山茶花の読み方知ってる? 名前の由来とともに解説!
冬を感じる日が増えてきましたね。冬の季語でもある山茶花、なんて読む?
山茶花の読みは?
山茶花は「さざんか」と読みます。
童謡の『たきび』の歌詞でおなじみのさざんかです。ちょうど口ずさみたくなる季節ですね。山茶花は寒さが厳しくなる冬の始まりに花を咲かせるところから、花言葉は「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」なんです。
どうして「さざんか」と読む?
山茶花はもともと日本原産の花ですが、中国語でツバキ科の木は「山茶」、その花は「山茶花」と呼ばれていたことからつけられたと考えられています。
中国で使われていた名前を当てはめて使っていたようです。山茶花と椿は似ていますもんね。
「山茶」は、葉の香りが良く、お茶として飲まれていたことからつけられた呼び名といわれています。「山茶花」はその山に生えているお茶の木に咲いている花を指したんですね。
そして山茶花をさんさかと呼んでいたものが変化してさざんかになったと考えられています。
なお、山茶花の新芽を乾燥させて茶葉にするととても良い香りのお茶が楽しめるそう。
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いかがでしたか? 山茶花はもともとは白い花ですが、赤やピンクなどの色の花をつける品種も栽培されるようになりました。
わたし自身は『たきび』の歌詞の山茶花のイメージは赤い花でした。みなさんはどんな山茶花を思い浮かべますか?
言葉の意味/デジタル大辞泉
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!