目次Contents
【女性にアンケート】「初恋の人」を覚えている？
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名（未回答含む）。
20～30代の女性100人に「初恋の人」を覚えている？ と質問したところ、はい… 60.8%、いいえ… 39.2%との結果となりました。
「はい」と答えたのは全体の6割ほど。「昔の記憶なのでもう忘れてしまった…」という人もいますが、「特別な思い出なので覚えている」「今でもふと思い出してしまう」などの意見も多くあげられていました。
「初恋の人」を覚えている理由とは？
過去に好きになった人を振り返ったときに、何人か記憶が曖昧な人がいても「初恋の人」だけは鮮明に覚えているということも多いもの。ここでは、なぜ「初恋の人」との恋愛ははっきり覚えているのか、その理由についてチェックしていきます。
【1】初めての感情だったから
初めて人を好きになった経験や感情は特別なもの。慣れないながらも「相手に好かれるためには何ができるか」「こうしてあげたら喜ぶのではないか」など、相手を思って自分なりに一生懸命考えてアプローチした記憶、ありませんか？
大人になって恋愛が上手くいかない人は、そのときの気持ちを思い出してみると、何か変化があるかもしれません。
「初々しい思い出だから」（20代・大阪府）
「初めての好きな人だから、何もかも新鮮に映るから」（30代・長崎県）
「初めて人を好きになった気持ちは忘れがたいから」（30代・広島県）
「全てが初めてだったから」（30代・北海道）
「初めて好きになった人はより印象的に残りやすいと思うから」（20代・大阪府）
【2】純粋に思い出になっているから
人間は脳内で増えた思い出を整理する際、幸せだった瞬間や楽しかった場面など良い思い出が多く残ると言われています。
時が経ち過去が美化されて、今となっては素敵な思い出として心に刻まれているのでしょうね。
「10代で、印象的だったから」（20代・兵庫県）
「淡い恋心の記憶は、特別だから」（30代・埼玉県）
「自分から人を好きになったのが初めてだったから」（30代・長野県）
「子供の頃の記憶は鮮明だから」（30代・宮城県）
「自分もアピールしていたし、まわりからも背中を押してもらっていたから」（30代・東京都）
「幼稚園のときだったので、ヒエラルキーとか考えずに純粋に好きだったと思う」（30代・福岡県）
【3】長い間好きだったから
好きだった気持ちが強かったり、好きな期間が長いと思い出として強く残ってしまうのも当然のこと。
今でも忘れられない人は、『恋の傷は恋で癒やす』という言葉もあるように、新たな恋で昔の恋を忘れるのが一番ではないでしょうか。
「10年近くずっと好きだったから」（20代・愛知県）
「一番長いお付き合いだったから」（30代・北海道）
「人生最長期間、思い続けていたから」（30代・埼玉県）
「6年くらいずっと、好きだったからです。好きになった人は学年一モテていたし、手の届くはずのない人だった」（30代・千葉県）
「初恋の相手に長年会っていないので、美化されているからだと思う」（30代・埼玉県）
【4】なんとなく覚えている
「なんとなく初恋の印象が強かったので、覚えているだけ…」という人もチラホラ。
特にその人と再会を望むわけでもなく、再会したからと言って何かあるわけでもなく、シンプルに「思い出」として脳裏に置かれているだけの可能性もあるでしょう。
「特になく好きになった人が少ないから、忘れてないだけ」（20代・広島県）
「なんとなく記憶に残っているだけで深い理由はなし」（20代・大阪府）
「覚えているだけで、忘れられないわけではない」（30代・和歌山県）
「忘れられないというより記憶に残っている」（20代・東京都）
「忘れられないというか、初恋は誰だったか覚えているだけ」（30代・愛知県）
【5】魅力的な部分があったから
幼いながらにも、相手の魅力に気づけていたのは人間の本能？
子供の頃は「足が速くてかっこいい」などという感情が強かったと思いますが、成長するにつれ「優しい」「頭がいい」「仕事ができる」という内面的な部分に惹かれるようになるなど、魅力的に感じる部分も変わっていきますよね。
「顔がかっこいい子だったから」（20代・神奈川県）
「顔が好きだったから」（20代・神奈川県）
「今考えてもいい人だと思うので」（30代・兵庫県）
「忘れられないというか、一番最初にかっこいいなー、と他の子とは違う憧れのような感情を持ったという初めての体験だったから」（30代・福井県）
【6】叶わなかったから
「初恋」ということは恋愛そのものも初体験なのに、その恋が叶わなかったとなると初めての失恋も同時に経験することになるでしょう。
「初恋」を思い出すたびに、少し苦い思い出もふと頭をよぎるのかもしれませんね。
「叶わなかったから」（30代・北海道）
「幼稚園のときに初めて好きになった人と、中学校で再会して付き合ったけどすぐに別れてしまって、それから会えていないからずっと忘れられない」（20代・北海道）
「初めて手作りチョコを渡して振られたからです」（30代・埼玉県）
「付き合えなかったから」（30代・埼玉県）
「卒業して手紙でコクって、自己完結してバイバイしたからです(笑)」（30代・山口県）
【女性に質問】「初恋の人」と再会したい？
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名（未回答含む）。
ここからは、別のアンケート結果をご紹介。20～30代の女性100人に「初恋の人」と再会したい？ と質問したところ、はい… 15%、いいえ… 85%とくっきり分かれる結果に。
これは驚きですよね。「初恋の人をしっかり覚えている」と答えていた人が多い反面、「再会したい」と考えている人は全体の1割強。割合的には少ないです。
「初恋の人」と再会したら結婚したい？
ここからは、結婚相談所を運営するオーネットが20歳～34歳の男性（496人）、女性（475人）を対象にした「初恋に関する意識調査」の集計データを深掘りしてみましょう。
◆初恋の人と再会しても結婚したいと思わない人が多い
「もし初恋の人と再会したら、（互いに独身なら）その人と結婚したいと思うか」を質問したところ、
1位：「結婚したいとは思わない」（33.1%）
2位：「結婚相手の候補にしたい」（14.0%）
3位：「ぜひとも結婚したい」（12.2%）
との結果となったそう。
初恋だから良い思い出として残っているだけで、実際は結婚したいとは思わないのが本音なのかもしれませんね。
◆男性の方が初恋に対する思い入れが深い
上記の質問で「結婚したいとは思わない」と回答した人を男女別に分けてみると、男性が22.4%、女性が41.5%という結果に。
男性の方が初恋を支持する人が多いようです。「もし、再会したら…!?」と考えて胸を高ぶらせている男性が多いのかもしれません。
女性は現実主義な性格の方も多いので、「初恋は初恋」としっかり割り切っているのでしょうね。
▼あわせて読みたい
最後に
今回のアンケートでは、多くの男女が「初恋の人」に特別な思い出や感情を募らせているということがわかりました。
その背景には、初めての経験だったことや「あのとき、もっとこうしていれば…」という後悔も多かったことが関係しているのかもしれませんね。
ですが、その特別感は過去の素敵な思い出として胸に残っていることだけの場合がほとんど。その相手との再会や復縁を望んでいる人は少ないようでした。
中には今でも「初恋の人」に対して「忘れられない… 今でも好きかもしれない…」と感じている方もいるようなので、これを機に自分から連絡をとってアタックしてみるのもアリです。
一度きりの人生なので、後悔のないように自分の気持ちを大切にしていきましょうね。
TOP画像／(c)Shutterstock.com
