【目次】
・スピード婚とは? 定義をご紹介
・【アンケート】スピード婚の期間はどれくらい?
・身近にスピード婚をした人はいる?
・スピード婚をする人の特徴・傾向とは
・スピード婚のメリットとは
・スピード婚のデメリットとは
・最後に
スピード婚とは? 定義をご紹介
スピード婚の意味・定義についてチェックしてみましょう。
交際から結婚までの期間が短い恋愛を、「スピード婚」と言います。
一般的にスピード婚の交際期間は半年以内~1年以内と言われていますが、特に何ヶ月と決まった定義はありません。1ヶ月~3ヶ月で結婚を人もいれば、交際0日でのスピード婚をする方もいるのが実際のところ。
【アンケート】スピード婚の期間はどれくらい?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20〜30代の女性100人にスピード婚の期間はどれくらい? と質問したところ、半年未満… 67.5%、1年未満… 30.8%という結果でした。
アンケートで一番多かったのは半年未満=スピード婚という意見。全体合わせると1年未満がスピード婚になるとの思考の方が98.3%もいるということが判明しました。その他の回答の中には、1ヶ月・3ヶ月・交際期間なしなどの票数も含まれているようです。
身近にスピード婚をした人はいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
また、身近にスピード婚をした人はいる? の質問に対しては、はい… 25%、いいえ… 75%との結果。
全体の4人に1人が身近でスピード婚をしているようです。交際を始めて相手に対して安心な人だと感じたら、その段階で結婚に向けて気持ちを固めるカップルが多いのかもしれませんね。
早めの決断で心配はあると思いますが、交際期間が長いだけでダラダラ結婚を先延ばしにしているカップルより、前向きで決断力があると思います。
スピード婚をする人の特徴・傾向とは
続いて、スピード婚をする人の特徴・傾向をまとめてみました(もちろん、必ずしも当てはまるということではありません)。どんな特徴があるのかを事前に理解しておくと、自身のスピード婚に向けて活かせそうです。
また、あまり前向きでない人も肯定派の意見を聞くことができそうです。
【1】結婚願望が強い
ある程度の結婚適齢期に差し掛かると、親族から結婚を急かされるようになってきます。それを機に結婚を意識し始めるパターンも多いでしょう。結婚願望が強い方は、最初から結婚するつもりで恋愛を始めるので、同じようなスタンスの男性に出会うとスピード婚が叶います。
ただし、急ぎ過ぎて相手をしっかり見極めずに結婚へと進んでしまうと、結婚後に後悔することになるかもしれません。結婚への意識以外の見極めも大切になってきます。
「お互いの意思がハッキリしている」(20代・埼玉県)
「結婚を前提に付き合っていた」(30代・奈良県)
「焦っていた」(30代・神奈川県)
「結婚相談所で出会った」(30代・三重県)
【2】運命と直感を信じている
学生時代から長く交際していた男友達や彼氏がいると、彼が自分の王子様だと強く感じてしまうロマンチックなタイプも多いでしょう。幼少期からの相手の性格も知っているので、今から新しい人と1から恋愛するよりも、昔から一緒にいる彼との信頼度を優先します。
みんなは慎重になる大切な結婚の決断でも、自分に自信がありその直感に素直に従うことができるので、失敗することもほとんどないのです。
「学生時代から親しくしていた」(30代・千葉県)
「友達だった」(30代・大阪府)
「親同士が知り合いで家族ぐるみのお付き合いがあって、以前からの知り合い」(30代・千葉県)
【3】行動力がある
今の時代は、家にいながらマッチングアプリで好みの男性と出会うこともできるのがメリット。少しでも迷うとチャンスを逃してしまうこともあるので、それを逃さないためのタイミングやスピード感がすごく重要になってきます。このタイプは、気になる男性がいたら即アタックが必須と考えています。
行動力のある女性は自分の幸せは何かしっかり理解しているので、合わないなと思う人がいたら、即決断できてお別れできるのが◎!
「アプリでの出会い」(20代・大阪府)
「アプリで知り合う」(30代・兵庫県)
「お互いデートして同棲してすぐ結婚」(20代・富山県)
【4】交際している間に子供が出来た
交際中に子供が出来てしまえば、責任を取るために結婚を選ぶことが多いと考えられます。お腹にかけがえのない命が宿ったことはとても喜ばしいことですね。
しかし、中には授かり婚をしてもうまくいかずに別れてしまう夫婦もいます。特に金銭に関するトラブルが多く、計画性がなかったことが原因とされます。そういったトラブルを防ぐためには、ふたりで話し合う時間を大切にして、問題だと思われる部分をひとつずつ解決していきましょう。
「できちゃった婚」(30代・兵庫県)
「デキ婚」(30代・愛知県)
「子供ができてスピード結婚した」(20代・鳥取県)
「私は彼氏の方の知り合いだが、彼女の方のお腹に子供が授かってしまって責任を取るために結婚をしたと言ってました」(30代・千葉県)
「授かり婚」(20代・福井県)
スピード婚のメリットとは
スピード婚は離婚率も高い! とマイナスなイメージを持っている方もいますが、以前と比べればスピード婚も増えたので見方も変化しつつあるでしょう。メリットとなる部分を知っておくと、新たな価値観にも気付くことができます。
【1】新鮮な気持ちのまま結婚できる
交際期間が短いので、お互いを完璧に理解しているわけではありません。なので、結婚後も相手の知らない一面を知ることが出来るのもメリットです。
長期間交際してからの結婚だと、マンネリや不満が多いまま新婚生活をスタートさせる場合も考えられます。スピード婚ならではの、恋人気分を味わいながらの新婚生活も楽しいものです。新鮮な気持ちで楽しい時間を過ごしてくださいね。
【2】ダラダラしないので婚期を逃さない
いずれは結婚しようと決めていても、環境や気持ちは変わっていくもの。気持ちが薄れてしまい、婚期を逃してしまっては大変です。
気付いたら月日が流れていて、もうこんな年齢に… となってしまうのならば、お互いの気持ちが熱いうちに結婚を済ませておくのも決断のひとつです。
【3】早いうちに子供を授かれる可能性が高い
子供が欲しいと思っている女性にとって、年齢は避けられない問題。周りの友人はみんな子育てをしているのに、自分だけまだ結婚の目処も立っていない状況だと、不安や焦りを感じてしますよね。
結婚しなくても子供を授かれる場合もありますが、スピード婚であれば早めに子供を授かりたいと望む人にとって計画性もあり、大きなメリットになると言えます。
【4】行動力と決断力を兼ね揃えた男性と結婚できる
男性の草食化が進んでいることもあり、なかなか結婚に踏み出せないという事例も多め。優柔不断でウジウジしている男性との時間は、本当にもったいないですよね。スピード婚ができるということは、大きな決意を持った男性と結婚できるということを意味します。
結婚後に何か大きな問題が起きても、頼れる旦那さんがいれば、ひとりで抱え込んで悩む心配もなく安心ですね。
スピード婚のデメリットとは
メリットがあればデメリットもあります。事前にデメリットを知っておくと、お互い意識して離婚しないような対策をすることもできます。それでは、3つのポイントをチェックしてみましょう。
【1】欠点を後から知る
交際期間が短かった分、後から相手の欠点やマイナスな部分を知ることも多いでしょう。特に一緒に住み始めてみると、デートの時とは違う一面が見えるので、価値観のズレを感じることも多いようです。
できるだけ結婚前に、相手を見極めておけるようにコミュニケーションを多めにとることをおすすめします。完璧な人間などいないのですから、許容範囲の欠点ならば寄り添う努力をすることも大切です。
【2】周囲の理解を得にくい
本人同士が納得した結婚だとしても、家族や友人などから必ず祝福してもらえるとは限りません。ふたりを大切に思っているからこそ、心配してくれているに違いありません。特に親世代にはスピード婚のなじみがなく、反対されて納得してもらえないケースも考えらえます。
結婚は両家にとって大切な問題でもあるので、今後のトラブルに繋がらないように気をつけましょう。ふたりで協力をして、積極的に話す機会を設けたり、理解してもらえるような説得をしてみたりしましょう。
【3】今後の人生設計が立っていない
勢いで結婚してしまったこともあり、今後の結婚生活のすり合わせが出来ていない場合も。子育てについて、貯金について、両親の老後についてなど、お互いがどのように考えているのか、認識を合わせておかないとすれ違いが起こりやすくなります。
いつかそのときがきたら話せばいいや… という思考ではなく、前もって自分から意欲的に話を出して、意見が食い違わないように注意しておきましょう。
最後に
一般的にスピード婚はお互いをよく理解していないので離婚しやすいと言われ、マイナスなイメージを持たれがちです。ですが、実際大切なのは交際期間ではなく、一緒にいる時間をどう過ごせるかということです。常日頃から円滑なコミュニケーションをとって、相手に思いやりの気持ちを持ち続けられるのであれば、幸せな結婚生活が送れるはずです。
そのためには、これからの長い人生を共にできるような自分に合った相手を見つけましょう。日常生活や、お金、恋愛、食に対する価値観など、心配な部分は交際前にチェックしておくこともポイントです。
人生最後の日まで一緒に過ごせる仲良し夫婦でいられますよう、心より応援しています!
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