イガリ的「働くメイク」メソッドを公開
地味感を払拭しながら、きれいめシンプル服を輝かせる。さらに世の中の平均的な〝美〟の枠に収まらず自分の魅力を最大限引き出すためのイガリメイクメソッドは、目からウロコの連続!
今回は「チーク」のポイントをレクチャーしてもらいます。
イガリシノブさん
《PROFILE》
’15年に発売した著書で10万部を超える大ヒットを記録。既存のルールや価値観に縛られない独創的なメイクで、空前のイガリブームを巻き起こす。以来、理論やテクニックを更新し続け、活躍の場を広げている。
チークはカラーメイクと思わずメイクする
「肌というパーツをさらに際立たせるために大切なのがチーク。あくまでもベースメイクの一部だから、アイシャドウやリップのようにきれいな色である必要はない。チークはむしろ、くすんでいていいんです」(イガリさん)
〈仕込み〉
「仕込みの影は写真のように細かく点置き。“点”はなじむと目の錯覚によってリアルな影になる! これが令和の入れ方。“線”で入れるシェーディングは昭和です」(イガリさん・以下同)
指でさっとなじませる
《使用アイテム》
Nuzzle フーミー|ポイントペンシル ¥1,980
▲角度で太さを変えられる楕円形ペンシル。ハイライトとのWエンド。狙った部分に確実に影を入れられる
〈チーク〉
「チークはプラムブラウンを小さく“らっきょう形”に入れる。せっかくつくったツヤハリ部分に色を重ねたくないし、肌感をあえて頬に残すことで顔が上がって見えるんです」
《使用アイテム 1》
常盤薬品工業 サナ エクセル|オーラティック ブラッシュ AB09 ¥1,980
▲肌のツヤハリが映えるくすみカラー。モーブみを含んだシックなウォームブラウン
《使用アイテム 2》
M・A・C|ラージ テーパード ブレンディング ブラシ 240S ¥6,270
▲ブラシは小さめをチョイス。細身&小ぶりの筆でチークをコントロールしやすい
〈仕上げ〉
「仕上げの影はチークを引き立てるための影。チークの終点からV字を描くように入れてなじませて。ここももちろん点置きです。この影により中顔面がグッと短縮!」
顔のメリハリが一気にアップ!
Nuzzle TEL:0120-916-852
常盤薬品工業 お客さま相談室<サナ> TEL:0120-081-937
M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス) TEL:0570-003-770
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2024年Oggi5月号「イガリシノブさん、『働くメイク』に物申す!?」より
撮影/榊原裕一(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) スタイリスト/伊藤舞子 モデル/若月佑美(Oggi専属) 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部