目次Contents
▼この記事の要点
・「好意」という言葉には、好きだと思う気持ちのほかに、相手のために何かしたいという想いが含まれる
・頻繁な連絡やデートの誘い、特別なエスコートなど、「好意」を抱く相手には積極的な人が多い
・それが恋愛感情による「好意」なのか、ただの「厚意」や「下心」なのかを見極めて
「好意」とは

恋をすると、相手の気持ちが本気なのか遊びなのかわからず悩んでしまうことも。よく一緒に過ごしている間柄だったとしても、怖くて本音はなかなか聞けない… なんて人もいるではずです。
そんななかで、「もしも相手が少しでも『好意』を抱いてくれているならば、無意識にでも意図的にでも、何かしらのサインが出るものなのでは?」という考えたことがある人は多いでしょう。たとえ想いを口に出さずとも、しぐさや態度から「好意」の有無がわかることはありそうですよね。いわゆる、〝好きバレ〟状態になるきっかけはどこにあるのでしょうか。
本記事ではそんな、「好意」からくる〝脈ありサイン〟について調査していきます。まずは「好意」とはなんなのか、その意味合いから確認してみましょう。
1 その人にいだく親しみや好ましく思う気持ち。愛情の婉曲的な表現としても用いられる
2 その人のためになりたいと思う気持ち。親切な気持ち(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
人にたいして「好意」という言葉を使う場合は、好き、と感じる以上の〝なにかしてあげたい〟〝そばにいたい〟と思う気持ちが含まれているととらえられます。恋愛にかぎった意味合いで使われる言葉ではありませんが、もしも異性に「好意」を抱いていると言われたら、そこには恋愛感情があるかもしれません。
「好意」の類語

「好意」には、似たような意味をもつ類語があります。そのうちのいくつかについてもチェック。
◆善意
1 よい心。
2 他人のためを思う親切心。好意。
3 好意的に相手の言動などをとらえること。よい意味。
4 法律で、ある事情を知らないですること。私法上、原則として善意の行為は保護され、責任は軽減される。(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
「好意」の代表的な類語である「善意」という言葉は、一般常識的・道徳的に〝よしとされる行動や感情〟にたいして使われることが多いでしょう。恋心のように誰かにたいして抱く強い思い入れとは、まったく種類の違う「好意」ですね。
◆厚意
思いやりのある心。他人が自分に示してくれた気持ちについていう。厚情。(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
発音は同じですが、「好意」よりも、慈善の意味合いが強い印象を受けます。目上の方からの気遣いを〝ご厚意〟と表現することからもわかるように、「善意」よりさらにひとつ壁を隔てての「好意」をあらわす言葉ともいえそうです。
「好意」の対義語

「好意」とは真逆の意味をもつ、対義語についてもチェック。「可愛さ余って憎さが百倍」という言葉もありますが、強い「好意」はときに裏返しとなり、真逆の感情に変わってしまうことも…。
◆悪意
1 他人を憎み、害を加えようとする気持ち。わるぎ。
2 よくない意味。
3 法律上の効力に影響を及ぼす事情を知っていること。道徳的な意味での善悪とは異なる。(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
嫌い、憎い、傷つけたい…という、なるべく人から向けられたくない感情でもある「悪意」。ただ単に気に食わないというだけでなく、害を加えたいという厄介な願望をもはらんでいることが特徴です。もとは「好意」を抱いていた相手にたいして、思い通りにならないからとストーカーをしたり、嫌な態度をとったりするなどの行動も「悪意」のあらわれだといえるでしょう。
◆敵意
敵対しようとする心。相手を敵として憎む気持ち。(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
「敵意」までいくと、「悪意」以上に憎しみの気持ちが強まっているような印象を受けますね。もはや相手を敵とみなしている以上、そう簡単にはわかりあうことはできず、関係性が最悪な状態ともいえます。浮気をされて嫌な別れかたをした元彼や、暴力や暴言などのハラスメントをしてきた元彼にたいしては、思わず「敵意」を抱いてしまう人もいるのでは?
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男性からの「好意」に気づいたことがありますか?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名(未回答含む)。
女性100人に「男性に好意を持たれているなと思ったことがありますか?」と質問したところ、62.8%の人が「ある」、37.2%の人が「ない」と回答。約6割の女性には、自分が男性に好意を持たれていると感じた経験があります。
それが本当に脈ありサインだったのか、自分の勘違いだったのか、本当のところは相手に聞いてみないとわからない部分もあるでしょう。しかしそれでも、〝「好意」がなきゃあんなことはしてこないだろう〟と女性が思えるような行動や態度・発言などをする男性が、案外多いことがわかりますね。
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男性からの「好意」に気づいたときのエピソード

まずは、女性がどんな場面で男性からの好意を感じたのか、実際の体験エピソードを集めました。
連絡の頻度が高い
「LINEが続く。インスタのDMがよくくる。次の約束をする」(20代・山梨県)
「返信が即レスで何をしても褒めてくれる」(20代・埼玉県)
「よく連絡がくる」(30代・兵庫県)
「特に用があるわけでもないのに、LINEが頻繁に来た」(30代・福岡県)
「連絡が頻繁にきたり、可愛いなど褒めてくるとき」(30代・東京都)
「返事がとても丁寧で、何にもない日常の出来事をLINEしてくる。人が多い時に手を繋ごうか戸惑う姿見た時。何気なく言ったことを覚えててくれたとき」(20代・東京都)
相手側からの連絡が多く、熱心にやりとりを続けようとしていることがわかると、そこに特別な「好意」を感じてしまいますよね。連絡の頻度が高いというだけでなく、「かわいい」などの褒め言葉があったり、会う約束をしたがったりしている場合は脈ありかも?
また、男性が本気で「好意」を寄せている場合、以前に交わした話の内容をしっかりと覚えていることも多いでしょう。それは相手に興味がある証拠でもあり、「好意」ゆえに興味を抱いていると考えられます。
たとえば、「こないだ言ってたあの件だけど」「好きだって話してた○○、今度一緒に見に行こうよ」などの会話が彼から出てきたら、あなたに「好意」を持っているサインかもしれません。
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食事に誘われる
「ごはんに誘われた」(30代・東京都)
「ご飯にいかないか誘われる。仕事で焦っている時に助けてもらう。LINEが何故か頻繁にくる」(30代・千葉県)
「ご飯に何度も誘われる」(30代・滋賀県)
「よくご飯に誘われたり、連絡が頻繁にきた」(30代・京都府)
「ご飯に誘われる、よく目が合う」(20代・東京都)
一対一での食事に誘われたときに、「もしかして私に気があるのかな?」と感じる女性は多いようです。仕事上仕方なく…という場合ならともかく、嫌いな人と食事に行こうとする人はなかなかいないでしょう。とくに断っても何度も誘ってくる場合や、お誘いのために頻繁な連絡がある場合などは、熱心に口説かれているような印象を受けますよね。
仕事中のランチなどではなく、ディナーのお誘いがあったり、プライベートな時間に食事に誘ってきたりするならば、〝デート感〟が強いぶんかなり脈がありそう。平日の夜、仕事終わりに飲みに誘われるパターンでも、二人きりならばそこに「好意」が隠されていそうです。
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ふたりで出かけたがる・会いたがる
「『会いたい』とよく言われるようになった」(30代・埼玉県)
「『会いたい』とか言われたとき」(30代・埼玉県)
「ふたりで会おうとするとき」(20代・千葉県)
「ふたりででかけようとする」(30代・広島県)
「バイトの食事会で皆を乗せて送ったあと、私が最後になって『2人でどこかいく?』みたいな雰囲気なったとき」(30代・千葉県)
それが実現するかどうかは別として、ふたりで時間を過ごしたがっているようなそぶりがあると、「好意」を感じるという回答も多いです。「会いたい」という言葉も、社交辞令にしては距離が近い印象をおぼえますよね。実際にそのまま二人で会う流れになったり、デートの約束をすることになったりしたら、脈ありだといえそうです。
デートに誘われる
「3回目のデートに誘われ、自宅で手料理をふるまってくれたとき」(30代・埼玉県)
「デートに誘われたとき」(30代・大阪府)
「休日のお誘いが多いこと」(30代・千葉県)
「やたら誘われる」(30代・東京都)
「やたら遊びに誘われたり、必要以上にLINEがくる」(30代・秋田県)
デートだとはっきりわかるようなお誘いは、明確な「好意」による脈ありサインの一つです。知り合って日が浅いうちに相手のことが気になると、お互いについてもっと知りたい・ともに過ごしたいと思う気持ちが自然にわきあがるものです。「休みの日どこかに遊びにいこうよ」「いつ空いてる?一緒にでかけよう」などの言葉が頻繁にあるようでしたら、それはあなたに「好意」を抱き、ともに時間を過ごしたいと考えているのかも。
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よく見られている
「ずっと見られてる。 1人だけ話しられかたがおかしい」(20代・和歌山県)
「よく目が合う。話しかけてくれる」(30代・大阪府)
「見る目が違うし、やたらと話しかけてくる。 誘いも具体的に誘ってくる」(30代・大阪府)
「目線がよく合う。自分の行動をよく見ている」(30代・埼玉県)
「自分の変化によく気づく」(30代・北海道)
アイコンタクトでお互いの気持ちを確かめようとしたり、魅力的な姿をついつい目で追ってしまったり…恋をすると、なにかと好きな相手を見てしまうことってありますよね。やたら目が合うような男性は、もしかするとあなたに「好意」を寄せているのかも。
女性の髪形や服装の変化に気づきにくい男性もいるなかで、「好意」を寄せている女性にたいしては、よく見ているからこそ変化を敏感に感じとる人もいます。髪を切ったり、いつもと違う雰囲気の服装だったりするとき変化に気づいてくれる男性は、「好意」を抱いている可能性がありそうです。
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雰囲気や態度が特別
「その人と接していて(会話していて)気づく」(20代・東京都)
「優しくしてくれるところ」(20代・福岡県)
「無理なことも引き受けてくれる」(30代・山口県)
「女の子扱いされてるとき」(20代・埼玉県)
「話しているときの距離感や雰囲気」(30代・北海道)
「自分ではなく、私のほうを気遣ってくれるとき」(20代・神奈川県)
その人の態度や雰囲気から、なんとなく「好意」を察するという人も。特別に優しくしてくれたり、距離が近かったり、〝私のことをよく気にかけてくれている〟と感じられるような態度には、思わずこちらもドキドキさせられてしまいそう。
その「好意」が恋愛感情由来のものである場合、自分のこと以上にこちらを気遣ってくれたり、わかりやすく女性扱いをしてくれたりなど、〝好きな女性〟専用の特別な態度になっていることもあります。頼れる一面を見せたいという、男心ゆえのものでしょうか。
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よく話しかけられる
「やたらと話かけてきたりする」(30代・愛知県)
「やたら話かけてくる」(30代・広島県)
なんども会話や接触をしたりしているうちに、自然と相手に好意的な印象を抱く…という心理効果があります。これは単純接触効果といって、恋愛でも使われることのあるテクニックのひとつ。あなたにやたら熱心に話しかけてくる男性は、あなたを振り向かせようと一生懸命になっているのかもしれません。この方法は、逆に自分が誰かへ「好意」を抱いたときにも使えそうですよね。
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男性が「好意」を寄せているときのサイン

好きな女性に自分の気持ちに気づいてほしいと思う男性は、何かしらのサインを出しています。一緒に過ごすなかで読み取れるサインについて、いくつか解説しましょう。
マメに連絡してくる
「LINEを長続きさせてくるところ」(30代・山口県)
「たくさん連絡がくる」(30代・埼玉県)
「用事がなくてもLINEをくれる」(30代・岡山県)
「返信が速い。褒めてくれる。会いたがってくれる」(20代・埼玉県)
「連絡や誘いが頻繁にくる」(20代・岩手県)
「こまめに連絡をくれる」(30代・愛知県)
こまめな連絡は、それだけ相手と会話したい・もっと相手のことを知りたいという「好意」のあらわれでしょう。業務連絡や仕事の話題だけでなく、プライベートな話題など〝こちらに興味をもっている〟ことがわかるような連絡内容だと、特別に気にかけられているような感じがしますね。
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会話が多く、長く続く
「たくさん話しかけてくれてご飯にも誘ってくれて奢ろうとすること」(20代・千葉県)
「会話が続く」(30代・奈良県)
「よく話しかけてくる。ちょっかいをかけてくる」(30代・愛知県)
「相手の情報をとにかく得ようと、話をしてくる」(30代・福岡県)
「おもんない状況なのに、やりとりをきらずにしきりに話しかけてくる」(30代・大阪府)
「相手の話をしっかり聞いて尊重してくれる。否定しないで一緒に向き合う。割と率直に物事を言って駆け引きしない」(20代・東京都)
会話をしていると自然に雰囲気が盛りあがったり、話題が尽きずにいつまでも話していられたり…。お互いにテンポよくおしゃべりを続けられて、かつ相手が話をしっかり聞いてくれているような場合は、かなり脈がありそうです。
なかには非常にコミュニケーション力が高く、誰にたいしても感じよく接し話を盛りあげられる男性もいますので、彼がそのようなタイプかどうか見極めましょう。自分相手のときにとくに楽しそうに話してくれているのであれば、それが「好意」から来る特別な態度という可能性が。
また会話の流れで、心を許した女性にだけ弱みをみせてくれるような男性もいます。それは、自分のことを少しでもわかってほしいという気持ちからくるもの。また家族や親友など、プライベートな話をしてくれる場合も、それはあなたと距離を縮めたい気持ちの表れかもしれません。
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視線が意味深
「よく自分のことを見てくれている」(30代・富山県)
「目がよく合うとき」(30代・東京都)
「視線を送る。話を聞いてくれて肯定してくれる。顔が笑っている。にやついている」(30代・埼玉県)
「視線や優しさなど」(20代・神奈川県)
「自分を見ている、優しい」(30代・埼玉県)
「目は口ほどに物を言う」という言葉からもわかるように、まなざしには言葉にできない気持ちがこもることがあります。彼の「好意」が視線に宿り、ついついあなたのことを目で追いかけたり、じっと見つめたりしてしまっているのかも。目が合うだけでなく、よく話しかけられたり、優しい笑顔で見つめられたりするなど、ほかの脈ありサインと同時に表れている場合にはかなり脈ありでしょう。
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ふたりで会おうとする
「複数回、ふたりで会う機会を作ろうとする」(30代・埼玉県)
「ふたりでご飯に行くことになったとき」(30代・東京都)
「ふたりで出かけようとする」(30代・兵庫県)
「デートに誘われる」(30代・大阪府)
誰にも邪魔されずにふたりきりで会いたい、という気持ちは「好意」があるからこそ生まれるもの。複数人ではなく一対一での時間を過ごしたいと誘ってくるようならば、脈ありサインといえそうです。
一度だけではなく何度も誘われたり、実際にそれで約束に繋がったりなどしているならば、社交辞令ではなく心からの気持ちだと解釈できます。
お誘いが増える
「LINEでの食事のお誘いが増える」(30代・千葉県)
「その日に行けなくてもまた誘ってくれる」(20代・神奈川県)
「遊びに誘われる」(20代・長野県)
「誘いが多い」(30代・岐阜県)
「何かに誘われる、話しかけられる」(30代・東京都)
「アプローチが激しいと思う」(30代・大阪府)
チャンスさえあれば「好きな人とぜひふたりきりで過ごしたい」と感じている人は多いはず。それは男女問わず、相手への「好意」があれば自然にわいてくる感情です。もしも彼が隙あらばあなたを食事に誘おうとしたり、「遊びにいこう」「いつ空いてる?」などの声かけが多かったりするようであれば、それは「好意」のあらわれかもしれません。
こちらも悪い気がしないのならば、誘いを受けることで一気に関係が進展するかも。予定を合わせて、ぜひそのままデートにこぎつけていきましょう!
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ボディタッチが増えるなど、距離が近くなる
「距離が近い」(30代・広島県)
「隣にくる」(30代・茨城県)
「ボディタッチ」(30代・大阪府)
「頭を撫でるとき」(20代・福岡県)
下心ゆえのものか、本気の「好意」によるものかはケースバイケースですが、距離が近い男性には脈ありの傾向があるようです。とくに、他の人にはしないようなボディタッチや接近があるようであれば、それはあなただけに向けられた特別な「好意」ゆえのものである可能性が。
とはいえ、自分も〝いいな〟と思っている相手だとしても、彼氏ではない男性からのボディタッチを不快に思う人もいるでしょう。そのような場合には、いくら「好意」のある相手だとしても、触るのはやめてほしいとNOを突きつけることも大事です。
もしもあなたにたいして本気で「好意」を抱いてくれているのならば、あなたのその意思を尊重し、嫌がることはしないはず。ある意味、本気の〝脈あり〟なのか〝遊び〟なのかを見極めるひとつの方法ともいえます。
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さりげない優しさをみせられる
「さりげなく道路側を歩いてくれる」(30代・大阪府)
「優しさ。特別扱い」(30代・広島県)
「反応がはやく紳士的」(30代・東京都)
「奢ってくれる」(20代・山梨県)
まるで彼女にそうするかのように、さりげないエスコートや特別扱いを受けると、相手に〝大切にされている〟ことが伝わってきます。なんとも思っていない相手を特別扱いする男性はそう多くないはず…と考えると、これも「好意」の表れだと考えてよいでしょう。
もしもこちらも相手のことが気になるようならば、「どうしてそんなに優しくしてくれるの?」と聞いてみたり、「紳士的でかっこいいよね」とこちらも「好意」をアピールしてみたりしても〇。相手の脈ありサインをうけて、こちらも脈ありサインを出していくと関係が深まるかもしれません。
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もしかしたら勘違い? 気をつけるべき男性のサイン

相手の男性が自分に「好意」を持っていると思って接していたのに、とんだ勘違いだった! なんて経験はありますか?男女問わず、異性の扱いに慣れている人は、「好意」と勘違いしやすいサインを出してくることも。気の引き方を心得ていて、遊び目的で誘っている場合もあるので要注意です。
ここではそんな、勘違いエピソードをまとめてみました。不本意に遊ばれてしまわないためにも、警戒心を抱くべきポイントとして参考にしてみてくださいね。
誰にたいしても優しいだけだった
「ただみんなに優しい人だった」(30代・兵庫県)
「とにかくマメで優しくて気遣いが完璧だった。絶妙なタイミングで電話きたり距離が近かった。自分にだけ優しいのかと思ったら割と周りの女子にもそんな感じだった」(20代・東京都)
「優しすぎて、そしたらただ優しい人だけだった」(20代・千葉県)
「みんなにただ優しいだけの人の好意を勘違いしてしまう」(30代・北海道)
自分だけが特別扱いされていると思いきや、そんなことはなく…他の人も同じように優しくされていた、というケースは意外に多いようです。よくいえば彼は人当たりのよい博愛主義者ですが、悪くいえば八方美人。そんな相手に心を揺さぶられてしまうと、真実がわかったときにショックを受けてしまいますよね。
優しい彼に「好意」を抱かれているように感じたときは、まずは彼の、他の人にたいする態度をチェックしてみましょう。自分以外の女性にも距離が近かったり、「あの人は誰にでもそうだよ」なんていう他者からの声があったりした場合には、いったん冷静に彼の気持ちを見極めて。
自分の友達狙いだった
「その男性は、私が仲良くしている友人のことが好きで、私を介してアピールしていたこと」(30代・千葉県)
「よく返信がくると思ったら、友達のことが聞きたかっただけ」(30代・大阪府)
「私の友達が好きだった」(30代・大阪府)
〝彼は自分と仲の良い友達のことを彼が好きだっただけ…〟という、切なすぎるパターンもあるようです。彼からの「好意」だと感じてこちらも心が動かされていた場合には、なんともやりきれない気持ちになってしまいそう。
そのまま彼に協力して恋のキューピッドになるか、それとも自分に振り向いてもらえるように頑張るか、どうするかはあなた次第。ただし彼があまりにも思わせぶりだった場合には、〝異性を勘違いさせるような男性が友達のことを狙っている〟という状況に複雑な気持ちを抱くかも。本当に自分のただの勘違いが原因だったのか、彼の態度に何か問題はなかったか、こちらもしっかり見極めたほうがよいでしょう。
体目的の遊びだった
「とても優しくしてくれると思ったらヤリモクだった」(20代・神奈川県)
「好きなのかと思ったけど、性欲だけだったことならいくらでもある」(30代・大阪府)
残念ながら、性欲を度外視して男性からの「好意」を見わけるのは至難の業です。好きな相手に触れたいと思う気持ちは男女共通のものとはいえ、男性のなかには、体目的で女性に近づこうとする人もいます。
とくに、一緒にいてやたらとボディタッチが多い男性には要注意。本当の「好意」があるわけではなく、ただの遊び相手としか思われていない可能性が。不自然に体を寄せてくる、髪や腕、脚などに触れてくる場合はときに警戒が必要です。
露骨にベタベタしてくるような男性は、女性側にも遊びだとバレてしまう可能性がある以上、一歩間違えれば嫌われてしまうリスクを背負っています。もしも男性が本気で相手に「好意」を抱いているのであれば、逆にボディタッチは控えるでしょう。体の関係をもったあとで、なにも進展せず辛い思いをしてしまわないように気をつけて。
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ほかに相手がいる人だった
「凄く優しいし、エスコートしてくるけど彼女持ちだった」(20代・埼玉県)
「『好きな人がいる』とわざわざ言ってきたので、自分のことかと思ったら他の人だったとき」(30代・東京都)
たとえ「好意」を抱かれているように思えても、こちらはこちらで早とちりしないよう気をつけることも大事です。たとえば、メールの返信が早いからといって相手も同じ気持ちであるとはかぎりません。「ご飯にいこう」と言われたからといって、相手がそれをデートだと認識しているかはわからないのです。
なかにはすでに彼女や妻がいて、それを公言していないだけ…というケースもあるでしょう。ついつい先走ってあとで傷ついてしまわないように、早い段階で「彼女っているの?」と聞いたり、指輪の有無をチェックしたりするのが吉。道ならぬ恋には障害や非難が多いので、場合によってはそれを覚悟する気概も必要になるでしょう。
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同情されていただけだった
「好意があると思ってたが、かわいそうに見られていた」(30代・北海道)
少々珍しいパターンに思えますが、それが「好意」ではなく「同情」だったということもあるようです。落ち込んでいたり寂しそうにしていたりする姿を、放っておけなかったという「優しさ」と解釈することもできそう。
とはいえ、相手が「好意」を抱かれていると勘違いしてしまうほどの優しさは、ときに問題となることも。彼が〝天然のタラシ〟である可能性も否めませんので、このような場合は優しさに感謝しつつ、そっと離れるが吉ですね。
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「好意」のサインをしっかり見極めて、恋のチャンスをつかもう
本当に自分に「好意」を抱いてくれているのかどうかわからず、いまひとつ自信が持てないとき…男性からの脈ありサインをしっかり見極めて「好意」に気がつければ、もっと上手に自分の良さをアピールできるかもしれません。自信をもって堂々と「好意」をうけとめるためにも、まずは相手の行動や発言、態度をしっかり観察していきましょう。
もしもこちらも相手に「好意」がある場合には、同じように脈ありサインを出してみたり、「好意」を伝えるためのアクションを起こすのもひとつの手。言葉にせずとも伝わる想いがお互いにあるのならば、それはもはや「好意」を超えた「愛情」表現だととらえられます。勇気を出して一歩前に進むためにもぜひ、本記事を〝脈ありサインの見分け方〟の参考にしてみてくださいね。
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