Oggiベスコス2023発表!
毎年恒例、読者と美容賢者たちによるコスメの祭典、Oggiベストコスメ。2023年はどのようなコスメがランクインしたのでしょうか。2023年のビューティを総ざらいするよもやまトークもお見逃しなく!
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美容プロが選んだアイメイク編〈Oggiベスコス2023〉
今回は、美容プロが選んだメイク編をお届け。 アイメイクの必須アイテム、アイシャドウとアイブロウの2つの部門をランキング形式で発表します!
【アイシャドウ部門】
23年はベーシックなアイメイクがカムバック!TOP3すべてがベージュカラーという結果に。こなれた質感や、絶妙な色のニュアンスはアップデートされているから、働く女子必見!
1位:カネボウ化粧品|ルナソル イカラーレーション 18 ¥6,820(7票)
立体感際立つ繊細なベージュカラー。
〈美容プロのコメント〉
「シンプルかつ洒落る理想形」(山梨)
「これこそ今年を代表するパレット。ベージュの洒落感と、骨格を生かせる陰影感を改めて発見させてくれた名品」(岡田)
「これを使うと、どんな表情にも品のいいオーラが醸し出せる」(中山)
2位:RMK|シンクロマティック アイシャドウパレット 01 ¥6,380(5票)
ベージュにゴールドやローズが加わり、TPOに合わせて華やかさを演出。全員が01を指名!
〈美容のプロのコメント〉
「どんな服・メイクにも対応できる万能さで、一家に一個的な存在。程よい締め色も◎」(杉浦)
3位:イヴ・サンローラン・ボーテ|クチュール ミニ クラッチ 100 ¥9,900(4票)
ジュエリーのようなパール感はコーデのアクセントにも。
〈美容プロのコメント〉
「きらびやかでとにかく盛れる。色はスタンダードで質感は今っぽいから、大人にも取り入れやすい絶妙バランス」(笹本)
【アイブロウ部門】
ヌーディカラーが席巻したアイシャドウ部門に対し、眉は血色を補う赤みが人気。ポップになるというよりは優しい温度感を添えてくれるラインナップだから、大人のキレイめシンプル服にもハマる!
1位:かならぼ フジコ|マジカルアイブロウカラー 04 ¥1,408(7票)
高発色なのに固まらず、ふわふわ毛流れをキープ。
〈美容プロのコメント〉
「このちょっとした角度がナイス」(北川)
「白っぽすぎず、でもミルキーな発色は唸るうまさ。大人のやわらかな表情を演出」(杉浦)
「ブラシもかなり塗りやすく優秀!」(中山)
2位:カネボウインターナショナルDiv. KANEBO|デザイニングアイブロウ リクイド LE1 ¥3,300(5票)
重ねても浮かずになじむ透け感発色。足りない部分を直感的に描き足せば、リアルと見まがう洗練眉に。
〈美容プロのコメント〉
「驚きの極細&絶妙な影色で、まさに眉一本一本を描き足せる感覚」(松村)
3位:ジルスチュアート ビューティ|ニュアンスブロウパレット 06 ¥3,520(4票)
ブラウンにロージーニュアンスが加わることで、やわらかい質感の眉に。汗・皮脂に強いタフさも魅力。
〈美容プロのコメント〉
「温かみが眉からジワッと広がって、アイメイクをより際立ててくれます」(林)
今年のビューティを総ざらい! ノンストップよもやまトーク
ヘア&メイクアップアーティストや美容エディターによる、2023年のビューティよもやまトークをお届け♡
◆盛っていないようで盛れる大人のためのコスメが乱立
中山:23年のアイシャドウ部門はベージュが出そろいましたね!
野澤:色で個性を盛るムーブがいったん落ち着いて、ニュートラルなメイクへの回帰に新鮮味を感じました。そうなるとルナソルは強い!
中山:上品な4色のバランスがとにかく美しくて、美女オーラを放てます。
山梨:あとRMKも素敵すぎませんか?粉感が上質だし、締め色が締まりすぎなくてじわっと目力が増す。トープっぽい色味も秀逸で惚れ惚れ。
中山:ベージュの中のトレンドで言えば、まさにグレーのニュアンスが入っていることかも。普通に使うだけでもメイク上級者感が醸し出せます。
北川:確かにサンローランのパレットにもシルバーのラメが入ってますしね。ちなみにこのラメが落ちにくくてびっくり。夕方になってもキラキラ華やかで、だれかとごはんでも行っちゃおうかな~とアクティブになる(笑)。
中山:ラメって意外と輝きがなくなるのが早いから、それは優秀!
◆アイブロウはニュアンスカラーで抜け感を
野澤:アイブロウ部門にはニュアンスカラーがランクインしてますね。
中山:フジコ、めっちゃいいです! カラーマスカラは5分程度で色がくすんできがちなのに、それがない。
北川:ブラシも塗りやすいですしね。かゆいところに手が届く小技がちりばめられていてさすが!
中山:淡い色で眉にニュアンスをつけると、抜け感が簡単に出せますよね。
山梨:ジルのパレットも一見赤が強くてモードっぽいけど、MIXすると意外となじむ。最近、ほぼ毎日これです。
北川:少し話がそれるけど、ブラシを半分に折りたためたり、容器がミラーになっているのも、地味に助かる♪
野澤:芸の細かさで言えばKANEBOのリキッドアイブロウもなかなか。ほっそーいブラシ×薄墨のような発色で、すっすっすっと描いているうちに、気づけば眉の輪郭がはっきりとしてきて失敗がないんです。
北川:凜とした眉って意外と塩梅が難しいから、描いてる感がないくらいの発色を重ねるのが成功の秘訣かも!
カネボウ化粧品 TEL:0120-518-520
RMK Division TEL:0120-988-271
イヴ・サンローラン・ボーテ TEL:0120-526-333
かならぼ TEL:0120-91-3836
カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120-518-520
ジルスチュアート ビューティ TEL:0120-878-652
2024年Oggi2月号「Oggiベストコスメ2023」より
撮影/吉田健一 スタイリスト/山本瑶奈 イラスト/ユリコフ・カワヒロ 構成/北川真澄、野澤早織
再構成/Oggi.jp編集部