【目次】
・「自分らしさ」とは?
・「自分らしさ」の類義語
・「自分らしさ」を大切にしている人の特徴は?
・ありのままでいることのメリット・デメリット
・「自分らしさ」を見つける方法とは?
・最後に
「自分らしさ」とは?
あなたは、「自分らしさ」を大事にして過ごしていますか? 多様性が尊重される時代ですが、「自分らしい」生き方とはどういうことなのか、疑問に感じることもあるかもしれません。本記事では、「自分らしさ」とは一体何を指すのか、「自分らしさ」とは、どのようにして見つけられるのかを深掘りしていきます。生き生きとした人生を送るためのヒントを見つけてみてくださいね。
「自分らしさ」という言葉は少し抽象的ですが、「自分の“個性”がよく表されている様子」を指すことが多いです。個性とは、「他人と違う、その人特有の性質や性格、個人の特性」のことを意味するので、その様子は人それぞれ違います。一人ひとりの特徴が表面的に現れた時に、「○○らしさ」や「○○らしい」などという言葉が使われるんですね。
「自分らしさ」の類義語
「自分らしさ」に類似する言葉として、先に挙げた「個性」の他、「持ち味」「キャラクター」なども似たような意味を持ちます。「持ち味」とは、「その人が持つ独特の良さや味わい」を指し、ポジティブな場面で用いられる言葉です。
「キャラクター」は、英語の“Character”(性格、性質、特質、特性)に由来した言葉で、日本語としては主に、「その人の性格や人格」を表す言葉として日常的に使われています。
「自分らしさ」を大切にしている人の特徴は?
では、具体的に「自分らしさ」を大切にしている人は、どのような特徴があるのでしょうか? 一概に定義することは難しいですが、次のような場合が考えられます。というのも、「自分らしさ」は人それぞれ違いますので、周囲があなたらしいと思っていても、自分の思う「自分らしさ」は必ずしも一致しないためです。あくまでも参考としてチェックしてみてください。
1:周囲に左右されず、自分の考えを持っている
「自分らしさ」を大事にしている人は、周囲に振り回されることなく、「私は私」という考え方を軸に生きている人が多いです。一見、「頑固者」と捉えられてしまうこともありますが、相手の捉え方によって、その人の印象は変わるものです。
周囲の意見によってコロコロと考えを変えたり、八方美人な態度をとったりせず、自分の考えを大切にしている人が、「自分らしい」人生を送っている人といえるでしょう。
2:ありのままの自分を受け入れ、常に自然体
他人と比べずに、ありのままの自分を受け入れ自然体でいられる人は、「自分らしさ」を大事に生きている人です。そうすることでストレスが減り、心身ともに軽やかに過ごせるでしょう。他人を羨んだり、誰かに認められたいがために、無理やり自分を変えようとすることは、本来の自分とは実は違うのかもしれません。
3:素直に本音で話す
「自分らしく」生きている人は、基本的に常に素直で、相手によって態度を変えたりせずに本音で話すことが多いです。大人としてTPOに合わせた会話は大事なマナーですが、もちろんそれを前提としても、嘘をついたり見栄をはるようなことはせず、自分の考えを素直に話します。素直に生きることで、自分自身にも嘘をつかずに過ごせますよ。
ありのままでいることのメリット・デメリット
ありのままの自分で過ごすことのメリットとしては、まず、他人との比較や競争からくるストレスが軽減し、自分自身にも嘘がないので、笑ったり泣いたり、自分の感情に素直になることができます。感情を素直にあらわすことで、生き生きとした生活を送れ、「自分らしさ」をより表現できるでしょう。
ただし人生は、自分の思い通りにいくことばかりでありません。周囲と協調し合いながら生きていくことも、社会生活を送る上では非常に重要な事です。「自分らしさ」と「自分勝手」は似て非なるもの。自分の感情のままに好き勝手行動し、周囲と調和がとれなくなっては、「自分らしさ」とはかけ離れた人生となってしまいますので、心にとめておくべきです。
「自分らしさ」を見つける方法とは?
では、どのように「自分らしさ」を見つければいいのか、この点に悩む人は少なくないのではないでしょうか。まずは、次のことからトライしてみてください。だんだんとあなたに合った「自分らしさ」とは、どういうものなのかが見えてくるでしょう。
1:好きなことや得意なことを探してみる
あなたが普段から、「なんだか楽しいな」「これをしている時はワクワクするな」といったことを見つけてみてください。料理をしている時、絵を描いている時、仕事をしている時など、どんな時でも構いません。あなたが生き生きとしている瞬間に、「自分らしさ」が出ていることでしょう。
2:無理していることを見つけてみる
「自分らしくない」と思うことを、いったんやめてみることで、逆に「自分らしさ」を表せるようになる場合もあります。普段無理して行っていることや、自分の意志には反するけど、なんとなく人から言われてやっていることはありませんか? そういったことをやめて自分に素直になることで、よりあなたらしさが表現できるのではないでしょうか。
3:今の自分を認める
今のあなた自身を受け入れることも、「自分らしさ」を見つける大きな一歩でしょう。自分の欠点をなかなか認められなかったり、周囲と比較し落ち込んでしまっているようなら、それを否定するのではなく、すべて含めて「今のわたしなんだ」と一度認めてあげてください。そうすることで、少し気持ちが軽くなり、次のステップに向け、前向きな考えが自然と浮かんでくるかもしれませんよ。
最後に
現代社会において、周囲と調和を取りながら「自分らしく」生きることは、難しいことも多々あるかもしれません。少しでも「自分らしさ」を大切にすることで、あなたの人生がより「あなたらしい」ものになるのではないでしょうか。
TOP画像/(c)Shutterstock.com