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この記事のサマリー
・言いたいことが言えない原因は、怖さや不安など複数あるものです。まずは言えない理由を言語化すると整理が進みます。
・事実と予測とを分けて書くと、恐れが薄まり、次に取る行動(言い方・相談先)を選びやすくなります。
・まずははじめの一言を決めて練習すれば、言葉が詰まりにくくなります。
言いたいことが言えないまま話が終わり、帰り道で反省だけが心の中で膨らむ…。職場でも家でも、言葉を飲み込んでしまうほどのストレスや怖さが心の奥底に残っていませんか?
泣きたいけど、理由はうまく説明できない。そんな時ほど、心の中で何が起きているのかを見失いがちです。実は「言えない理由」は一つではなく、心のほぐし方も人によって違います。
この記事をコーヒーでも飲みながらゆっくり読んで、自分の心の詰まっているところはどこにあるのか、探してみてください。
「言いたいことが言えない」のはなぜ? 原因を解説
思ったことを素直に言葉にできる人もいれば、なかなか言葉に出せない人もいます。皆さんはどちらに近いでしょうか? 「言いたいことが言えない」人は、次に挙げるようなことが当てはまっているのかもしれません。
「言いたいことが言えない」と感じている人は、ぜひ一度、自分を振り返るきっかけにしてみてくださいね。

優柔不断
優柔不断で自分の意見をまとめることが苦手な人は、「言いたいことが言えない」傾向にあります。ふんわりと思うところがあっても、それをうまく言葉にすることができなかったり、会話のペースに思考がついていけず「言いたいことが言えない」状態になってしまうのです。
自己肯定感が低い
「言いたいことが言えない」人は、自己肯定感が低い人が多い傾向にあります。なぜなら、「私が言っても…」と考えたり、「私の言ったことで、相手が嫌な気持ちになったらどうしよう…」など物事をマイナスに捉えてしまうところがあるからです。
自分に自信がなく自己肯定感の低い人は、「私が言わずに我慢すればいい」と思い込み、口を閉ざしてしまうのでしょう。。
トラウマがある
過去に自分の発言で相手を傷つけてしまったり、険悪な雰囲気になってしまった経験があると、その出来事が引っかかって言いたいことが言いづらくなることがあります。
言おうとすると当時の記憶がよみがえり、「また同じことが起きるのでは?」と不安が強くなるためです。
言いたいことが言えるようになるとどんなメリットがある?
人目が気になって「言いたいことが言えない」と悩んでいる人は少なくないはず。しかし、その心配は実は杞憂であることも多いんです。反対に、自分の気持ちが素直に伝えられるようになることで、メリットがあります。
続いては、言いたいことが言えるようになると、どのようなメリットが生まれるのか考えてみましょう。

信頼関係を築ける
ビジネスシーンでもプライベートでも、相手との信頼関係を築くことは大切です。伝えたいことを言葉にできるようになると、信頼関係を築くことに繋がります。なぜかというと、返報性の心理といって、何かをしてもらったら自分も同じだけのことをしてあげたくなるという心理が関係してくるからです。
つまり、本音で気持ちを伝えれば、相手も本音で話そうという気持ちが沸き上がり、結果として本音を言い合える信頼のおける相手になることができます。
ストレスを溜めにくくなる
言いたいことをグッと飲み込み続けていると、だんだんモヤモヤしてきませんか? 誰かに話を聞いてもらうことで、そのモヤモヤを緩和することができます。また、他者に話すからこそ、アドバイスがもらえたり新しい可能性を見出すこともあるでしょう。
自分の考えを整理することができる
頭の中では、さまざまな考えを巡らせることができますが、考えすぎて堂々巡りになってしまうことも…。話すときはひとつひとつ言葉にしなければならないので、その分考えや情報を取捨選択しますよね。そうすることによって、自分の考えを整理することができるのではないでしょうか。
「言いたいことが言えない」場合の対処法を紹介
言いたいことが言えると、メリットはいくつも出てきますね。とはいえ、頭では分かっていても、実際に行動に移せるかと言われたら、そんなに簡単な問題ではありませんよね。
ここでは、どうしても「言いたいことが言えない」場合の対処法について紹介します。

どうして「言いたいことが言えない」のかを考える
まずは、言えない理由について考えてみましょう。「何を言いたいのかが分からない」「言って嫌われたり怒られたりしたくない」「そもそも人に話す行為自体、緊張する」など、言いづらさの形は人によって異なります。
なぜ言えないのかを一度言葉にしてみると、次に取る対策も選びやすくなりますよ。
理由が見えてくることで、「準備することを増やす」「言い方を変える」「相談相手を変える」といった具体策につながっていくはずです。
言いたいことを書きだす
「何を言いたいのか分からない」「人に話す行為自体に緊張する」というタイプの人は、まず、思っていることを書き出してみましょう。言葉にして具体的にすることで、自分の考えを整理し、話しているうちに混乱したりしないように対策します。話すことに抵抗がある人は、このよう事前準備を整えるのです。
話す練習をする
伝えたいことをまとめて、準備を整えたら実際に話す練習をしましょう。相手が目の前にいることを想定して、会話口調でリハーサルを行うのです。
ここで大切なのは、内容を暗記しないこと。暗記してしまうと、アドリブが聞かなくなっていざという時の対応ができません。言いたいことの大枠だけ覚えて、後はつなぎの言葉やどのように伝えるかを意識して練習を繰り返すのがおすすめです。
「言いたいことが言えないこと」に関するFAQ
ここでは、「言いたいことが言えないこと」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。
Q1. 言いたいことが言えない時、最初に何をすると楽になりますか?
A. 「なぜ言えないのか」を短く言葉にし、事実と予測を分けて整理すると、次に取る行動を選びやすくなります。
Q2. 怖くて言い出せない時、会話の入口はどう作ればいいですか?
A. いきなり本題に入らず、「いま少し相談してもいい?」のように前置きをすると、話しやすくなります。
Q3. 涙が出そうになるほどつらい時は、どうしたらいいですか?
A. まずは信頼できる人に状況を共有し、話を聞いてもらいましょう。日常に支障が続く場合は、相談窓口や医療機関に頼る選択肢も持っていてください。
最後に
今の記事では、「言いたいことが言えない」という悩みにフォーカスして、改善方法などを紹介しました。自分の気持ちは言葉にしないと相手に伝わりません。それは勇気のいることですが、お互いの信頼関係を築く上でとても大切なことです。
ぜひ、本記事を一つの参考に、少しずつ言いたいことが言えるように挑戦してみてくださいね。
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