「愛おしい」感情とは?
誰かに対して「愛おしい」と感じたことはありますか? あまり頻繁に口に出す言葉ではないため、どんな感情のことをいうのだろう? と疑問に思うことも。
「愛おしい」には、「大事にして可愛がりたくなる様子。たまらなく可愛い」や「かわいそうで気の毒」という意味があります。どこか、か弱くて放っておけない相手に対して感じる愛情のことを「愛おしい」と表現するのかもしれませんね。
「愛おしい」と「好き」の違い
「愛おしい」と「好き」は、どちらも相手に好意を抱いている時の感情ですよね。一体何が違うのでしょうか?
まず「愛おしい」は、ペットや赤ちゃんなど、恋愛対象以外の相手に対しても使う言葉。何も見返りを求めず、純粋に「相手のために何かをしてあげたい、守ってあげたい」と思う気持ちを「愛おしい」と呼ぶのかもしれません。
次に、「好き」という言葉には「心が惹かれる、気に入る」という意味があります。恋愛感情を抱いている相手に対して告白する時に「好き」と言いますよね。また、普段の会話の中では「このお菓子が好き」「スポーツをして体を動かすことが好き」など、広範囲な対象にカジュアルに使う言葉でもあります。
以上のことから、ひと目見て気に入ったものや自分の趣向にあったものを「好き」と表現し、ある程度の時間を共に過ごし愛着をもった相手に対する感情が「愛おしい」といえるでしょう。
相手を「愛おしい」と感じる仕草とは?
付き合っている彼氏のふとした仕草や行動が「愛おしい」と感じるとき。女性は、相手のどんな仕草に惹かれるものでしょうか。詳しく見ていきましょう。
寝顔を見たとき
好きな人の寝顔を見られることも、付き合っている彼女の特権ですよね。寝ている時の伏した睫毛が長かったり、あどけない顔をしているなどいつもと違う表情に、改めてドキッとしてしまうことも。彼の意外な一面を受け入れられることも、愛情が深まっているサインかもしれませんね。
甘えてきたとき
女性にとって、好きな人の無防備な姿を見られるのは嬉しいことですよね。特に、普段クールだったり頼りがいのある男性が二人きりの時だけ甘えた態度をとると、キュンとしてしまうかもしれません。相手が自分に気を許してくれていると思うと、より愛おしさを感じますよね。
弱っているとき
いつも元気で冗談を言って笑わせてくれる彼が落ち込んでいたり弱っていると、どうしたんだろう? と心配になりますよね。そんな意外な一面が垣間見えたとき「愛おしい」と感じることも。弱っている彼の支えになりたい、なんとかしてあげたい! と思っている自分に気がついたとき、改めて彼への愛情の深さを実感するのかもしれません。
自分が相手の「愛おしい」存在になる方法
好きな彼に、深い愛情を持ってもらうにはどうしたらいいのでしょうか? おすすめの方法を紹介します。
うれしい感情は素直に伝える
彼がしてくれたことが嬉しかったときは、素直に「ありがとう」や「うれしい」と口にしましょう。感情表現が乏しかったりあまりにツンツンしていると「自分に好意がないのかも」と自信をなくしてしまいます。笑顔を向けてくれたり、自分がしたことを喜んでくれるあなたの姿を見て「愛おしい」と感じるはず。
か弱く頼りないところがある
自分にはないものを持っている人には心が惹かれるところがありますよね。それだけでドキッとしてしまいます。また、少し頼りないところがある女性だと、頼りにしてくれそうと期待を持つことができます。力仕事だったり自分にはできないと思うことは、上手く彼にお願いしてみましょう。
何事にも一生懸命
彼との恋愛以外にも、仕事や自分の夢など情熱を向けられるものを持っている女性は魅力的ですよね。努力する姿勢や真剣な眼差しを見て、彼の方も「支えたい、応援したい」という気持ちになるかもしれません。単なる「好き」より、さらに深い関係になれるきっかけになるかもしれません。
一途に想い続ける
一途に自分に好意を持ち続けている姿に「愛おしい」と感じる男性も多いはず。反対に、好きな人や付き合う人がコロコロ変わる女性は、信頼することが難しいですよね。相手から「愛おしい」と思われたいなら、まずは自分から彼を大切にする姿勢を見せてみましょう。
最後に
「愛おしい」は「好き」よりも、より深い愛情や愛着を表す言葉。恋人のことを「愛おしい」と感じるのは、相手に対する愛情が深まってきている証拠なのかもしれません。相手との時間を大切にすることで、徐々に彼にとっての「愛おしい」存在になれるかもしれませんね。
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