目次Contents
▼この記事の要点
- 結婚できない不安自体は、多くの女性が抱えている普遍的な感情。出会いがない、仕事が忙しいなど理由はさまざまだが、女性の半数が「結婚できるか不安」だと感じたことがある
- 不安を抱えている女性の多くには、恋人がおらず、出会いがないケースが多い。不安に押しつぶされないよう、出会いを探すべく行動を起こすと◎。恋人がいる場合にも、一歩を踏み出し話し合う勇気が大事
- マッチングアプリや婚活パーティ、結婚相談所など、令和の出会い方は多岐にわたる。家にこもりがちな人は、積極的に外に出て、友人や知人のコミュニティを広げるのも◎。人脈が増えるほどに出会いの確率もUP
結婚できるか不安…そんな気持ちを抱える人は多い

周囲の友人が続々と結婚しはじめたり、結婚式に招かれる機会が増えたりして、「私も誰かと結婚できるんだろうか…」と、焦りを感じたことはありませんか?
「今すぐに結婚したい!」と強い気持ちを抱いている人も、「いずれは結婚して、子どもが産めたらいいな」となんとなく考えている人も、心の奥底で〝もしもこのまま、誰とも結婚できなかったらどうしよう〟という、いいようのない不安を感じているかもしれません。
ですが、きっと大丈夫。結婚できるか不安に感じているのはきっと、あなただけではないはず。結婚をしている人の多くも、計画的に誰かと出会い、理想どおりのタイミングで、イメージそのままの流れで入籍している…というわけではなさそうです。
何かしらの不安を抱えつつも、子どもができたり、仕事や引っ越しに合わせて関係が進展したりして入籍にいたった人も多いよう。理想どおりの相手が現れなくとも、交際相手とイメージどおりに進展できなくても、できることをひとつひとつやっていけばきっと、悔いのない未来に近づけるはず。
今回はそんな、〝結婚できるか不安〟だと感じている仲間の声や、結婚や出会いのためにできることをしっかりご紹介していきます。
【女性100人に聞いた】「結婚できるか不安」と思ったことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に、「『結婚できるか不安』と思ったことがありますか?」と質問したところ…51.7%の人が「ある」、48.3%の人が「ない」と回答しています。
割合としてはおよそ半々。女性のうち約二人に一人が、結婚できるか不安だと感じた経験があるようです。
厚生労働省の調査によると、令和6年の婚姻数は前年よりも増加傾向にあるとのこと。結婚に意欲的な男女が、昨年よりも増えていると解釈できるでしょう。結婚できるか不安な人にとって、このような動きは吉兆ともいえます。
また、平均初婚年齢は、夫が31.1歳、妻が29.8歳だそうです。これだけ聞くと、〝30歳前後で結婚するのが普通〟だと感じてしまう人もいるかもしれませんが、これはあくまでも平均年齢。自分がそれ以上の年齢だとしても、焦りや不安を膨らませる必要はありません。
もしも妊娠・出産を希望している場合、なかには「悠長なことは言ってられない」という気持ちになる人もいるでしょう。しかし、結婚できるか不安な気持ちを膨らませすぎて、あまりにこストレスを感じてしまうと、辛い気持ちばかりが大きくなってしまいます。
〝恋愛や告白はタイミングがすべて〟なんて言われることもありますが、延長線上にある結婚にも、きっと同じことがいえるのではないでしょうか。焦りや不安を乗り越えた先に、結婚にぴったりのタイミングやチャンスがきっと訪れるはずです。
【性格編】「結婚できるか不安」な人にはどんな特徴がある?

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「結婚できるか不安」な気持ちを和らげ、なるべくポジティブに婚活を進めるためには、まずは自分の考え方や弱点を分析することも大切です。まずは不安になりがちな人の性格について、女性100人のアンケート結果をみていきましょう。
自分に自信がない
「恋愛経験がなく自信がない」(20代・愛知県)
「ネガティブ」(30代・東京都)
自信がもてないと、気になる相手にアプローチしたり、婚活のための行動を起こしたりなど、恋愛のために自分から動けないことがあります。
結婚についてもなかなか前向きになれず、「どうせ結婚できないだろう…」「一生一人でいるしかないのかな…」と不安をおぼえがちに。
高い理想をもっている
「理想が高い」(30代・愛知県)
「『恋人や結婚はこうでないといけない!』と決めつけていて、そんな人が現れない現実に不安を感じている」(30代・東京都)
恋愛や結婚にたいして強い理想やイメージがある人は、現実とのギャップを感じたときに、ネガティブな印象を抱いてしまうことがあります。
恋愛ドラマや映画、少女漫画のような恋愛に憧れているせいで、身近な男性にまったく魅力を感じられない…というケースも。身の丈にあった相手を選ぶべきだと、頭の中ではわかってはいても…せっかく結婚するのであれば、理想の彼と夫婦になりたいという気持ちが捨てきれないこともあるでしょう。
【行動編】「結婚できるか不安」な人にはどんな特徴がある?

続いて、結婚できるか不安な人の行動についても特徴をチェック。自分に当てはまっている部分がないか、確認しておきましょう。
仕事にまい進している
「仕事が一番な人」(30代・青森県)
「仕事一筋」(30代・埼玉県)
仕事をバリバリこなし、キャリアを大切にしている人は、プライベートよりも仕事を重視する傾向に。仕事にかける情熱や時間がどんどん大きくなり、結婚について考えたり、行動をおこしたりするのに腰が重くなりがちです。
恋人がいない
「彼氏や彼女ができたことがない人」(20代・栃木県)
当たり前のことですが、結婚するにはまず相手が必要です。恋人がいない期間が長かったり、今までに恋人ができたことがなかったりすると、結婚までの道のりが遠く感じてしまうとのこと。結婚のイメージを具体的に思い描くためには、あるていど恋愛経験があったほうがいいのかもしれません。
なかなか行動にうつせない
「婚活しているがうまくいっていない友人。『結婚したい』とは言うが、自ら積極的に行動していないため結婚する気はないんだろうなと思う」(30代・神奈川県)
「結婚できるか不安」と思っていたとしても、不安を解消するための行動を起こせない人もいます。
周囲の人にも「本気で言ってるわけじゃないんだろうな」と思われてしまい、紹介や飲み会など、出会いのチャンスを逃す結果に繋がっていることも。いわゆる〝口だけ〟の状態が続くと、結婚が遠のいてしまうかもしれません。
出会いがない
「出会いがほしい」(30代・北海道)
「女性が多い職場で残業が多い人」(30代・神奈川県)
どれだけ結婚したくとも、出会いがほしくても、いい人と巡り合う機会がない…という人からの声もありました。
毎日のように家と職場の往復だけをしていては、出会えるものも出会えないことがあるでしょう。マッチングアプリや結婚相談所を使用するというのも手段のひとつです。
結婚を考える年齢になった
「年齢の節目」(30代・愛知県)
「周りが結婚したりパートナーがいたりする」(20代・愛知県)
30代前後になると、周りには既婚者が多くなり始め、結婚したり、マイホームを購入したりする人も増えてきます。
そんな友人・知人たちの姿を目にしていると、年齢の近い自分に焦りを感じ、結婚できるか不安に感じてしまうこともあるようです。仲のいい友達はみんな既婚者になっていて、気がつけば独身は自分だけ…なんて状態になると、追い詰められるような気持ちになってしまうのかも。
長年付き合っているが結婚に至らない
「遠距離恋愛でもう6年。あやふやでほんとに付き合っているかも怪しい」(30代・愛知県)
たとえ恋人がいても、その相手と結婚できるとはかぎりません。長く付き合っているにもかかわらず、結婚への具体的なステップが踏みだせないという意見もありました。
もしもお付き合いしている人がいて、お互いに将来を見据えているのなら、きちんと話し合う機会を設けることが必要です。相手の意思や、お互いのビジョンを擦り合わせるための〝対話〟が大事。
【結婚できるか不安と思ったら】異性と出会える方法をご紹介

ここまでの意見を鑑みると、「結婚できるか不安」だと感じている人の多くは、恋人がいない・出会いがない状況にあることがわかります。
結婚したいと思えたり、あるいは思われたりするような人と出会うためには、出会いのための選択肢を頭に入れておくことが必要です。出会いは婚活の第一歩。結婚できるか不安な人はまず、結婚相手と出会う方法をしっかりチェックしてみましょう!
マッチングアプリを利用する
「マッチングアプリを始める。地域の広報を読んで、イベントや講座に出る」(30代・神奈川県)
「出会い系アプリなど積極的にやる」(30代・栃木県)
「マッチングアプリ」(30代・神奈川県)*
「マッチングアプリ」(30代・東京都)*
「マッチングアプリ」(30代・大阪府)*
「マッチングアプリ」(30代・広島県)*
「マッチングアプリ」(30代・千葉県)*
「マッチングアプリ、バーに行く」(20代・東京都)*
「マッチングアプリ、友人の紹介」(30代・宮城県)*
「お見合いアプリ」(20代・茨城県)*
最近では、マッチングアプリからの出会いで結婚することが少なくありません。婚活をしている女性のうち、約2割がネットで出会いを探しているというデータもあります。
マッチングアプリに抵抗感のある人からすると、一昔前でいう〝出会い系サイト〟のようなイメージを抱いてしまうかもしれませんが…現代のマッチングアプリは市場規模が大きく、10代から60代まで、幅広い層の男女が利用しているのだそうです。
出会い方よりも、その後どうふたりで過ごしていくかのほうが大切なこと。普通に暮らしているだけではすれ違うことすらできないような相手と、運命の出会いを遂げるための方法のひとつ…と考えてみるのもアリ。
外に出る機会を増やす*
「外に出ること」(30代・栃木県)
「外に出る機会を増やす。習い事や趣味のコミュニティに参加してみる」(20代・北海道)
「出かける」(30代・北海道)
「出歩く」(20代・愛知県)
「外出する」(30代・新潟県)
「活動的になる」(30代・神奈川県)
「出会いの場などを意識せずに、普段から自分の好きな物や興味のある場所へ行く」(20代・埼玉県)
「積極的になること」(30代・北海道)
休みの日はひたすら家で寝て、買い物は全部ネットで済ませ、平日は職場と家の往復だけ…なんて日々を過ごしていては、出会うものも出会えません。
たとえそれが恋愛とは関係のない友人付き合いだったとしても、積極的に外出し、行動的な人になってみましょう。趣味の繋がりから出会いのきっかけを得たり、友人の紹介でたまたま出会った人とうまくいったりする人もいますからね。
引きこもりのような生活にならないよう、適度に外出することを意識してみて!
婚活パーティや結婚相談所など、出会いの場へ足を運ぶ
「婚活する」(20代・福岡県)
「自分のできる範囲で婚活する」(30代・栃木県)
「婚活相談所に行く」(20代・滋賀県)
「どうしてもしたいなら、結婚相談所にいく」(30代・滋賀県)
「結婚相談所に登録する。もしくは一度結婚を考えることから離れて、自分磨きや趣味を極めてみる」(30代・東京都)
「結婚相談所や結婚お見合いパーティーなど、結婚願望が強い人と会う」(20代・茨城県)
「婚活や街コンなど、異性との出会いの場に出向く」(30代・愛知県)*
「いろんな出会いの場に足を運ぶ」(30代・北海道)*
「自分から出会いの場に行き行動する」(30代・大阪府)*
「とにかく出会いの場に行きまくる」(30代・神奈川県)*
「出会いとは、出会いの場に出ていかないと出会えない」(30代・奈良県)*
「出会いの場に行く」(30代・愛知県)*
「出会いの場に行く」(30代・神奈川県)*
「出会いの場に行くこと」(30代・大阪府)*
「出会いを積極的に探す」(30代・大阪府)*
「合コン」(30代・兵庫県)*
「街コン、婚活パーティー」(30代・埼玉県)*
「街コンなど出会いの場に出かける」(30代・岡山県)*
「パーティーや出会いの場に行く。職場。SNSを通じて」(30代・北海道)
「県が公式でやっている婚活用のイベントに申し込む」(30代・宮崎県)*
「お見合い」(30代・東京都)*
「結婚相談所」(20代・東京都)*
ただ外に出るだけではなく、意識的に出会いの場へと足を運ぶのもアリ。婚活パーティや合コン・飲み会などのお誘いには、積極的に参加していきましょう。
とくに女性の場合は、男性に比べて安価で参加できる催しも多いです。〝恋愛経験がなく臆していたが、勇気を出して婚活パーティに参加したら、いい出会いがあった〟なんてこともありえます。なんにせよ、まずは勇気を出して一歩を踏み出すことが大事です。
◆結婚に執着しないほうがうまくいくって本当…?
「考えすぎない」(30代・愛知県)
「一旦結婚から離れてみる」(30代・千葉県)
「暗い顔をしていたら人が逃げていくから、『結婚したい』という前向きな希望を持つか、合う人がいたら結婚しようと気楽に考えるかする」(30代・茨城県)
「縁があるときはあるし、ないときはない。出会った人間関係を大事にしていけば自ずと良い出会いは訪れる」(30代・神奈川県)
結婚できるか不安だと感じていると、焦りや不安が顔に出たり、気持ちが暗くなったりすることも。あるいは結婚への執着心がいきすぎて、せっかくの出会いや恋愛を心から楽しめなくなっては、結婚への前向きな気持ちさえ薄れてしまいかねません。
考えすぎて落ちこんでしまうくらいなら、少し結婚について考えることから離れるのもおすすめです。あくまでもポジティブに、出会いや交際を楽しめるような向き合い方が◎。
友人に紹介してもらう*
「友達の紹介や色々な場に行く」(30代・神奈川県)
「紹介」(30代・千葉県)
「紹介」(30代・茨城県)
「紹介」(30代・福岡県)
「紹介」(30代・奈良県)
友人の紹介による出会いは、〝お互いに共通の知り合いがおり、まったくの赤の他人というわけではない〟安心感が◎。少しくらい好みから外れていたとしても、信頼できる友人からの紹介であれば相手との恋愛を前向きに考えやすくなるかもしれません。
社会人になると、学生時代より出会いが少なくなることもあるようですが…実際に、友人の紹介してくれた相手と出会い、恋愛に発展したという人は多いようです。
学校や職場で探す*
「職場などで出会う」(30代・滋賀県)
「学校など」(30代・福岡県)
「学校や職場で見つける」(30代・神奈川県)
学校や職場など、必然的に顔をあわせる機会が多い相手と恋愛をするパターンも。毎日のように足を運ぶことも多い以上、同僚や仲間としてではなく、お互いに異性として意識する機会もありそうです。
ただし…社内恋愛禁止の職場に勤めている場合は、判断を見誤らないように気をつけましょう。結婚できなくて不安だからといって突っ走ると、今後のキャリアや仕事にも不安を抱えてしまうかも。
ストライクゾーンを広げる*
「ストライクゾーンを広げて」(20代・長崎県)
「若いうちに妥協したほうがいいと思う」(30代・石川県)
理想が高すぎる人は、結婚できるか不安な状態に陥りがちです。ならば理想を下げて、恋愛や結婚の対象になりうる人が増えるようにしてみましょう。
高収入、高身長、高学歴など…相手に高いスペックを求めがちな人はとくに、自分がそれに釣りあうだけの努力をしているかどうか、自身を省みることも大切です。理想と共にプライドまで高くなっていかないように、人の欠点や弱点を受け入れ、許せるような器の大きさをもつと◎。
趣味の繋がりに顔を出す*
「コミュニティに参加する」(30代・茨城県)
「新しいコミュニティに所属する」(30代・茨城県)
共通の趣味がきっかけで出会い、結婚する人もたくさんいます。お互いに好きな趣味が一致していると、気が合いやすく、話も盛りあがることが多いでしょう。たとえ恋愛に発展しなくとも、気の合う異性の友人ができれば、そこから新たな異性を紹介してもらえる可能性も。
趣味の集まりやイベントに積極的に顔を出すことで、出会いの可能性を上げられるかもしれません。
自分磨きをする
「自分の仕事に向き合う。自立心」(30代・愛知県)
「自分が原因で結婚できないということがないようにする。仕事、お金、内面、外見など改善できることはする」(30代・長野県)
「女磨きをして自分に自信を持つ」(20代・愛知県)
身だしなみを整えたり、ダイエットをしたり…外見を磨くだけでなく、内面的な自分磨きも重要です。モラルやマナーがしっかりしていたり、品性や知性を感じさせる立ち居振る舞いができると、相手に好感を与えるだけでなく、結婚相手としても見てもらいやすいでしょう。
自分磨きの結果、理想の自分像にイメージを近づけられれば、今まで以上に自信をもつこともできるはず。自分に自信をもって恋愛を楽しむ姿や、あなたらしさに魅力を感じてくれる人が現れ、結婚に向けて前進できるかも。
不安の原因を考える
「何故不安なのか自身に問うてみる」(30代・東京都)
「不安なら早めに取り除くのが大事。なぜ不安のまま抱える必要があるのか。解決するために行動しなくてはならないと思う」(20代・東京都)
漠然とした不安を抱え続けるよりも、不安に感じている理由をしっかり考えクリアにすることで、解決法も見出しやすくなります。
たとえば…「相手がいないことが不安」「将来孤独になりそうなことが不安」「経済面で不安」「子供をもてるか不安」など、具体的な理由が見えてくれば、それにあわせて行動を起こしやすくなるでしょう。相手がいないなら出会いを探したり、経済的な不安があるのなら転職やスキルアップを目指したりすることで、結婚のきっかけが増えるかも。
夢中になれることをみつける
「結婚以外に趣味や夢中になれるものを探す」(30代・沖縄県)
「休日は出かける」(20代・岡山県)
「自分のプライベートを充実させる」(30代・北海道)
不安な気持ちを紛らわすための、自分なりのストレス発散法を確保しておくことも大事です。
婚活のほかに心から楽しめることがあれば、結婚できるか不安な気持ちが薄れるぶん、出会いや恋愛にもポジティブに向き合えるようになるかも。考え込んで苦しくなったときこそ、まったく別のことをして、気分転換を楽しんでみるのもひとつの手。
◆恋人がいる場合…話し合いをする
「相手がいるなら急かしてみるし、いないなら出会いの場に積極的に出向く。ただ、そのまま急ぐより、趣味や好きなことに時間を使った方が気持ちが和らぎそう」(30代・東京都)
結婚できるか不安だと感じている人のなかには、すでに恋人がいることもあります。恋人がいるにもかかわらず、結婚できるかどうか不安…と感じるからには、それなりの理由や原因・問題があるケースも。そんなときは、相手との話し合いが必要かもしれません。
とくに、相手と長く付き合っているような場合には、まずはゆっくり話をする時間をとってみましょう。将来についての考えは、黙ったままでは伝わらないこともあります。お互いが自分の言葉で、しっかりと意思表示をすることで、結婚の可能性やそのための方法も明確になる部分があるはず。
結婚できるか不安でたまらない人へ…前向きに、着実に進むためのQ&A

A.あえて、〝気にならない人〟とやりとりをしてみるのもアリ。というのも、既婚女性のなかには、結婚相手が歴代の彼氏と異なるタイプだという人も多いからです。疲れたのであればなおさら、息抜きていどに、肩肘を張らずに済みそうな人との出会いを選択肢にいれてみてはどうでしょう
自分の不安を解消するために、しっかり行動を起こしているのは素晴らしいことです。しかし結婚できるか不安なあまり、四六時中マッチングアプリをチェックして、気になる相手とのやりとりに気を遣いながら返信して…という毎日が続いては、疲れてしまっても無理はありません。
そんなときは一時休戦して、いったんアプリから距離をおく期間をつくってもよいのでは。1か月や2ヶ月休んだからといって、その後一生結婚できなくなると決まったわけではないのですから。自分で自分を追い詰めないように、心の負荷を取り除くデトックス期間をつくりましょう。
もうひとつおすすめの方法は、あえて〝気になる相手〟ではない、一見するとストライクゾーン外のような相手とも出会ってみることです。気合いを入れすぎずに済むだけでなく、新たな世界の扉が開いたり、期待せずに出会った相手が意外に相性抜群だったり…という展開もありえます。
「結婚と恋愛は違う」なんて言われることもありますが、実際にそう感じている女性がいることは先述のとおり。ふだんなら歯牙にもかけないような異性が、知れば知るほど魅力的で、結婚相手にぴったりの〝運命の人〟という可能性もあるはず。
Q.彼氏とは同棲中で、今年で4年目になります。今ではもう家族のような空気感で、気がつけば結婚や婚約の話も出なくなってきました。私ももうすぐ30歳になるので、そろそろ結婚を意識したいのですが…彼は仕事が忙しく、私から話をきりだしにくい雰囲気です。記念日や誕生日にプロポーズでもしてくれたらと思っているのですが、そんな都合よくいきませんよね…
A.同棲初期には結婚の話が出ていたのであれば、彼もまるきり忘れているというわけではないのかも。忙しい日々のなかで、気がつけばなあなあになってしまっている…ということかもしれません。彼がなにか考えている可能性もある以上は、たとえば〝今年中にプロポーズされなかったらこちらから話題にしてみる〟と自分の中で決めて、一定の期限を設けてみるのも手。結婚するなら彼、と決めているのであれば、まずは彼の意思確認が必要でしょう
付き合ってから結婚までに要する期間は、カップルによってそれぞれかなりの差があるようです。スピード婚のカップルは半年以内に入籍することもあるようですが、もっとも多いのが1~2年以内に結婚するパターン。次いで、5年以上経ってから入籍というパターンです。
4年も付き合っており、同棲までしているとなると、長い間結婚せずに停滞しているような気持ちになるかもしれませんが…全体の約2割のカップルが付き合って5年以上経ってから入籍している以上、まだ焦るほどのときではないといえるでしょう。
ただし、あなたが「少しでも早くに結婚したい」「子供を何人も生みたいから急ぎたい」と考えている場合は、自分のなかでタイムリミットを決めて、自発的な行動をおこす必要があるかもしれません。プロポーズを待つだけの受け身体勢でいるよりも、建設的かつ、前向きな選択肢をとっていく姿勢が◎。
なかなか結婚のタイミングを見極められないことは、交際が長いカップルだからこそのデメリットともいえます。まずはお互いに結婚したいという気持ちがあるのかどうか、ない場合には別れてでも婚活をしたいのかどうか、お互いの意思を確認してからがスタートです。
最後に
まず…結婚できるか不安に感じているのは、あなただけではないということを頭に入れておきましょう。独身の人の多くは、結婚を希望しているか否かに関わらず、自身の将来やパートナーとの今後を、少なからず不安に思っているものですから。
恋人がいない人の場合は、まずは出会いが必要ですよね。不安を不安のまま心の中で膨らませるのではなく、行動をおこすための原動力に変えて、結婚への道のりを着実に進んでいきましょう。
友人知人の紹介や、イベントなどで出会う以外にも、最近ではマッチングアプリから結婚へ至るケースも少なくありません。また、結婚を前提としたお付き合いなら、結婚相談所を利用してプロのサポートを受けるのもおすすめ。
すでに恋人がいるという人は、まずはご自身がお相手と結婚したいかどうかを考えたうえで、話し合う時間を設けてみて。結婚を現実的にするためには「いつまでに親の顔合わせをする」「いつまでに結婚する」など期限を設けるのもいいかもしれません。
*アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。