イガリ的「働くメイク」メソッドを公開
地味感を払拭しながら、きれいめシンプル服を輝かせる。さらに世の中の平均的な〝美〟の枠に収まらず自分の魅力を最大限引き出すためのイガリメイクメソッドは、目からウロコの連続!
イガリシノブさん
《PROFILE》
’15年に発売した著書で10万部を超える大ヒットを記録。既存のルールや価値観に縛られない独創的なメイクで、空前のイガリブームを巻き起こす。以来、理論やテクニックを更新し続け、活躍の場を広げている。
アラサー以降にマットの選択肢なし
肌はツヤとハリがすべて
「ハリとはツヤによって生まれるものなので、ツヤをこれでもかと仕込もう。私のベースづくりは、肌から土っぽさを抜いてキラキラの宝石っぽくするイメージ。それは、ハイライトを含めた下地で8割は決まるよ!」(イガリさん)
正しく重ねて肌に厚みを出すとツヤはハリとなる!
【1】スキンケアした状態からスタート
スキンケアは保湿を重視!
【2】トーンアップ下地をたっぷりと
下地を顔全体に。量はケチらずたっぷりと。
《使用アイテム》
MEGOOD BEAUTY mgb skin|グロウトーンアップクリーム 30ml ¥3,630
▲スキンケアクリームのようなのびと潤い感。ふっくら感を演出するのはやっぱりピンク!
【3】しっかりなじませる
スキンケアクリームを塗る感覚で、手のひら全体を使ってしっかりなじませる。
【4】高い部分にのみ重ね塗り
目の下から頬、おでこ、あご先の4か所に重ね塗りして、肌をさらに一段明るく。
【5】下半分に“仕込みの光”を
ハイライターを口を囲むように入れる。くすみがちな口周りに光を仕込むことで顔も間延びしない。
《使用アイテム》
パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールスキン フォーエヴァー|グロウ マキシマイザー ピンク ¥5,940
▲肌を光らせるリキッドハイライター。圧倒的ツヤ感は肌の上でリアルなハリに昇華
【6】なじませて肌のツヤと化す
広げすぎないようになじませる。
【7】コンシーラーで“擬似透明感”を
「ソソ カラーコンシーラー」(Nuzzle)の中央の2色を混ぜて目の下と小鼻脇、あご先に。寒色を混ぜることで、透明感アップ。
《使用アイテム》
Nuzzle ソソ バイ フーミー|ソソ カラーコンシーラー ¥3,520
▲4色設計と2種のテクスチャーでなりたい肌を自由に演出。色がもつ効果で肌悩みを解消。植物由来成分で肌にも優しい
【8】ファンデはスポンジにとってから
ファンデは一度手の甲に出したら、スポンジで少量ずつ調節しながらとる。
《使用アイテム》
資生堂 インウイ|リキッドファンデーション 00 SPF50+・PA++++ 30ml ¥8,800
▲薄づきのツヤ肌ファンデーション
【9】フェイスラインにのみにのせる
ファンデをのせるのはフェイスラインのみ。顔全体の質感や色味を合わせるサブ的存在。
《使用アイテム》
シャンティ ロージーローザ|マルチファンデ メイクスポンジ 2P ¥264
▲ファンデを薄く密着させるスポンジ。ファンデの形状を選ばず使える
【10】上半分に“仕上げの光”を
ハイライターをTゾーンと頬骨の上、口角下に入れる。先に入れた「仕込みの光」は〝肌に対する光〟、この「仕上げの光」は〝骨格に対する光〟。
《使用アイテム》
Nuzzle フーミー|パウダリームグロウ ペルシャベージュ ¥2,200
▲骨格を光らせるクリームハイライター。クリームがパウダーに変化! 肌になじむベージュ系
【11】お粉代わりにしっかりなじませる
イガリメソッドでは仕上げのパウダーをのせない代わりに、しっかりハンドプレスしてすべてのベースをなじませる。
【12】目指すのはこのツヤ→ハリ感!
適材を適所に。役割や目的の違うアイテムを正しく重ねると、肌にツヤの厚みが出てハリ感に直結!
パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03-3239-0618
Nuzzle TEL:0120-916-852
資生堂お客さま窓口 TEL:0120-81-4710
2024年Oggi5月号「イガリシノブさん、『働くメイク』に物申す!?」より
撮影/榊原裕一(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) スタイリスト/伊藤舞子 モデル/若月佑美(Oggi専属) 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部