【目次】
・「視線を感じる」とは?
・「視線を感じる」時とは?
・男性から「視線を感じる」理由
・女性から「視線を感じる」理由
・「好意」と「勘違い」の見分け方
・最後に
「視線を感じる」とは?
そもそも「視線」とは、「目が見ている方向」「他人や物を見る目つき」「目の中心と見ている対象を結ぶ線」という意味を持つ言葉です。
はっきりと、どこからか分からなくても、感覚的に誰かからの「視線を感じる」ことはありませんか? 今回は、何となく「視線を感じる」理由や、その視線が好意によるものなのか見分ける方法を紹介します。
なぜ「視線を感じる」?
なぜ私たちは、ふとした時に「視線を感じる」のでしょうか? 「視線を感じる」ということが本当なのか科学的に実験した学者がいます。
スタンフォード大学の学者が行った実験で、まず学生を机に向かって座らせます。その背後に学者が立ち、視線を送るという実験です。
具体的には、学者がサイコロを振り、その出た目が偶数であれば、学生に視線を送ります。
結果は、1000回中502回の正解だったそうです。つまり、「視線を感じる」というのは、ほとんどが気のせいであるということが、実験結果から分かりました。
スピリチュアルな面としては、男女ともに気になる相手を見つめてしまうということが考えられます。
「視線を感じる」時とは?
では、次は「視線を感じる」時がどんなときか、具体的に紹介します。
特定の人から視線が送られてくる場合は、やはり気になってしまいますよね。この場合は、その人から好意を持たれていると考えるのが一般的です。気になる相手はついつい見つめてしまいます。
一方で、知らない人から「視線を感じる」場合は、自分の気がつかないうちに、注意を引く言動をしてしまっている場合があるので注意が必要です。
また、知らない人からじろじろ見られたり、頻繁に視線を送られたりするときは、アイコンタクトをしないようにしましょう。思わぬトラブルに巻き込まれてしまう危険性があります。
男性から「視線を感じる」理由
「視線を感じる」ことについて、さらに詳しく見ていきましょう。男性から「視線を感じる」時は、どんな時が考えられるでしょうか。至近距離からだけでなく、遠くから「視線を感じる」なんて方もいるかもしれませんね。
1:好意がある
やはり、まず考えられるのが、見つめる相手に対して好意を抱いている場合です。好きだという恋愛的な気持があると、無意識のうちに目で追ってしまうことがあります。
2:見た目が好み
いわゆる「推し」や、好きなアイドル、俳優はずっと見ていられますよね。同じようにビジュアルが好みのタイプで、ついつい見つめてしまう場合が考えられます。この場合、恋愛感情というよりも、目の保養と考えられていることが多いです。
3:自分の存在を知ってほしい
職場などで、あまり関わりが無くても、「話してみたい」という気になる存在として視線を送っている場合も考えられます。そんなとき、自分の存在を知ってもらいたいという気持ちから、視線を送ってしまうのです。
女性から「視線を感じる」理由
続いては反対に、女性から「視線を感じる」場合についてみていきましょう。
1:好意がある
こちらは、男性から「視線を感じる」理由でも紹介したのと同じ理由ですね。やはり、性別を問わず、好意を寄せている人には視線を送ってしまったり、見つめてしまったりしてしまいます。
2:気持ちに気付いて欲しい
視線を送る女性の中には、自分の気持ち、好意に気付いて欲しいという意味を込めて視線を送る場合があります。自分から行動を起こしたり、話しかけたりするタイミングや勇気が無い時に、このような視線を送るのです。
3:相手の身だしなみが気になる
先ほど、男性から「視線を感じる」理由のなかで、「見た目が好み」という理由を取りあげました。女性も同様に、ビジュアルや洋服が気になるときに、ついつい見てしまうことがあります。
しかし、一方で、だらしのない服装や、あまりに個性的な服装の場合に、気になって視線を送ってしまうこともあるのです。
ですので、何度も「視線を感じる」際には、今一度、自分の服装や身だしなみを確認するようにした方が良いかもしれませんね。
「好意」と「勘違い」の見分け方
最後に「視線を感じる」時に、それが「好意」なのか、それとも「勘違い」なのかを見分ける方法について紹介します。
「視線を感じる」のに話しかけてこない場合だったり、「自意識過剰かもしれない」と思ったりした時の区別の参考にしてみてください。
1:照れくさそうな表情を浮かべる
目が合った時に照れくさそうな表情を浮かべたり、目を逸らしたりする場合は、好意を抱いている可能性があります。そのまま話しかけてみたり、次のアクションを取ったりすると、恋愛へ発展するかもしれません。
2:目が合った時に微笑む
目が合った時に微笑むのも、相手へ好意を寄せている可能性が高いと考えられます。微笑むことで安心感を与える働きがあるのです。つまり、「私はあなたの敵ではありません」という意思表示とともに、「あなたに好印象を抱いています」と微笑むことで伝える効果があります。
3:目が合った瞬間、きょとんとされる
目が合った時に、「え、なに?」というような疑問や驚きを浮かべている表情の場合は、気のせいであったり、偶然であることが多いです。
最後に
今回は「視線を感じる」ことについて、様々な場合に分けて紹介しました。「視線を感じる」のが、本当に気のせいであるのか、それとも好意からくるものであるのかを見分けるのはとても難しいです。
ですので、視線だけで相手の感情を決めつけたり、一喜一憂したりしないよう気を付けましょう。また、どうしても気になる場合は、見知らぬ人の場合を除いて直接本人に尋ねてみましょう。思わぬ誤解が生まれている場合も。
また、よく「視線を感じる」人や、意識してしまう人、中には怖いと思っている人もいるかもしれません。もしかしたら、それは「視線恐怖症」と呼ばれる症状かも。
今は、インターネットで簡易的な診断も出来ますので、もし心当たりがありましたら、診断してみると良いかもしれませんね。
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