ほぼすっぴんメイクの作り方【パーツ編】
POINT
・目元はブラウン系で自然に陰影感をアップ
・チークは顔色よさげに見えるくすみピンクが◎
・リップは薄づきで落ちにくいティント系がベスト
1|ピンクベージュをアイホールになじませる
パレット右上(下の写真参照)のピンクベージュを太チップでアイホールにのせ、陰影感を仕込みます。上品な立体感をつくるのが狙いなので、淡い発色で十分。あくまでもほぼすっぴん風に!
使うのはコレ!
▲カネボウ化粧品 ルナソル|アイ カラーレーション 07 ¥6,200
温かみのあるベージュブラウン系パレット
やわらかさのある絶妙な配色と、しなやかにフィットするつけ心地が魅力。
2|ソフトオレンジを上まぶたのキワ太めと下まぶたに
パレット左下のソフトオレンジ(下の写真参照)を太チップでアイホールの下半分に重ね、下まぶたは細チップで全体に。ほんのりパール感のあるカラーで囲み目にし、陰影感とハイライト効果の両方をいいとこ取り!
使うのはコレ!
▲上と同じ
3|ダークブラウンを細くまぶたのキワに入れる
パレット右下のダークブラウン(下の写真参照)を細チップに取り、目のキワをなぞるように全体に入れてシャドウライン風に。これを入れておくと、次のステップでリキッドでアイラインを入れたときに浮いて見えないのがメリット。
使うのはコレ!
▲上と同じ
4|(先にビューラーをしてから)ブラウンのリキッドでまつげの隙間にラインを入れる
指で軽くまぶたを持ち上げ、チョンチョンとまつげの隙間を埋めるように描いて目元のフレームをくっきりと。これ見よがしなライン感を出さないのが◎。
使うのはコレ!
▲ADDICTION|ザ カラー リキッド アイライナー 002 ¥3,000
ブレずに描けるフェルトペンタイプ
マットな発色だからまつげが密集しているかのように描け、もちのよさも◎。
5|黒マスカラを上下まつげにさらりとオン
使うのはコレ!
▲シャネル|ル ヴォリュー ム ストレッチ 10 ¥4,500
ユニークなブラシが短いまつげもキャッチ
長さと適度なボリュームをもたらし、にじみに強い処方を採用。ぬるま湯でするりとオフできるのもうれしい。
6|くすみピンクのチークをやや低め位置に入れる
顔色はよく見えるけれど主張しないスモーキーピンクが、「ほぼすっぴん」メイクには必須。やや低め位置に広く入れることで骨格もキュッと引き締めつつ、大人っぽい雰囲気に。
使うのはコレ!
▲MiMC|ミネラルスティックチーク 01 ¥3,800
肌にじんわり溶け込む練りチーク
乾燥しやすい頬をいたわる植物オイルブレンド。微細ゴールドパール入りで上品なツヤも演出。
7|コーラルピンクのティントリップをつける
染まったように色づくティントタイプは、忙しくてメイク直しができないときやマスクをつけるシーンにも重宝。直塗りしたら〝ンパ〟となじませ、密着感を高めて。
使うのはコレ!
▲リンメル ラスティングフィニッシュ オイル ティントリップ 008 ¥1,500
シーンを問わず万能に使えるカラー
とろけるようにのび、リップクリーム並みのケア成分も配合。
FINISH! 仕上がりはこんな感じ
自分らしいパーツを生かした、盛らない顔の最終形がこちら。働くときに大切な清潔感、きちんと感はありつつ、自分でも心地のいい頑張りすぎないさじ加減のメイクを目指して。
カットソー ¥9,500(フィルム〈ソブ〉)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2020年Oggi9月号「『ほぼすっぴんメイク』はこうつくる!」より
撮影/吉田 崇(まきうらオフィス/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/兵藤千尋 モデル/若月佑美(Oggi専属) 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部