目次Contents
▼この記事の要点
- 遠距離恋愛の経験者は全体の約2割。そのうちの半数は最終的に別れてしまったものの、3割以上のカップルはそのまま結婚している
- 離れている間の寂しさや不安に負けず、コンスタントに連絡を取り合い、信頼関係を深めたカップルはうまくいきやすい
- 距離が遠いことをデメリットととらえすぎず、離れているからこそ深まる愛情や、自分の時間を大切に考えるのが◎
「遠距離恋愛」をしている人の割合は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
20〜30代の女性100人に「あなたは遠距離恋愛をしたことがありますか?」と質問したところ、75.7%の人が「ある」、24.3%の人が「ない」と回答。遠距離恋愛経験者は、約2割と少数派であることがわかりました。
そもそも遠距離恋愛とはなんなのか、辞書で引いてみると…
遠く離れた地域に住む人どうしの恋愛。(小学館刊行・デジタル大辞泉)
とでてきます。たとえば…もともとは近くに住んでいた二人が、転勤や赴任、転居・留学・上京・移住など、諸事情で遠く離れた地域に住むことになった場合、その後も恋愛関係を続ける状態をさす言葉です。
あるいはインターネットで出会い恋におちた人同士の住まいが、簡単には会えないくらい遠く離れていた場合などは、スタート時から遠距離恋愛状態ということになりますね。
お互い気軽に会うことができないぶん、寂しさや不安も大きくなりがちな遠距離恋愛。経験者たちは、どのようにこの試練を乗り越えてきたのでしょうか。
まずはどのくらいの頻度で会えるものなのか、実際に遠距離恋愛を経験した人たちの回答をみていきたいと思います。
遠距離恋愛で恋人と会う頻度はどのくらい?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
アンケートの結果は下記の通り。遠距離恋愛中の恋人と会う頻度は、
・2週間に1回…20.8%
・1ヶ月に1回…25.0%
・2ヶ月に1回…16.7%
・3ヶ月に1回…12.5%
・半年に1回…12.5%
・1年に1回…12.5%
と、人によってかなりばらけていることがわかります。
もっとも多いのは25%を占める「1か月に1回」という回答。たとえお互いの住まいが遠かったとしても、コンスタントに月イチでデートをしている人が多いようです。
次点で「2週間に1回」という回答が20.8%を占めていますが…そもそも遠距離ではないカップルも、1週間に1度、あるいは1ヶ月に1度デートしていることが多いとのこと。お互いの気持ちが大きく、かつ行動するための時間的・経済的な余裕があれば、遠距離ではない状態と同じくらいデートするのも不可能ではなさそうです。
お互いどれくらいの距離が離れているのか、国内なのか国外なのか、高額な交通費を負担する余裕があるかどうか…などさまざまな条件で回答は変わっていくはず。詳しくはこちらの記事でもまとめていますので、参考にしてください。
遠距離恋愛で感じる不安とは

大好きな人とはなるべく近くで暮らし、会いたいときにいつでも会えるようにしておきたいという人は多いでしょう。ですが遠距離恋愛中はそうもいかず、不安や寂しさを抱えがちです。
ここでは遠距離恋愛中に女性が感じる不安について、アンケート結果をまとめました。
会いたいときになかなか会えない
「会える頻度が少ない」(30代・福岡県)
「すぐに会えないこと」(20代・東京都)
「なかなか会えない」(20代・静岡県)
会いたいときに気軽に会えない寂しさは、不安やストレスに繋がりがち。もとはお互いそう遠くない距離、あるいは近所に住んでいたのであればなおさらです。今後遠距離恋愛になるかもしれないと知ったとにき、真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
相手がなにをしているかわからない
「なかなか会えないから、相手がどうしているかわからない」(30代・北海道)
「連絡がとれないとき、誰と何をしているかわからないから不安だった」(30代・東京都)
「何してるかわからない不安」(20代・東京都)
「返信がないとき、元気で生活しているか気になる」(20代・岡山県)
「相手がなにをしているのかわからないし、すぐに会えない」(30代・長野県)
物理的な距離が遠くなると、〝自分と一緒にいないときに相手がどう過ごしているか〟をますます想像しにくくなり、不安も大きくなるようです。
自分の知らない土地で、今までとは違う生活を送っているであろう恋人。今までだったらなんとなく「今は仕事終わって帰りの電車であの辺の駅にいるかな」「今日は会社で飲み会って言ってたから、いつもの上司や部下と一緒だろうな」と想像できていたような場面も、まったく未知の世界に変わっていきます。
連絡ひとつとれないだけでも、一体どこで何をしているのかさっぱりわからない…という状態になるので、なかなか安心できずとも無理はありません。残された側だけでなく遠方へ旅立った側も、慣れない土地で寂しく生活を送るなか、親しみのある場所で変わらず過ごしているであろう相手を想像し不安になることも。
お互いがマイナスの方向に想像を膨らませてしまわないように、コンスタントに連絡をとりつつ、大切に想う気持ちをしっかり伝えあうことが大事ですね。自分の恋人が何を不安に思っているのかをきちんと考え、不安にさせないための行動を意識して過ごしましょう。
浮気されるかもしれない
「浮気」(30代・神奈川県)
「浮気されたらどうしよう」(30代・大阪府)
そう簡単に会える距離ではなくなるということは、相手に隠れて何かをしたり、嘘をついたりしてもそう簡単にはバレないだろう…と考える人もいます。少数派ではありますが、実際に遠距離恋愛中に浮気をしたり、されたりした人はいるようです。
とはいえ…たとえ遠距離でなくとも浮気をする人はいますので、隠れてこそこそ他の人とったりとったり、「バレなきゃいいや」精神で、異性とふたりで出かけていたりすることもあります。浮気の本当の原因が〝遠距離になったこと〟にあるのかどうかは、お互いの関係性や信頼度合をふまえ見極めたほうがよいでしょう。
浮気性の人の特徴についてはこちら。自分のパートナーが当てはまっていないかどうかをチェックしてみて。
気持ちが冷めてしまいそう
「つねに思うことができるか」(30代・島根県)
「不安というより、遠距離前から少し気持ちが離れていた」(30代・東京都)
会えなくなることにより、気持ちが冷めてしまうことを不安視している人もいます。
ひとりの時間が増えると人は、おのずと内省する機会が多くなりがちです。セルフリフレクションといって、自分の行動や考えを振りかえることにより、「本当に相手を好きなのかな?」「あの人がいなくても生きていけるのではないか」という結論にいたると、実際に気持ちが冷める可能性も。
とはいえ、内省の結果よりいっそう相手を想う気持ちが強まったり、「次に会えるときまでにもっと魅力的になりたい」と感じて、自分を高める機会を得たりする人もいます。内省の結果どう行動していくかは人それぞれなので、遠く離れることが完全なデメリットになるとはかぎりません。
なにかとお金がかかる
(30代・新潟県)
相手との距離が遠ければ遠いほど、望まずともかさんでしまうのが交通費です。新幹線や飛行機など高額な移動手段を頻繁に利用していると、万単位でお金がどんどんかかってしまいます。
長期的に休みをとってどちらかの家でゆっくりと過ごす…という会い方ができるならまだしも、社会人にとってそれは難しいことも。たとえ学生で時間があったとしても、金銭面の余裕が伴わず苦労するかもしれません。
会えないことが不安なだけでなく、会えたとしてもお金がかかってしまう金銭面の不安も多い遠距離恋愛。お互いの収入をふまえ交通費をバランスよく負担しあいながら、会うペースを決める必要がありそうです。
学生の遠距離恋愛については、こちらの記事でもまとめています。
遠距離恋愛をしたその後は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
最後に、遠距離恋愛のはてにどのような結末を迎えたかについてもアンケート。結果は下記のとおりです。
・結婚した…33.3%
・別れた…51.9%
・遠距離恋愛を続けた…0.7%
・遠距離ではなくなり付き合い続けた…11.1%
約半数の人は別れてしまったようですが、結婚にいたった人が3割以上という結果に。遠く離れている間も真摯に愛を育み続けた結果、ふたりでさまざまな困難を乗り越え、「この人となら人生のパートナーになれる」と確信できたのかもしれません。
別れているカップルが多いということで不安になった人もいるかもしれませんが、たとえ遠距離恋愛でなかったとしても、ゴールインにいたらず破局するカップルはたくさんいます。別れの理由の多くは〝価値観の違い〟であるというデータもありますので、遠距離だからといって過度に落ち込み、別れの可能性に怯え過ぎる必要はないのです。
むしろ遠距離恋愛をものともせず、強く想いあうことができるふたりだということがわかればきっと、生涯寄り添い合う道も一気に拓けていくはず。次の転勤や転居のタイミングが、「家族になろう」と決断するきっかけになるかも?
「遠距離恋愛」でも大丈夫!距離に負けずに愛を育むためのQ&A

遠距離恋愛は離れている分、心の距離も遠く感じやすくなってしまい破局してしまう印象も。ですが、中には「遠距離恋愛のほうがケンカも減って仲よくなれた」という意見もあるので、やり方次第ではさらに愛が深まるかもしれません。
これから遠距離恋愛になるかもしれないと不安な人や、現在遠距離恋愛中で悩んでいるという人はぜひ、参考にしてみてください。
A.まずはやれるだけやってみてもいいのでは。相手もあなたと離れることに寂しさを感じているはず。お互いの気持ちがひとつなのであれば、遠距離によって愛がさらに深まることも。焦りは禁物です!
遠距離恋愛での不安を和らげる方法はまず、マメに連絡を取り合いお互いの環境を理解しておくことです。不安になってしまう原因の多くは、〝相手が何をしているかわからない〟ことにあるので、原因となる部分を潰しておく意識をもちましょう。
お互いに「今日はこんな感じだったよ」「明日は飲み会だから夜は連絡が遅くなるけど、明後日の夜は電話できるからね」などの、近況と今後の予定をさらりと伝え合えれば理想的です。
ただし、相手を束縛したり負担になるほど頻繁に連絡するのはNG! 「なんで返事が遅いの?」などの発言はケンカの原因になりやすいので、自分の気持ちを押し付けないように気をつけて。
また、恋愛体質と恋愛依存は表裏一体です。普段からつねにSNSをチェックしているようなSNS依存の女性は、恋愛でも依存しやすい傾向があります。
極度の寂しがり屋だったり、つねにべったりすることを望んでいたりすると、相手は「自分だけを見てくれている」という嬉しい気持ちの反面、度を超す愛情表現に鬱陶しさを感じてしまうのです。そうならないように、自分自身の時間を大切に、ひとりのときの過ごし方を充実させられるよう考えてみて。
週次や月次、平日や土日などにおける”お互いの仕事の繁忙期”や、その内容を共有しあっておくのも安心材料のひとつになります。相手が連絡無精なタイプだった場合には、無理矢理に連絡を続けようとするのではなく、「今度の休みに電話していい?」と聞くなど、時間をおいてでも着実に会話ができる機会を設けると◎。
遠距離恋愛中の電話については、こちらの記事をチェック!
Q.連絡がマメではない彼。海外赴任で離ればなれになるうえに、時差があって電話もなかなかできず。いつも何をしているかわからないのだけど…
A.まずは相手を思いやった言い方で、あなたの正直な気持ちを伝えよう。どんなに忙しくても、愛があれば連絡のひとつやふたつできるはず!…と決めつけるのは×。
寂しさや心配のあまり彼に連絡をしすぎて、相手にめんどくさい女認定をされたくないですよね。
忙しい相手にたいして、「察してほしい」は通用しません。自分が何を考えているのか、相手が何を考えているのか、距離が離れている分、不安に思ったことはきちんと言葉にして相手に伝えるましょう。そうすることで、余計な心配をすることも少なくなるはず。
普段より連絡頻度が少なかったり、様子が違うように感じると、不安な気持ちになってしまうのは当然のこと。そこで「もしかしたら浮気…?」と疑いたくなってしまう気持ちも理解できますが、相手が潔白だった場合には、「自分は信用されていない」と感じさせてしまいます。
たまたまその日は連絡が遅くなる理由があったのかもしれません。ときには仕事が忙しく返信が遅れてしまったり、約束の時間に電話をすることができない場合もあるでしょう。彼としては、彼女を嫌いになったり浮気しているわけでもなく、ただ単純に自分のことで精一杯なだけ。
マルチタスクが苦手な人もいるので、目の前にある仕事を優先させたいがために、彼女との約束を後回しにしてしまうという場合も。まずは、彼に不安を素直に伝えて、勘違いや誤解を解くよう努力しましょう。
また反対に、自分が相手に言われたら不安になるような発言はしないようにも注意しましょう。
たとえば、「今夜飲み会に行くけど、異性もいる」などの発言は、誠実な気持ちで正直に話しただけであっても、異性がいるという一言が付いているだけで不安を加速させてしまうことも。どこまで伝えるか、何を伝えてよいかの判断は難しい部分もありますが、ふたりの約束やルールを守ったうえで、無駄に不安にさせてしまわないように気をつけて。
カップル間のルール決めについては、こちらの記事も参考に。
Q.遠距離恋愛をうまくいかせるコツってあるの?
A.相手との恋愛スタンスを合わせるのが◎。お互いに恋愛中心、恋人中心の生活というわけではないのなら、それぞれの趣味や仕事・自分磨きなどにも力を入れ、恋愛一辺倒の過ごし方をしないように意識してみて。
彼との距離がふたりの関係を深めると考えてみましょう。自分磨きや習い事など、一人で過ごす時間を有意義にする工夫をして、精神的な縛りから自分を解放してあげる努力を。
恋愛が生きがい、恋愛が趣味、そんな恋愛が軸になった生活では、遠距離恋愛は長続きしません。他に打ち込めるものを作ることが自立への第一歩。仕事に没頭すると新しい目標が見つかる可能性もありますし、頑張るほど経済力が高まり自立性もUPするかも。
また、会う頻度をお互いに相談して決めておくことも大事です。距離にもよりますが「1ヶ月に1回は会う」などルールを設けると、「次いつ会えるの?」と心配になることも少なく、ふたりの仲も安定するかもしれません。
安定して連絡をとったり会ったりできるようなルールを決めたうえで、それ以外の時間を、人生を充実させるために使うことを意識しましょう。メリハリをつけた生活を送ることが、遠距離に負けないメンタルをつくります。
Q.遠距離恋愛からどうにか結婚にこぎつけたい!方法はある?
A.まずは結婚にたいする考えや価値観を共有できるくらいの、深い信頼関係を築くことを目指して。遠距離恋愛を通じて「人生のパートナーはこの人しかいない」と思わせるきっかけをつかもう!
結婚を考えているのならば第一に、毎日の報告や気持ちの確認など、お互いを知るためのコミュニケーションが重要です。
普段からケンカが多かったり、連絡がおざなりだったり、将来の話をなにもしていないような状態でいきなり結婚…というのは、たとえ遠距離恋愛でなくても難しいはず。まずは相手の価値観を確認しつつ、自分の想いを包み隠さず相手に伝えられるような、とびきりの信頼関係を築きましょう。
昔とは違ってアプリを入れていれば、通信料のみで電話やテレビ通話もできるようになったので、距離があっても繋がっていられる時間も増えましたよね。離れていても寂しくさせない配慮が安心感へ繋がり、これからも一緒にいたいと思える存在になるのでしょう。日々のコミュニケーションが、お互いへの信頼を高めます。
◆今までに「結婚」の希望や将来の話が出てきていないカップルの場合…
「たとえ離れている時間が多くても、自分たちの愛はゆるぎないものだ」「自分にはこの人しかいない。遠距離であろうとこんなにも支えて理解してくれる人はほかにいない」…そう感じられる瞬間が多ければ多いほど、〝結婚〟という選択肢がよりクリアに見えてくるようになります。
遠距離恋愛で一番大切なのは信頼関係。日頃の相手を不安にさせない配慮が実を結んだ結果=信頼関係なのです。
離れていてもお互いの浮気を疑うことなく、信じ抜ける深い愛情を持っていれば、遠距離恋愛だったとしてもゆくゆくは結婚を意識する関係になれそう。いきなり結婚を目指すまえに、まずは自然に結婚の話題を口にできるような関係を目指して、お互いの信頼度を上げていきましょう。
◆「結婚したいけれど今の状況では難しそう」と話しているようなカップルの場合…
遠距離恋愛だと近くにいられる時間が短いので、結婚のきっかけをつかむには何か大きなアクションが必要になることも。とくに相手が元の土地に戻ってくる目処がたっていなかったり、いつまで遠距離になるのか先が見えなかったりする場合には、こちらからの行動が必要になるかもしれません。
まずは遠距離恋愛を終了させるべく、引っ越しや転職などを視野に入れるのもひとつの手。同じ家で同棲をするのもいいですが、いったん同じ地域・同じ県で暮らせるようにしてみるのもアリでしょう。慣れない土地での転職活動は大変ですが、そのぶん成果を得たとき、一気に未来の可能性が広がります。
なかなか決断に勇気がいりそうですが、相手の同意を得たうえで行う以上、協力してもらえる部分も多いはず。相手が近くに来てくれることを喜んでくれず難色を示されるようならば、ふたりの関係や今後の展望について、話し合いが必要かもしれません。
同棲の準備については、こちらの記事もぜひ参考に。
◆お互いに結婚願望が強いとわかっているカップルの場合…
結婚願望が高いふたりならば、いつから一緒に暮らすようにするか、どのくらいの時期を目安に籍を入れるかを事前に話し合っておくと◎。すでに婚約に近い状態ともいえますので、遠距離が終了するタイミングが見えていることも多いでしょう。
次に戻ってきたときに結婚できるようにお互い準備をしておく、親に紹介した上で結婚する時期の目安を伝えておく…など、それぞれの根回しも重要です。なるべく具体的に計画をたて、行動していくように意識しましょう。
◆相手が「結婚願望はない」と言っているカップルの場合…
まだ結婚について深く考えておらず、「仕事が一番!」というようなタイプの彼氏に、未来の話を積極的にしてもいい反応は得られないでしょう。逆に負担になってしまったり重い女性だと思われてしまう可能性もあるので、相手に合わせたアプローチを心がけて。
とはいえ、人の価値観は時間の流れとともに変わっていくものです。遠距離恋愛を通じてよりあなたの魅力を彼が深く知ることになれば、結婚願望が出てくる可能性もじゅうぶんあります。結婚を急いでいるわけではないのなら、焦らず時を待ちましょう。
あるいは自身が強い結婚願望を抱いているにもかかわらず、相手がそうでないとはっきりわかっているような場合には、本当にこのまま付き合っていていいのかどうかを考えねばなりません。婚活は早ければ早いほどいいというわけでもありませんが、妊娠や出産を視野に入れているような場合には、現実的にタイムリミットがあるともいえます。
遠距離恋愛をきっかけに〝別れ〟の可能性を感じつつも、今の相手を結婚相手の候補として考えているようであれば、いったん冷静に今後の身の振り方を考えてみるのもよさそう。
最後に
遠距離恋愛は会いたいときにすぐに会いえないことも多く、行き場のない気持ちに劣等感を抱いたり寂しさを感じることもあるでしょう。
ですが考え方を変えてみれば、遠距離恋愛だからこそ、お互いが自分を高める時間が作れたり、相手が近くにいてくれることの大切さに気付くこともできるのです。
困難も多いかもしれませんが、それを乗り越えられたときに本当の愛が生まれるもの。物理的な距離に負けないように、会えない時間ほど相手にたいして思いやりをもって接しましょう。
離れていても関係が深まりますよう、応援しています。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。