【目次】
・【単色シャドウ】陰影をつくるグラデアイ
・【シアーなブラウンメイク】好印象のソフトアイ
・【イエベ】薄ブラウンアイの涼しげメイク
・【ブルべ】薄ブラウンアイの美人メイク
・【おすすめのアイシャドウ】薄づきのシアーな質感
・最後に
【単色シャドウ】陰影をつくるグラデアイ
色に頼らない“ナチュラルな陰影感”で品のいい目もとに。光でくすみをとばしつつ、華やかな印象を与えるワンカラーアイメイクのやり方を紹介します。
アディクション|ザ アイシャドウ スパークル 015SP
明るい目もと印象を叶える、やわらかいピンク系のベージュシャドウ。微細な多色ラメが肌に溶け込み、一瞬で明るいまなざしに。
【STEP 1】アイシャドウ
目のキワからまぶたの上方に向かってアイシャドウをなじませます。まぶたの下側が濃く、上側が薄くなるようにぼかすのがポイントです(写真:A)。
【STEP 2】アイライン
まぶたをカラーレスで仕上げた分、ブラウン系のアイライナーペンシルで血色感をプラス。まつげの隙間を埋めるようにして、目尻のキワまでラインを引きましょう(写真:B)。
【STEP 3】マスカラ
あえてビューラーは使わず、まつ毛の根元からブラウン系のマスカラを。ナチュラルな下向きまつ毛に仕上がります。カラートーンはアイラインと合わせて。
※アイラインもマスカラも、ボルドーなどトレンドの“赤みブラウン”がおすすめ。
ワーキングウーマンになりきって… “ほんのり女っぽいメイク”
【シアーなブラウンメイク】好印象のソフトアイ
透け感のあるやわらかい色味で、マスク顔がやさしい印象に。繊細な陰影感をつくるのがポイントです。ナチュラルなのにきちんと感のある目もとが理想。
SUQQU|シグニチャー カラー アイズ 02 陽香色
派手にならないオレンジや濃すぎないブラウンで、使い勝手◎のアイシャドウパレット。ぴたっと肌になじみ、品のいい大人の目もとを演出します。
【STEP 1】ベース
パレット左上の「オレンジベージュ」を太ブラシにとり、まぶた全体になじませます。ふんわり明るく整えるベースカラー。次のアイシャドウをよりクリアに発色させます。
【STEP 2】アイホール
パレット左下の「オレンジ」を細ブラシにとり、2~3回往復しながらムラなくつけます。
【STEP 3】下まぶた
ブラシに残った「オレンジ」を下まぶたに入れて囲み目に。淡色なのでくどくならず、ナチュラルに立体感がつくれます。
【STEP 4】目のキワ
パレット右下の「ライトブラウン」を太チップにとって、目のキワにすーっと重ねます。一度塗りでやわらかく発色させて。
【STEP 5】アイライン(リキッド・仕上げ)
ビューラーでまつ毛をカールアップさせたら、ブラウンのリキッドライナーで目のキワにラインを。目尻を5mmほど長めに引くと、目の幅が大きく見えます。
パレット右下の「ライトブラウン」を細チップにとり、アイラインをなぞってぼかします。このひと手間でソフトな仕上がりに。
【STEP 6】マスカラ
ぼってりつきすぎないよう、ブラウンのマスカラを軽くティッシュオフしてから、スッととかすようになじませて。
【イエベ】薄ブラウンアイの涼しげメイク
黄みのあるイエベ肌は、ブラウンシャドウで引き締めを。知的さも清潔感も両立する、ナチュラルな“抜け感アイメイク”です。
カネボウ|レイヤードカラーズアイシャドウ 02
光と色味を操り、肌になじみながら美しい陰影感をつくるアイシャドウ。クリアに発色しながら軽やかな仕上がりに。
【STEP 1】ベース
パレット左から2番目のベージュを上まぶた全体になじませます。まぶたのくすみをカバーしてトーンアップ!
【STEP 2】アイホール
右から2番目の「ライトブラウン」をブラシでアイホールになじませます。【STEP1】とグラデにするのがポイント。
【STEP 3】下まぶた
一番左の「ベージュ」を細チップにとり、下まぶたになじませて囲み目に。ソフトに囲みつつ“彫り”をつくります。
【STEP 4】アイライン
ビューラー後、ブラウンのアイライナーペンシルで、まつ毛の生え際の隙間を埋めるように引きます。細く入れるのがポイント。目尻は5mmほど延長させて切れ長に。
【STEP 5】マスカラ
ブラウンのマスカラでとかし上げるようにワンストローク。こってりつけすぎずナチュラルに。
マスカラ液は足さず、ブラシをタテにして下まつ毛に。1本ずつとかすようにしてなじませましょう。
【ブルべ】薄ブラウンアイの美人メイク
涼やかでシャープな印象のブルべ肌。ほんのり血色カラーをプラスして、明るくやさしげな目もと印象に。オンラインでも好印象が狙えるアイメイクです。
パルファン・クリスチャン・ディオール|サンク クルール クチュール 429
パウダーなのにしっとりした質感でなめらかに密着。あたたかみのあるアンティークななじみカラーで、目もと美人を叶えます。
【STEP 1】ベース
パレット右上の「シャイニーベージュ」をまぶた全体にブラシでなじませます。くすみをカバーして目もとをワントーン明るく。
【STEP 2】アイホール
中央の「ベージュ」を太チップにとり、アイホールに重ねます。薄づきにとどめるのがポイント。
【STEP 3】目のキワ
左下の「コーラルブラウン」を細チップにとり、まつ毛の上部に重ねます。ダークカラーを使わず明るい目もとに。
【STEP 4】下まぶた
目尻側に、同じく「コーラルブラウン」を目尻側2/3に軽くひと塗り。
目頭側に左上の「サーモンベージュ」を細チップにとり、下まぶた目頭部分にチョンとのせて。ハイライトカラーで抜け感をプラスします。
【STEP 5】アイライン
ビューラー後、まつ毛のすき間を埋めるようにして、ブラウンのアイライナーペンシルで根もとに入れます。
【STEP 6】マスカラ
ブラウンのマスカラを上下まつ毛にサラッと塗ります。“ぱっちり見せる”よりも、目のフレームをはっきりさせるイメージで。
オンライン会議で【優しい目元】に見せる画面美人アイメイクのコツ!
【おすすめのアイシャドウ】薄づきのシアーな質感
ナチュラルメイクの仕上がりを左右するアイシャドウ。デパコス~プチプラまで、透け感のある大人の目もとを叶えるおすすめのアイシャドウを紹介します。
エレガンス|アルモニーアイズ 08(写真:左)
ふんわり&しっとりなテクスチャーで、シアーに密着。
濃淡の2色で軽やかな抜け感のある目もとに仕上がります。
アイシャドウはグラデにする必要なし… 2色重ねだけで今っぽく
ポール & ジョー ボーテ|アイカラー デュオ 06
クリアなピンク×シアーなブラウンのパレット。クリアな発色が長時間持続します。※ケースは限定品。
“色素薄い系”くらいのメイクがちょうどいい。
シャネル|レ ベージュ パレット ルガール(テンダー)
2021年 年間Oggiベストコスメ(新作アイシャドウ部門)第1位
繊細なグラデと透け感が絶妙。ナチュラルな目もともスタイリッシュな目もとも自由自在に。
〈美容のプロのレビュー〉
・「シルキーなツヤと温もり感でやわらかい目元に」(美容家・石井美保)
・「色の美しさはため息が漏れるほど」(美容家・神崎 恵)
ブレンドベリー|オーラクリエイション 004(写真:A)
肌色問わず使える色構成。きれい色ながら肌なじみのいい6色パレットです。メインのラベンダーカラーで、透明感のある目もとに。
〈美容のプロのレビュー〉
「締め色や輝きカラーなど使い勝手のいい6色。パールも透明感があってギラギラしないので、大人でも使いやすいのが魅力」(ヘア&メイク・笹本恭平)
【30代のOFFの日メイク】プチプラアイテムで遊び心ある色に
セザンヌ|ニュアンスオン アイシャドウ 03
極薄膜で高密着。シアーな発色で、厚塗り感なくツヤやかな仕上がりに。
ブルベさんに似合う! 優しげな“ピンクブラウン”アイシャドウ
エクセル|リアルクローズシャドウ
プチプラながらリッチな仕上がりが叶う4色パレット。目もとの乾燥を防ぎながら、抜け感のある華やかな目もとを叶えます。
最後に
ただの薄づきで終わらない、今どきのナチュラルメイクにおすすめのアイシャドウを紹介しました。理想の仕上がりは、色もキラめきも“やりすぎ感のない”華やかメイク。それは、大人のマスク顔を品よくやさしげに見せてくれます。ナチュラルアイメイクのやり方を参考に、オンオフメイクを自在に楽しんでみてください。