基本的なアイシャドウの塗り方とは?
毎日のことでワンパターンになりがちなアイメイク。ちょっぴりニュアンスをチェンジして、オンオフを問わずメイクを楽しみたいですよね。
そこで今回は、基本的なアイシャドウの塗り方やグラデアイのつくり方や、印象別のアイメイクの手順を紹介します。
〈アイメイクでよく聞く言葉〉
・アイホール:眼球がおさまっている眼窩(がんか)を覆う部分のこと。
・目のキワ:まつ毛の生え際から1〜2mmの部分。
〈アイシャドウの基本的な塗り方〉
指で塗る
指でアイシャドウを塗るのは、手軽な上に、密着力が高く自然な仕上がりになるのがメリット。また、色味のブレンドやグラデーションが簡単につくりやすい!
ただし、指の腹を使う分、細かいラインや精密なコントロールが難しい。
チップで塗る
チップがまぶたに塗りやすい形状になっているため、簡単に塗布しやすい。また太めと細めがあるので幅の調節もしやすく、細かいデザインも◎ 発色がよく均一に広げることができる。
ブラシで塗る
ブラシは、アイホール全体に広げやすいだけでなく、ラインを引くための平筆などさまざまな種類があるのが特徴的。ふんわりと柔らかくアイシャドウを塗ることができるので、ぼかしなどにも向いている。
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【アイシャドウを塗る場所】をおさらい!
何となくまぶたにさっと塗っているという人も多いかもしれませんが、アイシャドウはどこまで塗るのか、どれぐらい塗るのかって意外と難しいですよね。まずは、まぶたにのせる範囲とグラデアイをつくる際の塗り方を見ていきましょう。
基本! アイシャドウを塗る範囲
\目指す目元はコレ/
\POINT/
二重でも一重でも奥二重でも、目を開けたときに、うっすら色が見えるところまで塗る
\HOW TO/
1. アイホール全体にベースとなるベージュカラーをオン。
2. 上まぶたの目のキワ~目尻を5mm出る位置まで、赤みブラウンカラーを入れる。
3. 下まぶたの目尻側2/3位置にも赤みブラウンカラーを。
4. 上まぶた全体と下まぶた目尻側にゴールドを重ね、ツヤと抜け感をプラスして完成!
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グラデーションをつくる際のアイシャドウの塗り方
\目指す目元はコレ/
目元にもしっかりボリュームをもたせ、暗色コーデと好バランスなアイメイクを意識しましょう!
\使用したのはこちら/
▲パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ|サンク クルール 559 ¥9,130
\POINT/
・上下のまぶたを4つのパーツに分けて配色
・ラインとアイホールの間に二重幅の濃い色を配置することで立体感UP
\HOW TO/
1. アイホールにパレットの[1]を広げ、二重幅に[2]を重ねる。
2. 下まぶたに目頭から目尻に向い[3]をのせる。
3. まつげのキワをペンシルで埋め[4]で軽くぼかす。
4. まつげを軽くカールさせたらマスカラをサッと一度塗りする。
黒・グレー・ネイビーを着る日のアイメイク、抜け感よりも「しっかりめボリュームを持たせる」が正解だった!
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【印象別】アイシャドウを活かすメイクテク
せっかくのアイメイク、シーンやその日の気分によってきれいめからモードまでニュアンスを変えていきましょう。ここでは、印象別にアイシャドウを使ったアイメイクのつくり方手順を紹介します。
アンニュイな雰囲気の大人アイメイク
ラメやパールの輝きが美しいギラギラ系アイシャドウ。マットカラーと合わせると、パールやラメの輝きに奥行きが生まれ大人っぽくアンニュイな雰囲気で使いこなせる!
\使用したのはこちら/
▲NARS|エンドレスナイツ アイシャドーパレット ¥7,150(限定発売中)
繊細な輝きの3色は上段、大胆に輝く3色は中段、下段にマットカラー3色を配置。
\HOW TO/
1. ピーチシャンパン(左上)をまぶた全体に塗布。
2. マットピンク(左下)をアイホールと下まぶた全体にのせる。
3. マットブラウン(右下)を二重幅に重ねる。
4. 上まぶた中央に青みピンクラメ(上中央)をトッピング。
5. 黒マスカラを塗って完成。
ラメやパールが輝く「ギラギラアイパレット」は、マットカラーとペア使いで洒落顔に♡
大人ムード高まる! マットでウォーム感のあるアイメイク
大人ムード高まるブラウンアイメイクは、赤リップとも相性◎
\使用したのはこちら/
▲トム フォード ビューティ|アイ カラー クォード 029 デザート フォックス ¥12,980
\HOW TO/
1. 左上のベージュをアイホール全体にのせる。
2. 右上と右下のカラーを混ぜたら、上下のまぶたを囲むようにぼかしながら入れ、陰影をつける。
3. 仕上げに左下のゴールドを上まぶたの中央に入れて立体感を強調。
働く私に絶対的な自信をくれる【トムフォードビューティ】の名品“アイ カラー クォード”〈Oggi専属読者モデル・下田 悠〉
ニュアンシーな大人アイメイク
ベーシックでいて鮮度が高まる絶妙カーキ×ベージュのグラデアイ。まぶたにあってこそ映える澄んだカーキ、黒やブラウン感覚で使えるモスグリーン、なじみと深みをアップするベージュを組み合わせることで目元を更新!
\HOW TO/
1. ベージュをブラシに取り、眉毛の2mm下くらいまで広めになじませる。
2. カーキをブラシで取ったら、二重幅よりやや幅広に、さらりとのせる。
3. モスグリーンを上まぶたの目尻キワに。目尻をやや長めに、真横にのばす。
ディオールの新作「カーキパレット」なら、更新感のある目元が簡単に♡〈Oggiモデル・若月佑美の推しコスメ〉
まろやかキュートなアイメイク
全体をやわらかなムードでまとめるなら、ボルドーにトライ! キラキラとかけ合わせるので、トゥーマッチな色っぽさが出ないところも働く私たちの気分にしっくり!
\使用したのはこちら/
▲ジルスチュアート|エターナルクチュール アイズ ベルベット 08 ¥5,500
(右から2番目のボルドーをメインに使います)
プラム寄りの濃すぎないボルドーは、普段使いにもぴったり。
\HOW TO/
1. ボルドーをアイホールになじませ、目のキワは細チップで濃いめにオン。
2. 下まぶた全体にもボルドーを薄くのせる。
3. パレット一番左のキラキラシャドウを、指で上下まぶたに重ねて完成!
凛としたかっこいいアイメイク
シャツスタイルやタイトなまとめ髪にしたときなど、メイクもキリッとした印象にしたいときは辛口なカーキがお役立ち。キラキラを重ねて、はつらつとした雰囲気もプラスして。
\使用したのはこちら/
▲ランコム|イプノ パレット 17 ¥8,910
鮮やかに発色し、粉っぽさを感じさせないなめらかなつけ心地が快適。
\HOW TO/
1. パレット中央のカーキを、チップの幅で目のキワになじませる。
2. 左側のキラキラシャドウをアイホールにふんわりと重ねて完成!
キリッとクールなアイメイク
単色アイシャドウ×黒リキッドラインで叶えるクールなキリッと目元。知的なムードでかっこよさが増す。
\HOW TO/
1. アイホールにブラウン系のクリームアイシャドウ(単色)をなじませる。
2. 黒のリキッドでアイラインを細く引き、目尻は5mmほど延長。
3. 上下まつ毛に黒のマスカラをさらっと塗る。
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【カラー別】今ドキ感のあるアイメイク術
いつも無難な色を選びがちという人も、これを機に新しい色味にチャレンジしてみませんか? ここでは、大人女性におすすめのカラーパレットを使ったアイメイク術を紹介! 目元に華やかな色味を足すだけで気分もあがりますよ♡
ベージュパレットのアイメイク
\使用したのはこちら/
▲パルファン・クリスチャン・ディオール|ディオールショウ サンク クルール 559 ¥9,130
人気のパレットがより軽やかでやわらかい質感へと進化。
\HOW TO/
1. ブラシでAとBを混ぜとり、上まぶた全体に塗布。
2. チップにCをとったら上まぶたのキワを埋めてグラデに。
3. 下まぶたの目尻側2/3にもAとBを混ぜて塗り、目頭のみDをのせる。
王道の【ベージュアイパレット】で自由に楽しむ〈きれいめシンプル派の秋メイク〉
コーラルブラウンパレットのアイメイク
\HOW TO/
1. コーラルカラーをアイホールに目尻長めになじませ、その下半分に赤みブラウンを重ねる。
2. 下まぶたは全体にコーラルカラー、まつげキワに赤みブラウンをオン。
3. アイラインはまつげの隙間を埋めるように目尻長めに引き、マスカラは上下まつげにのせる。
2023年春メイクは【コーラル系】で決まり! ベージュ系はお休みして旬の春顔に♡
ネオベージュパレットのアイメイク
\使用したのはこちら/
▲ランコム|イプノ パレット 18 ¥8,910
重ねるだけでヌーディな印象の目元を演出できる。
\HOW TO/
1. [a]をアイホールに入れたら、アイラインをまつげ際全体にしっかり引く。
2. アイラインの上から[b]を重ねて目元に奥行きを。
3. 下まぶたも同様に[a]を全体に入れたら、アイラインを引き[b]を重ねる。
【変身企画】濃度強めアイメイクで、かわいい系▶凛とした大人美人顔に!
オレンジブラウンパレットのアイメイク
\使用したのはこちら/
▲SUQQU|シグニチャー カラー アイズ 02 ¥7,700
なじみがよく、目元があか抜けるオレンジブラウン系のカラー。
\HOW TO/
1. パレット左上のオレンジベージュを上まぶた全体になじませる。
2. 左下のオレンジを、細ブラシで2~3回往復させてアイホールにのせる。
3. [2]のブラシに残ったオレンジを、下まぶた全体に薄くなじませる。
4. 上まぶたのキワに、右下のライトブラウンを太チップでスーッと重ねる。
5. ブラウンのリキッドでアイラインを細く引き、目尻は水平に5mmほど延長。
6. 右下のライトブラウンで[5]のラインをなぞってぼかす。
7. ブラウンマスカラを上下まつげにスッととかすように塗る。
ここでもブラウンアイメイクのプラスアルファは“オレンジ”。きちんと感がありつつ、優しげな目元に。
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最後に
基本的なアイシャドウの塗り方に加え、シーン別に使い分けたいアイメイクの手順を紹介しました。目元のテイストチェンジだけで印象ががらりと変わるので、ファッションや気分に合わせて使い分けるのも◎ 気分を変えたいときは、いろいろなアイメイクを試してみて。
※掲載した商品の名称や価格は2023年12月13日時点のものです。