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アイシャドウを使った今っぽいアイメイクのやり方は?
いつもお決まりのアイシャドウに頼りがちで、気づけば全然アイメイクを更新していない… なんてことはありませんか? 定番的に使うカラーアイテムこそ、トレンドを意識しながらブラッシュアップしていくことが、こなれメイクには欠かせないポイントです。
基本的なアイシャドウメイクのやり方をおさらいしたうえで、アイシャドウを使った今っぽいアイメイクを紹介。シンプルながらも美しさやかわいさを兼ね備えた目元、また上級者テクを使って大人の目元を叶えていきましょう!
初心者さんが準備すべき【道具】をおさらい
アイシャドウを塗るとき準備しておきたい道具として、チップとブラシがあります。アイシャドウに付属されているチップをそのまま使用してもよいのですが、より美しい仕上がりを目指す人は、ぜひ専用のブラシをひとつ用意しておきましょう。

左が専用のブラシを使ってアイシャドウを塗った場合、右がアイシャドウに付属されていたチップで塗った場合。
ブラシを使った場合のアイシャドウは、まぶたに溶け込むようなグラデーションができ、清潔感ある目元に仕上がっているのに対し、付属のチップで塗ったアイシャドウは、全体的に濃く、塗っていない部分と塗った部分との境目が露骨になっています。伏し目になると、やや雑な印象も。
目元のアイシャドウを美しく仕上げるために、ぜひ用意したいのがこちらのブラシ。

▲SUQQU アイシャドウ ブラシ F スモール ¥7,700
発色コントロールが自在な多機能ブラシ。柄が長すぎないため扱いやすく、ポーチに入るサイズ感なのも実用的。グラデーションからキワのメイクまで対応可能。
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アイシャドウを【塗る位置】のパターンとは
アイシャドウはただまぶたにのせればいい、というワケではありません。しっかりと色をのせる範囲は計算されています。基本は薄いカラーをアイホールに、アイホールよりも濃いカラーを二重幅、または目のキワにのせます。下まぶたにもアイシャドウを塗ると、目が縦に大きく見えよりインパクトのある目元に!
アイホール+キワ

aのエリアはアイホール。ここにふんわりと淡いカラーをのせた後、細めのブラシまたはチップで、aのエリアにのせた色よりも濃いカラーで、上まぶたのキワにラインを引くように重ねます。定番のブラウンカラーはもちろん、カラーアイシャドウを使ったポイントメイクにも◎。
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アイホール+二重幅+下まぶた+キワ

淡いカラーでアイホールと下まぶた全体のaのエリアに色をのせ、少し濃いカラーをチップや細めのブラシで、二重幅と下まぶたのキワを囲むようオン。囲み目メイクに抵抗がある人でも、透け感あるカラーを広めにぼかして入れるだけでじんわりと発色し、ほのかな色っぽさ感じる瞳を演出できます。
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横長アイホール+二重幅+下まぶた+キワ

発色のフォルムを変えるだけで、目の印象を変えられます。たとえばaのアイホールに淡いカラーをのせる際、少し横長を意識して入れてみましょう。丸く入れるよりも大人っぽくシャープな雰囲気に。aよりも濃いめのカラーをbのエリアに、一番濃いカラーはcのキワに入れてライン代わりにします。aとdを混ぜたカラーを下まぶた全体にのせて。
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まずは【基本】のグラデアイのやり方をチェック
ここでいったん、基本のグラデアイのつくり方手順を見ていきましょう。ブラシを使った4ステップで、ちょうどいい目力と今っぽい抜け感ある目元が完成します。
【HOW TO】

1. ブラシにアイシャドウをとったら、一度手の甲でなじませる。まぶたの中央を起点にし、ワイパーのように左右に動かしながらアイホール全体になじませて。

2. アイホールにのせた色よりも濃い色、または異なる質感のアイシャドウをブラシに足す。ブラシの側面を使って、まぶたのキワをスーッとなぞる。

3. アイホールに使ったアイシャドウを再度ブラシにとり、手の甲でなじませる。今度は下まぶたに塗布。全体に色をのせ、マイルドな囲み目に仕上げる。

4. ペンシルで目のキワにラインを引いたら、何もつけていないブラシの先端を使い、触れるか触れないかのタッチで、ライン上をなぞってぼかす。

強すぎず弱すぎない、まろやかな目力があるグラデアイの完成!
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今どきアイの【応用】アイメイクにステップアップ
基本のグラデーションがわかったところで、今度は応用編にもチャレンジしてみましょう。王道のベージュやブラウン以外の色を使ったり、複数色を組み合わせたりして、旬な目元を演出します。
おしゃれ度高めな下まぶたメイク
ピンクラベンダーカラーを下まぶたに塗って、モード感がさりげなく効いた新鮮な目元を作ってみましょう。

【HOW TO】

上品な光沢感があるオレンジブラウンシャドウを、上まぶたに塗布して自然な陰影を仕込む。その後、ピンクラベンダーカラーをチップに取り、下まぶたの目頭から目尻までスーッと伸ばして完成。
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甘さ控えめな辛口アイメイク
ピンク×カーキシャドウを使った、甘さ控えめなハンサムアイ。目元をくすませない、光沢あるカーキカラーをチョイスして。

【HOW TO】

淡い薄ピンクラメシャドウをアイホール全体に、アイホールよりピンクみのあるラメアイシャドウを二重幅&下まぶた全体に塗布する。さらに明るいブラウンラメシャドウを上まぶたのキワに入れて、メタリックな煌めきをオン。最後、光沢感のあるカーキシャドウを上下の上まぶたキワに入れたら完成。
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涼しげな眼差しのちょい盛りメイク
清涼感とリアリティのある華やかさを1点足して、ほんのり遊び心を感じるメイクに。ひんやりアイシーカラーと包容力あるベージュを組み合わせます。

【HOW TO】
パール入りのベージュシャドウを、アイホール全体に広くのせる。さらに、ラメ入りのべージュゴールドを下まぶた全体に塗布。アイスブルーシャドウを、下まぶたの目頭〜黒目に重ねたら完成!
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優しさをちょい足ししたまろやかメイク
コーデに黒が多い日は、威圧感を軽減させるためにメイクで優しさを盛ってバランスを調整しましょう。まろやかな血色を宿す、くすみピンクを使います。

【HOW TO】

淡いくすみピンクのアイシャドウを、アイホール全体と下まぶたにオン。アイホールに入れたアイシャドウより少しだけ濃いめのくすみピンクを、二重幅にのせる。薄いピンクのラメシャドウを下まつ毛の生え際に忍ばせ、キラリとアクセントを加えたら完成。
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アイメイクをアップデートして今どき顔に!
アイメイクに必要不可欠なアイシャドウ。色味だけではなく、塗り方ひとつでなりたいイメージを叶えることができます。自分に合った塗り方を見つけると完成度も高く、こなれ感もUPできるはず♡ ぜひ挑戦してみてください。



