みなさんは上手に眠れていますか?
突然ですが、みなさんは上手に眠れていますか? 睡眠時間が短い、眠りが浅い、すっきり目覚めないなど、「睡眠の質」が悪いと心身にも当然悪影響を及ぼします。体調を崩しがちだったり、疲れやすかったり、気分が落ち込みがちだったりするのも、実は睡眠の質がよくないのかもしれません。
では、いったいどれくらいの人が睡眠の質に悩みや不満を抱えているのでしょうか。今回は、インターネット調査会社「マイボイスコム」が、10代から70代の男女10,106名に対しておこなった、「睡眠の質に関するインターネット調査」の調査結果をご紹介します。
「睡眠の質に関するインターネット調査」の結果をチェック!
◆睡眠の質について悩みや不満を感じている人は約66%
まずはこちらから。「睡眠の質について悩みや不満を感じることはありますか?」という問いに、「慢性的に感じている」と答えた人は24.2%、「いつもではないが、感じることがある」と答えた人は42.0%でした。約66%もの人が、睡眠の質について悩みや不満を感じています。
さらに男女別に見ると、女性の方が「悩み・不満を感じる」と答えた比率が高く、特に女性30代では8割弱にものぼります。
胃の状態や頭痛、疲れやすい、ストレス、なんとなく調子がよくないなど、身体の悩みを持つ人でも高い傾向がみられたそうです。
◆睡眠の質の生活への影響度は?
睡眠の質に悩みや不満がある人に、普段の生活に影響があるかどうかを聞いたところ、「影響がある」が15.1%、「やや影響がある」が45.2%という結果に。約60%の人が少なからず影響がある、と感じているようです。
これは10代~40代の世代でより比率が高く、また、睡眠時間が3~4時間以下の場合には7割強にものぼるそう。
睡眠時間が短いと、頭痛がしたり疲れやすかったり、お肌の調子がよくなかったり、ストレスがたまったり……。みなさんの中にも思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか。
睡眠の質をよくするためのアイデアが知りたい!
では睡眠の質をよくするために、みなさんは何か改善をおこなっているのでしょうか? はじめに、こんな設問から見ていきましょう。
◆睡眠の質をよくするために利用したい商品・サービス
睡眠の質をより良くするために利用したい商品・サービスを尋ねたところ(複数回答)、「睡眠の質向上・快眠を目的とした商品を使う」と答えた人が14.9%、「サプリメントや市販の薬、漢方薬を使う」と答えた人が9.6%、「睡眠の質向上・快眠効果をうたった機能性食品・飲料を摂取する」と答えた人が8.9%となりました。
一方で「特にない」と答えた人が64.0%にのぼるなど、睡眠の質を改善するのに特に商品やサービスは活用しない、と考えている人も多いようです。
なお、睡眠の質がよくない方だと思う層は、「睡眠外来など病院を受診」と答えた人が他よりも多かったそうです。あまりに解決策が見当たらない場合、自分の判断で治そうとするのではなく、睡眠外来できちんとお医者さんに診てもらうことも大切ですよね。
◆睡眠の質をよくするために行っていることは?
睡眠の質をよくするためにおこなっていることとして(複数回答)、「規則正しい生活」が27.8%、「運動、トレーニング」「ストレッチ、体操、マッサージ」「ふだんの生活の中で体を動かす」が各2割弱となっています。
一方で、睡眠の質に悩みや不満を慢性的に感じている層では、「実施したいと思っているが、実施していない」が2割強にのぼるなど、なかなか実践できていないせいで、悩みや不満が解決できていない人も中にはいるようです。
さらにこんな意見が挙げられています。
「お腹が空いていない、寒い、という状況で暖かくてフワフワの布団にくるまると、安心して眠れる確率が増えている気がする」(女性・29歳)
「腰が痛くて目が覚めることが時々あるので、寝る前や起きた後にはなるべく腰を伸ばすストレッチをします」(女性・31歳)
ほかにも「寝つきをよくするためにアイマスクをする」「よい香りのオイルを寝る前に嗅ぐ」「腹式呼吸で自然に眠りにつくようにする」など、今からでも実践できるようなアイデアが数多く挙げられていました。お風呂にゆっくり浸かったり、スマホから意識的に目を離してみたりするのも、いいかもしれませんね。
仕事にプライベートに、忙しい毎日を送る私たちだからこそ、よりよい睡眠を確保したいもの。ぜひ、みなさんなりの方法で、質のよい睡眠をとって、毎日の活力にしてみてくださいね。
【調査概要】
調査期間:2022年8月1日~8月5日
調査対象:MyVoiceのアンケートモニター 10代~70代の男女10,106名
調査方法:インターネット調査
マイボイスコム(株)調べ
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