係性をより良いものにするためには、お互いのことを知ることが何より大切。
「価値観の摺り合わせ」(20代・千葉県)
「同棲してみる」(30代・群馬県)
「どれだけお互いに理解できるか」(30代・奈良県)
甘える
甘えることは、気を許せる相手ではないとできないことではないでしょうか。たまには、頑張りすぎないで相手に甘えることもしてみてもいいのでは?
「甘え上手」(30代・広島県)
「甘えられるように優しく彼氏に接する」(20代・神奈川県)
自立
お互いに自立できていると、結婚後にふたりで家庭築いていくことも頑張れそうに感じますよね。共働きの場合、どちらかが家事ができないと一方に負担がかかってしまうので、生活スキルはお互いに身に着けましょう。
「ある程度放任する。自分の時間も大切にする」(30代・福岡県)
「彼氏も彼女も自立して、収入や生活、家事を相手に頼らない」(30代・茨城県)
年齢差を楽しむ
年齢差をネガティブに捉えるよりも、ギャップを楽しんでしまうのもおすすめです。
「ジェネレーションギャップを楽しむ」(20代・神奈川県)
コミュニケーション
コミュニケーション不足はあらゆるトラブルの元。日常会話はもちろん、ふたりにとって大切なことはきちんと話し合うようにしましょう。
「何事も『話し合い』は欠かせない。相手の思考や気持ちを聞き、自分の思考や気持ちを話した上で、譲歩出来る部分や我慢出来るかどうかを決めるべきだと思う」(30代・岐阜県)
最後に
彼氏が年下で彼女が年上のカップルは、年齢差や結婚観についてなど、付き合っている中で気になることはそれぞれあると思います。しかし、年齢差については意識しすぎない方が良いという意見が多く寄せられました。
ふたりの関係性をより良くしていくためには、常に相手を尊重する姿勢を持ち、コミュニケーションをとりながらお互いを理解していくことが大切。これは彼氏が年下で彼女が年上だからということは関係なく、人間関係において重要なポイントです。
ジェネレーションギャップを楽しんだり、年下彼氏ならではの素直さや可愛らしさに目を向けたりするなど、ポジティブな面をみつつ、良いお付き合いをしてくださいね。