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【女性100人に聞いた】自分から告白したことがある?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
女性100人に、「あなたから告白した経験はありますか?」と質問してみたところ、35%の人が「ある」、65%の人が「ない」と回答。女性のうちおよそ3人に1人は、自分から告白したことがあるという結果になりました。
告白は男性からすべきという風潮も今や過去のもの。徐々にその価値観はアップデートされつつあり、女性からの告白も珍しいことではなくなりました。ひと昔前なら、当たり前のように男性からの告白を待っていたような場面でさえ、女性のアプローチによって関係が一気に進展していく…なんてことも増えているはず。
今回は「女性から告白」した体験談や、その方法を調査。気になる彼がいる人も、自分からの告白を検討している人も、ぜひチェックしてみてくださいね。
【女性の体験談】告白するとき、どんなふうに伝えた?

実際に自分から告白したという女性の体験談をまとめてみました。皆さんさまざまなシチュエーションや方法で、勇気を出して自分の思いを伝えているようです。
学校で…
「めちゃくちゃベタだけど体育館裏が初告白」(30代・大阪府)
「まだ学生だったので、呼んで」(30代・東京都)
「学校の放課後に廊下で、直接伝えた」(30代・東京都)
「放課後の学校の屋上」(30代・東京都)
体育館裏や屋上への呼び出しや放課後の時間など、まるで青春ドラマや漫画のようなシチュエーションでの告白体験談が。人が少ない場所でふたりきりになり、思いを伝えるまでのドキドキ感は一生忘れられないもの。きっと告白された側の男性にとっても、かけがえのない青春の思い出となるのではないでしょうか。
ベタなシチュエーションであればあるほど、相手も呼び出された時点で「もしかして告白されるのでは…」と気づきやすいかもしれませんね。自分だけでなく、相手にもほどよいドキドキ感を与えられそうです。
LINEやメールで…
「メールで」(20代・北海道)
「メールで伝えてしまった…後悔…」(20代・神奈川県)
「自分の気持ちをLINEで伝えた」(30代・滋賀県)
「LINEで平日」(20代・茨城県)
直接会って伝えるのではなく、メールやLINEのやり取りのなかで気持ちを伝えたという人も。中にはそれを後悔しているという声もありましたが、直接会ってこそ気持ちが伝わる派と、顔を合わせないからこそ告白できる派とでわかれているように感じます。
受け手がどう思うか次第とはいえ、女性からの告白にハードルの高さを感じている人はまだまだ多そうです。その点、電話やLINEでの告白は、対面で伝えるよりも気負いすぎずに済むというメリットも。なかなか会うことができない遠距離の場合や、お互いの都合をつけにくいときにもよさそうな方法です。
デート中に…
「デートに誘って」(20代・長崎県)
「デートの帰りに」(30代・大阪府)
「ふたりでご飯を食べた後、散歩しながらストレートに告白した」(20代・東京都)
「両想いとわかっている段階でデートの帰りに」(30代・山口県)
ふたりきりのデート中であれば、告白のための環境も整えやすいでしょう。帰り道や別れ際に、「離れるのが寂しい」「今日は楽しかった」「また会いたい」などの会話から、思いを伝えられるシチュエーションが自然に訪れるかもしれません。
お互いが告白のタイミングを探っているようならば、勇気を出して女性から伝えるのも大いにアリ。すでに相手の気持ちがわかっている場合はなおさら、ためらう必要はありません。自信が持てなかったとしても、「ふたりでデートできる関係である」という事実に勇気を貰えそう。
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イベントに合わせて…
「クリスマス」(30代・岡山県)
「バレンタインデー、チョコレートにメッセージを添えて送りました」(30代・山形県)
「バレンタインの日にチョコと一緒に手紙を入れました」(20代・大阪府)
クリスマスやバレンタイン・ホワイトデーなどの恋人同士に縁深いイベントは、告白との相性も◎です。相手もそれを念頭において告白を聞いてくれるでしょうし、もしかするとイベントの空気に気持ちが乗せられて、成功率も上がるかも? 仮にうまくいかなくても〝イベントでの出来事〟ということで、その後の気まずさはやわらぎそう。特にバレンタインデーは、女性から告白するのに最高の空気感をつくってくれるイベントですね。
手紙で…
「手紙で伝えた」(30代・神奈川県)
「手紙や直接。どれも叶わなかった」(30代・茨城県)
手紙での告白は、メールやLINEよりも本気が伝わりやすい印象。便箋を選び、手書きで気持ちを綴り、相手に触れてもらうという重みゆえでしょうか。結局思いは遂げられなかったという回答もありましたが、それでも、手紙を受け取った方は愛情を十分に感じたはずです。
携帯電話やスマートフォンが普及していなかった時代は、至極当然のように用いられていた告白の手段。初心にかえって、あえて手紙を書くという告白も、お互いにとって印象深いものとなるでしょう。
電話で…
「電話で告白」(20代・愛媛県)
「電話で唐突に」(30代・東京都)
顔を合わせることはないものの、かといってLINEやメール・手紙のように文字だけのやりとりにもならず、声を聞くことができる…ある意味ハイブリッドな告白の手段です。恥ずかしがり屋の人や、離れている時間に突然「どうしても今すぐに伝えたい!」と思い立った場合も、電話ならすぐに告白できます。
日常的に電話する間柄であれば、会話の流れで自然に思いを伝えることもできるでしょう。双方が気負いすぎずにすむので、顔を合わせると緊張してしまうという人にもよさそうな伝え方かも。
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女性から告白するデメリットはある?

時代が着実に変わりつつあるとはいえ、告白は男性からするものという固定観念がある人も多く存在します。女性から告白することには、果たしてどのようなデメリットがあるのか、そもそもデメリット自体があるのかどうか、聞いてみた結果をご紹介していきます。
男性優位の関係になり、雑に扱われてしまう…?
「惚れた弱みという言葉があるから、男性側は浮気する可能性がある」(20代・福岡県)
「好きになったほうが負け。雑な扱いをされそう」(30代・沖縄県)
「男性が優位に立ってしまい、追う立場になってしまう印象」(30代・神奈川県)
「男性が苦労して手に入れる感覚を持たないため女性を大切にしない」(30代・北海道)
男性が追われる側になることで、精神的に優位に立ち、その結果女性を大事にしなくなるかも…と不安を感じている人もいるよう。たしかに「女性側が必死に追いかけて、どうにか付き合ってもらった」ようなケースには、そのリスクもあるでしょう。
しかしそれは、男女が逆の立場だったとしても同じこと。どちらが告白したかで、お互いの関係性が一気に変わることはそうそうないように思います。たとえ告白が女性からだったとしても、男性の気持ちのほうが後々大きくなる場合もあるはずです。
ガツガツしていると思われそう…
「ガツガツした人と思われてしまいそう」(20代・群馬県)
「引かれる可能性がある」(30代・広島県)
「女性が追う恋愛はうまくいくのを見たことないし、ガツガツして見える」(30代・北海道)
「肉食系だと思われる」(30代・埼玉県)
がっついているように思われそうだという意見も。肉食系と思われたくない…という人は多いようです。女性からの告白となると、どうしても必死に追っているような印象を与えてしまう部分はあるかもしれません。とはいえ、大事なのはその必死さ。冷めた目で気持ちを伝えたところで、誰が応えてくれるでしょうか。
そしてなにより告白よりも、その後の関係性が肝心なのです。そもそも「追う恋と追われる恋、どちらが幸せか」という議題は恋愛において永遠のテーマでもあり、人それぞれ好みが異なる部分でもあります。
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振られたときのショックが大きい
「振られたら精神的にショックを受ける」(30代・東京都)
「振られたら悲しい」(30代・埼玉県)
「振られたときなど噂になりやすい」(30代・静岡県)
「断られたときに恥ずかしい思いをする」(20代・福岡県)
振られたときのリスクをデメリットと感じているとの回答もありました。勇気を出して告白する以上、お付き合いをしたいですよね。そして、それが叶わなかったとき、告白した人は大きなショックを受けることになります。さらに、その事実が周囲に広まった場合、いたたまれない気持ちになることは否めません。
しかし、そのリスクやデメリットについては相手もよくわかっているはず。それでも告白してきてくれる女性というのは、男性にとって〝大胆で勇気ある魅力的な存在〟に映るのではないでしょうか。
相手の気持ちがわかりにくい
「相手が自分を想ってくれているのかわからない。押し切られたと思われていないか考えてしまう」(30代・山梨県)
「体目的でOKする男性もいるかもしれない」(30代・山形県)
「かわいそうだと思われて、好きでもないのにOKされたらそれはそれで嫌です」(30代・東京都)
「相手の気持ちがわからないこと」(30代・島根県)
女性から告白すると、たとえOKされたとしても、本当に相手が自分のことを好きなのかどうかわかりにくい…という声も。押されて付き合うことにしただけなのか、それとも告白される前から好きでいてくれたのかどうか、相手が受け身になる以上、たしかにわかりにくいところがありますね。
とはいえお付き合いをするとなれば、時間や体力・金銭など、さまざまなものを相手に使わざるを得なくなります。気持ちがまったくない相手と、そこまでしてお付き合いをしようと思う男性は少ないでしょう。こちらから告白したことを後ろめたく思うのではなく、OKされた事実を前向きに捉えたほうがよいかもしれません。
女性から告白してもデメリットはない!
「そもそも告白は男性からという概念自体がおかしいと思っているので、デメリットも何もない」(20代・神奈川県)
「デメリットなどない。行動する人がいつだって強い」(30代・茨城県)
「一所懸命さが伝わる」(30代・福岡県)
「男女関係ないと思う」(30代・愛知県)
「相手から来るのを待っていたら一生来ないから、ダメなら次に進むためにもすぐ告白する」(30代・福岡県)
最も多かった回答は「デメリットなどない!」でした。告白を考えている人にとっては、たいへん心強い結果ですね。女性から告白することのデメリットなど、過度に心配する必要はなさそうです。
むしろ、女性から勇気をだして告白することそのものを評価される可能性だってあるでしょう。自分から伝えるのですから、告白するタイミングを決めることができるのもメリットです。人生は行動あるのみ!という、頼もしい女性からの意見が集まっていました。
【男性100人に聞いた】女性から告白されたことはある?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
今度は男性100人へ、女性からの告白についてアンケート。「あなたは女性から告白されたことがありますか?」と質問してみると…51.7%が「はい」、48.3%が「いいえ」と回答。半数以上の男性が、女性から告白された経験があるとの結果になりました。
自分から告白した経験がある、と答えた女性が3割ほどであったことを踏まえると、かなり多い印象を受けますね。およそ男性の2人に1人が女性から告白されているということで、女性からの告白も決して珍しいものではないといえる可能性が。時代の変化が伝わってくる結果です。
【男性の体験談】印象に残っている女性からの告白は?

実際に、女性から告白されたという男性の体験談をご紹介します。やはりインパクトがあるのか、鮮明な記憶を綴った回答も多数寄せられました。記憶に残る特別な告白体験の数々には、男心を知るための手がかりがたくさん隠れていそうですね。思いを伝える場所やタイミングなども、自分が告白するときの参考にしていきましょう。
学生時代に
「学生時代、放課後のバス停で。ふたりで話している時に」(30代・東京都)
「学校で周りに人がいる中で告白された」(30代・東京都)
「高3のとき、好きだった先輩が卒業した後に車で迎えに来てくれて、ドライブしたとき告白された」(30代・宮城県)
「高校の部活引退の日、部員みんなで記念撮影をした後、横にいた後輩から小声で」(30代・奈良県)
「高校生のときに、バイト先の女の子に前触れもなく突然付き合ってと言われた」(30代・高知県)
「授業の合間の休み時間にサラッと言われた」(30代・徳島県)
「学生のころ小さな手紙が下駄箱に入っていた。指定の場所に行くと告白された」(30代・千葉県)
「卒業式に」(30代・東京都)
やはり男性も、学生時代に告白されたという経験はずっと忘れられないようです。青春の思い出として、たくさんの体験談が寄せられました。
部活の引退や卒業式などのイベント時に告白された人もいれば、帰宅中や休み時間・バイト先など日常生活の中で告白されたという人も。学生時代という人生において特別な時期のためか、シーンや場所を問わず、記憶に深く刻まれるようですね。
バレンタインデーに
「バレンタインデーに家に来て告白された」(30代・茨城県)
「チョコを渡された」(20代・大阪府)
「バレンタインの中に手紙が入ってた」(30代・東京都)
バレンタインデーは一年のうち、最も女性から告白しやすい空気感の日といっても過言ではないでしょう。男性もこの日は、つい意識してしまうことが多いようです。なかなか告白のきっかけを作れずに悩んでいたり、自分からの告白に抵抗感を拭えない女性にはうってつけのシチュエーションではないでしょうか。
チョコレートを渡すことを口実に、ふたりでの時間や会話のきっかけを作りやすいのも◎。毎年2月14日と日付が決まっていることを利用して、当日までに自分を磨き、最高の状態で告白に挑むこともできそうですね。
デート中に
「海で告白されたこと」(30代・東京都)
「大学生の頃、仲がよかった女の子とディズニーシーへ出かけたとき、帰り際に地球儀の前で好きだと告白された」(30代・千葉県)
「電車待ち中、女友達が乗る電車がもうすぐ来るというときに、突然何故か泣きながら告白された」(30代・大阪府)
「遊んだ帰りにラインのメッセージで伝えられた」(30代・石川県)
女性に行ったアンケート結果でも、デート中に告白をしたという回答がいくつかありました。泣きながら告白された…という熱いエピソードを回答してくれた人も。デート中は基本的にふたりきりですし、告白をする側もされる側もお互いを意識しているはず。デートができるほどの関係値になっている以上、女性から告白されたことで複雑な気持ちになる男性は少ないでしょう。思いを伝えるタイミングとして、デート中や帰り際だと成功率が高そうです。
手紙を渡されて
「電車の中で手紙を渡され、告白された」(30代・岐阜県)
「手紙を手渡しされた」(30代・東京都)
男性からも、手紙での告白を受けたという回答が。電車の中で手紙を渡されたとの声もありますが、こちらは相手のことをまだよく知らない・連絡先を知らないケースでしょうか。通勤や通学中にいつも見かける素敵な人に恋をした場合にも、手紙なら気持ちを伝えることができますね。
忙しい同僚や友達の友達など、なかなかふたりで話す機会を持てない人にサッと渡せるというメリットも。ただし、一方的に気持ちが重くなりすぎないよう、文量や言葉の選び方には気をつけたいものです。
帰りがけに
「会社帰りの車の中で」(30代・宮城県)
「飲み会帰り」(30代・兵庫県)
家の方向が一緒だったり、帰宅のタイミングが合ったりする相手に気持ちを伝えやすいのが、帰りがけでの告白です。デート中に告白された体験談でも、似たエピソードが挙がっていましたね。告白する側もされる側も、お互いプレッシャーを感じることなくふたりきりになれる場面。だからこそ、自然な会話の流れで告白をするのに向いています。
もし飲み会の帰りであれば、勇気が出ない人でも酔った勢いで正直な気持ちを口にできる可能性が。それを足掛かりに、素面のとき再度告白してみるのも◎です。
自宅で
「家で遊んだときの帰り際に」(30代・埼玉県)
「家に招待したらいわれた」(30代・兵庫県)
家で過ごしているときに告白された、という回答もありました。プライベートな空間で過ごしているとあって、元から好感度も決して低くないはずなので、告白しやすい&成功しやすいケースといえそうです。家の中なら他人の目もありませんし、相手もリラックスしていると思われます。こちらが勇気さえ出せば、告白のタイミングを作りやすいシチュエーションです。
お酒の場で
「居酒屋で、飲んでいたら急に告白された」(30代・静岡県)
「バーに呼び出されて、そこで告白された」(30代・福島県)
大人の恋にお酒はつきもの。心を開いて話せるお酒の席で告白を受けた、との回答がありました。互いにほどよくお酒が入った状況ならば、肩の力を抜いて告白タイムを作ることができそうですね。最初から告白するつもりで雰囲気のよいバーなどに呼び出すのも、シチュエーションづくりとしておすすめです。
【男性100人に聞いた】女性から告白されたその後は…?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
続いて行った「告白された後、付き合いましたか?」という質問にはなんと、53%の人が「はい」と回答。「いいえ」の人も半数近くいるとはいえ、女性からの告白成功率は5割を超えるということに。
半分以上の男性が女性からの告白にOKしたということは、男性の多くが「絶対に自分から告白したい」「男から告白して当たり前」とは思っていないとの表れでしょう。むしろ向こうから言ってくれて嬉しいと感じる人だって、必ず存在します。
相手がどのように考えているのか、可能なら事前にリサーチしておくのもよいですね。「告白は自分からしたいタイプ?」「今までの恋愛って、告白されて始まったことはあった?」など、会話の中で探りを入れてみると傾向がわかるかも。
いずれにせよ、この結果から見えるのは「女性から告白することを後ろめたく思う必要はない」ということ。どうぞ、勇気を出して告白に臨んでみてください。
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多くの人が「女性からの告白」を経験済み! ストレートに伝えてみて
女性からの告白について、多くの男性が肯定的に捉えていることがわかる結果となりました。「女性側から追いかけると大事にされないかも」「OKされても本当に好かれているかわからなそう」など不安の声も挙がってはいるものの、告白はあくまでも、ふたりの今後の関係を進展させるきっかけに過ぎません。
女性から告白したことを理由に態度が変わるような男性ならば、むしろこちらからお断りするような気持ちでいてもよいでしょう。大切なのは、どちらから告白をしたかという点ではなく、告白のその後…ふたりが築いていく未来そのものにあります。
彼から告白されたいという思いの強さゆえに、せっかくの進展チャンスを逃してしまうのはもったいないことです。ずっと待っていれば必ず告白される…なんて保証があるわけでもないので、自分から告白してOKされたら万々歳、仮にうまくいかなかったとしても、また機会をつくることはできると前向きに捉えましょう。
思いを伝えずモヤモヤするより、伝えてスッキリしてみるのはいかがでしょうか。どんな結果でも、次に進むきっかけになるはずです。
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