目次Contents
【基本】チークの位置と入れ方
チークを取り入れることで、顔がパッと明るく見え透明感がUPします。チークでベースメイクの仕上がりを高めて。美容プロに教わる、基本的なチークの位置と入れ方を伝授します。
頬骨上にのせると濃く見えがち! “頬の内側からふんわり”が大人チークの鉄則
「頬骨は角張っているので、どうしてもチークが濃くつきやすいんです。毛量のあるブラシを使い、頬の内側からふわっと優しくのせてみて」(美容エディター・松村有希子さん)
【使用アイテムはこちら】
▲ADDICTION ザ ブラッシュ 006M ¥3,300
ソフトマットな質感で、ほわっと柔らかに頬を染める。
▲ADDICTION ブラッシュブラシ 10 ¥6,600
骨格にしなやかに寄り添う斜めカットのブラシ。粉含みがよく、テクなしで自然な色づきが叶う。
【How to】
1.“ブラシでとったら一度オフ”が鉄則!
ブラシでチークをサッと撫でるようにとり、手の甲に軽く置く。ブラシ表面の余分なチークを落とすことで濃くなりすぎるのを回避。
2.起点は「黒目の下、小鼻の横あたり」
“チークは頬骨の高い位置にのせる”が基本と思っていたら忘れて! 黒目の下あたりから頬の丸みを包み込むようにON。
2.頬骨の角にはブラシを当てない!
ブラシを横へスッと抜くようにフィニッシュ。頬骨の角にチークがつきすぎるのを防ぎつつ、ふんわり自然なグラデに。
完成!
頬の丸みがキレイに見えて、小顔感も。
【2024最新】トレンドは立体感が生まれる「ミュートチーク」
これまでの「じゅわっと血色感」がキーワードだったチークも変化が。これからのチークはちょっと控えめにミュートなトーンでふんわりがポイントです。美容プロ2人の「今年のチークは何が違う?」をテーマにしたよもやまトークもチェック!
ミュートなチークで、オフィスで浮かない立体感
マスク生活中に、ついついお休みしていたチーク。そこから一転、実は今のメイクに欠かせない立体感を作るには、チークをどう使うかがカギ、なんです。
ほのかに感じるミュートな血色×立体感が今っぽい
【Before】血色感強めのじゅわっとチークはちょっと古い…
・血色感が強すぎて火照って見える?
・立体感がなくて顔がなんだかのっぺり……
▼CHANGE!
がっつりでも、のっぺりでもない=ミュートな温度感のチークと入れ方こそ、今、知っておきたいテクニック!
【おすすめアイテムはこちら】
▲パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ 287 ¥8,470
▲カネボウインターナショナルDiv. カネボウ ムードブースティング ブラッシュ 02 ¥5,830(セット価格)
【美容プロがトーク!】今年のチークはどこが違う?
美容エディター&ライターの火箱奈央さんとヘア&メイクアップアーティストの笹本恭平さんが、今年のチークについてトークしてくれました!
払拭したい大人の「圧」をチークが和らげてくれる
火箱:じゅわっとした血色を感じるチークメイクのブームも落ち着いて、最近のチークは脇役に徹している印象です。チークで今っぽさを出すには?
笹本:入れ方としては広めに、頬全体に横長にぼかすのがポイントです。透け感のある発色のものが増えていて、柔らかな発色の“ミュートトーン”がチークでもトレンドになっています。
火箱:一見、強く発色しそうですが、つけてみると透け感がありますよね。
笹本:少し前に比べて、粉質が格段によくなっているために自然にふわっと発色するから、チークに苦手意識がある人にもオススメです。
火箱:Oggi読者はどちらかと言うと辛口なファッションやメイクが得意な人が多いのですが、キレイめシンプル派にもチークは必要でしょうか?
笹本:そうですね。チークは血色感だけでなく、柔らかい雰囲気作りに欠かせません。ブラウンの目元×ベージュリップでまとめると、かっこいい要素が強すぎちゃう。そこに、頬で柔和なイメージを加えてあげると、全体のバランスが取りやすいんです。
火箱:かっこよさを前面に出すスタイルも素敵ですが、日常では笹本さんがよくお話しされる「無意識に醸し出される圧」が気になりますもんね。
笹本:なので、キレイめシンプル派にこそミュートチークはオススメです。
火箱:久しぶりにチークに挑戦する際に気をつけることはありますか?
笹本:大きめのブラシを使うことですかね。付属の小さいブラシだと色がピンポイントにつきすぎて、発色のコントロールが難しいんです。
火箱:なるほど。やはりツールは大切ですね。ブラシは長く使えるし、投資の価値はありそうです。
笹本:付属のブラシを使う場合は、根元をギュッとつまんで、ブラシの面積を広げて使うといいですよ。
火箱:そんな裏技もあるのですね!
笹本:久々にチークに挑戦しようかなという人は、ぜひ新しい透け感のあるチークとブラシを選んでみてください。
【チーク】で今っぽさを出すには? ふわっと〝透け感のあるミュートトーン〟がトレンド♡
【2024最新】最旬「ミュートチーク」はこう入れる!
がっつりでも、のっぺりでもない=ミュートな温度感のチークと入れ方こそ、今、知っておきたいテクニック! 柔らかな印象へ導く“ミュートチーク”の入れ方を3つのポイント&3ステップで解説します。
\教えてくれたのはこの人!/
▲ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん
「ミュートチーク」入れ方
【3つのポイント】
1.チークを入れる範囲は頬全体広めに
頬の高め位置にピンポイントで色をのせるのではなく、頬全体をチークの発色でふんわり埋めるのが今っぽさのポイント。「大人の間延びした顔を埋めるためにも、今やチークは欠かせないアイテム。その際にチークは透け感のある発色を選んで。パール入りだと立体感がUPしてさらに◎」(ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん)
2.頬の中心にだけ重ね塗りでメリハリ強調
全体的に薄づき発色ながら、頬の中心だけほんのりチークを重ねるのも、のっぺり顔に見せないためのコツ。「重ね塗りと言っても、ブラシに残ったパウダーを軽くのせる程度でOK。このときに鼻筋にもほんのりぼかすことで、あどけない雰囲気がひとさじだけ加わるのでオススメです」(ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん)
3.あえてハイライトは使わない
「今まではチークのあとにハイライトを重ねることでメリハリを強調していましたが、最近の新作はハイライト効果を兼ねているものが多いので、チークひとつで顔に立体感が出るんです」(ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん)
ハイライトを使わない分、チークのさりげない濃淡だけでメリハリを強調するのが今っぽい!
【3ステップ】
1.大きめのチークブラシに粉をたっぷり含ませてスタート
パウダーをしっかり含ませたチークブラシを頬の中央に軽く置く。チークを肌にのせる前にはティッシュや手の甲で余分な粉はオフしておく。
2.頬全体が軽く色づくようにブラシを大きく動かす
頬の中心に置いたブラシを、そのまま耳の手前まで横にスライドさせる。頬全体がふんわり色づくよう、力を抜いて軽く滑らせるのがコツ。
3.残ったチークを鼻筋〜黒目下の顔の中心部にレイヤード
仕上げに、顔の中心にも軽くチークをのせて立体感を強調。パウダーは新たに取り直さず、ブラシに残ったものをほんのり重ねる程度でOK。
【使用アイテムはこちら】
▲SUQQUブラーリング カラー ブラッシュ 01 ¥6,600
オイルレス処方で無重力の軽やかさ。細かなパール配合で血色感と同時に立体感も作れる。
▲NARS JAPAN ブラッシュブラシ #16 ¥6,160
先端の丸みを帯びたドームカットで、チークが柔らかく発色。
最新の「ミュートチーク」で柔和な印象をつくる♡ 3つのポイント&3つのステップ
【顔型別】小顔に見えるチークの入れ方
自分の骨格や顔の形に合わせたチークの入れ方を知ることで、小顔見えが叶います。顔型別、おすすめのチークの入れ方をピックアップ。
\教えてくれたのはこの人たち!/
▲美容エディター・大塚真理さん、ヘア&メイクアップアーティスト・AYAさん
【丸顔】はベージュチークを骨格に沿うように入れて
「丸顔の人は淡いベージュチークを、頬骨の高い部分を包み込むように入れるだけで自然な立体感が出ます」(ヘア&メイクアップアーティスト・AYAさん)
【How to】
やや外側に、頬骨を包み込むように入れるのがポイントです。頬骨の高い部分を確認したら、そのエリアを包み込むようにふわっと入れると立体感が。
【おすすめアイテムはこちら】
▲NARS アフターグロー リキッドブラッシュ 02801 ¥4,840(写真:左)
【面長】は淡いピンクチークを横長に入れて
「面長の人は顔の面積が縦に長く見えやすいので、チークは横長に幅広く。色は優しく見えるピンク系がおすすめ。ハイライトでツヤも足して」(ヘア&メイクアップアーティスト・AYAさん)
【How to】
チークは横長の楕円形に幅広く入れます。ハイライトは下まぶたと目頭の間、鼻の頭に入れて。
【使用アイテムはこちら】
▲スナイデル ビューティ スキン グロウ ブラッシュ 01 ¥3,300(写真:右) ※モデル使用色
マスクをはずしたら顔が間伸び…そんなときは【チーク&ハイライト】で自然な立体感をプラス♡
【2024上半期/過去】ベスコスランキング受賞の人気チーク
口コミ人気のベスコスランキング受賞品を紹介します。フェイスパウダーやハイライトをドッキングしたような、ハイブリッドチークが注目の的。程よい血色感を足して、旬顔を目指してみましょう。
ジルスチュアート ビューティ パステルペタル ブラッシュ 02 ¥4,620
白膜感がなく、透明度の高い発色。
▲2024年上半期、美容プロが選んだ「【チーク】部門」第1位
〈美容プロのコメント〉
「ふんわりとしたマットな質感とキレイなグラデーションで、圧倒的“美人感”を演出できます。センスよく血色感を出せる天才ピンク!」(ヘア&メイクアップアーティスト・岡田知子さん)
「『あれ、肌がキレイになった⁉』と錯覚する、フェイスパウダー以上、チーク未満な存在」(美容エディター・杉浦由佳子さん)
かならぼ フジコ 水彩チーク 03 ¥1,760
水分75%のフレッシュなテクスチャー。保湿成分が乾燥を防ぎ、自然なツヤ・光沢感を演出します。
▲2024年上半期、美容プロが選んだ「【チーク】部門」第2位
〈美容プロのコメント〉
「みずみずしいのに、なじませるとふわっとぼけて繊細に発色。“リキッド=難しい”が覆された」(美容エディター・北川真澄さん)
資生堂 インウイ チーク 02 ¥6,050
光が溶け込んだチークカラーにはハイライト効果も。
▲2024年上半期、美容プロが選んだ「【チーク】部門」第3位
〈美容プロのコメント〉
「程よいツヤ感が肌の立体感をぐぐっとアップ! ヘルシーな色味(02)をジワッと広く入れるのが今っぽくておすすめです」(ヘア&メイクアップアーティスト・林 由香里さん)
美肌演出効果がUP!「チーク」はハイブリッドな質感に注目【Oggiベスコス2024上半期】
NARS アフターグロー リキッドブラッシュ 02799 ¥4,840
女性らしさも忘れていない知的カラー! 微細ゴールドパールが輝くピーチピンクのリキッドチークです。
▲2023年、美容プロが選んだ「【チーク】部門」第1位
〈美容プロのコメント〉
「幅広いメイクに似合い、好感度も色っぽさもある名カラー」(美容エディター・北川真澄さん)
「ツヤと血色でたちまちフレッシュ肌に! チークベースとしても使えます」(ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん)
「なじみながら確実に幸福感UP」(美容エディター・野澤早織さん)
RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ 10 ¥3,630
コーラルベージュ。磨かれたような光沢感も話題です。
▲2023年、美容プロが選んだ「【チーク】部門」第2位
〈美容プロのコメント〉
「粉っぽさゼロで、柔らかなツヤと血色感、なめらかな肌感がかない、美肌見え効果抜群。さらっとのせるだけで、華やかな表情に」(美容エディター・松村有希子さん)
パルファン・クリスチャン・ディオール ディオール ロージー グロウ 001 ¥6,380
ポップピンク。人によって異なる肌の水分量やpH値に反応してナチュラルに色づくから、一見鮮やかでも色浮きしません。
▲2023年、美容プロが選んだ「【チーク】部門」第3位
〈美容プロのコメント〉
「幸福感も洒落感もあるファニーピンク。肌の透明感が上がります」(美容エディター・野澤早織さん)
美容プロが選ぶ「チーク&リップ」の名品は? レッド&ウォーム系カラーに人気集中!【Oggiベストコスメ2023】
シャネル ジュ コントゥラスト 72 ¥7,920
自然な発色を求めると、行きつくのはここ! 粒子が繊細に均一化し、湧き上がるような血色感を演出できる名品です。
▲2023年、読者が選んだ「【チーク】部門」第1位
〈読者のコメント〉
「好感度をさらっとまとえる、甘すぎないローズ」(営業・29歳)
クリニーク チーク ポップ 01 ¥4,400
密着力の高いしっとりとしたパウダー。
▲2023年、読者が選んだ「【チーク】部門」第2位
〈読者のコメント〉
「薄づきなので、微調整がしやすい」(メーカー・30歳)
ローラ メルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン R1 ¥4,730
シアーにツヤめくダーティローズ。
▲2023年、読者が選んだ「【チーク】部門」第3位
〈読者のコメント〉
「お洒落な血色感。肌もキレイに見えます」(商社・25歳)
〈働く女性が選ぶメイクアイテム〉目元は「華やかに盛る」のが気分! あの名品リップもランクイン♡【Oggiベスコス2023】
●この記事で紹介した商品はすべて、税込価格です。