【目次】
・そもそも「素直」ってどんな意味?
・「素直になれない」人の特徴
・「素直になれない」人の男女別の心理
・「素直になれない」ことのデメリットは?
・今日からでもできる!「素直になる」ための方法は?
・最後に
友人・恋人と喧嘩をしたときや、サプライズなどで嬉しいとき、素直になれなくて困ったことはありませんか? 誰しも一度は、「素直になれない」という気持ちを経験したことがあるかもしれませんね。
ただ、中には一時的なものではなく、常に「素直になれない」という人も…。「素直になれない」人の特徴にはどんなものがあるのか、また、どのような心理から「素直になれない」のかご紹介したいと思います。
そもそも「素直」ってどんな意味?
はじめに、「素直」の意味について確認をしておきましょう。「素直」とは、「ひねくれておらず、まっすぐなこと」「ありのままで飾りっ気がないこと」という意味があります。
人の性格であれば、「何事も疑わず、自分の感じた気持ちをそのまま受け入れる」「性格に裏表がない」「嘘をつかない」といった特徴を持った人のことを指しますよ。
「素直になれない」人の特徴
それでは、「素直になれない」人の行動や言動・思考などの特徴についてを見てみましょう。一体、「素直になれない」人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
1:人の意見や考えを疑う
「素直になれない」人は、相手の言っていることを疑ったり、否定することが多いです。さらに、物事をひねくれて解釈をしてしまいます。
2:感謝の気持ちや、心からの笑顔を見せない
「素直になれない」人は、他人からの好意を素直に受け入れることができません。その特徴が最も強く出るのが恋愛であり、好意を向けられても感謝の気持ちを伝えたり、心からの笑顔や嬉しい気持ちを見せることが苦手です。
3:小さなもめごとが大喧嘩に発展する
「素直になれない」人は、自分が悪いとわかっていても、中々素直に謝ることができません。「素直になれない」ことを理解し、受け入れてくれる人であれば大喧嘩には発展しませんが、そうはならない人もいます。素直に謝れず人とぶつかってばかりいれば、受け入れてくれた人からも愛想を尽かされる可能性が高いため、要注意です。
「素直になれない」人の男女別の心理
上記のような特徴を持っている「素直になれない」人は、そもそもどういった心理が働いて「素直になれない」のでしょうか? ここでは男女にわけて、「素直になれない」心理についてご紹介をします。
「素直になれない」男性の心理って?
「素直になれない」人の心理として多いものは、「プライドの高さから自分の本心を見透かされるのが格好悪い」というものです。好きな異性ができたとき、自分からアプローチしたものの、その好意に気づいてもらえなかったり、断られたりしたらどんな気持ちになるでしょうか?
おそらく、多くの方がショックを受けたり、恥ずかしい、と感じると思います。「素直になれない」人は、こういった本心を見透かされるのが苦手で、具体的な行動をすることができないんです。
また、「この人は私のことが好き」と気づかれることが格好悪いと思っているため、「相手が言い寄ってくれば考えないこともない」と、自分が選択肢を持っている状況でありたいと思っています。こういった心理から、「素直になれない」人がいますよ。
「素直になれない」女性の心理って?
「素直になれない」女性の心理として多いのは、「相手に察してほしい」です。特に恋人に対しては素直に甘えたほうがいいとわかっていても、そうすることができないんです。
甘えてしまうと、相手より自分のほうが「ベタ惚れ」しているような気がして抵抗を感じてしまうことから、「言葉や態度で察してほしい」「何も言わなくても理解してほしい」と相手に求めてしまいます。さらに、察することができるかどうかで、相手がどれだけ自分のことを愛しているか確認する、という女性もいますよ。
「素直になれない」ことのデメリットは?
素直になれずにいると、どんなデメリットが発生してしまうのか、ご紹介です。
1:相手を無意味に傷つけてしまう
相手に好意を伝えたり、感謝の気持ちを伝えることがなかなかできない、「素直になれない」人。伝えたいと思ってもプライドが邪魔をして行動をすることができず、相手に誤解をされてしまうことも少なくありません。
2:人間関係が長く続かない
「素直になれない」人にも、当然、「もっと友人や恋人と仲良くなりたい」といった感情があります。ただ、同時に「相手に弱いと思われたくない」という気持ちも強いため、無意識に相手を見下して不快に思われることがあるんです。その結果、相手から離れていくことも…。
3:生きづらい
「素直になれない」人は、上記のような経験があると、1人になったときに自分の未熟さを後悔・反省することが多いです。その際に、「これだから自分はダメだ」と自らを悪いほうに追い込んでしまい、マイナス思考から抜け出せなくなってしまうことがあります。
今日からでもできる!「素直になる」ための方法は?
「素直になれない」よりは、素直になれたほうが毎日を楽しく過ごすことができますよね。それでは、「素直になる」には一体どうすればいいのか、ご紹介です。
1:日ごろから感謝の言葉を口に出す
いざ、「素直になろう」と思っても、簡単に行動に移すのは難しいですよね。そんなときは、小さなことでもいいので、ふとしたときに感謝の気持ちを伝えるようにしてみましょう。
「素直になれない」人は、本音と真逆のことを口にしてしまうこともあるため、自分で思っている以上に感謝の気持ちや嬉しさは相手に伝わっていません。きちんと感謝の気持ちを伝えるようにすれば、徐々に自分の気持ちを伝えることに慣れてきますよ。
2:相手の言葉を受け入れる
「素直になれない」人は、人の言葉をひねくれて解釈しがちです。そのため、自分のことを思ったアドバイスや意見であっても、否定をしてしまいます。しかし、素直な人というのは人の意見をまずは肯定的に受け止めるものです。
いきなりすべてを受け入れるのは難しいと思いますが、まずは思い込みで否定するのをやめることから始めていくのがおすすめですよ。
3:素直な人と一緒にいる
素直な人というのは、ありのままの自分を見せてくれます。心理学でも、相手がありのままの姿を見せてくれると、自分も抵抗なくありのままを見せることができるという法則がありますよ。
嬉しいときや悲しいときなど、どんなときでも感情を表に出す素直な人と一緒にいることで、自然とあなたもありのままの姿を出せるようになるはずです。
最後に
プライドの高さや自己主張の苦手さから、「素直になれない」人というのは意外と多いもの。ただ、常に「素直になれない」でいると、人間関係が続かないなどの大きなデメリットがあります。普段から素直になれないかも、と思った方は、ぜひ、「素直になる」ための方法を試してみてくださいね。
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