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2025.12.15

好きとは違う「男友達」っている? 男女の友情について女性100人に聞いた

恋人でも家族でもないちょっと特別な存在が「男友達」。あなたに男友達はいますか? 異性の友人関係は、距離感や付き合い方に悩むことも多いですよね。Oggiでは女性100人にアンケートを実施し、男友達の有無やメリット・デメリットまで調査。たくさんの経験談からはリアルな本音が見えてきました。

▼この記事の要点

  • 女性の約3人に1人が男友達がいると答え、約半数が「数人で遊ぶ」という程よい関係性。お互いの誕生日プレゼントは約8割が贈らず・もらわない傾向が
  • メリットは異性視点のアドバイスが得られるので恋愛相談がしやすく、価値観も広がる。デメリットは恋人ができると会いにくくなったり、周囲から誤解される可能性が。どちらかが恋愛感情を抱くリスクもある
  • 上手に付き合うには、自分が心地よいと感じる距離感を保ち、明確な線引きをすることが重要。無理に作る必要はなく、自然な流れで生まれた友情を大切に

【女性100人に聞いた】男友達はいる?

男友達がいる女性の割合

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

まずは女性100人に「あなたに『男友達』はいますか?」と質問。結果は「いる」… 33.3%、「いない」… 66.7%となりました。

男友達がいる女性は約3人に1人と少数派。3分の2以上の女性には男友達がいないことがわかりました。学生時代は自然と異性の友人ができやすい環境でしたが、社会人になると職場以外で新しく男性と友人関係を築くハードルが上がるもの。

この背景には、恋人や配偶者がいる場合の配慮や、異性との友情関係を築く機会の少なさが影響していると考えられます。

【女性100人に聞いた】男友達とはどこまでOK?

男友達とどこまでOKか

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

あずは女性たちの男友達との関わり方が気になるところ。そこで「あなたが思う『男友達』とはどこまでOKですか?」と質問。結果は、「話す」… 23.8%、「数人で遊ぶ」… 47.6%、「2人で遊ぶ」… 25.0%、「2人で泊まりを含めて遊ぶ」… 2.6%という結果になりました。

最も多かったのは「数人で遊ぶ」で約半数を占めました。グループでの交流なら周囲の目も気にならず、誤解を招きにくいという安心感があるのでしょう。「話す」のみという慎重派が約4分の1、「2人で遊ぶ」まで許容できる人も同じくらいの割合でした。また、興味深いのは「2人で泊まりを含めて遊ぶ」がわずか3%という点。大多数の女性が、異性との宿泊を伴う交流には明確な線引きをしていることがわかります。

これは恋人や配偶者への配慮だけでなく、男女の友情における自衛策とも言えるでしょう。2人きりの時間を重ねることで関係性が変化するリスクを避けたい、という女性の本音が見て取れます。適度な距離感を保つことで、健全な友人関係を維持したいという意識が見えてきました。

男友達がいることの【メリット】は?

笑顔で会話する男女の写真
(c)Adobe Stock

男友達がいることによる具体的なメリットを教えてもらいました。

異性の視点で意見がもらえる

「異性としてのアドバイスや話を聞ける」(30代・埼玉県)
「女性とは違った視点の話が聞けるので面白い」(30代・大阪府)
「男性視点での意見を聞くことができる」(30代・大阪府)
「男目線からの意見をもらえる」(20代・東京都)
「異性の気持ちに共感できるので、対策を講じられる」(30代・東京都)

男友達がいる最大のメリットは、女性とは異なる視点からアドバイスを受けられること。恋愛の悩みや人間関係について、男性ならではの意見を聞けるのは貴重ですよね。女性同士では共感し合えても、男性心理まではわからないことも多いもの。「彼氏がこんなことを言ったけど、どういう意味?」と相談できる相手がいると心強いという意見も。異性の考え方を知ることで、より柔軟な対応ができるようになります。

楽しい

「女子だけとは違う楽しみ方」(30代・東京都)
「遊べるかなと思いました」(20代・北海道)
「面白い」(20代・福岡県)
「楽しい」(30代・静岡県)

女性だけの集まりとは違った楽しさがあるのも魅力的。話題の幅が広がったり、遊び方のバリエーションが増えたりと男女混合のグループで過ごす時間は、新鮮で刺激的な体験にもなります。スポーツやアウトドア、ゲームなど、女友達だけではあまりしない活動も自然と楽しめるように。また、男性特有のユーモアやノリに触れることで、笑いのツボが変わるなんてことも。同性だけでは味わえない、フラットで明るい雰囲気を楽しめるのが男友達との交流の醍醐味といえるでしょう。

相談しやすい

「相談しやすい」(20代・愛知県)
「恋愛系のことを相談しやすい」(30代・熊本県)
「彼氏の相談を異性の目線で答えてくれる。それ以外は男も女も友達なら関係ない」(20代・埼玉県)
「彼氏と何かあったときに相談できる」(20代・東京都)

恋愛に関する相談は、男友達にこそしやすいという声も多数。彼氏との悩みを女友達に話すと同情されすぎたり、感情的になりがちですが、男友達なら客観的に答えてくれることも。「彼女に対して男性はどう思うの?」という質問に、リアルな男性の心理を教えてもらえるのは助かりますよね。また、利害関係がない分、率直な意見をもらえるのもポイント。恋愛以外でも、仕事の愚痴や人間関係の悩みを、異性ならではの視点で聞いてもらえることで、新しい解決策が見えてくることもあります。

気楽

「気を遣わなくて済む」(30代・東京都)
「面倒くさいことを考えなくて済む」(20代・埼玉県)
「女友達の同性同士のギスギス感なくさっぱり付き合える」(30代・大阪府)

女性同士の友人関係では、時に気を遣ったり、細やかな配慮が必要になることも。一方、男友達との付き合いは比較的さっぱりしていて楽という意見が寄せられました。女性にありがちなマウンティングや、複雑な人間関係のしがらみが少ないのはいいところ。面倒な駆け引きをせず、ニュートラルな関係を保てるのは、男友達ならではの良さといえます。ストレスフリーな交流は、心の余裕にもつながりますね。

価値観が広がる

「広い価値観を持てる。同性とだけでは視野が狭くなる気がする」(30代・大阪府)
「価値観が広がる」(20代・千葉県)
「男と女の価値観の違いを聞ける」(20代・広島県)

男友達がいることで、物事の捉え方や考え方の幅が広がるという意見も。趣味や興味の対象、ライフスタイルなど、異なる価値観に触れる機会も増えますよね。「そんな捉え方もあるんだ」という発見は、自分自身の成長にもつながります。また、男性が多い業界の話や、女性が少ない趣味の世界について知ることもできるのは学びにつながることも。多様な価値基準を持つことで、実りある人生になるのです。

防犯

「治安が悪い場所にどうしても行く必要があるときなどに男友達に同行してもらうと安心感が持てる」(30代・神奈川県)
「ほかの変な男に言い寄られない」(20代・広島県)

夜道や治安の良くないエリアなど、ひとりや女性だけでは不安な場所に行く必要があるとき、男友達の存在は心強いものです。同行してもらうだけで安心感が得られ、トラブルを未然に防げる効果も。また、しつこいナンパや迷惑な男性から守ってもらえることもあります。「彼氏です」とは言えなくても、「友達」として一緒にいてくれるだけで、危険な目にあう確率は下がるでしょう。物理的な安全面だけでなく、精神的な安心感も得られるのが男友達のありがたさです。

交流が広がる

「他の男性を紹介してもらえる」(20代・岡山県)
「社会的な交流の幅が広がることかなと」(30代・神奈川県)

男友達を通じて、新しい人脈が広がることもメリットのひとつ。彼の友人を紹介してもらったり、男性が多いコミュニティに参加する機会が生まれ、出会いの幅が広がることで恋愛のチャンスにつながる可能性も増えます。また、仕事上の人脈が増えればキャリアにプラスになることも。多様な人々と交流できるのは、人生を豊かにすることにもつながります。社会的な視野が広がり、さまざまな将来像を描けるでしょう。

男友達がいることの【デメリット】は?

陰口
(c)Adobe Stock

メリットの多い男友達との関係が挙げられましたが、逆にデメリットも存在するよう。どんなことがマイナスポイントになるのかを聞きました。

どちらかに恋人ができたら会いにくい

「男友達に彼女ができると関係が終わりがち」(20代・埼玉県)
「浮気や不倫にならないよう注意しなければならないこと」(30代・北海道)
「彼氏がいると遊びにくい」(20代・埼玉県)
「恋人を不安にさせてしまう」(30代・福岡県)

男友達がいることの大きなデメリットは、お互いの恋人関係に影響が及ぶこと。自分や相手に恋人ができた途端、これまでのように気軽に会えなくなることも多々あります。彼氏に「異性の友人と会うなんて」と不快に感じさせてしまうことも。相手に彼女ができれば、当然ながら関係は疎遠になりがち。せっかく築いてきた友情が、双方の恋愛によって終わってしまうのは寂しいものですよね。恋人を不安にさせないよう気を遣うことで、それまでのように自由に付き合えなくなるジレンマを感じる女性も少なくありません。

誤解される

「勘違いされる」(20代・千葉県)
「軽い人に見られる」(30代・埼玉県)
「周りから誤解されることもある」(30代・香川県)
「周りに理解されない」(20代・愛知県)
「浮気を疑われる」(30代・東京都)

周囲から「付き合ってるんでしょ」「実はできてるんじゃない?」と勘違いされることも、男友達がいるデメリットのひとつ。本人たちは純粋な友情のつもりでも、第三者からは恋愛関係に見えてしまうことがあります。「軽い人」というレッテルを貼られたり、理解されずに思いがけない形で噂になってしまうことも。特に職場の男性ともプライベートで仲が良いと、余計な憶測を招いてしまいがち。誤解を解くために説明するのも面倒ですし、周りの目を気にしながら付き合うのはストレスになります。友情を貫くには、それなりの覚悟が必要かもしれません。

異性として見る可能性がある

「どちらかが好意を持つ可能性がある」(30代・大阪府)
「場合によっては友人から恋人への進展があるかもしれない点」(30代・神奈川県)
「好意を持たれた瞬間に関係が壊れる」(30代・東京都)

友達として付き合っているつもりでも、どちらかが恋愛感情を抱いてしまうリスクは常にあります。同じ時間を共有し、お互いを深く知るうちに異性として意識し、友情が恋心に変わることも。一度好意が発生すると、それまでのバランスが壊れてしまう可能性は高くなります。友情と恋愛の境界線は実は曖昧で、いつ越えてしまうかわからない危うさがあります。純粋な友人関係を保ち続けるには、お互いの意識と適度な距離感が必要不可欠です。

男友達を好きになった経験ある?【女性100人に聞いた】 好きになるきっか…

性的な関係になる

「セックスするだけになりそうかなと思いました」(20代・北海道)
「体の関係を求められそう」(30代・新潟県)

男女の友情において、最も避けたいのが身体的な関係に発展してしまうこと。お酒を飲んで雰囲気に流されたり、寂しさから一線を越えてしまったりするリスクは否定できません。一度そうなってしまえば、純粋な友達としては戻れないでしょう。「体の関係を求められそう」という不安を抱えながら付き合うのは精神的に疲れ、健全ではありません。男友達の中には、友情を装って近づいてくる人もいるかもしれません。自分の身を守るためにも、2人きりでお酒を飲まない、例え複数でも泊まりに行くのは避けるなど明確な線引きが大切。

男友達とカラダの関係になった人の理由が「それな」でしかなかった【Oggi…

【女性100人に聞いた】男友達に誕生日プレゼントはあげる?

男友達に誕生日プレゼントをあげる?

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

同性では仲のいい友達にちょっとしたプレゼントをあげたり、恋人であれば特別感のあるプレゼントを贈るのが普通。では男友達に対してはどうしているのか調査すべく「男友達に誕生日プレゼントはあげますか?」と質問。結果は「あげる」… 21.2%、「あげない」… 78.8%となりました。

約8割の女性が、男友達に誕生日プレゼントをあげないということがわかりました。これは男女の友情における慎重な距離感の表れといえるでしょう。プレゼントするという行為は、相手への特別な気持ちを示すものでもありますよね。変な誤解を招きたくない、重く受け止められたくない、という心理が働いていると言えそう。また、相手に恋人がいる場合は、その彼女に不快な思いをさせたくないという配慮もあるはず。

一方で、約2割の女性はプレゼントをあげると回答していて、親しさの度合いや関係の長さによるものと考えられます。数人のグループで祝う場合などでは、フランクに贈り合えますよね。男友達へのプレゼントは、友情の証というよりも、微妙なバランス関係を象徴するものと言えそうです。

【女性100人に聞いた】男友達から誕生日プレゼントはもらう?

男友達から誕生日プレゼントをもらう?

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

今度は逆に「男友達から誕生日プレゼントはもらいますか?」と質問。プレゼントを「もらう」… 22%、「もらわない」… 78%という結果になり、贈る場合とほぼ同じ割合になりました。

「あげる」と「もらう」の割合がほぼ同じなのは興味深いポイントで、お互いに贈り合わないという暗黙のルールが男女の友情には存在していると言えそうです。女性側としては、プレゼントに対して喜ぶことで「気があるのかも」と思われたり、特別な関係にはなりたくないという心理があるのでしょう。また、恋人や配偶者がいる場合はなおさら、異性からの贈り物を受け取ることに抵抗を感じる女性も多いはず。

一方で「もらう」と答えた約2割の女性は、グループ交際が中心だったり、お互いに恋人がいてもしっかり線引きができているなど素直に友情の証として受け入れられる関係を築けているのかもしれませんね。男女間のプレゼント交換は、単なる贈り物以上の意味を持つデリケートな行為と言えそうです。

友達としての線引きをしながら心地よい関係を目指して

男友達の存在について、女性たちのリアルな声を聞いてきましたが、多くの女性が男友達とは適度な距離感を保っていることがわかりました。男女の友情にはお互いにさまざまな要素を考慮し合う、特有の意識を持つことが大切。とはいえ、男友達がいることで思考の幅が広がるのは見逃せないポイント。異なる立場の見え方に触れることは、より充実した人生になります。大切なのは、周りの目を気にしすぎず、自分自身が心地よいと感じられるつながりを築くこと。また無理に男友達を作るのではなく、自然な流れで生まれた友情ならきっと長く続く良い関係になるはず。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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