元カレを忘れられない… どうやって未練を断ち切る?
思いっきり泣く
元カレへの未練を抱えて生活するのは辛いものです。まだ忘れられないという気持ちをだらだらと心の奥深くで温めるのではなく、一度一気に吐き出してしまうのもいいかもしれません。ずっとモヤモヤを抱えて過ごすよりも、思いっきり泣いて苦しい気持ちを吐き出してしまった方が、スッキリするものです。
自分に自信をつける努力をする
元カレに愛されることがなくなってしまったら、誰だって自信を失い辛く苦しい思いをするものです。
ですが、自分自身に自信が持てる別のものが見つかったとき、元カレからの愛情の価値は相対的に下がります。元カレがいなくても「自分が自分でいられる何か」を持てたとき、きっと元カレへの未練はもうないはずです。
習慣や環境を思い切って変える
交際中というのは、二人だけの約束事や慣れ親しんだ決まり事などがいくつも生まれるものですが、別れたあとのそういった習慣や一緒にいた空間というのは、逆に辛くなるものです。
何を見ても元カレを思い出してしまい、未練を断ち切るどころではなくなってしまいます。
ならば、思い切ってその習慣や環境をガラッと変えてみましょう。引っ越しをしたりモーニングルーティンを変えたり、思い出の品物やSNSのアカウントを変えてみる、というのも効果的です。
新しい恋をすることに集中する
お客さんの相談や話相手となることが多い、【BAR BOSSA】の店主の林伸次さんによると、元カレへの未練はただの「執着」だと言います。
「執着してしまうのは負けず嫌いの人が多く、仕事でトライ&エラーを繰り返すのは大丈夫なのに、恋愛では1人の相手にこだわり続けてしまう、ということもあるようです」(林さん)
そしてそんな執着を手放すためには、やはり幸せになって相手を見返すしかないそう。
「どうしたら忘れられるのか、執着を手放せるのか… それはやっぱり、幸せになって相手を見返すことしかありません。よく使われる言葉ですが、最高の復讐は自分が幸せになることです!」(林さん)
執着するほど相手も新しい恋も遠のきます。元カレではなく、新しい恋をはじめることに執着するくらいがちょうどいいのかもしれません。
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彼との関係をすべて断つ
一見復縁から一番遠のいてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、人気恋愛カウンセラー・ぐっどうぃる博士によると、これは復縁する上で重要な「沈黙」ステップなのだそう。
でも、沈黙とは具体的に何をすればいいのでしょう?
「何もしない、ということです。正確にいえば彼との関係を全て絶ち、彼から見てあなたが生きているか死んでいるかすらわからない状態を作り出すことです。彼に新たな恋人がいないのであれば半年間、新たな恋人がいるのであれば1年間です」(博士)
具体的に以下の6つの行動が効果的だそう。
1. SNSのアイコンを最も写りのいい自分の写真にする
「彼が今後も見る可能性のあるSNS(LINE、Facebook、Instagramなど)のアイコンを、最も写りのいいものに変更します。これは沈黙中、彼の記憶の中でのあなたを美化する役目を果たすからです」(博士)
2. 貸し借りをすべて清算する
「彼の家にあるあなたのものを捨ててもらったり、自分の家のものは彼の元に送る。お金も含め全ての貸し借りをチャラにする。この2つは沈黙の前にしてください。もう沈黙を始めてしまったなら速やかにこの1、2をしてから、再び沈黙しましょう」(博士)
3. SNSの更新を完全にストップする
「更新をやめるだけでなく、他の人へのコメントや『いいね』もやめる。ログイン日が表示されるSNSにはログイン自体もやめましょう」(博士)
4. 彼から連絡があるまではLINE、メールを送らない
「アルコールなどを飲むと酔った勢いで送ってしまう人もいるので気をつけて」(博士)
5. 偶然会うことがないよう、彼常連のお店には行かない
「沈黙中に会ってしまうとこの作戦の効果が著しく弱まります。彼が行きそうな場所には絶対に行かないようにしましょう」(博士)
6. SNSでブロックしたり着信拒否をしたりしない
「沈黙が辛いからとブロックする人もいますがそれはNG。拒絶しているというメッセージを与えることなく沈黙を続けます」(博士)
この沈黙には以下のような効果があるそう。
「この沈黙の間に彼からあなたへの悪い印象を忘れさせ、いいブランディングを積み重ねていくことで復縁につながります。彼と連絡を絶っている間に、彼から見たときの自分の問題点を洗い出し、再会の日までに生まれ変わる、もしくは生まれ変わったように見せることが大切。
きちんと沈黙ができれば、多くの場合1ヶ月から半年の間に彼から連絡が来るでしょう。彼から連絡がくれば復縁の第一歩となります。沈黙を開始してから連絡が遅ければ遅いほど復縁の可能性は低くなります」(博士)
また、博士曰く、もし実際に連絡が来ても、元カレは必ずしも復縁したいから連絡して来たわけではないことを受け止めるべきだそう。彼の人生には一切干渉せず、彼との時間をまず楽しむことだそうです。
とにかく自分磨きを徹底する
別れた元カレを見返すためにも、自分磨きに力を入れてみてましょう。いつ会ってもいいように準備しておくことで、復縁に成功した女性も。
「私が別れた原因は、恋人関係のマンネリ化。長く付き合っていたがゆえ、いつしか兄弟のような関係に。『女性として見れなくなった』と言われ、そりゃそうだ… と納得。だって、家にいるときは、寝間着で髪もボサボサが当たり前になっていましたから。
別れてからは、自分磨きに奮闘!料理やメイクも楽しみながらやっていたので苦痛ではなかったです。そして、共通の友人の結婚式で再会した彼の第一声は『綺麗になったね』。嬉しすぎて、涙が…。それから1年半ぶりのデートに誘われ、めでたく復縁成功!彼のために自分を磨くことはずっと大事にしていきたいですね」(広告会社勤務・28歳)
また、男性もやはり久しぶりに再会した元カノがきれいになっていたらときめくよう。
「2年越しに再会した元カノが、見た目も中身もいい女性になっていてかなり惹かれました。2年も経つと自然と成長するものなのかもしれないですが、結婚を意識したお付き合いを自然と考えることができました。別れたとはいえ、好きで付き合っていた元カノ。ちょっとした変化に弱いんです」(IT勤務・31歳)
付き合っていたときとのギャップで、今度はもっといい関係を築いていけるのではないかと想像を膨らませることが重要です。
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本当に元カレじゃなきゃダメ?別れた原因を思い出して
当時のことをもう一度思い出して冷静に
ライター・安本由佳さんに届いたお悩み相談を紹介。
「1年前にフェードアウトされ、フラれた元彼と食事に行くことになりました。久しぶりに連絡をしてみたら返信があったのです。私は彼のことが大好きでかなり引きずっていたこともあり、もし可能性があるなら復縁したい気持ちがあります。再会した際、どういう態度をとれば彼と元に戻れるでしょうか」
こちらの相談に安本さんは、「まずいったん落ち着いてほしい」と言います。
「相談者さんは1年前、彼から『フェードアウト』というあまりにも失礼なやり方でフラれたんです。時間が経って傷が癒え過去が美化されてしまっているようですが、軽視されたこと・蔑ろにされた事実を忘れてはダメ。
1年前『音信不通』なんていう最低な行為で関係を切ったのは、当時の彼が相談者さんを面倒に感じていたからです。相談者さんを傷つけようがどう思われようが構わない。そう思われていたってこと。
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「相談者さんからの連絡に彼が返信をしたのは、彼のほうでも時間が経ち過去の記憶が薄れたから。会いたいと言うなら食事くらいしてもいいか、と思っているだけです(プラス、あわよくば… の下心もあるでしょうね)。
とにかく、それ以上の深い意味はないので期待するのはやめましょう」(安本さん)
まだ好きとは言え、原因があって別れてしまった関係。思い出は美化されるものです。なぜ別れてしまったのか、それをもう一度冷静に考えることも必要かもしれません。
自分のためにも「自分磨き」を
元カレへの未練の断ち切り方と復縁の可能性を上げる方法をご紹介しました。元カレを忘れられない場合は、環境をガラリと変えて気分転換をしたり、新しい恋を見つけることに集中するのもいいでしょう。
元カレと復縁したい場合は、冷静になることも大切。当時どうして別れてしまったのか、再度立ち止まって考えてみましょう。その上で復縁したいのなら、自分磨きに力を入れて、いつ元カレと再会してもいいように準備しておきましょう。自分磨きをすることで自分に自信が持てたり、状況が好転するかもしれません。
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