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チークの塗り方で顔の印象は大きく変わる
明るさ・華やかさを添える“チーク”は、メイクの完成度を左右する重要なアイテムです。ベストな位置にさりげなく血色感をプラスすれば、儚げな大人メイクに。さらに、理想の仕上がりが叶うと人気の【優秀チーク】も紹介します。
〈POINT〉
・マスクで隠れていてもチークは重要
・自分の頬骨を目安に塗る位置を決める
・わざとらしさ、塗りました感はNG!
基本|チークの塗る位置と入れ方2STEP
頬骨の高い位置にチークをのせると「塗りました感」が強調されます。頬の内側からふんわりと血色感をつくるのが、大人チークの鉄則。オンラインなど、マスクなしメイクの日のヘルシーチークをマスターしましょう。
【STEP1】スタートの位置は黒目下
▲黒目の下(小鼻の横あたり)から、頬の丸みを包み込むようにしてなじませる。
【STEP2】ふんわり自然なグラデに仕上げる
▲同じく黒目の下あたりから、ブラシを耳方向にスッと抜くようにしてフィニッシュ。
完成!
頬にきれいな丸みが。ふっくらとした血色感がメリハリを作り、小顔見えも◎
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丸顔さん|ベージュカラーを骨格に沿って
丸顔さんが選びたいチークの色は「ベージュ」。位置は骨格に沿うよう入れるのが◎
「丸顔の人は淡いベージュチークを、頬骨の高い部分を包み込むように入れるだけで自然な立体感が出ます」(ヘア&メイクアップアーティスト AYAさん)
▲ベージュチークをやや外側、頬骨を包むイメージで入れる。頬骨の高い位置を確認し、そのエリアを包み込むようふんわりと入れて立体感を出して。
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面長さん|淡いピンクカラーを横長にオン
面長さんは淡いピンクカラーをチョイス。横長に幅広く入れるのがポイント。
「面長の人は顔の面積が縦に長く見えやすいので、チークは横長に幅広く。色は優しく見えるピンク系がおすすめ。ハイライトでツヤも足して」(AYAさん)
▲淡ピンクカラーを横長の楕円形に幅広くオン。その後、ハイライトで下まぶたと目頭の間、鼻の頭に光を足し立体感をプラス。
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印象別|チークの色と位置でコントロール
派手に転ばず自然な血色感をプラスしたい→ ベージュorオレンジを楕円形に
例えばトレンドのラメニットのようなファッションに、血色感が強いチークを足してしまうと派手見え確定。ナチュラルに頬を染めるなら、肌になじむベージュやオレンジのスキントーンカラーをセレクトして。
▲ブラシにたっぷり粉を含ませ、頬全体に楕円を描くイメージで幅広にオン。目頭の下からこめかみくらいまで広範囲に広げる。
この秋マストな「ラメニット」には、血色チークでつくる【スキントーンな頬】であか抜ける♡
アウトドアシーンでのヘルシーメイクは? → オレンジカラーを鼻まで入れて
休日のアウトドアシーンには、オレンジカラーを使ってヘルシーさをアピール! カジュアルすぎないシアーなコーラルオレンジをセレクトして。
▲チークを黒目下、小鼻横まで楕円形で広げたら、鼻の上までブラシをなぞらせ日焼け風に染める。
フェスやゴルフ、グランピング…休日アウトドアを楽しむ【ポイントメイク】をシーン別に紹介!
とにかくシュッとした小顔になりたい→ シェーディングカラーで幅広くオン
シャープな輪郭でキュッと小さな顔にするなら、ピンクやオレンジではなくシェーディングカラーを選択。幅広くのせて顔の余白を減らすのもポイント。
▲大きめのブラシにシェーディングカラーを取り、頬骨の高い位置にふんわりとなじませる。血色と頬骨の立体感を出しながら、幅広チークで顔の余白を減らす。
▲輪郭を引き締めて見せるシェーディングも併用。こめかみから耳の前を通り、フェイスラインに沿ってサラッとひとはけ。
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盛りメイクにトライしたい→ コーラル系カラーを高めの位置に
トレンドを意識した盛りメイクにトライするなら、華やかなコーラル系のカラーをチョイス。頬のやや上側にのせるとフレッシュな印象をキープ。
▲コーラル系の練りチークを、頬骨より少し高めの位置に楕円形に塗布する。トントンとぼかし、色の境目をなくしてにじむような発色に。
▲コーラル系のパウダーチークを重ね塗りする。練りチークをのせた上から、ブラシに取ったパウダーチークを重ねて透明感となじみのよさをアップ。
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かっこいい女性顔にするなら? → ベージュカラーをサッとひとはけ
かっこいい女性像を体現するなら、シェーディングに近いシックなベージュカラーでさりげない血色感をプラス。頬に甘さはいらない。
▲パウダーチークをブラシに取り、頬からこめかみにかけ骨格に沿うようにしてひとはけ。そのままフェイスラインにも色をのせ、輪郭のニュアンスを演出。
今年の秋メイクは、目元をちょっと盛った「ネオベージュメイク」を攻略しよう♡
マスクをするときのチークはどうする? → ピンク系カラーを幅広×高めに
マスク時代のチークは、ヘルシーな血色感で好印象に。
▲まずは塗る位置の確認。マスクをつけたときにも見える範囲を意識して。チークは一気に塗るのではなく、3STEPに分けてなじませる。
▲まずは頬骨の上側に沿うようにしながら、黒目の内側~頬骨の角までふわっとのせる。
▲最初に入れたチークの下半分に重ねるようにして、小鼻の上あたり~耳方向にブラシをすべらせる。
▲小鼻の上から頬を包み込むようにしてなじませる。
▲ブラシのチークをティッシュオフしてから頬の丸みにそってふわっと1周させ、チークの境目をぼかす。
チークの「勘」を取り戻そう! マスクありきの時代のチークは【高め&幅広】が基本
画面越しでも明るい表情にしたい→ コーラルチークを黒目少し外側の下にオン
派手すぎず淡すぎないナチュラルな血色感にするのがポイント。クリーム系やリキッド系のチークをセレクトして。
▲チークを薬指にとり、素早くやさしいタッチでたたき込みながら、ムラにならないようなじませる。
▲チークのアウトラインをスポンジでぼかし、ヘルシーで自然な仕上がりに。
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アイテム|美メイクに貢献するおすすめチーク
ローラ メルシエ|ティンティド モイスチャライザー ラッシュ ¥3,740
マスク生活に嬉しい、ベタつかずサラッとしたつけ心地。素肌そのものが美しく整うようなクリームチーク。
美容液成分をたっぷり配合。透け感のある発色で、しっとりツヤやかな仕上がりに。
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最後に
「どうせマスクをするからいらない?」と思われやすいチーク。表情が隠れてしまうからこそ、必須のアイテムです。室内でのメイクはチークを濃くしがち。手順を覚えたら「さらっ」「ふわっ」とのせるだけにとどめて、ヘルシーな血色感に仕上げましょう。