顔の中の線といえば「眉」と「アイライン」。実はこのふたつがキツい印象に見えるか否かのカギを握っているのです。毎日なんとなくメイクしてしまいがちなパーツだけれど、ちょっとしたアイテム選びや描き方しだいで、洗練されたやわらかい顔に仕上げることは可能! 今回は「やわらかいアイライン」の作成プロセスをご紹介します♪
【やわらかいアイライン】のポイント
POINTは茶ペンシルでキワ埋めすること!
✔︎ 「色」は優しいブラウン一択
✔︎ 「入れる範囲」は目のキワのみ
✔︎ 「目尻」は水平に5mm延長
✔︎ 「下まぶた」には入れずに抜け感を
▼黒ラインでくっきり描くと古臭くなるので×
▼閉じてもラインが悪目立ち!
使用アイテムはブラウンのペンシルライナー! おすすめ4つはコレ♪
【1】こすれにも強い極細プラムブラウン
とろけるようなタッチで描けるから、デリケートな目のキワでも安心。コーセー ヴィセ リシェ メルティシャープ ジェルライナーBR321 ¥1,000(編集部調べ)
【2】するするとなめらかな描き心地は秀逸
濃すぎないまろやかなチョコレートブラウン。芯がやわらかいのに折れにくく、使い勝手も抜群。クリニーク クイックライナー フォー アイ インテンス 03 ¥2,200
【3】涙や皮脂もパワフルにはじくカシスブラウン
カラー色素が均一にフィットするルースピグメント処方を採用。イミュ デジャヴュ ラスティンファインa クリームペンシル カシスブラウン ¥1,200(3月1日限定発売)
【4】微細な赤みパール入りで優しげムードに
とにかく落ちにくく、描きたての発色が持続。カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングジェルアイライナー 05 ¥3,000
必ずできる♪【やわらかいアイライン】の6STEP
【STEP 1】まつげのすき間を埋める
キワのキワを埋めることが自然な目ヂカラをもたらすカギ。まずはまつげの根元に仕込んで、まぶたのフレームラインをナチュラルに強化。鏡をやや下に見て、少しずつ埋めて。
POINT:アイライン前にビューラーでカールアップ!
ビューラーは、アイライン前が鉄則。シャドウやライン後にカールアップすると、こすれが生じてヨレやにじみの原因に。
【STEP 2】まつげの上側に少しずつラインを引く
目を開けたとき、アイラインはほんのわずかだけ見えるくらいが理想。太さを出そうとせず、「影」のような存在のラインを目ざして目のキワをほそーくなぞる気持ちで目尻から少しずつ描いていきます。
【STPE 3】そのまま中間から目頭までラインを引く
一気に描こうとするのはブレのもと! 一度ラインがガタつくと修正するのも手間なので、5mm幅くらいで少しずつ描いたほうが失敗しにくく、結果キレイなラインに。
【STPE 4】水平に5mmラインを引く
ラインで太さを出さないぶん、目尻は5mm延長させて横に少し目幅を拡大。ハネ上げたり、ラインが長すぎるとやわらかい印象の目元からは遠のくので、あくまでも控えめに。
【STEP 5】目尻の三角ゾーンを埋める
小さな三角ゾーンを埋めるような感覚で、5mm延長したラインの先端から目尻に戻るようにラインを引きます。これで目尻にある元々のくぼみとラインが一体化して自然なデカ目効果が。
【STEP 6】指で軽くぼかす
ラインの存在がくっきり際立つとキツく見えるので、仕上げに軽くぼかしをプラス。線を消さないように肌との境目となる部分だけを、指の腹で優しくそーっとぼかして。これでFinish!
Oggi3月号「必ずできる!やわらかい線で描く『眉とアイライン』」より
撮影/菊地泰久(vale./人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/中山友恵(Three PEACE) スタイリスト/兵藤千尋 モデル/泉 里香 デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部