「自然体」とは?
ありのままでいること
自然体とは、自分をよく見せようとしたり無理に頑張ったりせず、ありのままの自分でいる状態のことを言います。飾らずそのままの自分を出せる人のことを「自然体な人」と言います。
自然体な人の特徴って?
無理に自分を飾らない
自然体な人は自分らしさを大切にしています。
他人と比べず、他人を羨まず、誰かに認められたい・褒められたいがために、無理に自分を変えようとしません。本来の自分を隠さず、無理に飾ろうとしないのが特徴です。
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人によって態度を変えない
自分をよく見せたいあまり、人によって態度を変える人は多いもの。この人と仲良くすれば自分に得があるかどうかを考える損得勘定を常にしている人も、人によって態度を変えることが多いと言われています。
自然体な人はこういった、相手によってどう接するかを考えることがあまりありません。そのため周囲からの信頼も厚くなる傾向があります。
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素直
自然体な人には無用なプライドがありません。
そのため、自分に非があるときは素直に謝ることができますし、相手の素敵だと思う部分はそのまま相手に伝えます。見栄を張ることも少ないので人に信頼されやすく、友達が多いのも特徴。
相手の裏を読もうとして人を疑うようなこともしないので、恋愛でもモテやすいという特徴が。
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芯が通っている
自然体な人は周囲に振り回されることがなく「私は私」という考えを軸に生きている人が多くいます。
一見頑固者とも捉えられるかもしれませんが、八方美人な態度がなく自分の考えを大切にしている人です。
「自分はどう生きたいのか」「何が自分にとって心地いいのか」ということを基準に考えているので、他人に影響されコロコロ意見を変えたり、不確かな情報を鵜呑みにしたりすることもありません。
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まわりから信頼されやすい
自然体な人は本音で人と接することができます。もちろん、本音を素直に言ったことが裏目に出てしまうこともありますが、嘘をついたり相手の機嫌を無理に取ったりすることがないので、人から信頼されやすいという特徴が。
自分に利益のありそうな人だけにいい顔をすることがなく、公平に周囲の人と付き合うため誠実な人と思われることも多いでしょう。
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心に余裕ができる
心に余裕がなくなる原因はいくつかありますが、頑張りすぎたり周囲の人の気持ちに敏感過ぎたりするのが一因になっていることも。
自然体な人は小さなことに敏感に心を揺らさないのでゆとりが生まれ、ちょっとしたことで苛立つ・落ち着いた判断ができない、といったことも減ります。
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ストレスがたまらない
「相手が嫌な気持ちになっていないか」というように、心配性の人や真面目すぎる人は、どうしてもネガティブな方向にあらゆる可能性を考えてしまうので、精神的に疲れてしまいがち。
繊細で相手を思う優しさがあるという良い面もありますが、過敏すぎると気疲れの絶えない毎日になってしまいます。
自然体でいることができれば、こういった無駄な心配をすることがありません。
他人と比較することで生まれる競争心も軽減するので、人付き合いの中での不要なストレスが溜まることが少なくなるのです。
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ボロが出ないので関係が長続きする
友人でも好きな人でも、頑張らないと保てない関係は長続きしないもの。
とくに好きな人には可愛い自分を見てほしいという願望は誰しも持っているものですが、自分らしさを表現したほうが、のちに交際に発展したときも無理せず関係を育むことができます。
偽りの自分で居続けることは難しいものです。初めから自然体のあなたを受け入れてくれる人との関係を大切にしていきましょう。
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自然体で生きるための方法
無理していることを見つけ、今の自分を認める努力をする
今現在「自分らしくない」と思うこと、ありませんか?
これをいったんやめてみることで、自分らしさを取り戻せることもあります。普段無理してやっていること、自分の意志に反すること、人から言われているから合わせていること、これらを思い切ってやめてみましょう。
そして自分自身を受け入れることも、自然体でいるための大きな一歩。
自分の欠点はなかなか認められないものです。周囲と比較し落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、その比較してしまったことを否定するのもやめてみましょう。こんな自分も私なんだ、と一度認める努力をしてみてください。
これだけでも気持ちが少しだけ軽くなり、次のステップに進めますよ。
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比べるなら対象を「自分」に
どうしても他人と比較してしまって自分が劣っているように思ってしまう… という人は、比べる相手を他人ではなく「自分」にしましょう。
生まれた環境や持っている能力が違う相手と比較しても、悩みは解決しません。それなら比較対象を他人から自分に変えてみるのです。
まずは昨日の自分。地道に一歩ずつ前に進み、なりたい自分に近づいていくことで自信がついていき、誰かに認めてもらいたい! という欲求もおさまって「本来の自分」を取り戻せるはず。