【女性100人に聞いた】手紙での「告白」はアリorナシ?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「手紙での告白はアリ?ナシ?」の設問では、67.2%の方が「アリ」、32.8%の方が「ナシ」と回答しました。
6割を超える半数以上の方は手紙での告白を好意的に捉えているという結果になりましたが、「アリ」「ナシ」とそれぞれの回答をした具体的な理由について紹介します。
手紙での「告白」がアリ派の意見
まずは、手紙での告白を「アリ」と回答された方の意見を紹介します。
気持ちがこもっている
綺麗に読みやすい文字で書いたり… 区切り部分を気にしたり… と文章を書くのは時間がかかります。手紙をもらったときは、相手の思いが感じられるという意見が多く寄せられました。手間のかかることをできるのは、相手が特別な存在だからこそと言えるのではないでしょうか。
「LINEよりきちんと書いてもらった方が心がこもっている気がして気持ちが伝わる」(30代・静岡県)
「本気度が伝わると思う」(30代・千葉県)
「SNSが発展している現代だからこそ、手書きの手紙はより思いが伝わる気がする」(20代・東京都)
「文字に書くまでに、色々考えながら過ごしてくれたんだろうなと愛の重さを感じる」(20代・徳島県)
「手紙に書くことで素直な気持ちを伝えられる」(30代・神奈川県)
「手紙を書くという行為が、相手への愛情があるからこそだと思う」(30代・岡山県)
好感がもてる
手紙での告白は古風なイメージがあったり、手間がかかっているように感じられたりと好感度が高い傾向があるようです。真剣さが伝わりやすい告白の仕方のひとつと言えそうです。
「古風でいいと思う」(30代・北海道)
「憧れる」(30代・滋賀県)
「手書きの文字が嬉しい」(20代・京都府)
「素直に嬉しい」(20代・東京都)
「手紙ってすごく手間がかかるので、直接言われるのと同じくらい心に響く」(20代・東京都)
伝えたいことが整理できる
手紙なら、直接話をするよりもじっくりと考えて言葉を選べるので、思いの丈を十分に伝えられます。告白となるとどうしても緊張してしまうもの。緊張して思った通りに伝えられないかもしれないと不安なときは、手紙に綴って気持ちを伝えるのもいいかもしれません。
「直接よりも手紙のほうが考える時間があるから、ちゃんと伝えられそう」(30代・宮城県)
「ゆっくり言葉をまとめられる」(20代・東京都)
「直接話すより、手紙の方が考えをまとめて伝えられる人もいると思う」(30代・神奈川県)
「言葉にするのが苦手で緊張してしまうなら手紙もあり」(30代・埼玉県)
「直接言うのが恥ずかしい人もいると思う」(20代・岩手県)
「口下手でうまく伝えられるか自信がなければ、手紙で伝えるのはアリ」(30代・兵庫県)
「手紙の方が伝えやすい」(20代・岩手県)
読み返せる
物理的に残り続けるのも手紙のメリットです。しばらくたってから読み返してみると初々しい気持ちを思い出せるかも。
「手紙をもらう機会はあまりないと思うし、あとで見返せるのがいい」(20代・東京都)
「手元に残るから」(20代・北海道)
「直接では上手く伝わらないこともあるし、後で思い出として残る」(30代・愛知県)
手紙での「告白」がナシ派の意見
次に、手紙での告白を「ナシ」と回答された方の意見を紹介します。
感情が伝わりにくい
直接告白するなら、相手の表情から感じ取れる気持ちがあるかもしれませんが、手紙だと感情が伝わりきらないという意見もありました。
「顔を見た方が本気かどうかわかると思う」(30代・岡山県)
「気持ちが100%伝わらない」(20代・神奈川県)
「実際に言われた方がいい。手紙だと思いが伝わりにくい」(20代・愛知県)
「手紙は重い。相手の熱量もはかりにくいので困る」(30代・大阪府)
「回りくどい」(30代・東京都)
直接告白するべき
大事なことは面と向かって伝えてほしいと思う方は少なくありません。また、手紙だと本人が書いたものか信用できないという意見もありました。
「きちんと言葉で伝えるべき」(30代・福岡県)
「手紙にする必要性を感じない。直接言えばいい」(30代・埼玉県)
「相手の口から聞かないと疑わしい」(30代・神奈川県)
「大事なことは直接伝えるべき」(30代・東京都)
「直接面と向かって言ってほしい」(30代・静岡県)
返事に困る
手紙で告白された場合は返事に困るという意見も。手紙の中に連絡先を記載したり、いつまでに返事がほしいかを書いたり、告白しっぱなしにならないように相手への配慮が必要になります。
「面と向かって告白してほしい。返事のタイミングが分からない」(30代・東京都)
「返事に困る。嬉しくない相手からの手紙だった場合、手元に残るのが気持ち悪い」(20代・神奈川県)
「反応がわからない。その後の対応に響く」(30代・大阪府)
古臭い印象
アリ派の意見では「古風で好印象」という意見があった一方、手紙は古臭いというネガティブな印象を受けるという方も。
「古いから」(20代・島根県)
「時代の流れ」(30代・東京都)
「世代的に馴染みがないし、気持ち悪さを感じてしまう。わざわざ手紙を書いている自分に酔っていそう」(30代・東京都)
信用できない
直接気持ちを伝えられない人には、頼りなさや不信感を抱いてしまうケースもあるようです。
「本当にその人が書いたのかわからない」(30代・茨城県)
「直接言えない人とは付き合いたくない」(30代・北海道)
「相手の顔を見て伝えられない人は頼りない」(30代・宮城県)
手紙での「告白」を成功させる方法
手紙での告白を成功させるために意識するべきポイントを紹介します。
それなりに親しい関係であること
全く知らない人から突然手紙で告白されたら、戸惑ってしまう方は少なくないはず。面識があることは必須で、日常会話が楽しめる程度には親しい間柄であると告白の成功率は上がりそうです。
「ある程度の好印象や信頼感は予め持たせておく」(30代・神奈川県)
「相手とある程度仲良くなっておくことが大事」(30代・大阪府)
「手紙で伝えるならお互いに面識があることが条件」(30代・埼玉県)
「仲良くなってから告白する」(30代・神奈川県)
丁寧に仕上げる
好きな人へ伝えたい言葉選びはもちろん、丁寧に文字を書くことを意識したり、おしゃれな便箋を選んだりと手を抜かないことも大切です。心を込めてくれたんだと一生懸命さが伝わるはずです。
「綺麗な字」(30代・神奈川県)
「なるべく綺麗に書く。簡潔に自分の気持ちを伝える」(30代・埼玉県)
「丁寧な字で書く。何度も読み返す」(20代・東京都)
「センスのいい便箋と封筒を使って、嘘偽りなくきれいな字で書く」(20代・東京都)
「誠実に自分の気持ちを書く」(30代・静岡県)
読みやすさ
文章は読む側のことを考えることが大切です。自分本位になっていないか、長すぎて伝えたいことが散漫になっていないかなど注意しながら読み返しつつ文章を考えてみましょう。
「シンプルな文章。読みやすい配慮をする」(30代・千葉県)
「長すぎず簡潔に書く」(20代・愛媛県)
「短く簡潔にまとめる」(30代・神奈川県)
「わかりやすい文章を書く」(30代・福岡県)
最後に
基本的には、手紙での告白は好意的に捉えられる告白の仕方ではあることがわかりました。ただ、全く知らない人から貰うと戸惑ってしまう可能性があるので、面識をつくることやできれば親しく話せる間柄になってからの方が良さそうです。また、簡潔でわかりやすい文章を意識するなど、読む側への配慮をすることも大切です。
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