ほぼすっぴんメイクの作り方【スキンケア編】
POINT
・洗顔後すぐのオイルで一日中乾かない肌に
・化粧水は肌に入らなくなるまでたっぷりと
・今の季節はクリームより乳液で潤いのフタを!
1|洗顔後、ブースターオイルで肌をやわらかくほぐす
乾燥してゴワついた肌がほぐれるので、次に使う化粧水の浸透もアップ。2、3滴取り、両手をこすり合わせるようにして広げたら、優しくハンドプレスするようになじませて。
使うのはコレ!
▲ヴェレダ|ざくろ フェイシャルオイル 30ml ¥6,000
サラッとした感触のオーガニックオイル
肌にハリや潤いを与えるざくろ種子油をメインに、さまざまな植物オイルをブレンド。香りにも癒される。
2|ヒタヒタに♡ 化粧水をなじませて水分をチャージ
コットンにたっぷり取り、じっくり浸透させるような気持ちで優しくパッティング。ブースターオイルとの相乗効果で、この時点ですでに肌がモチモチになっているはず!
使うのはコレ!
▲ポーラ B.A|ロ ーション 60ml ¥11,000(9月11日発売)
美容成分ぎっしりの実力派ローション
人気のエイジングケア化粧水がバージョンアップ。ぐんぐん浸透して、肌の弾力感を底上げ。
3|ベタつかない乳液で潤いのフタをする
まだ湿度の高い季節であること、次にベースアイテムを重ねることを考えると、後肌がベタベタしないアイテムを選ぶことが大切。カサつきやすい目元は重ねて、潤いを強化して。
使うのはコレ!
▲ランコム|クラリフィック バランシング ウォータリーエマルジョン 75ml ¥12,000
軽い使用感なのに保水力抜群
エッセンスのようなみずみずしいテクスチャーでなじんで潤いをキープ。
ほぼすっぴんメイクの作り方【ベースメイク編】
POINT
・くすみや色ムラは色つき下地でカムフラージュ
・気になる毛穴には専用下地を使うべし
・カバーしたい部分はコンシーラーでミニマムに!
1|そっと優しく… 油分を軽くティッシュオフする
過剰に油分が残ったまま下地をのせることが、くずれを招く原因。余計な油分をティッシュに吸わせるようにしてそっと押さえると、メイクノリのいい状態に。
〈ヘア&メイク笹本恭平さんが解説!〉
このひと手間でドロドロくずれをブロック
「高温多湿な夏は、肌表面の油分をオフしておかないとくずれやすい土台を自分で作っているようなもの。これだけで、もちのよさが大きく変わります!」(笹本さん)
2|チョンチョンとラフに♪ トーンアップ下地を均等にのせる
下地はワントーン明るい透明感ある肌へと整える色つきタイプをチョイス。全体にのばす前に額、鼻、両頬、あごに均等にのせておくことがムラなくつけるコツ。
使うのはコレ!
▲資生堂 マキアージュ|ドラマティックスキンセンサーベース EX UV+ トーンアップ SPF25・PA+++ 25ml ¥2,600(編集部調べ)
皮脂&乾燥くずれを防ぎ、透明感を格上げ
ラベンダーピンクの色味で肌色を補正してくれるトーンアップ下地。
3|下地を全体になじませる
色ムラやくすみなど、カバーしたい部分はフェイスラインよりも顔の中心に存在しているから、内側から外側にのばすのが鉄則。顔まわりは薄づきでOK。
〈ヘア&メイク笹本恭平さんが解説!〉
フェイスラインまでしっかり塗らないことで小顔効果も!
「顔の外側を薄づきにすることで、自然なシェーディング効果も実現。わざわざ影色を入れなくても、下地のなじませ方しだいでメリハリのある骨格が可能に!」(笹本さん)
4|毛穴カバー下地を鼻まわりにのばす
皮脂の出やすい毛穴は、コンシーラーで厚くカバーするとくずれたときに汚く見えがち。過剰皮脂を吸収する専用下地を使ってフラットに整えるのが正解!
使うのはコレ!
▲ムー|スキンスムーザー ¥3,200
自然由来成分でつるり肌に
売り切れ続出の人気アイテム。石けんで落とせる肌に優しい成分でつくられているのに、毛穴の凸凹をしっかりとカバーしながら過剰皮脂も吸収。
5|これがファンデーションの代わり! コンシーラーで顔の中心をカバー
〝ココがキレイだと美肌に見える〟と言われる目の下の三角ゾーンに放射線状に入れ、クマまでもカバー。小さくTゾーンにも入れてハイライト効果を狙って。
使うのはコレ!
▲オルビス|カバーリキッドクリエイター SPF25・PA++ ¥1,800(8月21日発売)
柔軟性のある薄膜で肌の欠点をなかったことに
覆い隠すというより光の効果でぼかすように肌の影をカバーしてくれるコンシーラー。
6|スポンジでなじませる
指でのばすのもありだけれど、素肌と一体化したような仕上がりを求めるなら、スポンジ使いがおすすめ。こすらないようにポンポンと垂直になじませて。
〈ヘア&メイク笹本恭平さんが解説!〉
横にのばすとコンシーラーが取れてしまうので気をつけて
「スポンジを使う際にありがちなNGが、パウダーファンデーションを広げる感覚で横にのばすこと。せっかくつけたものを拭い取ってしまうので注意!」(笹本さん)
7|パウダーを全体にササッとなじませる
パウダーを取り、パフ全体にもみ込んだら、つきすぎないよう一度手の甲にのせて量を調整。まずTゾーンと小鼻につけ、残りを目まわりと頬全体に薄くオン。
使うのはコレ!
▲カネボウインターナショナルDiv. カネボウ|スムースフェザリー パウダー ¥5,200(9月4日発売)
白くならない透明パウダー
粉っぽくならないトランスルーセントタイプ。テカリを防いで、キメの整った肌に。
FINISH ! ベースメイクの仕上がりはこんな感じ!
内側は潤いで満たされているけれど、表面はサラサラで清潔感のある肌に。白浮きや厚塗り感なく、もともと肌がキレイな人みたいな仕上がりが、目指すべきゴール。
カットソー ¥9,500(フィルム〈ソブ〉)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2020年Oggi9月号「『ほぼすっぴんメイク』はこうつくる!」より
撮影/吉田 崇(まきうらオフィス/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/兵藤千尋 モデル/若月佑美(Oggi専属) 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部