「運命の人」だと思うきっかけとは?
運命を感じる瞬間はひとつとは限りません。十人十色、多くのきっかけがあるはずです。まず最初に、「この人は運命の人だ」と感じたことがある人に、そのきっかけを聞いてみました。
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
偶然の奇跡を感じた
今回一番多かったのが、再会するタイプの「運命の出会い」。学生時代から何年も経って開かれる同窓会や、友人の結婚式での再会がきっかけで交際に繋がる出会いも多いようです。学生時代は照れがあって異性と関りが持てなかった人も、大人になれば学生時代の思い出を笑って話せるようになるのかもしれません。共通の話題+その後の知らない新たな話題で、話が尽きないでしょう。
「たまたま再会した」(30代・神奈川県)
「高校生のとき片思いしていた男の子と10年後に偶然LINEで繋がって、その後付き合った」(20代・神奈川県)
「偶然に会う回数が多かったときに、運命かもしれないと感じました」(30代・埼玉県)
「花火大会が行われる広い会場で待ち合わせをしていました。しかし、人混みで電波が悪く、LINEも電話も繋がらない中、奇跡的に落ち合えたこと」(30代・宮城県)
「席替えで何度か近くの席になったり、背の順で並んだ時にたまたま近くだったり、部活が一緒だったので運命だと思ってました」(20代・神奈川県)
「数年前に会っていた」(20代・長野県)
直感
第一印象は出会った瞬間に決まるので、ビビッとくる出会いがあるということは、理性と本能が相手を求めている可能性が。輝いている笑顔にグッときた、柔らかい雰囲気に引き寄せられたなどポイントは人それぞれ。ビビッときた運命の相手とは、価値観も似ているので、お互い無理のない素の自分でいられて気持ちも楽ですよね。
「インスピレーション」(20代・奈良県)
「初めてその人を見て全身に電気が走った感覚になったとき」(20代・東京都)
「ビビッときたか」(30代・愛知県)
「同じ会社の人ですが、履歴書を見た時にビビッときた」(30代・東京都)あ
「心に衝撃が走ったかどうか」(30代・宮崎県)
「感情が動くかどうか」(20代・東京都)
共感できた
気になる男性と一緒にいるときに、考え方や同じ趣味で会話も弾むと居心地がよいですよね。そんなところから恋が始まっていくことも多いでしょう。波長が合うと感じる相手とは、恋愛に発展しやすく、その後も長続きしやすいので、おすすめの恋の始まりといわれています。結婚願望が強い女性は、事前に仕事に対する姿勢や金銭感覚についてなどの価値観を確かめているという情報も。
「趣味趣向食べ物の好みが一緒」(30代・東京都)
「価値観がめちゃくちゃ合う」(30代・秋田県)
「爆笑するタイミングが一緒。連絡しようとしたタイミングで連絡をくれるとき」(30代・東京都)
「性格や生活、趣味趣向など全てにおいてこの人とは合うなと思ったのがきっかけ」(30代・東京都)
「考えてることがぴったりだったとき」(30代・北海道)
「初めて会ったのに好きな本が同じ」(20代・福岡県)
他の人と見え方が違う
初対面なはずなのに、どこか懐かしさを感じる人っていませんか? もしかしたらその人は、とても波長の合う運命の人かもしれません。懐かしいと感じるのは、本能的に相手に癒しを感じている可能性が。緊張するような相手よりも、こういった懐かしさを覚えるような相手を探してみてはいかがでしょうか。
「その人だけがくっきり見えて他はボカシが掛かったように見えた」(30代・千葉県)
「最初の印象は良くなかったのに、なぜかわからないけど気に掛かっていた」(30代・東京都)
「なんとなくこの人が気になるような、不思議な感覚があれば運命の人かもしれない」(20代・京都府)
「なんか気になった」(30代・神奈川県)
「一目惚れしたとき」(30代・沖縄県)
「写真を見て一目惚れした」(20代・宮城県)
共通点が多かった
自分と共通点が多いと親近感が湧きやすくなるので、不思議と惹かれてしまいます。それは出身地や学生時代の部活が一緒など、今現在のことである必要はありませんし、過去のことでもOK! 一緒に話せる話題も増えるので、距離が一気に縮まりそう。
「ナンパされたら同郷で同じ高校出身だった」(30代・東京都)
「共通点が多かったとき」(30代・大阪府)
「同じ誕生日だったとき」(30代・鳥取県)
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「運命の人」の見分け方とは
「運命の人」には、今まで感じたことのない特別な感覚を抱くことがあると言われています。では、実際にそれはどのような気持ちなのか「運命の人」の見分け方について紹介していきます。
居心地がいい
一緒にいて気持ちが安らげることは、今後の人生を供にするにはとても大切なこと。ドキドキやスリルのある恋愛もいいですが、結婚となるとそれは長続きしません。一緒にいるだけでリラックスできる人、失敗して落ち込んでいるときに包み込んでくれるような安心感を与えてくれる人は、逃してはいけない存在かもしれません。
「一緒に気を遣わずご飯食べられた」(30代・宮城県)
「一緒にいて自分を好きになれるか」(20代・長野県)
「一緒にいて落ち着く」(30代・神奈川県)
「一緒にいてとても居心地が良くて、家族以上に自分の素が出せることに気づいたとき、この人との将来一緒に暮らしている姿が想像できて、運命だと感じた」(20代・埼玉県)
「初めて会ったときに話の波長などがあった」(20代・埼玉県)
「自分が今ほしい言葉を素敵な台詞で伝えてくれる」(20代・北海道)
「懐かしいというか、どこかで前会ったことがあるような気がするような」(30代・岐阜県)
コミュニケーションがとれる相手か
価値観や生活スタイルは千差万別なので、思うようにコミュニケーションを取ることができなくて悩んでしまう方も。相手の考えに耳を傾けたり、自分の考えは言葉にして伝えるようにしたり、お互いが歩み寄ってコミュニケーションをとろうとする姿勢が重要。同じペースで会話ができる人は、良き理解者として「運命の人」認定されやすいでしょう。
「無言の時間もつらくないか」(20代・埼玉県)
「同じ立場や目線で話してくれるか」(20代・大阪府)
「将来のことについて、ちゃんとお互い向き合って話し合いができるかどうか。方向性が一緒かどうか」(20代・埼玉県)
「喧嘩をそのままにしないで話し合えるか」(30代・千葉県)
時間をかけたうえで一緒にいたいか
一時的な判断だけでなく長く過ごすうちに運命を感じてくるケースも。一緒にいる時間が長くなれば長くなるほど、相手の嫌な部分が見えてきますが、「それでも一緒に居たい」と思えるかどうかが重要なポイントです。
「本当に運命的に結ばれるかどうか時間を見ること」(20代・北海道)
「ある程度の期間一緒に生活をしてみて、様々な問題をどう解決していくか、擦り合わせて行くかで見極められると思う」(30代・東京都)
「その人のことをよく知ってみる」(30代・岐阜県)
「運命を運命だと信じすぎないこと」(20代・神奈川県)
将来がイメージできる
早い段階で「この人とならこの先ずっと一緒に過ごしていけそうだな」という安心感を得られるのならば運命と錯覚しちゃうのかも。将来のビジョンが明確に想像できたので結婚に至ったという声も少なくありません。
「一緒に生活している姿が想像できた」(30代・神奈川県)
「この人と結婚すると思ったとき」(20代・茨城県)
「話してすぐこの人しかいないと思った」(20代・愛媛県)
「運命の人」と出会う方法は?
つづいては、アンケート結果で多かった「運命の人」と出会う方法7つをあげてみました。少しでも「運命の人」と出会う確率を高めるために、経験者の意見を聞いてみるのもよいでしょう。
積極的に人に会う
ひとつひとつの出会いを大切にして、自分から積極的に話し掛けてみましょう。ですが、距離を一気に縮めようとしないように。早い段階で白黒はっきりさせようとせず、少しずつ信頼関係を築いていくのが成功へのプロセスです。どんなことが好きなのか、自分との共通点は何かを知り、関係を進められるとスムーズ。
「外に出て行かないと出会えないと思う」(30代・北海道)
「交流の場に参加する」(30代・千葉県)
「自分の好きなイベントとかに色々参加してみる。相手に趣味を隠しすぎない」(20代・神奈川県)
「積極的に人の集まる場所へ出かける。身辺の人間を定期的に整理して見直す」(30代・東京都)
「行動範囲を広げる」(30代・東京都)
「人が多く集まる場所に行って、たくさんの人と話す機会を設ける」(30代・埼玉県)
「いろんな人と出会う経験をたくさんした方がいい。学生であれば部活やサークルで沢山の出会いを大切にすること」(20代・北海道)
自分磨きに力を入れる
自分磨きを忘れてはいけません。意識が欠けると魅力も半減し、運命の出会いに至らぬ場合も。髪型やメイクに気を使ってみたり、スタイル維持や美肌を保つために食事管理や軽度の運動にも心がけてみたりするなど、できる範囲でOKです。
「まずは自分を磨く」(20代・長野県)
「外見やファッション」(30代・沖縄県)
「自分磨きをがんばる」(20代・埼玉県)
「自分のことをまずきちんとやる」(30代・神奈川県)
運に任せる
「運命の人は、無理に出会おうとしなくても自然と出会うから運命の人なのだと思う」という少し大人な意見も。無理して運命だとこじつけるのもなんだか違うし、自然と舞い込んでくる運気に身を任せてみるのもいいのかも。
「運任せ」(20代・埼玉県)
「運命でしかない」(30代・神奈川県)
「出会うときは出会う。でもその人と結婚するかどうかは分からない」(30代・岐阜県)
「意識しすぎない」(30代・埼玉県)
自分らしさを大切にする
仕事はもちろん、プライベートも大切にして、ゆとりのある毎日を過ごすことが良い恋愛に繋がる秘訣。仕事も恋愛も上手く両立させようと頑張りすぎるのはNG。自分らしいペースを保って、無理せずに自然体な恋愛ができる環境を作ってみましょう。相手が仕事で煮詰まっているときは、聞き手側に回って、そっと支えてあげましょう。落ち着いたタイミングで、あなたからの愛情に気付くでしょう。
「自分らしく生きる」(30代・神奈川県)
「普通に過ごすこと」(30代・東京都)
「親しくなった人の前では飾らない」(30代・秋田県)
SNS・マッチングアプリを使う
今のご時世、SNSやマッチングアプリでの出会いは当たり前! 多くの人がそれをきっかけに交際し、結婚など運命の出会いを果たしているカップルも大勢います。外に出なくても家にいながら出会うことができるメリットも大きいですよね。
「アプリ」(30代・兵庫県)
「マッチングアプリ」(30代・北海道)
「XやInstagram」(30代・埼玉県)
焦らずに待つこと
「運命の相手となかなか出会えない」という声もよく聞きますが、そこで焦ってしまうのは逆効果。運命には困難がつきもの。今のタイミングではないだけで、その時期を乗り越えることで、待ち続けていた運命に出会えるかもしれません。
「焦らない。待つこと」(30代・神奈川県)
「焦ってもろくな出会いがない」(30代・高知県)
周りの協力
人と人との出会いは人が繋いでくれることも多いですよね。紹介は誰にでも出来るものではなく、信頼関係があるからこそできるもの。その人がいなければ出会えなかったと言われる運命の出会いなのかもしれません。
「知人の紹介」(20代・栃木県)
「紹介も運命」(30代・岐阜県)
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最後に
運命の出会いには、ビビッとくる直感的な出会いもあれば、「偶然?」と驚くようなロマンチックな再会もあります。「運命の人」と出会うためには、自分の行動範囲を広げてチャンスを見つけること。そして、鋭い洞察力でそのチャンスをものにすること。これが大切です。自分の中で「このきっかけがある場合は運命の出会いの証」という特徴を事前に掴んでおくと、見逃しを防いでくれるかも。せっかくの機会を逃さぬようにアンテナを高く立てて意識しておきましょう。
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