イガリ的「働くメイク」メソッドを公開
地味感を払拭しながら、きれいめシンプル服を輝かせる。さらに世の中の平均的な〝美〟の枠に収まらず自分の魅力を最大限引き出すためのイガリメイクメソッドは、目からウロコの連続!
今回は「アイメイク」のポイントをレクチャー。
イガリシノブさん
《PROFILE》
’15年に発売した著書で10万部を超える大ヒットを記録。既存のルールや価値観に縛られない独創的なメイクで、空前のイガリブームを巻き起こす。以来、理論やテクニックを更新し続け、活躍の場を広げている。
アイラインは部分入れして
最小で最大の目力効果を狙う!
「時代的にも『Oggi』のテンション的にもアイメイクの主役はシャドウじゃない。ラインでシンプルに目元を際立てよう! 張り切って目のキワ全体に引くと逆に目が潰れるから、〝ちょこまか〟描くのが正解!」(イガリさん)
〈黒目上〉
抜け感に直結する目頭は入れないのが今っぽい
目頭は5mmほど空けて描き始めたら、そのまま黒目の中央あたりまでラインを引く。
《使用アイテム》
UZU BY FLOWFUSHI アイオープニングライナー カーキ ¥1,694
▲洒落感のある透けカーキ。よりシャープにしたいときはネイビーが◎
《こちらもおすすめ!》
エトヴォス ミネラルニュアンスカラーマスカラ モスグリーン ¥2,970(限定)
▲マスカラも同色でそろえると○
〈目尻〉
目尻は2方向から描くと失敗知らず
目尻の端から外側に向かって、水平に5㎜ほどラインを引く。
筆の角度を変えて、目尻から中央に戻る。目頭のラインにはつなげず空きを残すと、引いたラインがより効いてくる。
〈目の下〉
下ラインは“床と並行”になるように意識
筆を寝かせ、黒目下にラインを引く。床と平行になるように〝まっすぐ〟。
引いた黒目下のラインをさらに強調するように、筆を点置きしてなぞる。
綿棒で軽くなじませる。下ラインを強調することでパーツが下がり、中顔面が短縮して見える。
仕上がりはこんな感じ
ちなみにアイシャドウやリップは?
「アイシャドウはベージュ系を。カラーレスに仕上げるとラインがより際立つ」(イガリさん・以下同)
▲カネボウ化粧品 ルナソル|アイカラーレーション 23 ¥6,820
「今どきのマットは油分感があるので、パサッしづらく老け見えもせずに即洒落る」
▲プラダ ビューティ モノクローム ウェイトレスリップカラー(マットレザー) B03 ¥7,260
UZU BY FLOWFUSHI TEL:0120-963-277
エトヴォス TEL:0120-0477-80
カネボウ化粧品 TEL:0120-518-520
●この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2024年Oggi5月号「イガリシノブさん、『働くメイク』に物申す!?」より
撮影/榊原裕一(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) スタイリスト/伊藤舞子 モデル/若月佑美(Oggi専属) 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部