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LOVE

2022.12.11

恋愛結婚って実は難しい? 女性100人中、恋愛結婚を希望しない人は21.7%

好きあっている恋愛関係の人同士が、お互いの意思で結婚にいたることを「恋愛結婚」と言います。本記事では、「恋愛結婚」をテーマに全国の女性100名にアンケートを実施。家同士の繋がりのお見合い結婚が多かった昔と比べ、恋愛結婚が主流の現在。その実態についてチェックしていきましょう。

【女性にアンケート】結婚するなら「恋愛結婚」がいい? その割合とは

結婚するなら「恋愛結婚」がいい? その割合とは/円グラフ

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

恋愛結婚を希望する方の割合は、78.3%の方が「はい」、21.7%の方が「いいえ」と回答。8割近くの方は恋愛結婚を希望しているという結果になりましたが、まずは、具体的に挙げられた理由について紹介します。

「恋愛結婚」が良いと思う理由とは?

婚姻届と指輪
(c)Adobe Stock

好き同士の結婚がいい

結婚するなら、好きな気持ちがあることが前提といった回答が最も多く寄せられました。相手を大切に思う気持ちがあることで、協力し合えたりトラブルを乗り越えられる面もあるのではないでしょうか。

「お互いが好き同士というのは素敵だから」(30代・山口県)
「きっかけとしてはなんでもいいけど、ずっといるなら好きな人と生活したい」(30代・埼玉県)
「好きじゃない人とは結婚しても楽しくない」(30代・茨城県)
「好きでない人とは一緒に過ごせないと思う」(30代・埼玉県)
「自分の好きな人と結婚したい」(30代・埼玉県)
「好きな人とじゃないと日常生活でリラックスできないから」(20代・大分県)
「離婚するまでは一緒に生活をしなくてはならないので、一緒にいる動機は恋愛も含めて多い方がいい」(30代・東京都)
「好きな相手でないと一生を共にする覚悟は生まれないと思う」(20代・福岡県)

お互いのことが分かるため

交際期間の中で、相手の好みや性格など内面的な部分を知ることができます。一生を添い遂げるとなると、居心地の良さや相性は確認しておくべき点かもしれません。

「ある程度お互いを分かっていた方が続くと思う」(20代・栃木県)
「お見合いよりお互いのことが分かっているから」(30代・愛知県)
「相手の立場や家柄でなく、内面をみれると思う」(30代・千葉県)
「相性の良い人でないと結婚したくない」(20代・千葉県)
「相手のいいところも嫌なところも全て受け入れた状態で結婚に踏み出すのが理想だと思う」(30代・三重県)
「恋愛して相手を知るのが一番」(20代・広島県)
「よく知らない人と結婚したくない」(30代・東京都)

恋愛結婚は面倒が少ない

お見合い結婚の場合、恋愛結婚よりも家同士の関わりや付き合いを大切にしなくてはならないと感じることもあるかもしれません。

「恋愛結婚は1番面倒くさくなさそう」(30代・神奈川県)
「お見合いなどだと不和が起きた時に、言い訳にしてしまいそう」(20代・神奈川県)
「お見合い結婚だと結婚に進むまで人間関係が面倒くさそう」(30代・大阪府)
「打算的過ぎるとそれを失った時に続けられない」(30代・千葉県)

恋愛からの結婚はときめきがある

恋愛の延長に結婚があると考える場合は、好きな人との結婚生活を想像してときめくこともあるのでは。また、できれば付き合ってきた中で信頼関係が築けている好きな人からプロポーズされたいですよね。

「ドキドキ感があるから」(20代・東京都)
「刺激があってたのしそう」(20代・愛知県)
「出来るだけキュンキュンとしたい。恋愛で好きだと思える相手以外と、わざわざ生涯一緒に過ごしたいとは思わない」(20代・東京都)
「気持ちの高揚があるほうが良いと思うので」(30代・埼玉県)
「結婚した後もラブラブでいたい」(20代・神奈川県)

恋愛結婚の方が長続きしそう

付き合っている期間にも、楽しいことだけではなく困難を乗り越えることもあったはず。ふたりで様々な経験をしていることで、結婚後の生活で問題が起きても協力し合うことができそうですよね。

「好きな方が長続きしそう」(30代・東京都)
「長く続きそうだから」(20代・神奈川県)
「長続きしそうだから」(30代・埼玉県)
「夫婦仲がよさそうだから」(30代・愛知県)
「問題が起きても協力して乗り切れそうだから」(20代・埼玉県)

恋愛が行きつく先が結婚

恋愛関係になる=好きあっているので、お互いのことを深く知ることができ、必然的に結婚も意識しやすいのではないでしょうか。

「恋愛の延長線が結婚だと思うから」(20代・愛知県)
「恋愛の最終形態が結婚だから」(30代・長崎県)
「恋愛からの過程が、結婚を意識するイメージにつながるから」(30代・兵庫県)
「できれば恋愛結婚がいい。自然な流れで付き合いたいから」(30代・京都府)

自分の意思で決めたい

お見合い結婚の場合、仲人の紹介や親の繋がりといったケースもあり、なかなか自分だけの気持ちで決断できないことも。恋愛結婚は自分たちの意思で決められるところを魅力に感じるという意見がありました。

「せめて自分の意思で決めたい」(20代・茨城県)
「自分なりの価値観で判断できるから。ある程度の相性を確かめられる」(30代・東京都)
「自分で希望したい」(30代・千葉県)
「自分が好きになった人なら間違いないと思う」(30代・大阪府)

恋愛結婚以外にはどんな結婚がある?

神前式で手を取り合うカップル
(c)Adobe Stock

結婚のスタイルは「週末婚」「事実婚」などさまざまありますが、恋愛結婚以外に代表的なものだと「お見合い結婚」があります。昔はお見合い結婚は珍しくありませんでしたが、現在では恋愛結婚が主流となっています。

お見合い結婚ではじめから好きな気持ちが十分ではない相手だったり、大恋愛の末の結婚でない場合はマイナスなイメージを持つことがあるかもしれませんが、実は考え方を少し変えてみるだけで見えてくるメリットもたくさんあります。

【1】恋愛に冷静でいられる

恋愛にハマりすぎると感情に流されやすくなり、のめり込みすぎてしまいます。ですが、好きじゃない人と結婚することで、好きな気持ちが大きすぎない分、恋愛に依存しにくいのです。素の自分でいても愛してもらえるということで、ストレスなく一緒にいることができます。

今までチャラチャラした人と交際して、本当は愛されているか不安だった… などの経験がある人は、好き度合いが少ない人との適度な関係が安心感に直結するのかも。

【2】愛されていることで自信が持てる

長続きしている夫婦は、女性側が愛されているという自信がある場合が多いよう。

また、愛されていると感じる瞬間が多いほど、相手に対しても尽くしてあげようという気持ちが芽生えるものです。最初は好きじゃないと思って結婚しても、徐々に相手を大切に思う気持ちが強くなることで、バランスよい関係でいられるのかも。

【3】最初から期待しないので楽

好きじゃない人と結婚した場合は、最初から期待値が低いので相手に多くを求めず過ぎないことがメリット。

たとえば、整った容姿に惹かれて結婚しても、実は家事や育児に非協力的な男性だったときのガッカリ度はかなりのダメージ。こちらが勝手に理想を描いてしまっているだけなのですが、現実とのギャップを感じる瞬間は残念な気持ちになります。

【4】子供ができたときのギャップが少ない

新婚当初はふたりの時間が多くとれていても、子供が産まれてからはライフスタイルが大きく変わってきます。母性がある女性とは違って、男性は子供中心の生活に慣れにくいのでしょう。それがキッカケで男性の浮気などが増える場合も考えられます。

恋愛を経ての結婚でないことで愛情の温度差も感じにくく、ギャップが少なく安定した日々が送れることも。

▼あわせて読みたい!

好きじゃない人と結婚した結果は?【100人に聞いた】メリットとデメリット…

恋愛結婚をするためにできることは?

結婚式で腕を組むカップル
(c)Adobe Stock

素敵な人に出会うこと

まずは、恋愛関係になりたいと思える人に出会うことから始めましょう。職場の同僚や友人の紹介、趣味のコミュニティで知り合うなど様々な出会い方がありますが、最近ではマッチングアプリからの結婚も珍しくありません。ぜひ自分に合った出会い方を探してみて。

「いい人と出会う」(30代・広島県)
「出会いの場に多く赴く」(20代・愛知県)
「色んな人と接してみる」(30代・東京都)
「人との出会いを大切にする」(30代・大阪府)
「いろんな男性を経験する」(20代・愛知県)
「アプリでも合コンでもいいので出会いのきっかけを自分から進んで作る」(30代・大阪府)
「好きな人を見つける」(20代・東京都)
「外へ出掛ける。遊びの話題に乗っかる」(20代・東京都)

前向きに恋愛をする

人それぞれ個性があるなかで、人間関係は楽しいことばかりではなく上手くいかないこともたくさんあります。それゆえに、恋愛することを億劫に感じることもあるかもしれませんが、恋愛をしようと前向きに考えて行動することも、恋愛結婚に繋がる第一歩なのです。

「恋愛をめんどくさいと思わない」(20代・香川県)
「告白する」(30代・長野県)
「積極的に婚活を行うことだと思います」(20代・広島県)
「恋愛に前向きになる。興味を持つ」(30代・東京都)
「積極的に出会いの場に行く」(30代・熊本県)

自分磨きをする

どんなに内面が素敵な人でも、外見に無頓着だったら好感度が下がってしまうことも。また逆に、見た目が良くてもマナーがないとネガティブに感じたりすることってありますよね。外見も内面もより魅力的を高めるように意識することもおすすめです。

「いつ出会ってもいいようにオシャレしておく」(30代・京都府)
「普段から身ぎれいにする」(30代・愛知県)
「自分を磨く。お互いの意志を尊重する。否定しない」(30代・兵庫県)
「人から好かれるよう努力する」(30代・埼玉県)
「きれいでいること」(20代・神奈川県)

相手を尊重する

相手を尊重して思いやりのある行動ができることは人間関係において大切なこと。恋愛期間中のみならず、結婚生活になっても必要なことではないでしょうか。

「お互いの価値観を貶すのではなく、尊重する」(30代・東京都)
「自分や相手を思いやること」(20代・千葉県)
「お互い言い方に気をつけつつ、思ったことはちゃんと言う。お互い妥協できるところは妥協して気を遣わず生活できるようにする」(20代・山口県)
「相手の幸せを願う」(30代・千葉県)
「相手を大切にする」(30代・神奈川県)

将来のイメージをすり合わせる

そもそも相手が結婚をしたいと思っていなかったり、お互いに違った結婚観を持っていることも。結婚に対する認識やイメージは、事前に話し合っておくとベター。

「現実を見据えて付き合っていく」(20代・神奈川県)
「将来を見て同じ方向性か確認する」(30代・三重県)

自分の気持ちをしっかりもつ

相手に合わせすぎたり、無理をしない付き合いができることも重要。自分らしく付き合えるなら、結婚後も居心地よくいられるのではないでしょうか。

「自分らしくいる」(20代・富山県)
「自分の考えを優先すること」(20代・茨城県)

最後に

結婚はひとりで進められることではないので、お互いにすり合わせたり、よりよい結婚生活が送れるように努力をし続けることが必要です。

きっかけはどのようなものでも、大切なのはそのあとどう過ごしていくかということ。恋愛結婚ができたからゴールではなく、新しい始まりをふたりで作り上げていけるのが理想的ではないでしょうか。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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