目次Contents
▼この記事の要点
- 20~30代女性の約2割には、「人を好きになる方法がわからない」と悩んだ経験がある
- 恋愛における〝好き〟という気持ちは、愛おしく思ったり、胸がときめいたりするとき以外にも、「ずっと一緒にいたい」「特別な関係になりたい」という欲や願いが出てきたときに自覚されやすい
- なかなか好きな人ができず悩んでいたとしても、むりやり好きな人をつくる必要はナシ! まずはそんな自分自身を認め、受け入れ、人の長所に目を向けながら思いやりを大切に過ごせば、恋のチャンスが自然とおとずれるかも
【質問】人を好きになる方法がわからなくて悩んだ経験は?

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数123名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に、「人を好きになる方法がわからなくて悩んだ経験がありますか?」と聞いてみたところ…24.4%が「ある」、75.6%が「ない」と回答しました。約2割の女性は、人を好きになる方法がわからず悩んだ経験があるようです。
恋愛に対して幸福感や楽しいイメージを抱いている人も少なくありませんが、そのいっぽうで、「恋愛は難しい」と感じている人や、「めんどくさい」と考えている人もいます。
恋愛対象になりうる人と出会う努力が求められたり、出会えたとしても好きになれなかったりなど、そう簡単にはいかない部分があるのは事実でしょう。たとえ両想いになって付き合ったとしても、時間が経過して本当に好きなのか自信がもてなくなったり、彼氏そのものを面倒に思ったりすることも。
そもそも「好き」ってどういうこと?

「好き」という言葉には「心が惹かれる」「気に入る」といった意味があります。
「このお菓子が好き」や「スポーツすることが好き」など、恋愛感情だけでなく、広範囲な対象にカジュアルに使用する言葉でもありますね。
ふだんの生活のなかでは、「好き」という感情について、深く考えることもあまりないでしょう。ですが、「好き」の定義を知っておくと、誰かが気になったときなど、今後の恋愛に活用できるかも。
それでは、「好き」とはどういう状態なのか? いま一度、確認してみましょう。
◆「ずっと一緒にいたい」と思うこと
「その人と一緒に幸せになりたい」(30代・福岡県)
「一緒にいたい」(30代・千葉県)
「一緒にいたいと思うこと」(20代・茨城県)
「一緒に過ごしたい」(30代・神奈川県)
「一緒にいたいかどうか」(30代・神奈川県)
「『一緒にいたい』と思えたとき、『明日も会いたい』と思えたとき」(30代・神奈川県)
「一緒にいたくなること」(30代・神奈川県)
「ひとりでいるよりその人と『ふたりでいたい』と思えるかどうか」(30代・青森県)
「『昼でも夜でも一緒にいたい』と思うこと」(30代・愛知県)
「『一緒にいたい、好きな物を共有したい、うれしかったことを話したい』など、気持ちを分かち合いたい、喜んでほしいという気持ち」(30代・新潟県)
「嫌いなところも含めて『いっしょに笑っていたい。触れたい』と思う」(20代・和歌山県)
結婚の際に〝永遠を誓う〟という言い方をすることもありますが、心から好きだと思う相手には自然と、「これから先もずっと一緒にいたい」「離れたくない」という気持ちが生まれるものです。
ひとりの時間を大切に考えているタイプの人でさえも、大好きな人と離れなければならない瞬間や、しばらく会えないとわかっているときなどは、名残惜しく寂しい気持ちになることでしょう。一緒にいたいという気持ちが強まり始めたら、それは〝好きのサイン〟かもしれませんね。
◆特別な関係になりたくなること
「自分が一番になりたい」(30代・神奈川県)
「相手ともっと親密になりたい気持ち」(30代・大阪府)
「もっと相手のことが知りたい、自分のことを知って見てもらいたい」(20代・滋賀県)
「理解し合う気持ちがあることです」(30代・東京都)
ただ一緒にいるだけでは物足りない、できれば恋人やパートナーとして特別な関係になりたい…という気持ちがあれば、恋愛対象として「好き」になっていると考えられます。
〝自分だけの特別な存在〟になってほしいという欲がでてきたときに、恋心をはっきりと自覚する人も多そうです。ただの友人・知人としてでは難しい、キスやハグ・セックスなどの、特別な行為をしたくなることもあるでしょう。
◆相手のことばかり考える状態
「その人のことばっかり考えちゃう」(30代・青森県)
「その人のことを考えるだけでうれしくなる」(30代・北海道)
「その人を想う気持ち」(30代・神奈川県)
「ふとしたときに考える」(30代・福岡県)
「気がついたらその人のことを考えてしまう」(30代・兵庫県)
「恋愛的な好きはわからないけど、頭から離れなくなったものがあるなら、それが好きだということだと思う」(20代・奈良県)
「四六時中考えてしまうこと」(30代・東京都)
「一緒にいないときも相手のことを考えてしまう」(30代・神奈川県)
「理由もなく相手を考えてしまうとき」(30代・宮城県)
「そのものや人のことを考えるとうれしかったり楽しかったりすること」(30代・神奈川県)
「その人を目で追うことが増えること」(30代・東京都)
いつ、どこで、何をしていてもその人のことを考えてしまうのは、相手に〝恋焦がれている〟状態です。相手が異性だった場合には、明確に恋愛感情があり、その人を好きになっている…といえそうです。
人を好きになる方法のひとつとして、相手をもっと知るためのコミュニケーションをとることは大事ですね。知れば知るほどに好きになっていくか、それとも冷めていくかは、まずは相手を掘り下げなければわかりません。
◆居心地のよさを感じること
「側にいて不快にならないこと」(30代・広島県)
「一緒にいて楽しい」(30代・福井県)
「居心地がいいこと」(20代・鹿児島県)
「一緒にいて楽しい。依存しない」(30代・岡山県)
「一緒にいて苦でない」(20代・佐賀県)
「一緒にいると笑顔で過ごせる、お互いを思いやれること」(30代・石川県)
「一緒にいて自然と笑顔がこぼれてしまうとき」(30代・千葉県)
「一緒にいて落ち着くこと」(30代・岐阜県)
「楽しいこと」(30代・大阪府)
誰かと恋愛をする際には、居心地のよさを重視して相手を選ぶ人も多いようです。
好きになったそのあとで、もしも恋人同士として付き合うことになるとしたら、居心地のよさはかなり大事な要素になるはず。一緒にいて居心地がいいから好きなのか、好きだから居心地がいいのかはケースバイケースでしょうか。
四六時中ベタベタするよりも、ほどよい距離感を保つことに居心地のよさを感じるカップルは、良好な関係が長続きする傾向に。
◆胸がときめくこと
「ときめく。癒される」(30代・埼玉県)
「一緒にいてドキドキしたり、『ずっと一緒にいたい、触れたい』という気持ち」(30代・栃木県)
「無条件でときめく」(30代・長野県)
「一緒にいてドキドキする。落ち着く」(30代・神奈川県)
わかりやすく〝私、この人のことが好きなんだ〟と自覚できるポイントのひとつに、胸のときめきやドキドキ感があります。
姿が目に入っただけで顔が熱くなったり、相手を前にすると緊張で言葉が出なくなったりなど、特別なときめきを感じる相手のことは「好き」を実感しやすそうです。
◆愛おしく思うこと
「愛」(30代・鹿児島県)
「愛情」(30代・大阪府)
「愛してるということ」(30代・東京都)
「思ってくれること」(30代・北海道)
〝愛おしい〟という言葉には「大事にして、かわいがりたくなるさま」「たまらなくかわいい」「かわいそう」といった意味が。どこかか弱くて放っておけない相手に感じる愛情で、ペットや赤ちゃんなど恋愛対象以外の相手に対しても使われることが多い言葉ですよね。
「相手のために何かしてあげたい」「守ってあげたい」と純粋に思う気持ちを「愛おしい」と呼ぶのでしょう。「好き」と「愛おしい」という言葉には少し違いがあるようですが、延長線上にあるものという見方ができそうです。
◆自分よりも相手のために動くこと
「自分より大切に思うこと」(20代・東京都)
「大切」(30代・東京都)
「誰よりも大事にしたいこと」(20代・埼玉県)
「尽くしたいと深く思えること」(20代・大阪府)
「相手のために何かしてあげたい」(30代・群馬県)
「相手のために何でもしてあげたいと思うこと」(30代・栃木県)
「優しくしたくなること」(30代・奈良県)
「笑ってくれたらうれしい」(30代・東京都)
「相手が幸せであることを願うこと」(20代・兵庫県)
「相手のことを思いやること」(30代・埼玉県)
本気で好きになった人に対して、自らをなげうってでも相手のために行動したい…と考える人は多いです。
〝相手の幸せが自分の幸せ〟だと言いきれるような状態は、もはや「好き」を超え「愛している」ともいえそうです。
◆疲れていても会いたくなること
「会いたいという気持ち」(20代・北海道)
「辛いときでもその人の顔や声を見たり聞いたりしたいと思える人」(20代・神奈川県)
自分が元気いっぱいで調子のいいときのみならず、疲れてヘトヘトだったり、元気がなかったりするときにさえ会いたくなるのが「好き」だという意見も。その存在に癒され、「会って顔が見たい」「元気を出させてほしい」と思うようです。
本調子でない自分を見せてもいい・見てもらいたいと思えるくらいの相手は、かなり特別な存在といえるでしょう。ただ好きというだけでなく、心から信頼していたり、安心感をおぼえていたりするのかも。
◆安心できること
「安心できること」(30代・愛知県)
「心が温かくなること」(30代・兵庫県)
「自分の心が温かく豊かになること。小さなことや些細なことに幸せを感じられること」(20代・千葉県)
「幸せを感じられること」(30代・三重県)
「相手に素の自分を見せられること」(20代・山口県)
特別な感情を抱いた相手が、自分にとっての生きがいや、安心できる居場所をくれる人になることも。恋愛における「好き」という気持ちはやはり特別で、単純な好意にとどまるものではないようですね。
◆そこに理屈や理由はない
「理屈ではなく気づいたら好きになっているもの」(30代・千葉県)
「好き」という気持ちに理由や理屈などはなく、気がついたらそうなっているもの…という意見もありました。
〝恋はするものではなく落ちるもの〟という言葉もありますが、特別な理由もなく誰かを目で追っていたり、気がつくとその人のことばかり考えたりしているときは、もう「好き」になっているのかもしれません。
「人を好きになる方法」がわからないときの対処法

人を好きになりたくても、まずどうやって人を好きになるのか、その方法がわからない人もいるでしょう。
ここでは女性100人へのアンケート結果をもとに、「人を好きになる方法」がわからないときの、心構えや対処法をご紹介します。
長所に目を向ける
「とにかくよいところを見つける」(30代・宮城県)
「その人のよいところを考えてみる」(20代・大阪府)
「相手のよいところをあげてみる」(20代・千葉県)
「相手のよいところを見つける」(30代・岡山県)
誰でも短所はあるものです。相手の嫌な部分を見つけるよりも、よい部分にフォーカスして認めてあげることのできる人を目指しましょう。
「あの人は顔はいいけど年収が低い」「仕事はしっかりしてるけど、背が低いからな…」など、欠点ばかりに目を向けるようでは、なかなか人を好きになることができないかもしれません。
相手のマイナスな面を理解し、受けとめ、カバーしてあげられるような心の広さや優しさがあると、人の魅力に気がつきやすくなりそうです。
自己分析をする
「自己分析」(30代・山梨県)
「自分の心を見つめ直す。 無理に恋をしよう思わない」(20代・北海道)
「自分に問う」(30代・大阪府)
「自分を受け入れる」(20代・和歌山県)
「『その人を失いたくない』『他の人に取られたくない』という気持ちがあるかどうかを自問自答してみる」(20代・千葉県)
「わからないんじゃなくて気付いてないだけかも。『性的にキスしたい』とかあれば好き、だと思う」(30代・神奈川県)
就職活動の際に自己分析をするのと同じように、恋愛を前向きに考えるにあたって、まずは自分の好きなタイプや気になる人への想いを客観視する…という意見も。
気になる異性がすでにいる場合には、「その人が他の誰かと付き合ったときにどう思うか」「スキンシップをとりたいかどうか」などを自問自答することで、自分の気持ちが恋愛としての〝好き〟なのかどうか見えてくるでしょう。
好きな人自体がおらず悩んでいる場合には、自分の嗜好や恋愛スタンスと向き合ってみるのが〇。自分の人生を納得して生きるうえでは、必ずしも人を好きにならなければいけない…ということもないはずです。
人とコミュニケーションをとる
「とりあえず会話をしてみる」(30代・岐阜県)
「色々な人と話してみて、一緒にいて楽しいかどうか考えてみる」(30代・東京都)
「いろんな人に会ってみる」(30代・兵庫県)
「いろんな人に会ってみる」(30代・長野県)
「いろんな人に出会うことができる場に行く」(30代・神奈川県)
人を好きになる方法がわからず悩んでいる人は、もしかしたら、人付き合いにそのものに消極的になってしまっているのかも。まずは、多くの人と関わりをもつようにして、さまざまな価値観に触れてみましょう。
出会いの場に足を運ぶことで、人を好きになる感情を思い出すキッカケができるかもしれません。勇気を出して赴いたその場所に、運命の人が待っている可能性だってあるでしょう。
自分のことを大切にする
「自分自身が毎日笑顔でhappyオーラをだす。自分を好きになる」(30代・千葉県)
「まずは自分を大事にして、自分のことを好きになってからでないと他人を好きにはなれないと思う」(30代・石川県)
「ひとりの時間を満喫する」(30代・大阪府)
「休む」(30代・鹿児島県)
〝自分を好きになってこそ、他の誰かを好きになることができる〟という意見もありました。
自己肯定感が高まり心に余裕が生まれれば、他者の魅力や愛情を素直に受け止められるようになるかもしれません。「こんな私のことなんて誰も好きになってくれない」というマイナス思考は×。「私にぴったりの人が世界のどこかにきっといる!」と思えるくらい、自分を好きになれればポジティブに恋愛を楽しめそうです。
相手を見極める
「一緒にいたいかどうかを考えてみる」(30代・千葉県)
「価値観が合うかどうかを重視して、そこから考えていく」(30代・広島県)
「いなくなったときのことを考える」(20代・宮城県)
人と関わる経験や刺激は、自分を成長させてくれる人生のスパイスです。心地よい人間関係を築くためにはまず、人に興味をもち、積極的に関わりながら相手を見極めることが大事。
相手の言動をよく観察して、どんな性格なのかを知ることで、新たな一面や意外な魅力にも気がつけるはず。恋愛相手にふさわしいかどうかを見極めるのではなく、その人の人間性や価値観をフラットに見つめみましょう。
恋愛系のエンタメに触れる
「漫画やアニメの三次元に恋をする」(30代・大阪府)
ロマンティックな雰囲気に浸って、恋愛モードを味わうのもアリ。ネットドラマや映画、漫画、アニメなどから、恋をするときめきや幸せをたっぷり摂取しちゃいましょう。
恋愛リアリティーショーやドラマのなかには、実際の恋愛で使えそうなテクニックを教えてもらえる作品もあります。自分がヒロインと同じ立場だったらどうするか、考えながら観てみるのもおすすめ。
人に相談する
「AIに聞く」(30代・奈良県)
身近な友人や家族に相談して客観的な意見を聞いてみるのもいいでしょう。
少し違った解釈をしてしまっていたり、自分では気づけていなかったことを知ることもでき、勉強になることも多いでしょう。
また、恋愛に関する書籍や、ネットでの情報はかなり充実していますよね。場所・時間問わず、いつでも調べることができるお手軽感が魅力です。
ただし、ネットには多くの情報が存在しているので、全てを真に受けてしまうのはNG。自分に合うものや、納得できる内容を選別する判断能力も必要です。
無理に好きになろうとしない
「何もしなくていいと思う」(30代・神奈川県)
「無理して好きになる必要は無いと思う」(30代・青森県)
「無理して方法を探らない」(20代・埼玉県)
「無理しなくていいと思う」(30代・埼玉県)
「無理に好きにならなくていいと思う」(30代・神奈川県)
「無理に好きにならずにそのままでいいと考える」(20代・兵庫県)
「無理に好きにならない」(30代・神奈川県)
「無理に好きにならなくていい」(30代・埼玉県)
「無理に好きにならなくていい」(30代・愛知県)
「無理に好きにならなくてもいい」(30代・青森県)
「無理に好きになることはないと思う」(20代・滋賀県)
「焦らずそのままでいる」(30代・新潟県)
「無理に好きになる必要はないと思う」(20代・奈良県)
「別に無理に好きになる必要はない」(30代・群馬県)
「別に無理に好きになろうとしなくてもよい」(20代・東京都)
「無理に好きになろうとしない」(30代・東京都)
「無理にわかろうとせず、自然体でいたいです」(20代・山口県)
「そのままでいいと思います」(30代・北海道)
もっとも多かった回答は、〝無理に好きになろうとしなくていい〟というものでした。好きな人がいないならいないで、無理をしてまでその状態を変える必要はない…と考える人が多いようです。
以前Oggiが〝人を好きになる瞬間〟について女性100人にアンケートをとった際には、約7割の女性が、その瞬間には気がつくことができないと回答しました。
好きになろうと意識して誰かと向き合うよりも、接しているうちにいつの間にか好きになっていた…という人のほうが多いのであれば、まずは自然体で自分らしく過ごすことが大事でしょう。
考えすぎないようにする
「あまり考えすぎないことだと思います」(30代・宮城県)
「しょうがないとほっといてみる」(30代・神奈川県)
「考えない」(30代・福岡県)
「考えることをやめる」(30代・新潟県)
人を好きになる方法がわからない自分を卑下したり、悩んだりしすぎないほうがいいという意見もありました。
深く考え思い悩んだところで、好きになれる人が目の前に現れるわけでもありません。突然、誰かを好きな気持ちが芽生えるわけでもない以上、「考えすぎても仕方がない!」と割りきったほうが健全かもしれませんね。
人を好きになる方法とは?

本当ならば、人を好きになる方法など考えずに、自然な流れで恋におちるのが理想だという人は多いでしょう。ですが、つねにそううまくいくとはかぎらないのが恋愛の難しいところ。
潔くわりきるような気持ちで、まずは人を好きになる方法を頭に入れてから、実際に試してみるのもひとつの方法です。
◆自分のことを好きになる
「自分に自信をもつ」(30代・神奈川県)
「まずは自分を好きになる」(30代・神奈川県)
「自分を好きになる」(30代・愛知県)
「自分を好きになる」(30代・岐阜県)
「自分を好きになる」(20代・滋賀県)
「自分を好きになる」(30代・埼玉県)
「自分を好きになる」(30代・新潟県)
「人に過度な期待をしない。自分を大事にすることから始める」(20代・奈良県)
自分に自信がもてないと、うまくいきそうなここぞという場面でチャンスを逃してしまうことも。「私じゃうまくいくはずがない」「好きになってもらえる部分がない」と思ってしまうような、マイナス思考が原因かもしれません。
そんなときは自分磨きをして、自分を好きになれるように努力してみましょう。
◆人に興味をもち、長所に目を向ける
「その人のいいところを探す」(30代・新潟県)
「人のよいところをたくさん探すこと」(20代・神奈川県)
「人のよいところを見つける」(30代・福岡県)
「人をよく観察し、長所を見つけること」(30代・宮城県)
「相手のよいところを探す」(30代・神奈川県)
「相手のよいところを見つける」(30代・岡山県)
「その人のよいところを見つけ、吸収してみようと意識する」(20代・千葉県)
「きちんと人と向き合う。この人はどういうときにどう思うのかとかきちんと考える」(30代・群馬県)
「その人に興味をもつ」(20代・神奈川県)
「相手にもっと興味をもつこと」(30代・大阪府)
「興味をもつこと」(30代・東京都)
「人に興味をもつ、相手のよい点を探す」(30代・福島県)
「人に優しくする」(30代・奈良県)
「人を信頼すること」(30代・大阪府)
〝どうせ好きになれるわけがない〟と、相手のことをよく知りもしないうちから見下げる態度は×。どのような相手であれ、まずは人として誠実に、しっかりと向き合う意識をもってみましょう。
「この人と一緒にいる時間が幸せ」「久しぶりに心から笑えた」など、心が温かくなれた瞬間の気持ちを大切に。そのときめきが、人を好きになっている合図かもしれません。
恋なのか迷ってしまう際は、相手と過ごす時間を増やして確信に迫ってみましょう。
◆人との出会いを増やす
「たくさんの人と出会い、いいところを見つける」(30代・東京都)
「色々な人と関わってみること」(30代・和歌山県)
「色々な人と話す」(20代・兵庫県)
「色んな人と関わる」(30代・兵庫県)
「出会いを増やす」(30代・三重県)
「積極的に関わる」(20代・埼玉県)
人を好きになる方法がわからないのであれば、好きになれる可能性がある相手の母数を増やすと〇。出会いのチャンスを少しでも多くつくれば、そのぶん「好き」という気持ちを抱くための、きっかけが訪れやすくなるはずです。
たとえ恋愛対象外の友人・知人だったとしても、久しぶりに連絡をとってみたり、食事の機会をつくったりしてみましょう。人の輪がどんどん広がっていくことで、誰かいい人を紹介してもらえたり、好みのタイプと巡り合えたりするかもしれません。
◆相手をよく見極める
「相手をよく知る」(20代・千葉県)
「相手を知る」(20代・大阪府)
人の行動や発言・態度などからは、人間性を見極める手がかりが得られます。
たとえルックスが好みでない人だったとしても、ドキッとさせられるような行動や態度、意外な一面を目にしたら、意図せず恋におちることだってありえます。
好きになれるかどうかを見極める…というよりは、相手の人間性を見極める過程で、好きな気持ちが芽生える可能性に賭けてみると効率的です。
◆自分磨きをする
「自分磨き」(30代・神奈川県)
「自分磨き」(30代・長野県)
「自分磨きをして自分のことを好きになる」(30代・神奈川県)
「相手が喜ぶようなことをする。自分を磨く」(30代・栃木県)
「何か夢中になれるものや趣味をつくる」(20代・和歌山県)
「心を安定させる」(20代・埼玉県)
より魅力的で理想に近い自分になれれば、自信をもって堂々と出会いの場に足を運んだり、臆することなくコミュニケーションをとったりできるはず。外見も内面も磨くことで、好きな人ができたその後も、想いを成就させられる可能性が上がりそう。
◆自身の価値観を知る
「自己分析」(30代・山梨県)
「自分を知ること。自分に自分を隠さないこと」(20代・北海道)
「自分も自然体でいること」(30代・神奈川県)
「自分をしっかりもつ」(30代・東京都)
人を好きになるためには、自分の価値観をより深く掘り下げることも大事です。
どのような行動に腹が立つのか、どこまでなら許せるのか、どのような相手が理想的なのか、そして自分自身はどのような人間だと思われたいのか…自らの思考のクセや趣味嗜好を理解しておくと、恋愛においても役立つ場面が多いでしょう。
◆人の幸せを妬んだりバカにしない
自分になかなか好きな人ができないからといって、幸せそうな人を妬んだり、一生懸命恋愛している人をバカにしたりするのは×。周囲の人への思いやりを忘れなければ、自分もまた誰かに思いやりを与えられ、大切にしあうことができるはずです。
まだ見ぬ運命の人との恋に思いを馳せるのも素敵なことですが、身近な人としっかり向きあう姿勢を大切にすると、誰かを好きになる心の余裕が生まれそう。友人の恋を応援したり、幸せを心から願ったりする純粋な気持ちを忘れずに!
いい人がいない? 理想が高い? なかなか恋ができない人のQ&A

人を好きになる方法がわからず悩んでいる女性のなかには、「理想が高い」と言われた経験がある人もいるのでは? 恋愛感情を抱こうにも、相手にときめくことができず自分でも困っている…なんてこともあるでしょうか。
ここではそんな人のための心構えや、人を好きになりやすくなる方法をQ&A形式で解説します。
- Q.前の彼氏と別れて以来、もう3年ほど好きな人がいません。次に付き合う人とは結婚したいと考えているのですが…そうなると、年収・ルックス・身長や家柄など、あらゆるものに妥協ができない気がしてきます。いい人がいたとしても、背が低かったり顔がタイプでなかったりすると抵抗感が。理想が高いと言われることはわかってますが、自分の一生を左右するかもしれない以上、結婚相手に妥協はできませんよね?
- Q.タイプ外の男性から交際を申し込まれました。私には今、彼氏や好きな人は特にいない状態です。OKしてみてもいいかな…とは思うものの、これまでは自分から好きになった人としか付き合ったことがないので、彼を好きになれる自信がありません。付き合ってから好きになる、なんてことはありえるんでしょうか
A.結婚相手を選ぶうえで、失敗のないようにと丁寧に見極める姿勢は大切です。しかし結婚相手はあくまでも〝人間〟ですから、完璧な存在などそうそういないことをお忘れなく。条件や肩書きと結婚するわけではありませんので、ともに家庭を築くパートナーとして、まずは相手の性格や価値観に目を向けるよう意識しましょう。妥協すべきということではなく、ときには譲歩したり、自身を省みて見合うかどうかを考えたりすると、いいご縁に恵まれるかもしれないということです
Oggiが女性100人に実施したアンケート結果によれば、20~30代の既婚女性のうち、約9割はお見合いではなく恋愛結婚をしているのだそう。相手の肩書きや条件を軸に結婚相手を選んだ夫婦よりも、〝好きになった相手と交際を続け結婚に至った〟という夫婦のほうが多いのです。
恋愛を〝生涯のパートナー選び〟だと考えてしまうと、どうしてもさまざまな点が気になり、混じりけのない恋心や好きという気持ちからは遠ざかってしまうことがあります。法的に家族になる以上、問題のない相手を伴侶にしたいと思う気持ちは当然ですよね。
ですが、たとえば〝仕事はしっかりしているけれど顔がタイプではない〟とか、〝身長が低いことが気になる〟とか、理想通りの完璧な相手を追い求めるがゆえの〝ワガママ〟が出てきてしまうと、それはもう結婚相手選びというより、理想の人に出会えるまで終わらない、連続面接状態になるでしょう。
筆者が恋愛鑑定師としてご相談をお受けする方々のなかには、結婚願望が強く婚活を一生懸命されている方もいれば、結婚願望がゼロにもかかわらず、ある日突然好きな人と結婚することになったという方もいます。かと思えば、理想通りの相手と結婚できたはずが、すぐに離婚してしまわれる方もいらっしゃるのです。
たとえ今は年収が低い人だとしても、価値観が合えばふたりで協力し、世帯年収を上げられる可能性だってあります。好みのルックスじゃなかったとしても、付き合うなかでファッションセンスや髪型をどんどん磨くうちに、垢抜けに成功する未来だってありうるはず。
ちなみに…既婚者の方々が円満に夫婦関係を維持するうえで大切に感じているポイントは、お互いを尊重し、思いやりをもって接することなのだそうです。積極的に行動を起こすことは大事といえど、視野を広くもって、結婚に固執しない出会いにも目を向けることで、固定観念にとらわれず人を好きになれるかもしれません。
Q.タイプ外の男性から交際を申し込まれました。私には今、彼氏や好きな人は特にいない状態です。OKしてみてもいいかな…とは思うものの、これまでは自分から好きになった人としか付き合ったことがないので、彼を好きになれる自信がありません。付き合ってから好きになる、なんてことはありえるんでしょうか
A.ありえます! Oggi実施のアンケート結果によれば、20~30代女性のうち、約4割の人には付き合ってから好きになった経験があるのだそう。人を好きになる方法がわからず悩んでいるときにはまず、自分を好きになってくれた人といったん付き合ってみるのもアリです!
あなたが「OKしてみてもいいかな」と感じた以上、告白してくれたその男性は、タイプ外とはいえ〝絶対にナシ〟というほどではないのだとお見受けします。もしそうなのであれば、まずはお友達からだとしても、一度交際してみる選択肢もアリでしょう。
というのも…付き合ってから好きになる恋愛の経験者は意外に多く、約4割の女性におぼえがあるというのはお伝えしたとおり。なかにはそのまま結婚を視野に入れたり、むしろ自分のほうが相手をより深く好きになったり…というカップルもいるそうです。
「誰かを好きになりたい」「恋をしたい」「このままでは一生ひとりかもしれない」と焦りや不安を募らせるなかで、あなたを心から愛し、勇気を出して〝好きだ〟と伝えてくれた人がいるのならそれは幸運なこと。波に乗るような気持ちで、舞いおりたご縁を掴んでみてはいかがでしょう。
ただし…相手が遊び人でないかどうかだけは、しっかり見極めておくほうが〇。いわゆる〝ヤリモク〟で告白してきているのかどうかを判断するには、彼の言動や立ち居振る舞いから、誠実さが伝わってくるかどうかがポイントです。
自分をよく知り、心温まる瞬間を大切に
人を好きになる瞬間は、意外と身近なところにあふれているもの。たとえば、相手の何気ないひとことや、ふと見せる仕草などに惹かれて、気づいたら気になる存在になっていた… という場合もあるでしょう。
そうなったときに、「これは恋だ」と自分で認識できるように、相手に対する感情や、自身の価値観・恋愛スタンスを客観視しておくといいですね。
その際は誰かと比べて落ち込んだり、反対に優越感に浸ったりするのはNG。自分にも、相手にも、かけがえのないオンリーワンの魅力や、長所を認めてあげながらコミュニケーションをとりましょう。
〝恋をすると女性はきれいになる〟なんていわれることもありますが、まずは自分磨きに力を入れることで、より魅力的な相手とのご縁が生まれるかもしれません。気になる異性から「きれいになったね」なんて言われたらうれしいですよね。
TOP画像・アイキャッチ/(c)Adobe Stock

ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。



