【目次】
・「好き」ってどういう感情?
・【エピソード】女性が男性を好きになったきっかけ
・人を「好き」になったらするべき行動
・好きな人ができない人が好きな人を作るには?
「好き」ってどういう感情?
相手に心惹かれること
「好き」という言葉には「心が惹かれる」「気に入る」といった意味があります。恋愛感情を抱いている相手に告白するときは「好き」と言いますよね。
「このお菓子好き」や「スポーツすることが好き」など、恋愛感情だけでなく、広範囲な対象にカジュアルに使用する言葉でもあります。
愛おしいとは少し違う
好きな相手に愛おしさを感じることもありますが、「好き」と「愛おしい」という言葉には少し違いがあるようです。
愛おしいという言葉には「大事にして可愛がりたくなる」「たまらなく可愛い」「かわいそうで気の毒」といった意味があります。
どこかか弱くて放って置けない相手に感じる愛情で、ペットや赤ちゃんなど恋愛対象以外の相手に対しても使用します。
「相手のために何かしてあげたい」「守ってあげたい」と純粋に思う気持ちを「愛おしい」と呼びます。
「好き」という感情と似ているかもしれませんが、自分に趣向に合ったものを「好き」、ある程度の時間をともに過ごし愛情を持った相手に感じる感情を「愛おしい」というようです。
「愛おしい」感情とは? 好きとの違いや「愛おしい」と感じる仕草なども紹介
【エピソード】女性が男性を好きになったきっかけ
清潔感抜群の第一印象
「みんなが思っていることかもしれませんが、付き合うかどうかの判断は、第一印象で全て決まると思います。私がお付き合いした1歳上の彼氏は、清潔感がとても感じられる方。ヒゲや靴、爪の手入れがしっかりしていて、食べ方も綺麗で。私が一番嫌なのは、食べ物を舌で迎えにいく人。見てるだけでゾワっとしちゃいます。
また、キスの第一印象だって大事。初めてキスをしたときに、息をするタイミングや、激しさの度合い、舌の力の入れ具合(?)も気にしちゃいます。
今の彼は、キスはそれほど上手ではありませんが、清潔感と食べ方の綺麗さに惹かれて付き合った、と言っても過言ではないほど、私にとっては大事なんです」(IT通信/30歳・女性)
よく笑いよく話を聞いてくれる
「約2年ぶりに彼氏ができました。私の生まれは関西で、みなさんがイメージする、よく喋るタイプ(笑)。上京してから何人かとお付き合いしましたが、みんな私の話に疲れちゃうことが多くて、なかなかうまくいかなかったんです。
付き合った彼は、社内の2歳年下の東北出身ですが、知り合った当初から、私の他愛のない話にのってくれて、よく笑ってくれるんです。これは私だけじゃなくて、周りのみんなにもそう。だから慕われてるんだと思います。
また、自分の話をするときも、終わりには『○○ちゃんはどう思う/何してた?』と聞いてくれて、私の話すタイミングも与えてくれる。話すだけでスッキリするのに、そういうことが自然にできる。その心地良さに惹かれて付き合いました」(飲食/31歳・女性)
先の予定を決めてくれる
「『今週の日曜、何してる?』って聞かれたこと、聞いたことありませんか。私が今お付き合いしている人は、そういう予定の聞き方をしません。
彼は、1〜2ヶ月先まで、決めてくれるんです。そんな先のことまでわからないよ、と私も最初は思いました。しかし、一緒に過ごすうちに予定が立てやすいことに気づいたんです。彼に会うために準備がしやすい。これって結構大事じゃないですか。好きだと思う男性に万全の状態で会いたいですよね。
私は、彼に会うまでの間に、ジムで運動をして体調を整えたり、歯医者や美容院の予定を入れたりします。また、その時間が楽しくて仕方ないんですよね。結局は自分のためになっているから。
同棲を始めても、私の予定を優先してくれて、突然の予定もありません。こういう言い方は良くないですが、本当にちょうどいいんです。来月は、伊豆旅行に行ってきます」(製造/28歳・女性)
人を「好き」になったらするべき行動
自分からアクションを起こす
人を好きになったとき、相手にも好きになってもらうためには自分からアクションを起こす必要があります。
ライターの吉田奈美さんによると、例えば目が合ったら微笑む、「○○君といると楽しい」と言う、などはっきりと「好き」と言わなくても「好き」を表現することが大事だと言います。
「一般的にひと目惚れというのは実は少なく、通常人は『あの人は自分のことが好きかも?』と思った時に急に相手のことが気になってきて、それを愛情だと錯覚します。
心理学用語では『好意の返報性』といい、好意を返そうという本能が働くのです。それゆえ相手から好きの波動を受け取ることで気づいたら自分も好きになってしまうことはよくあることなのです」(吉田さん)
何もせずに勝手に好きになってもらうのではなく、自分から「好きになってもらうべく行動を起こす」ことで恋愛は成立しやすくなるそう。
ただし「好き」の表現が強すぎたり重すぎたりすると相手から逃げられてしまうこともあるので、あくまで【さりげなく】が必須だということです。
人を好きになれない、恋愛経験がない… その原因は?<恋愛を成立させる方法>
告白はシンプルに
告白はシンプルでわかりやすい素直なものが◎。
「シンプルに好きです」(30代・福島県)
「ずっと好きだった」(20代・東京都)
「好き」(30代・島根県)
「好きだよ」(30代・新潟県)
「好きです」(30代・茨城県)
「好きになりました」(30代・東京都)
こういった短文かつシンプルな告白が嬉しいと感じる人は多いよう。駆け引きや軽いノリ、上から目線、熱くなりすぎる、ポエムのような言葉、さらには電話やLINEなどはマイナスな印象になりがちなので注意しましょう。
【100人に聞いた】心に残った告白のセリフとは? 体験談&成功率を高めるポイントを紹介♡
恋愛は1勝すれば勝ち
人を好きになっていざ相手への告白。「振られたらどうしよう…」そう思うとなかなか一歩が踏み出せないですよね。
そこでMAROさん著『人生に悩んだから「聖書」に相談してみた』より、恋愛に対するマインドを教えてもらいました。
「『フラれるなら告白なんてしなければよかった』なんて思っちゃいけません。スポーツの試合で負けたときに『負けるなら試合なんてしなければよかった』なんて思う人はいませんよね。恋は叶わなかったかもしれませんが、あなたは試合の場に立ったんです。
スポーツではよく『試合ほど良い練習はない』なんて言います。告白だって、しなければ何も学べませんが、告白して失敗したなら得るものはたくさんあるんです。
そしてスポーツの試合と恋愛の違うところは、試合は『負け数』もカウントされますが、恋愛の『負け数』はカウントされないということです。何回フラれたって、いつか1回OKをもらえればそれで『勝ち』です。
僕は学生時代、同じ人に8回フラれて、9回目にOKをもらったことがあります。その1回の『勝ち』で8回の『負け』はもはや何の意味も持たなくなるんです。それがたとえ999敗でも同じことです。
ですから、初回の告白なんて『試合開始の宣言』とか、野球で言うなら『1回表の攻撃』くらいに思っていればいいんです。1回表に点を取れなかっただけで『あぁ、もう負けだ』なんて思う選手はいませんよね」(MAROさん)
【人生相談】「好きな人に告白したら振られてツラい」恋愛は999敗したとしても…
好きな人ができない人が好きな人を作るには?
出会いの場を踏む
心から好きだと思える相手に出会うのは、そう簡単なことではありません。
好きな人がいないけれど好きな人がほしいというなら、習い事をはじめるなど新しい環境に飛び込んで出会いの場を踏むことが大切。
待っているだけでは出会いは期待できないのです。
デートしてみる
好きになってからデートをする、という順番を大事にしている人も多いかもしれませんが、好きな人ではなくてもまずはデートしてみることも大切です。
デートを重ねるうちに相手の素敵だと思える部分が見つかり、徐々に心惹かれていく可能性も。
恋愛には「好きな人としかデートしてはいけない」というルールはないのです。
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一度目の出会いで結論を出さない
相手の良さというのは数時間で見つけ切れるものではなく、徐々に発見できるもの。
男性は女性として惹かれる部分のない人を食事に誘うことはしません。つまり誘いが来るということはあなたに興味があるということ。
「この人はない」と決めつけて断るのではなく、そういった誘いにまずは乗ってみて相手のいいところを見つけようと加点方式な心持ちで付き合っていってはいかがでしょうか。
新たな気づきがあるかもしれませんよ。