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30代の今ドキメイクはナチュラルに垢抜けを!
30代になって顔つきが変わってきた… なんだかキツく見えることが多くなった… そう感じたら、メイクをアップデートしてみましょう!
優しげな表情の中にカッコよさや知的さが際立つ、今っぽさとあか抜け感を両立する30代のOggi世代におすすめなメイク術を紹介します。ポイントを意識しながら、洗練された大人メイクで30代の輝きを手に入れましょう。
〈今っぽくきちんとメイクを仕上げるためのPOINT〉
派手な色を使ったり、メイクをふだんより濃くしたり… と、つい〝足すこと〟ばかりに意識を向けないこと! 大人のきちんとメイクは要所を押さえつつも引き算するくらいがちょうどいい。
1. 肌は極力つくり込まない
ベースは使うアイテムも量もミニマムに。ピンポイントでカバーすべきところを見極め、メイクにメリハリをつけると立体感が出て、薄ベースでもきちんと見え!
2. 眉をしっかり描きすぎない
目元で注力すべきはアイシャドウでもマスカラでもなく、眉メイク。眉さえ決まれば、顔の印象は一気にきちんと。パウダー仕上げでやわらかさを残すのがマスト!
3. 唇に赤みを足しすぎない
きちんと見えのためにはリップのメイク感は必須。ただそのメイク感が出すぎると、途端に古い印象になるので要注意。赤みを抑えた色味がベターです。
【ベースメイク】厚すぎないナチュラル素肌を目指して
全体の印象を変えたいなら、まずはベースメイクからチェンジしてみるのがおすすめです。肌のつくり込み方で、表情まで変わって見えますよ。
素肌っぽファンデでつくるナチュラルベースメイク
\使用したのはこちら/
▲RMK|ラスティング ジェルクリーミィファンデーション SPF23・PA++ 全9色 各¥6,050
※103:SPF19・PA++/104、105:SPF20・PA++
丁寧につくり込まれたような端正な肌でありながら、透明感あふれる素肌っぽい仕上がりを実現。毛穴などの気になる凹凸もひと塗りでなめらかに整えて、くずれにくさも◎。
【HOW TO】
1. 少量のファンデ(半プッシュくらい)をおでこ・両頬・鼻先・あごに置く。
2. 指の腹で毛穴やキメをなめらかにならすように、くるくると全体になじませて。
3. 湿らせたスポンジで優しくタッピング! スポンジは水で濡らしてから固く絞って使用。叩き込むことで密着度がUP。
こんなファンデが欲しかった!【RMK】のハイカバーな素肌っぽファンデを紹介〈今月の若様コスメ〉
きちんとしたい日のベースメイク
きちんとしたコーデの日は、ベースメイクに使うアイテムも量もミニマムに。ファンデや粉を最小限、かつ部分的に塗ることでベースメイクに強弱をつけ、立体感を意識すれば、薄ベースでもカジュアルに見えにくい!
\使用したのはこちら/
▲クレ・ド・ポー ボーテ|ヴォワールコレクチュールn [SPF25・PA++] 40g ¥7,150
瞬時に肌トーン、肌のノイズを補正します。頼れるハイパフォーマンス下地。
▲(写真:右)カネボウインターナショナルDiv. カネボウ|ライブリースキン ウェア オークルC [SPF5・PA++] 30g ¥11,000
美しいキメを再現して〝今〟な肌をつくります。みずみずしいテクスチャー。
▲(写真:左)M・A・C|#286S デュオ ファイバー テーパード ブラシ ¥6,160
ソフトフォーカスがかかったように凹凸や毛穴がカバーされ、キメが格段に整います。
▲(写真:右)NARS|ライトリフレクティング セッティングパウダー ルース N ¥5,830
厚み&重さゼロの無重力パウダー。塗ったことを感じさせず、テカリやくずれだけを防止します。
▲(写真:左)NARS|ブレンディングブラシ #22 ¥4,400
今回のメイクでは、ハイライト&アイシャドウ用をフェイスパウダーに使用。パフより繊細につけられます。コンパクトさが◎。
【HOW TO】
1. 下地を手の甲にパール粒大を出し、適量を指に取り肌にのせます。
2. 最もキレイに見せたい頰を中心にしつつも、あえて強弱をつけすぎず顔全体をトーンアップ。
3. ファンデーションをブラシに取ったら、頰をメインに軽く撫でるように塗り、残った分を、鼻周り、おでこ、あごに。
【POINT】
全体を均一に塗らないのが厚塗り回避のキモ。小鼻はブラシをランダムに動かします。
4. 小ぶりなブラシで、小鼻、目周り、眉間、あご先のくずれやすい部分のみに、パウダーを置くようにのせます。
【POINT】
最小限の粉で、ファンデのツヤを残すのがポイント。
5. 美肌感が最も際立つCゾーンにハイライトを軽くオン。
【POINT】
ファンデとパウダーの強弱で、ある程度の立体感はついているのでハイライトは控えめに。むやみにハイライトをきかせると華美になりすぎるので、あくまでさり気なく。
きちんとコーデに合わせる【ベースメイク】のポイント! フレッシュなメリハリ肌を作る4ステップ
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【眉メイク】垢抜ける大人美人眉の描き方2選
トレンドの移り変わりが激しい眉メイクは、しっかりアップデートしないと古く見える原因に… 基本の眉メイク術をおさえながら、今っぽさのあるフォルムで垢抜け感を狙っていきましょう。
大人美人眉のつくり方
眉頭の高さと太さがそろうと一気に美人な眉に! 形が好きなほうの眉を先に仕上げて、もう片方はそれに合わせるように描いていきましょう。
\使用したのはこちら/
▲(写真:A)伊勢半|KISSME スムースタッチアイブロウ 04 ¥550
リアルな毛感を描ける細芯タイプ。
▲(写真:B)常盤薬品工業|エクセル スタイリング パウダーアイブロウ SE05 ¥1,430
濃度の調整がしやすく、立体的なナチュラル眉に。アッシュ系。
【HOW TO】
1. [B]の中央の2色をブラシでとり、眉の中央にのせて太さを出していく。左右の眉の下側のラインがそろうように意識して。
2. 眉頭は濃くなりすぎないように、[B]の下の2色を混ぜて明るめに調整。左右の眉頭の高さがそろうことでぐっとバランスがよく。
3. 細かい作業は[A]のペンシルで。鏡に全顔を映し、正面だけでなく、顔を左右に振って眉尻の長さがそろっているかチェックして完成。
きちんとしたい日はパウダーメインの〝ストレート眉〟
眉の下部をまっすぐ描くと骨格が立ち、きちんと感も美人度もアップ! さらにパウダーのみで仕上げればやわらかさもキープされ、より今っぽく。
\使用したのはこちら/
▲ ADDICTION|プレスド デュオ アイブロウ 02 ¥2,750
発色がよくシャープに描けるパウダーの理想形。クリアな線もぼかした線も自在に描けます。今回のメイクでは、左側のグレイッシュブラウンをメインに使用。
▲ローラ メルシエ|ブロウ ブラシ ダブルエンド N ¥4,620
だれでも精度の高いラインが描ける名品ブラシ。狙った部分に完璧に色をのせられます。
▲ADDICTION|アイブロウマスカラ マイクロ シェイプ フィクサー ¥3,080
キープ力が高く毛流れが一日中くずれません。極細のブラシが毛流れを強力にホールド。
【HOW TO】
1. パウダーの左側の色をブラシに取り、眉頭から眉尻まで角度をつけないようにまっすぐ眉の下部を描く。そのまま眉尻はフェードアウトするように。
2. 眉の上部分は、眉尻から順に眉頭に向かって描く。
【POINT】
眉頭がいちばん薄くなるように。
3. 透明な眉マスカラを、眉の毛流れに沿って、やや斜め上方向を意識して塗る。
【POINT】
毛流れをつけ、毛のラインを強調してあげると、パウダーのみのやわらか仕上げの眉にもさりげないキレが生まれる。
かなりきちんとしたい日の【眉&ヘア】の正解は? やわらか美人な表情に仕上げるコツは?
【アイメイク】アイシャドウこそ引き算で垢抜け!
アイメイクはついつい重ねてしまいがちですが、ナチュラル感のある顔に仕上げたいときは色を足しすぎないのもポイントです。一方ボリュームが欲しいときはグラデーションで奥行きをつくっていきましょう。
ベージュパレットの今っぽナチュラルアイメイク
\使用したのはこちら/
▲パルファン・クリスチャン・ディオール|ディオールショウ サンク クルール 559 ¥9,130
人気のパレットがより軽やかでやわらかい質感へと進化。
【HOW TO】
1. ブラシでAとBを混ぜとり、上まぶた全体に塗布。
2. チップにCをとったら上まぶたのキワを埋めてグラデに。
3. 下まぶたの目尻側2/3にもAとBを混ぜて塗り、目頭のみDをのせる。
王道の【ベージュアイパレット】で自由に楽しむ〈きれいめシンプル派の秋メイク〉
しっかりめなグラデアイメイク
目元にもしっかりボリュームをもたせ、暗色コーデと好バランスなアイメイクを意識しましょう!
\使用したのはこちら/
▲パルファン・クリスチャン・ディオール|ディオールショウ サンク クルール 559 ¥9,130
【HOW TO】
1. アイホールにパレットの[1]を広げ、二重幅に[2]を重ねる。
2. 下まぶたに目頭から目尻に向かい[3]をのせる。
3. まつげのキワをペンシルで埋め、その上を[4]で軽くぼかす。
4. まつげを軽くカールさせたらマスカラをサッと一度塗りする。
黒・グレー・ネイビーを着る日のアイメイク、抜け感よりも「しっかりめボリュームを持たせる」が正解だった!
大人のラメアイシャドウを使ったアイメイク
大人のラメ使いは、目を伏せたときにチラリと光るくらいが上品。肌なじみのいいベージュを選ぶのがポイントです。
\使用したのはこちら/
▲Nuzzle フーミー|シングルラメシャドウ メリンダベージュ ¥1,430
湿度のある輝き感が色っぽい♡ たっぷりのゴールドパールで濡れたように艶めかせるベージュカラー。
【HOW TO】
1. ラメシャドウを指でとり、上まぶた中央にのせ、左右に少しだけ広げるようにしてなじませる。
2. 黒目下のキワにも細くのせる。
【POINT】
仕上げとしても、単色でも使えるラメシャドウ。単色で使う場合は、ブラウンのアイライナーを上まぶたの目尻キワに細く入れて引き締めを。下まぶたはごく細くぼかして。
大人の「ラメアイシャドウ」を徹底解説! キラキラはチラッと見えるくらいでOK
【チーク】30代はやわらかくやさしげな表情に♡
ただ乗せるだけでは、濃く見えたり幼く見えたりと実はコツが必要なチークメイク。30代は、表情全体から優しさを感じるような血色感を意識して、チークを乗せていきましょう。どのあたりに乗せるべきかもチェックして!
小顔感が生まれる大人チーク
頬骨上にのせると濃く見えがち! 〝頬の内側からふんわり〟と優しくのせるのが大人チークの鉄則です。
\使用したのはこちら/
▲ADDICTION|ザ ブラッシュ マット 006M ¥3,300
ソフトマットな質感で、ほわっとやわらかに頬を染める。
▲ADDICTION|ブラッシュブラシ 10 ¥6,600
骨格にしなやかに寄り添う斜めカットのブラシ。粉含みがよく、テクなしで自然な色づきが叶う。
【HOW TO】
1. ブラシでチークをサッと撫でるようにとり、手の甲に軽く置く。ブラシ表面の余分なチークを落とすことで濃くなりすぎるのを回避。
2. チークの起点は〝黒目の下、小鼻の横あたり〟を意識して、頬の丸みを包み込むようにON。
3. 頬骨の角にはブラシを当てず、ブラシを横へスッと抜くように仕上げる。
品のいい血色感チーク
彩度が低いアイメイクの場合には、チークで血色感をカバー。広範囲にしっかり色をのせることで、グラデーションをきかせた目元でも、ほどよくマイルドで優しげな雰囲気に。
【HOW TO】
頬のいちばん高い部分を中心に楕円形に、ブラシをくるくる動かして磨き塗りするとツヤがUP。
黒・グレー・ネイビーを着る日のアイメイク、抜け感よりも「しっかりめボリュームを持たせる」が正解だった!
【リップ】シーンに合わせて色味とツヤ感を調節して
お仕事シーンには、肌なじみがよく落ち着きのあるピンクベージュ系。きれいめなお出かけシーンにはツヤ感をプラス… など、その日つくりたい印象によってリップを使い分けるのが基本。ツヤと色味で印象を操っていきましょう。
トレンドを意識したい女子会向きの「ツヤ盛りリップ」
マスクレスの流れが追い風となり、数年ぶりに本格的に復活したツヤ系グロス。ぜひトレンドを意識したい女子会で昇華させて。リップだけに大胆なツヤ、というよりも、パールアイシャドウやハイライトなどで顔にツヤをちりばめるのが洒落見えのコツ。
\使用したのはこちら/
▲クラランス|リップコンフォートオイル 17 ¥3,850(限定品)
深みのあるフィグローズカラー。トリートメント成分たっぷりで、乾燥対策はばっちり。べたつかないテクスチャーもありがたい。
〈レビュー〉
「大人っぽさをキープしながらフレッシュな印象にもなれる色合いが絶妙。透明カラーだと、トップスに色をもってきても喧嘩しないのがいい!」(Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ 志村美咲さん)
女子会は「ツヤ盛りリップ」で盛り上げる♡トレンドを押さえた注目リップ4選
落ち着きが欲しいお仕事シーンには「軽やかマットリップ」
程よい緊張感のある軽やかマットで、お仕事スタイルにふさわしいリュクスな落ち着きを。唇全体にざっと直塗りした後は、ブラシで山と口角のエッジをていねいに取ると、なお清潔感のある仕上がりに。包容力を感じさせる優しいローズカラーをセレクト。
\使用したのはこちら/
▲ヴァレンティノ ビューティ|リキロッソ 115R ¥5,940
セカンドスキンのように軽いつけ心地で唇と一体化。頬にのばせばシームレスな血色チークにも。
〈レビュー〉
「質感が洒落ているので、王道のローズカラーでも無個性にならない! ネイビーのトップスとも相性のいい上品さで、このまま真似したい」(Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ 髙橋加奈代さん)
仕事シーンは「軽やかマットリップ」でリュクスな落ち着きを〈チームOggiの厳選リップ〉
きちんとコーデに合わせるピンクベージュリップ
リップは発色のよい口紅で華やかなメイク感を出す分、色味とツヤは抑え、華美な印象にしないのがポイント。かすかな赤みのあるピンクベージュなら地味すぎず派手すぎず、血色も悪く見えない。どんな色の洋服も受け止める懐の深さも魅力です。
【HOW TO】
ブラシで、上唇の山や口角部分のエッジを意識しながらシャープに描く。
きちんとコーデに合わせる【リップ】は、赤みとツヤを抑えた“ピンクベージュ”が正解♡
最後に
30代が意識したいのは、重ねすぎないナチュラルな垢抜け感。素肌のように自然で、それでいて美しさを感じる… そんな洗練されたメイクで20代とは違う自分をつくっていきましょう。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
※掲載した商品の名称や価格は2024年1月16日時点のものです。
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