目次Contents
▼この記事の要点
- 「私、本当にこの人が好きなんだっけ…?」とわからなくなったことがある女性は、全体の約4割
- もとは大好きだった相手でも、理不尽に振り回されたり、嫌な一面をみたりすると気持ちが冷め気味に
- 本当に好きな人の前では優しく明るい態度になり、マメに連絡をとるという人が多い。自分の本心がわからなくなってしまったときは一度、冷静に気持ちを見つめる時間をとろう
【女性100人に聞いた】好きな人がわからなくなったことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に、「あなたは『好きな人がわからない』と思った経験がありますか?」と質問。すると、37.2%の人が「ある」、62.8%の人が「ない」と回答しました。
「好き」にもいろいろな種類がありますよね。食べ物や服装など、あくまでも好みに対する〝like〟の意味をもつ「好き」と、相手を友人として・人として好意的に思う〝like〟の「好き」は微妙に異なります。
さらにそこに、恋愛対象への恋心がメインとなる〝love〟の意味をもつ「好き」も加わると…思わず、「好きってなんだっけ!? 好きな人ってなに!?」と混乱してしまいそう。
好きな人への気持ちに自信がもてなくなったり、好きという感情に迷ってしまったりすることはじゅうぶんありえることでしょう。
本当に好きな人がわからなくなった瞬間とは

女性が実際に「好きな人がわからない」と感じる瞬間はどのようなものなのか、さっそくアンケート結果をみていきたいと思います。
恋愛対象としての好きなのか自信がもてなくなったとき
「LikeかLoveかわからないときがある」(30代・広島県)
「一緒にいて楽しい人や盛り上がる人、すごく気が合う人に対しての好意が友情なのか恋愛なのかわからないときがある」(20代・岐阜県)
「ハッキリとした好きという気持ちを判断するまでに実感がわかない」(30代・東京都)
「好意をもっているなと思う人がいても、好きかと言われると違うなと感じた」(20代・東京都)
「好きという感情がよくわからなかったから」(30代・神奈川県)
「『好き』ってなんのことか考えたとき」(20代・東京都)
まさしく、先述の〝love〟と〝like〟の違いに翻弄されてしまうという人が多いですね。
異性だからといって、必ずしも恋愛対象になるとはかぎりません。男女間で真の友情が成立し、いっさい恋愛感情が入り込む余地のない間柄になる…という場合も。しかし距離が近くなればなるほどに、友情が恋心に変わるくらい密な関係になることもあるでしょう。恋と友情は表裏一体なのです。
友達として、あるいは人として好きな〝like〟の気持ちと、異性として、恋愛対象として好意を抱く〝love〟な気持ち…どちらが大きいかわからないときには、相手とキスができるかどうかで判断するという手も。恋愛感情のない相手とは、キスができないという人も多いようです。
相手の言動に振り回されたとき
「今まで普通に話していたのに急に話してこなくなったり、話してきたり」(20代・茨城県)
「態度が急に変わって、何かあったかと聞いても理由を言わないなど何を考えているのかがわからないとき」(30代・北海道)
「デートの約束していた日に『仕事が入ったから会えない』と言われたので『仕方ないね』と言ったら、『そこはもっとわがまま言うところだろ』と言われた。『俺のこと好きじゃないの?』と。私はそんなこと言って迷惑かけたくないだけなのに」(30代・茨城県)
付き合う前の段階でも、彼氏として交際しているときでも、こちらを振り回すような自己中心的な態度にはがっかりするという声が。結果的に、「なんでこの人のことが好きなんだっけ…」「私、この人こと好きなのかな?」と、自分の好きな気持ちに自信がもてなくなってしまうようです。
もとは好きな気持ちがある相手といえど、リスペクトや配慮のない態度で雑に扱われると、100年の恋も冷めるような思いがしますよね。なかには〝蛙化現象〟といって、「相手に嫌われる前にいっそ自分から…」という、自己防衛的な深層意識がはたらくケースもあるようです。
相手が何を考えているかわからないとき
「本当に何を考えてるかわからない」(20代・大阪府)
「価値観の違い」(30代・神奈川県)
「感情がわからない」(30代・京都府)
つねにポーカーフェイスだったり、自分の気持ちを言葉にするのが好きではなかったり。感情を読みとりにくいタイプの相手に対しては、「本当に好きかどうかわからない」と感じやすいようです。
たとえ自分が相手を想っていたとしても、相手のリアクションがあまりにも薄かったり、会話が弾まなかったりするのは辛いですよね。お互いに愛情を感じ合い「好き」の気持ちを保つには、そのための愛情表現や言葉のやりとりが必要でしょう。
いろいろな人を気になるとき
「気になる人が何人かいるとき」(30代・神奈川県)
「次々いろんな男性に惚れそうになってしまい、困ったことが学生時代ありました」(20代・埼玉県)
「複数人が気になるとき」(30代・新潟県)
「好みがころころ変わるから」(30代・大阪府)
いわゆる〝本気で好き〟な気持ちを誰かに抱くときは、ほかの人など眼中に入らないような、相手一筋の状態になることが多いはず。それにもかかわらず複数人の相手を「ちょっといいかも…」と感じるときには、自分の「本当に好き」の気持ちに自信がもてなくなるようです。
マッチングアプリで複数人とやりとりをかさねていたり、フリーのときいろいろな異性とデートをしていたりすると、「本当に好き」なのか、恋愛対象としてただ「アリ」というだけなのか、自分の本心がわかりにくくなることも。そんなときはまだ、たった一人の特別な相手と巡り合えていない可能性すらありそうです。
好きな人がいないとき
「好きな人がいない」(20代・愛知県)
「好きな人に出会ったことがないから」(20代・神奈川県)
「周りが好きな人のことを話してるとき」(20代・群馬県)
「人の恋愛話をきいたとき」(30代・東京都)
「『好きな人誰?』って言われたとき」(20代・山形県)
長い間恋愛から遠ざかっていると、人を好きになる気持ちを忘れてしまうことも。なかには、今までの人生で一度も誰かに恋をしたことがない…という人もいるようです。
友人が恋バナで盛り上がっているときに、自分から話せるようなネタは何もない…という経験をしたことがある人もいるでしょう。本気で好きだと思えるような人に出会えること自体が、奇跡のようなことなのかもしれませんね。
相手の嫌な部分がみえたとき
「酷いことされたとき」(20代・埼玉県)
「疲れているとき、会うよりもひとりになりたいと思った」(30代・東京都)
完璧な人間などいないとわかってはいても、好きな人や彼氏の嫌な一面を目にしたら、思わず「もう好きじゃないかも」と感じてしまうことはありえます。嫌だと感じたポイントが、自分にとって絶対に許せないような部分だった場合はなおさらです。
相手に悪意があるのなら話は別ですが、そうでない場合、価値観の違いをまのあたりにして驚くケースもあるでしょう。価値観の違いは、〝別れの理由ランキング〟でも一位になっています。「本当に好きかどうかわからない」ような相手と恋人でい続けることは、多くの人にとって苦痛なのでしょう。
【好きか確かめる】本当に好きな人にしかしないことは?

今度は、「本当に好きな人にしかしないこと」について女性にアンケート。相手を心から想っていなければできないような行動について、たくさんの回答が寄せられています。
プライベートな自分をみせる
「過去を打ち明ける」(30代・愛知県)
「自分の秘密を打ち明ける」(30代・愛知県)
「好きな人にしか自分の話をしません」(30代・東京都)
「素を見せる」(20代・大阪府)
「すっぴんを見せる」(30代・宮城県)
「より内面的な話をする」(30代・東京都)
外見的にも内面的にも、〝飾らない本当の自分の姿〟を見せようと思えるのは、相手を本当に好きだからこそ。どうでもいい相手に対して、「ありのままの自分をぜひ知ってほしい!」とはなかなか思いませんよね。
人に話すのがはばかれるような考え方や過去の話、メイクをとって髪をまとめたラフな姿、プライベートな相談など、特別な自分を開示できるような相手のことは、本当に好きである場合が多いでしょう。
照れる・恥ずかしがる
「目を見て話せない、おはようの挨拶をとびきり笑顔でする」(30代・奈良県)
「目を合わせられない」(30代・広島県)
「顔を赤らめる」(30代・大阪府)
「恥ずかしがる」(30代・福岡県)
「照れたり動揺すること」(30代・大阪府)
「話すときに照れくさそうにしてしまうこと」(30代・埼玉県)
「そっけない態度をとってしまう」(30代・神奈川県)
本当に好きな人を前にすると、その魅力にやられてしまいぎこちない態度になるという声も。目を合わせれば恥ずかしい気持ちになり、声を聞けばドキドキし、距離が近づけば緊張し…という、恋のパニックに陥る人もいそうですね。
目を合わせられないという人も多いいっぽうで、女性は本当に好きな人にたいして、アイコンタクトを意識しているというアンケート結果もあります。男性は女性と目が合わないように感じたら、それが照れているだけの「好き避け」なのか、「嫌い避け」なのかを見分ける必要がありそうです。
優しく明るい態度で接する
「助けたり褒めたりする」(20代・大阪府)
「よく笑う」(30代・兵庫県)
「興味ない話でも、ちゃんと話を聞いて興味があるようにする」(30代・広島県)
「愛想よく話しかける」(20代・埼玉県)
「声が1オクターブ上がる。 ボディタッチする。 足が好きな人に向く。 連絡をまめにする」(30代・群馬県)
「笑顔、いつも相手の味方になる」(30代・東京都)
「距離の近さ。本当に好きなら接近距離でも平気」(30代・東京都)
本当に好きな人の前では、うれしくて笑顔になるという意見が多く寄せられました。笑顔には人をより魅力的にみせ、相手に好感を与える力があります。コミュニケーションを円滑にする手段でもあるので、本当に好きな人を前にしたらぜひ笑顔でいたいものですね。
また、ほかの人に対してより優しく接したくなるという意見もありました。本当に好きな人が困っていたら、助けたくなったり、心配になったりする人は多いようです。
甘える
「甘える」(30代・茨城県)
「甘える」(30代・奈良県)
本当に好きな人に対しては、甘えたい気持ちが思わず態度に出てしまうという人も。彼に頼りたい・守られたいという気持ちが強い人は、かわいらしい自分を演出する意味でも甘えたくなりそうです。
実際、好きな人に甘えられると悪い気はしないという男性は多いとのこと。両想いの確信があったり、すでにお付き合いをしていたりするのなら、お互いが〝本当に好きな人同士〟ということで問題ないでしょう。
デートをする
「積極的にご飯に誘う」(30代・埼玉県)
「ふたりで飲みに行く」(30代・神奈川県)
「デート」(30代・神奈川県)
普段は受け身な女性であったとしても、本当に好きな人相手なら話は別…という場合も。自ら積極的にデートのお誘いをしたり、ふたりきりの時間を過ごすために行動を起こすこともあるようです。
恋愛は男性からアプローチしエスコートすべきもの…なんて風潮は、令和の時代にはナンセンス。自ら好意をアピールして、男性をリードする女性も珍しくはありませんからね。
たとえ興味のない女性からのお誘いだったとしても、「デートに誘われたらとりあえず行く」という男性は非常に多いです。好きな人がなかなか誘ってくれないときには、勇気を出して自分から声をかけるのもアリですよ!
連絡がマメになる
「おはようのLINEをする」(20代・神奈川県)
「早めにレスポンスする、自分から積極的に話しかけたりコミュニケーションをとる」(20代・東京都)
「こちらからLINEを送る。バレンタインデーにチョコレートを贈る」(30代・東京都)
「こまめにLINEを送る」(20代・山形県)
本当に好きな人とは、直接会ってコミュニケーションをとるだけでなく、LINEや電話などでもやりとりが増える傾向が。積極的にお互いのことを知ろうとするのは、相手に興味があるからこそです。「できるだけ早めに返信して、少しでも多くやりとりをしたい!」という人もいるでしょう。
いっぽうで、本当に好きな人相手にはあえて返信速度を遅らせるという人もいます。恋の駆け引きの一環ですが、脈のない相手を振り向かせたり、気持ちを確かめたりするのには効果がありそうです。
愛情表現をする
「抱きつく」(30代・東京都)
「抱きつく」(20代・大阪府)
「自分から愛情表現をする」(30代・大分県)
「『好き』という」(30代・宮城県)
心から大切に想う気持ちを、行動や発言で示すことって大事ですよね。たとえ気恥ずかしくとも、今更感があったとしても、「あなたのことが大好きだよ」という気持ちをあえて態度に出せるのは、相手を本当に好きだからではないでしょうか。
ハグやキス、「大好きだよ」という言葉でまっすぐな愛を伝えれば、伝えられる側もうれしい気持ちになってくれるかも。長年一緒にいるような彼氏や夫に対しても、臆さず愛情表現ができるようなカップルでいられたら、この先も末永く一緒にいられそうです。
よく話す
「話しかける」(30代・東京都)
「いろいろ質問する、自分のことを話す」(30代・広島県)
「質問をする」(20代・長野県)
相手のことをもっと知りたいと思ったり、反対に自分のことをもっと知ってほしいと感じたり。コミュニケーションを通じて相互理解を求める気持ちも、相手を本当に好きだからこそ生まれるものでしょう。
積極的に話しかけて質問をするというのも、それだけ相手について詳しくなりたい・情報を得たいという気持ちのあらわれ。本当に好きな人に対しては、コミュニケーションの機会を増やそうとする女性が多いようです。
自分をよく見せようとする
「ぶりっこ」(30代・新潟県)
「無駄なことを話さないように気をつける」(30代・岐阜県)
「相手に色々なことを合わせること。自由に過ごしたいタイプなので、時間や場所を合わせるのは本当に好きな相手だけです」(30代・北海道)
「とにかく尽くす」(20代・埼玉県)
「その人が求めることすべてに応える」(20代・茨城県)
「その人のためにお金や時間を積極的に使う」(30代・東京都)
誰だって、本当に好きな人に嫌われたくはありませんよね。自分のことを好きになってほしいという気持ちから、なにかと相手に尽くしたり、合わせたりする人も多いようです。
好かれるために相手の望み通りにふるまうことも、ときにはアピールの手段として有効でしょう。お金や時間を自分のために使ってくれる相手を、疎ましく思う人はそうそういないはず。
しかし、好かれたいからといって、自分が無理をしてまで相手に合わせすぎていくと、それこそ「本当に好きってどんな状態だっけ?」という思考の沼に落ちかねません。あくまでも、自分が楽しいと思い喜びを感じられるような範囲にとどめるのが◎。
ときには怒る
「怒る、叱る、注意すること」(30代・北海道)
怒りの感情を本気でぶつけられるのは、本当に好きな人相手だけ…という回答も。
ほかの相手に対しては、怒りを感じるようなことをされた時点で、距離をおいたり関わるのをやめたりする人もいるでしょう。自分の感情をさらけ出して相手にぶつかるよりも前に、「まぁどうでもいいや」「関わるだけ無駄」と、気持ちが冷めてもおかしくはありません。
ですが、本当に好きな人には、「これから先も関わっていたい」という気持ちから、直してほしいところを指摘したり、喧嘩を覚悟してでも自分の考えを伝えたり…と、相手に向き合おうとするものです。特に結婚を視野に入れて付き合っている相手や、すでに結婚し夫婦となっているようなパートナーに対しては、そうせざるをえないことも。
注意されたり怒られたりした側も、「自分を否定された」と不機嫌になるのではなく、「それくらい自分と本気で向き合ってくれている」という事実に目を向けることが大事ですね。〝言われるうちが華〟とは、こういうことなのでしょう。
本当に好きな人ができないときの対処法

誰かと本気で恋をしてみたい、本当に好きな人をつくりたい…そんな想いを抱えながらも、いいお相手と巡り合えず悩んでいる人もいれば、気にすることなく恋愛以外のことを楽しんでいる人もいます。
ここでは女性100人に、「本当に好きな人ができないときはどうするか」聞いてみました。
そのまま過ごす
「そのままでいい」(20代・山形県)
「そのままでいいと思う」(30代・大阪府)
「何もしない」(30代・奈良県)
「何もしなくていいと思う」(30代・東京都)
「無理に決まった人を選ぼうとせず、自由に気軽に恋愛を楽しめればいいと思う。そのうちに心から大好きな人と巡り会うはず」(30代・大分県)
「気にしなくていい」(20代・神奈川県)
「特に何もせず、時間に任せる」(20代・東京都)
「特別に何かをする必要はないと思う。そうした人ができないという事実と現状を受け止めるだけで十分なのではないだろうか」(30代・北海道)
「好きになって貰う努力」(20代・広島県)
意外にも、もっとも多かった回答は「特に何もしない」というもの。本当に好きな人が出来ないことを、焦ったり悩んだりする必要はないと考える人が多いようです。
出会いも、恋愛も、相手の存在がなければ起こりえない経験です。本当に好きだと感じられるような運命の相手に出会えるのは、案外、まったく関係のない趣味や旅行に時間を使っているときかもしれませんからね。出会おうとしたら出会えるというものでもないので、まずは自分の人生を楽しむが吉ともいえます。
人との出会いを増やす
「とにかくたくさんの人と出会い関わって、まずは自分に合う人を見つけるしかないと思う」(30代・東京都)
「とにかく行動範囲を広げる」(30代・千葉県)
「色々な人と出会う機会をつくる」(30代・東京都)
「出会いの場に行く」(30代・広島県)
「出会いを増やす」(30代・北海道)
「いろんな人に会ってみる」(30代・東京都)
「出会いの場にたくさん顔を出す」(20代・埼玉県)
「色んな人と出会えるように交友関係を広める」(20代・茨城県)
「ちょっと気になる」「いいかもしれない」「好きになれそう」…これくらいの相手では、〝本当に好きな人〟になれるかどうかはわかりません。心から大好きだと胸をはっていえるような相手と出会うためにはまず、出会いの母数を増やし、選択肢を多くすることが大切です。
いろいろな人と関わることで、今までとは違うコミュニティに属したり、誰かを紹介してもらったりするきっかけが得られます。結果として、初めて関わるようなタイプの人や、自分ひとりで過ごしているだけでは出会うことができないような人ともお知り合いになれるかも。
マッチングアプリや結婚相談所を使う手も…?
「マッチングアプリに登録して出会いをさがす。結婚願望があるなら結婚相談所に登録して、頑張ること」(20代・埼玉県)
「マチアプ」(30代・宮城県)
人との出会いを増やす手段のひとつとして、マッチングアプリについて回答してくれた人も。
世はマッチングアプリ戦国時代。アプリを通じて彼氏をつくったり、結婚相手を見つけたりする人はどんどん増えているようです。「なかなか本気で好きな人ができない」と悩んでいる人は、一度挑戦してみるのもひとつの手。
焦らずに待つ
「自然に待つ」(30代・東京都)
「自然の流れに身をまかせる」(30代・新潟県)
「時の流れやタイミングに任せる」(30代・長崎県)
「何もせず、焦らずに待つとよいと思います」(30代・宮城県)
「焦らず待つ」(20代・神奈川県)
「焦らないようにする」(20代・福岡県)
「焦らず目の前のことに集中する、いつも機嫌よく過ごすことに努める」(30代・奈良県)
「焦ることはないと思う」(30代・東京都)
「待つ、諦める」(20代・新潟県)
「時が経つのを待つ」(30代・神奈川県)
「無理につくろうとしないこと。いなくても楽しく過ごしていると、出会いはあると思います」(30代・北海道)
自分から行動を起こすより、「果報は寝て待て」派の人もいます。「いつかは王子様が迎えにきてくれるかも」と夢見がちに考えているわけではなく、現実的に、〝本当に好きな人はつくろうと思ってつくれるものではない〟と考えているようにみえますね。なかには仕事や趣味に忙しく、あえて恋愛のために行動するのは難しい…という人もいるでしょう。
なにごとも、焦りは禁物です。ときには自分らしさを大切に、運命の流れに身を任せることも大事なのかも。いっそ「諦める」と回答してくれた人もいますが、案外それくらいのスタンスでいたほうが、ふとしたときにいい出会いを掴む…なんてこともあるかもしれませんね。
ひとりの時間を楽しむ
「今やりたいこと、好きなことをとことんやる」(30代・愛知県)
「趣味に没頭する」(30代・東京都)
「旅に出る」(30代・東京都)
「自分の生活を楽しむ」(30代・埼玉県)
「自分の趣味に没頭する」(30代・福岡県)
誰にも邪魔されることなく趣味を楽しめるのも、本当に好きな人がおらず、恋愛に心乱されることのない状況ならではです。ここぞとばかりに好きなことをして、好きな場所へ行き、自由を謳歌できるのはうれしいですよね。
そうやって自分らしく人生を楽しむ姿を魅力的に想ってくれた人が、あなたにとっても「本当に好きな人」になる可能性はあります。いきいきと好きなことをして輝いているあなたは、きっと魅力的なはず。
自分磨きをする
「自分を磨いてみる」(20代・大阪府)
「自分磨き」(30代・石川県)
「自分磨き」(30代・兵庫県)
「自分の内面を磨く」(30代・東京都)
「自分の行動や言動、考え方を変える」(30代・福岡県)
「自分の性格とか生活習慣を変える」(20代・東京都)
「まず、自分のことを好きになりそれから近くにいる人と、自分どっちが好きか考える」(30代・群馬県)
自分磨きには終わりがありません。外見も内面も、磨いたら磨いたぶんだけ魅力的になれるはず。結果的に、自分が本当に好きになれるような魅力的な人を惹き寄せ、出会いのきっかけを得られるかも。
ダイエットやヘアチェンジなど、外見に関する自分磨きは特に効果的なようです。第一印象は恋愛においても大きな意味をもつものなので、見た目の印象をよくするための自分磨きは、恋愛や出会いに繋がりやすいでしょう。
効果的な自分磨きについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
恋愛のモチベーションを上げる
「恋愛系のドラマや映画を観る」(30代・大阪府)
好きな人をつくるためには、自分の頭を〝恋愛モード〟に切り替えることが大事です。どれだけ素敵な人がいたとしても、恋愛スイッチがオフになっている状態では、「どうせ彼女いるでしょ…」「好きになったところで疲れる」と感じるなど、なかなかポジティブに出会いを受け止められないかも。
恋愛スイッチをオンにするためには、ラブをテーマにしたドラマや映画・小説・漫画などで、自分のなかの恋愛感度を高めると◎。「私もこんな素敵な恋がしたい」「こんなかっこいい人と出会えるように頑張ろう」「私だったらこんな人と付き合わないけどなぁ…もっと素敵な人がいい!」と、少しでも作品から得られるものがあればじゅうぶんですよ。
下記記事を参考に、気になる作品をぜひチェックしてみましょう。
「本当に好きな人」か見極める方法とは? Q&A

「本当に好き」なのかそうじゃないのか、頭ではなんとなくわかっていても、自分の気持ちは正直よくわからない…そんな人におくるQ&A。
本当に好きな人を見極めるための、チェックポイントについてご紹介します。
A.「好き」の気持ちが「愛」となり、やがてそれが「家族愛」になったとしてもおかしくはないはず。結婚を望む気持ちが自分のなかにあるのなら、彼への想いにかんする自己分析をしてみましょう。
結婚をすれば、お互いただの恋人同士ではいられなくなります。家族として、場合によっては親として、入籍前には考えられなかったような悩みや問題をふたりで乗り越えていく必要があるはず。
すでに家族のような空気感のふたりであれば、ある意味その点は順応しやすいかもしれませんね。悪いことばかりではありませんので、「本当の〝好き〟かわからないから結婚しない」と結論づけるのは早急かも。
まずは下記を参考に、彼のことを本当に好きかどうかチェックしてみましょう。
◆離れているときに相手のことを考えるか
本当に好きな人のことは、何をしていてもふと思い浮かべてしまうもの。相手のことを考える時間が多いなら、心から好きな気持ちがあるといってよさそうです。美味しいものを食べたときや、面白いものを見つけたとき、「彼に伝えよう」「今度会ったら話そう」と、相手のことが思い浮かぶのもいい傾向ですね。
◆相手の欠点を受け入れられるか
一生涯添い遂げたい相手に短所があるとき、自分がそれを受け入れられるかどうかも大切なポイント。価値観の違いは誰にでもありえるので、違いが自分のなかで許せる範囲かどうかが大事です。致命的に許せないことでないのなら、まずは受け入れてみるというのもひとつの手。
◆一緒にいて楽しいと思うか
長く一緒にいるためには、ともに過ごす時間が楽しかったり、居心地がよかったりすることが大事ですね。自分らしくいられる相手かどうかも、重要なポイントのひとつです。
◆つらいときに思い浮かぶか
つらいときに頼りにしたいと思えるなら、相手を信頼しているということかもしれません。信頼できるかどうかも、本当に好きな人かどうかを見極める大切なポイントです。
◆相手の幸せを考えられるか
たとえ自分が何かを負担してでも、ときには希望に添えなくとも、相手に「幸せになってほしい」という気持ちがあるのなら、それは心から大切に思っているからこそのものです。あるいは、「自分が幸せにしてあげたい」と思えるかどうかも重要ですね。お互いにそう想いあえたなら、きっとふたりで幸せになれるでしょう。
結婚相手に求める条件や判断基準は人それぞれです。どうしても不安な場合は、こちらの記事を参考に、本当に好きな人との結婚について考えてみては。
Q.いい感じの彼とお付き合いできたらと思っています。私のことを本当に好きになってもらうためにはどうしたらいいですか?
A.異性として、恋愛対象としてというより、人としての深い愛情を抱いてもらえるよう信頼関係を築きましょう。「ほかのどの女性とも違う特別な存在」になることで、彼の本当に好きな人になれる未来も近づくはず。彼にとって、かけがえのない唯一無二の女性を目指すのが◎。
とあるアンケートによれば、既婚女性の6割は、運命の人と結婚できたという実感をいだいているそうです。生涯を共にしたいと思えるのは、運命を感じるほどの本当に好きな人…他の誰とも違う唯一無二の特別な存在だという人が多いのでしょう。
自分が〝本当に好きな人に本当に好かれる〟ためにはやはり、ほかの人とは違う特別な魅力を感じさせることが大事です。あなたの魅力を感じてもらうだけでなく、運命を思わせるほどの特別感を抱いてもらうために、相互理解を深めつつ自分を磨く方法をまとめました。
◆お互いのことをよく知ろうとする
第一印象だけで判断せず、より深くお互いのことを知るための時間を設けましょう。ふたりきりだと緊張してしまうのであれば、複数名で会うのもおすすめ。グループデートや大人数での飲み会などで、気の利く一面や、他の人とは違う個性などを見出してもらえるかも。反対にこちらも、相手の意外な一面を目にできる可能性があります。
◆自分を見つめなおす
人を好きになると気分が高揚して、冷静な判断ができなくなる場合もありますよね。そんなときは少し落ち着いて、自分を見つめ直すことも必要です。「今のファッションは自分を魅力的にみせてくれているだろうか」「彼の好みから外れすぎていないだろうか」「もっと好かれるためにできることはなんだろう」と内省して、本当に好かれるためのベストを模索しましょう。
◆相手との共通点を増やす
多くの人は、自分に似た部分の多い人に好感を抱きやすい一面があるようです。これを〝類似性の法則〟といいます。彼が好きなアーティストの曲を聴いたり、ファッションのテイストを合わせてみたり、恋愛スタンスを寄せて「付き合ったらうまくいきそう」な感じを演出してみたり…共通点が多いことをアピールできるよう、それとなく相手の好みをチェックしていきましょう。
◆告白させるように仕向ける
相手が自分に惚れこんでいるようであれば、告白させるように仕向けるという手もあります。勇気を出して自ら告白してくれたとあらば、こちらも「彼には本当に好かれているはず」という実感を得やすいですよね。
告白させるように誘導するテクニックについては、こちらの記事でもまとめています。すでにじゅうぶんな脈ありサインを感じており両想いの予感がするのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
態度が変わるのは本当に好きな証
本当に好きな人への態度は、人によってさまざま。目が見られなくなったり冷たくしてしまったり…まるで〝好き避け〟のように素直になれないといった意見から、笑顔になり優しく接するというポジティブな意見まで、いろいろな回答が寄せられました。
いずれにしても、本当に好きな人の前では、他の人とは違う特別な接し方になることが多いようですね。片思いの状態なのか、それとも付き合っているのか、関係性の深さでも変わっていく部分かもしれません。
「相手のことを本当に好きなのかわからない」と悩んでいる人は、一度冷静に自分の気持ちを見つめなおしてみましょう。相手と真摯に向き合いつつ、自分の気持ちとも向き合えばきっと、「本当に好き」とはどういう状態なのか…自分なりの答えがきっと見つかるはずです。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。